久留米工業高等専門学校 産学民連携テクノセンター

テクノネット久留米の概要

テクノネット久留米設立趣意書  

 

 久留米工業高等専門学校(以下「久留米高専」という。)は、昭和14年に設立された旧制の久留米高等工業学校を前身とし、昭和33年には我が国初の全日制の国立工業短期大学になるなどの変遷を経て、現在の高等専門学校となりました。この間、70余年にわたり、約1万2千人の優れた人材を産業界に送り出してこられました。

 久留米高専は実践的・創造的技術者の育成を目指した高等教育機関として、教育理念である「自立の精神と創造性に富み、広い視野と豊かな心を兼ね備えた社会に貢献できる技術者の育成」はもとより「地域社会への貢献」を大きな柱として、平成12年4月には「産学民連携推進センター」を設置し、さらには平成22年2月、テクノセンター棟の竣工を機に「産学民連携テクノセンター」と名称を変更して、新たに地域社会と連携した教育研究活動が展開できる拠点の整備と組織化が行われました。

 この産学民連携テクノセンターを中心に、企業等との共同研究、受託研究、技術相談の実施や各種セミナーの開催など地域産業界へ積極的に情報を提供されるとともに、公開講座、理科教育支援、講演会の開催など生涯学習の分野においても活発な活動を続けております。

 また、平成21年12月には久留米市内5つの高等教育機関(久留米大学・久留米工業大学・聖マリア学院大学・久留米信愛女学院短期大学・久留米高専)の連携による「高等教育コンソーシアム久留米」の設立に参加されるなど、地域の振興・発展及び教育研究の充実を図るための久留米高専のこれまでにおける取り組みは、地域の発展に資するところが大きく、地域に密着した存在として誠に心強い限りであります。

 しかし、科学技術創造立国の実現に向けた地域振興として、この福岡県及び佐賀県における産業のさらなる発展、地域の人材の育成や地場産業の高度化、産業力強化のための研究開発の推進を期するためには、久留米高専の地域連携活動の一層の強化が不可欠であり、産官学民が一体となることはもとより、久留米高専の持つ「歴史と伝統」に培われた約1万2千人の卒業された諸先輩方とも協力し「人・知・物」的資源を地域に還元し、久留米高専と地域社会及び地域産業界が緊密な連携をとっていくことが今まで以上に必要であると考えられます。

 つきましては、久留米高専と地域産業界等との連携・交流を深めることにより、地域産業の発展に寄与するとともに、久留米高専の教育研究の振興を図ることを目的に、テクノネット久留米の設立を計画いたしました。

 何卒、設立の趣旨をご理解いただき、格別のご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 平成24年8月吉日

  テクノネット久留米

  設立発起人   石丸 茂夫 (日米ゴム株式会社 代表取締役社長)

          武井 邦雄 (武井電機工業株式会社 代表取締役社長)

          津福 啓二 (津福工業株式会社 会長)

          穴見 英三 (久留米商工会議所 専務理事)