久留米工業高等専門学校 産学民連携テクノセンター

生物応用化学科 辻豊

顔写真 研究者情報
研究者情報PDF 研究者情報PDF研究者情報PDF
研究シーズPDF 研究シーズPDF研究シーズPDF
氏名(日本語) 辻  豊
氏名(英語) TSUJI Yutaka
学位 博士(理学)
所属(日本語) 生物応用化学科
所属(英語) Dept. of Biochemistry and Applied Chemistry
専門分野(日本語) 有機化学
専門分野(英語) Organic Chemistry
主な研究業績

[1] FIRST DETECTION A SILICIC ACID COMPLEX WITH A CATECHOL DERIVAATIVE UNDER NATURAL CONDITIONS Chemistry Letters, Vol. 37, pp1168-1169 (2008).)
[2] WHEN DOES AN INTERMEDIATE BECOME A TRANSITION STATE? DEGENERATE ISOMERIZATION WITHOUT COMPETING RACEMIZATION DURING SOLVOLYSIS OF (S)-1-(3-NITROPHENYL)ETHYL TOSYLATE (Journal of the American Chemical Society, Vol. 128, 17139-17145 (2006).)
[3] REACTION OF ION-PAIR INTERMEDIATES OF SOLVOLYSIS (The Chemical Record, Vol. 5, 94-106 (2005).)
[4] SCRAMBLING OF OXGEN-18 DURING THE “BORDERLINE” SOLVOLYSIS OF 1-(3-NITROPHENYL)ETHYL TOSYLATE (Organic Letters, Vol. 6,  3633-3636 (2004).)

コメント

我々の身の回りの物質は色々な変化をしています.その変化の過程を調べる研究をしています.特に有機化合物のある部分が別の構造に置き換わるときに,生成する不安定な中間体(炭素陽イオン)がどのような挙動をしているのかについて調べています.基礎的な研究なので,直接私たちの生活に役に立つということはありません.しかし,そこから得られた考え方は,新しい物質をつくったり,新しい物質の構造からその性質を予測したりするのに役に立ちます.

研究キーワード

有機化学,反応機構,有機合成

研究シーズタイトル

脂肪族炭化水素の求核置換反応における機構の解明

研究シーズ概要

基礎的な研究なので,直接何かに役立つと言うことはありませんが,広く「化学」をカバーしています.「化学」に関することでしたら,ご相談ください.