公開講座「青銅鏡を作製しよう!」を開催

令和元年8月10日(土)、久留米高専において公開講座「青銅鏡を作製しよう!」を開催しました。

講座の冒頭では、材料システム工学科で学ぶことの説明や、青銅とはどういったものなのか、どうやって青銅から鏡を作るのかを、歴史的建造物を例に解説しました。

受講生は、本校教員や技術職員、学生スタッフのサポートを受け、黙々と作業に没頭していました。自分たちが作った砂型に溶けた青銅を流し込む場面では、初めて目にする「鋳造」の様子を、固唾をのんで眺めていました。
青銅鏡作製の最終工程であり、鏡の出来を左右する「研磨」では、受講生は無心になって自分の青銅鏡を磨き続けていました。

本公開講座は、共催:日本金属学会九州支部、後援:日本鉄鋼協会九州支部、日本鋳造工学会九州支部、久留米学術研究都市づくり推進協議会のご協力のもと、本校の材料システム工学科主催により開催しました。

 

学科の説明をする川上教授 砂型作りの様子
受講生作の青銅鏡の型 鋳造の様子
溶けた青銅と砂型 研磨の様子
学生スタッフによるサポート 講座終了後の様子

 

<本件担当>
総務課総務係
0942-35-9430

公開講座「化学への招待~楽しい生物・化学教室~」を開催しました

令和元年8月9日(金)、久留米高専において公開講座「化学への招待~楽しい生物・化学教室~」を開催しました。

今年度も定員を大きく上回る応募があり、抽選の結果、25名の小中学生が様々な生物・化学の講座に参加しました。

化学実験では、色素の変化や発光の様子を観察しました。発光の実験では、薬品を混ぜることで発光と消光を繰り返す様子を、受講生は興味深げに観察していました。また、日常に隠れた光を探す実験では、ハガキや封筒、紙幣、その他さまざまなものに隠された光を、特殊なライトを使って浮かび上がらせて観察しました。

生物講座では、植物の葉脈だけを取り出し、観察した後、取り出した葉脈を標本にしたしおりを作成しました。

講座の最後には受講生全員に修了証書が授与されました。

本公開講座は、久留米学術研究都市づくり推進協議会の後援のもと、本校の生物応用化学科主催により開催しました。

 

本校の特色を説明する石井教授 色の変化を観察する実験の様子
発光実験の様子 葉脈標本づくりの様子
取り出した葉脈に色をつける様子 完成した葉脈標本のしおり
修了証書授与の様子① 修了証書授与の様子②

 

<本件担当>
総務課総務係
0942-35-9430