久留米工業高等専門学校 産学民連携テクノセンター

電気電子工学科 越地尚宏

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氏名(日本語) 越地 尚宏
氏名(英語) KOSHIJI Naohiro
学位 博士(理学)
所属(日本語) 電気電子工学科
所属(英語) Dept. of Electrical and Electronic Engineering
専門分野(日本語) 物性物理学
専門分野(英語) Condensed Matter Physics
主な研究業績

[1] Structural Study of Ordering in the Normal Commensurate Transition of
{N(CH3)4}2MnCl4 –Models and Adaptation– (Journal of the Physical Society of Japan 2011)
[2] 新しいX線発生機構を備えた可搬型蛍光X線分析装置の開発 (2007 ~ )
[3] 多様な双方向性及びPBL観点を主眼にした実験ノートを核とする実験指導に関する研究(2011 ~ )
[4] SPPプログラム(JST:科学技術振興機構)等を通しての地域の理科教育の支援(2003 ~ )

コメント

 上記1のテーマは硫安系強誘電体とよばれA2BX4型と表記される一連の物質群について,山口大学理学部と共同で,細かな温度刻みによる各温度でのX線構造解析を行い,その相転移機構を構造的見地から調査している.
 2のテーマは,科研費(挑戦的萌芽研究)の支援のもと,従来とは全く異なったX線発生機構をもつX線源と火星探査機に搭載された小型X線検出器の組み合わせにより,装置に可搬性を持たせ,壁画など実験室に持ち込めない分析対象物の蛍光X線分析を目指している.
 3のテーマも2と同様に科研費(挑戦的萌芽研究)の支援のもと,技術者に必修の実験ノートについて,その有効な指導手法その他について実証研究を行っている.

研究キーワード

強誘電体,X線結晶構造解析,変位型相転移,無秩序―秩序型相転移,可搬型蛍光X線分析装置、実験ノート