平成26(2014)年度
学生寮でヘルスチェックキャンペーンを開催
久留米高専学生寮では、去る5月8日(木)11時30分〜14時の間に、学生寮の食堂業務を委託
している株式会社魚国総本社九州支社の協力を得て、ヘルスチェックキャンペーンを開催しました。
キャンペーンには寮生約50名が参加し、肌水分の測定、骨の健康度測定に加え、交感神経・
副交感神経を測定する機器を利用してストレス度チェックを受けました。
測定結果を踏まえて、参加した寮生たちは、食事と健康についてのアドバイスを興味深く受けてい
ました。
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ヘルスチェックキャンペーンの様子
平成26(2014)年度
ものづくり教育センター開所式を開催
久留米高専は、去る4月23日(水)に「ものづくり教育センター」開所式を行いました。
同センターは、老朽化した機械工作工場,機械実験室及び電気・生化実験室を全面改修した
もので、学生の安全性を最優先に、手書製図の環境を整備した創造デザイン室及び3Dプリンタ・
プログラム制御のフライスを導入した造形実習室等を配置しました。
開所式では、上田孝校長、石丸茂夫テクノネット久留米会長の挨拶、和泉直志教務主事のセ
ンター概要説明の後、吉冨俊之技術長、専攻科2年の山本悠君、生物応用化学科5年岩永
千里さんが加わり春の陽気の中テープカットが行われました。
続いて参加者によるセンター見学が行われ、各実験室等の担当者が部屋の構造や新規に導入
された実験機器等の説明を行いました。
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ものづくり教育センター開所式及び見学会の様子
平成26(2014)年度
学生寮で春の寮祭を開催
4月19日(土)、学生寮にて春の寮祭を開催しました。
今回は、外国人留学生や体験入寮生を含む筑水寮とつつじ寮の寮生約150名が参加しました。
昼間はスポーツで汗を流し、夕方からはバーベキューをしながら寮生同士の交流を深めました。
寮生会文化委員長である坂本 衛君(電気電子工学科4年)をはじめ寮生会文化委員のお世話に
より、参加者たちは、賑やかで楽しい一時を過ごしました。
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春の寮祭の様子
平成26(2014)年度
学生寮にて避難訓練を実施
学生寮では、4月17日 (木)放課後、避難訓練を実施しました。
今回は、学生寮の避難経路、集合場所、点呼方法の確認を行い、地震により倒壊などの恐れ
があり、危険であると想定して、避難場所である小森野校区コミュニティーセンターに避難しま
した。
材料工学科3年の谷光 大成消防副隊長を先頭に、訓練時在寮していた寮生93名(筑水寮
75名、つつじ寮18名)は、夕方のラッシュアワーの時間帯にもかかわらず整然と移動し、
避難命令を伝える寮内放送から30分後には、小森野校区コミュニティーセンターに到着し、
点呼により全員無事を確認しました。
今回の訓練で、非常時の避難場所、避難経路、避難方法を確認することができました。
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(左から)筑水寮玄関前で点呼を受けている寮生, 避難場所へ向かう寮生,小森野コミュニティーセンターで全員の無事を確認
平成26(2014)年度
学生寮にて対面式を開催
4月8日(火)夕食時に、学生寮の対面式を開催しました。
筑水寮には37名、つつじ寮には7名、さらにマレーシア、インドネシアからの3名の留学生
を迎え、新たに47名が加わった寮生の総数は177名となりました。
期待と不安に胸を膨らませた新入生を迎えるにあたり、泉本英次寮務主事から、「大勢の
集団生活となるので、ホテルのようなサービスを期待したり、アパートのような自由きままな
生活を望んではならない。暮らしやすい寮となるよう、寮生ひとりひとりが、規律正しい生活
を送ることを期待する」との話があり、新寮長の堀 尊嗣君(機械工学科4年)からは「一日
でも早く久留米高専に慣れるよう、寮生会は喜んで応援したい」という挨拶がありました。
また、今年度で2年目に入る寮務主事室の教員(中尾、松本、谷、米永)が紹介され、
最後に、寮生活を楽しいものに、より有意義なものにするため、全員で協力して素晴らしい
寮を作り上げていこうと誓い合いました。
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対面式の様子
平成26(2014)年度
平成26年度入学式を挙行
平成26年4月7日(月)、本校第一体育館において平成26年度入学式が挙行され、本科206名、
編入生3名、専攻科30名とその保護者の方々が出席しました。
式では、上田校長から入学許可宣言が行われ、本科新入生代表、編入生代表、専攻科新入
生代表の順に誓詞が述べられました。
続いて校長告辞では、「卒業というゴールに向かって、自分自身を磨き続けることが必要」
との言葉がありました。
式終了後、主事、学科長、担任の紹介が行われ、新入生たちはこれからはじまる高専生活に
期待と不安、緊張の面持ちで出席していました。
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本科新入生代表による誓詞
平成25(2013)年度
平成25年度卒業式・修了式を挙行
平成26年3月17日(月)、本校第一体育館において平成25年度卒業式・修了式が挙行
され、本科198名の卒業生、専攻科34名の修了生とその保護者の方々が出席しました。
式は、卒業生・修了生の氏名が一人ひとり読み上げられ、校長告辞では、「利他の心を持って、
他者や社会の利益を考えながら、人生の荒波を乗り越えてほしい」との話があり、次に来賓挨拶
と進み、厳粛な雰囲気の中で終了しました。
会場では引き続き、表彰式が行われ、在学中に勉学、課外活動等において優秀な成績を収めた
学生に表彰状が授与されました。
式終了後は、各学科、専攻に分かれ教室へ移動し、担任から各人に卒業証書・修了証書が
授与され、昼過ぎからは第二体育館において壮行会を行い、卒業生・修了生・保護者・教職員ら
が食事を供にしながら、本科卒業・専攻修了を祝いました。
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(左から)校長告辞、卒業・修了生たち、専攻科生へ修了証書の授与
平成25(2013)年度
ビジネスマナー講習会を開催
2月21日(金)13時〜14時30分、本校のD1教室において、学生食堂の業務を委託している
株式会社魚国総本社九州支社の協力を得て、田川 剛氏(同社熊本ブロックリーダー)を講師
として迎え、ビジネスマナー講習会を開催しました。
今回は就職活動支援を目的としたもので、これから就職活動を始める4年生の希望者42名が
ビジネススーツの着方、お辞儀の仕方、敬語の正しい使い方、メールに関する礼儀、面接時の
注意点などを真剣に学んでいました。
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着席姿勢の指導、お辞儀の指導
平成25(2013)年度
久留米テクノブリッジに出展
久留米高専は、去る2月28日(金)に久留米ビジネスプラザで開催された「久留米テクノブリッ
ジ」元気な長寿社会に向けて〜知財を活かしてビジネスチャンス〜(九州経済産業局、久留米市
等主催)に出展し、地域連携活動の取り組みに関するポスタ−の展示を行いました。
この久留米テクノブリッジは、全国から集められた優れた特許技術の発表及びその技術を地元
企業と地域資源の架け橋とする場として毎年開催されているもので、会場に設けられた展示
ブースでは、地域連携活動の取組として藤田雅俊教授(本校機械工学科)の「シリコーンゴムの素材
特性を活かした日用商品化のデザイン開発」を紹介し、興味を持った企業関係者の方々が熱心
に見入っていました。
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久留米テクノブリッジ出展の様子
平成25(2013)年度
高専機構上月理事が本校を視察
国立高等専門学校機構の上月理事が、去る1月31日(金)に本校を訪問しました。
午前中に校内の施設を見学し、最初に記念館において同校の75年にわたる歴史と伝統に触
れ、続いて機械要素設計実験室において、学生の試作品を見ながら、一昨年日本工学教育協会
から表彰された機械要素設計教育の取組に関する説明を受けました。その後、電気回路、数学、
英語演習等の授業、学生寮や産学民連携テクノセンターの重点研究プロジェクト室、さらに全面
工事により本年度からリニューアルされた図書館や情報処理センターのIT教室などを視察しました。
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図書館を視察する上月国立高専機構理事
平成25(2013)年度
外部評価委員会を開催
久留米高専では、去る1月29日(水)に外部評価委員会を開催した。地元の大学、市、中学校
や地域企業からの外部有識者7名の委員が出席し、同校からは上田校長をはじめ、各主事・学科
長、事務部長・課長ら19名が出席しました。
委員会は、山田淳九州大学工学部長が委員長を務め、校長の挨拶に続いて、自己点検評価書
に即して、教務主事から「教育の現状と改善活動」、学生主事から「学生への支援状況」、寮務
主事から「学生寮の現状」、専攻科主事から「専攻科における教育の現状」、企画主事から「管理
運営」、産学民連携テクノセンター長から「研究活動の状況と正規学生以外に対する教育サービ
スの状況」、総務課長から「施設・設備の整備」についての説明が行われました。
各外部評価委員からは、教育研究等の改善に資する貴重な意見や提言が数多く出され、同校で
は、それらを今後の学校運営の改善につなげていくこととしています。
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外部評価委員会の様子
平成25(2013)年度
小森野校区まちづくり運営協議会長、青少年育成協議会長が来校
小森野校区まちづくり運営協議会の近藤会長と小森野校区青少年育成協議会の姫野会長が
2月21日(金)に来校されました。両会長から、去る16日に開催された久留米市少年健全育成
駅伝に向けて、本校陸上競技部員が小森野校区チームの小学生の練習を指導したことへの
お礼が、上田校長と陸上競技部代表顧問の赤塚先生に対して述べられました。
小学生の男女10人が1チームとなって10区間(14.8km)を走るこの駅伝大会には、今年は
39チームが参加し、小森野校区チームは6位に入賞、昨年に続き2年連続入賞を果たしまし
た。
陸上競技部員は今年1月の約1ヶ月間にわたり、小森野小学校のグラウンドを小学生と一緒
に走りながら、一人は先頭の走者をリードし、もう一人は最終走者を励ましながら伴走すると
いう体制で、子どもたちの練習指導を行いました。
それまで20位と低迷していたチームの大会成績が、陸上競技部員の指導を受け始めてから、
2年連続入賞へと飛躍的に上昇したことを両会長は喜んでおられ、来年も指導をお願いしたい
との希望が述べられました。
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指導した陸上競技部員たち、来校された近藤会長(左から2番目)、姫野会長(左端)
平成25(2013)年度
第19回高専シンポジウムin久留米 一般公開企画
からくり儀右衛門に学ぶ福岡県3高専連携テクノロジー開催
久留米高専では、一般市民の方を対象に、高専についてより理解を深めてもらうことを目的に、
1月25日(土)、第19回高専シンポジウムin久留米が開催されるのに併せ、「からくり儀右衛門
に学ぶ福岡県3高専連携テクノロジー」と題したイベントを開催しました。
久留米市、NPO法人久留米からくり振興会の協力の下、「からくり儀右衛門」こと田中久重が
考案した「弓曳き童子」や「茶酌娘」の展示や解説を行い、本校からも「からくり儀右衛門」の蒸気
車を復元した蒸気機関車模型の試走を行うとともに、江戸時代中期に有馬藩が奨励した和算
の解説を行いました。
その業績にちなんで、福岡3高専合同で3高専プロコン、飛行ロボットの実演やソーラーボート
の展示が行われたほか、北九州高専からにおいセンサーロボット、有明高専からマイクロバブル
による海水浄化装置、久留米高専から倒立振子等の高専が誇る優れた技術が紹介されました。
また、高専の知名度アップのための進路説明・相談会を催しました。
時折小雨の降る悪天候にもかかわらず、約400名の入場者があり、会場は多くの小中学生や
保護者で賑わいました。
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からくり儀右衛門に学ぶ福岡県3高専連携テクノロジーの様子
平成25(2013)年度
第19回高専シンポジウムin久留米を開催
久留米高専では、さる1月25日(土)、 “高専から発進!「科学技術・知の創造」”をテーマに
第19回高専シンポジウムin久留米を開催しました。
高専シンポジウムは、久留米高専の呼びかけにより、第1回が平成8(1996)年1月に久留米で
開催されて以降、全国の高専生の研究発表、交流並びに教員相互の連携の場として、全国持ち
回りで開催されており、参加者数も年々増えてきています。
開会式では、上田孝専校長の開催挨拶のあと、小畑秀文国立高等専門学校機構理事長、中島
英治九州大学大学院総合理工学府学府長から祝辞が述べられました。小畑理事長は、「シンポジウムで研究発表を行うことで、
自分以外の人に対する説明の難しさや、研究について理解が十分でない点を感じる機会となり、
より大きく成長できる」と、会場に集まった高専生に期待を込めたエールを送っていました。さらに
久留米市所有の、地元久留米が生んだ発明家「からくり儀右衛門」こと田中久重が約150年前に
製作した「弓曳き童子」(昨年8月、日本機械学会の機械遺産に認定)の実演が行われ、見事弓を
放ったときには、作品の技術の高さに大きな拍手が送られていました。
引き続き行われた特別講演では、本校金属工学科(現 材料工学科)卒業で、透明なセラミック
スの開発に成功した池末明生氏(株式会社ワールドラボ代表取締役)を講師に迎え、「科学技術・
知の創造―透明なセラミックスの開発を通してー」と題する講演が行われました。池末氏は、「自分
の研究に皆が関心を持つようになるためには、ある程度の段階まで、自分で研究成果を高めない
といけない、常識に捉われず自然科学の真実を追求することで、イノベーションが生まれる」と語り
出席者は熱心に耳を傾けていました。
今回のシンポジウムは、高専・大学・企業などが参加し、493件の発表(口頭発表304件、ポス
ター発表189件)、700名を超える参加者登録があり、校内の12教室で口頭発表、5教室でポスター
発表が行われました。また、スケールメリットを活かした全国KOSEN研究ネットワーク6件の
研究紹介が行われたほか、「からくり儀右衛門に学ぶ福岡県3高専連携テクノロジー」をテーマ
に一般公開のイベントも同時に開催し、盛況のうちに終了しました。
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上田校長挨拶、小畑高専機構理事長の祝辞、中島九州大学大学院総合理工学府学府長の祝辞の祝辞
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市文化財保護課による弓曳童子の実演、池末明生氏による講演
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学生の口頭発表、ポスター発表の様子
平成25(2013)年度
福岡モーターショー2014九州学生製作車両展に出展・特別賞受賞
久留米高専は、1月24(金)日から27日(月)にかけて開催された福岡モーターショー2014に
おいて企画された九州学生製作車両展に出展しました。
この車両展は自動車メーカーや関連部品メーカー及び一般来場者など、多くの来場者が訪れる
モーターショーに、学生製作車両を展示することにより、学生の自動車製作意欲と技術水準を
高め、もって北部九州の自動車産業の振興を図る目的で開催されたもので、九州地区の大学
や高専、専門学校、工業高校の学生・生徒が製作した17台の車両が展示され、大人から子供
まで大勢の来場者が見学に訪れ、学生・生徒たちの説明に耳を傾けていました。
本校の車両は機械工学科中武靖仁研究室の本科生・専攻科生及びエコパワー同好会により
製作されたもので、内燃機関と比較して燃料の動力変換効率が高く、次世代自動車用の動力源
として期待されている水素を燃料としたクリーンな動力源、燃料電池エコランカー(1人乗低燃費
競技用車両)を出展。
26日には出展車両を対象とした審査会が開催され、エコカー部門で特別賞を受賞しました。
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展示車両、来場者に説明する学生、授賞式後の様子
平成25(2013)年度
小畑高専機構理事長が久留米高専と高専シンポジウムを視察
独立行政法人国立高等専門学校機構の小畑秀文理事長が、去る1月25日(土)に久留米高
専と同校で開催された高専シンポジウムを視察しました。
最初に上田孝校長から概要説明を受けた後、記念館を訪れて、旧制国立久留米高等工業学校
以来の当時の様子が偲ばれる写真やタイガー計算機等を見学しました。続いて機械要素実験室
では、平成20〜22年度の文科省教育GPでの内容を更に発展・充実させたデジタルエンジニアリ
ングを用いた機械要素設計教育の取組について、さらに産学民連携テクノセンターでは、重点
研究プロジェクト室でのプロジェクトについて、それぞれ機器を見ながら説明を受けたほか、
学生寮や図書館などを視察しました。各場所で説明した教員に対し、研究の取組や施設の利用
状況など積極的に質問していました。
小畑理事長は、高専視察後、同校で開催された高専シンポジウムの開会式で来賓挨拶を述べ
た後、全国から参加した高専生の研究発表会場を精力的に回り、発表学生に対して質問をする
など熱心に研究発表を聞いていました。
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機械要素設計教育の説明をうける小畑理事長(左から2人目)、学生寮説明の様子、ポスター発表を行った学生の説明を聞く様子
平成25(2013)年度
平成25年度九州・沖縄地区高専テクノセンター長等会議を開催
久留米高専では、去る1月24日(金)、平成25年度九州・沖縄地区高専テクノセンター
長等会議を開催しました。
この会議は今回で11回目。最初に久留米高専を担当校として開催され、九州・沖縄地区
9高専10キャンパスを一巡し、再度久留米高専が担当校として開催されています。
会議には、九州・沖縄地区各高専のテクノセンター長等に加え、国立高等専門学校機構から
ら高橋薫地域イノベーション推進本部産学連携・知的財産推進室長らが出席しました。
上田孝校長の挨拶の後、藤田雅俊久留米高専産学民連携テクノセンター長を司会として、
議事が進められ、各高専が抱える問題点、現状、新たな試みの実施など、活発な意見交換
・議論が行われました。
会議終了後は、藤田センター長の案内の下、学内施設(産学民連携テクノセンター棟)
の見学を行い、さらに場所を変えて交流会を行いました。
この会議を通して、九州・沖縄地区各高専のテクノセンター長間で情報共有がさらに進み、
連携が一層深められました。
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会議の様子
平成25(2013)年度
からくり儀右衛門展で「高専イベントデー」を実施
久留米出身の発明家で(株)東芝の創業者である田中久重の業績をたどる「からくり儀右衛門展」
が石橋美術館で開催されていることにちなみ、久留米高専は1月11日に同美術館を会場にして、
久留米高専イベントデーを実施しました。
館内では、ロボットを操作する「ロボットで遊ボット!」、バーチャルな花火や各種プログラムを
体験できる「ソフトウェア学生作品」、第7代久留米藩主の有馬頼ゆき(「ゆき」はぎょうにんべんに
童)が藩内で奨励した「久留米の和算」の3コーナーを設け、子どもたちが教職員や学生の説明を
受けて、それぞれの課題に熱心に取り組んでいました。
美術館前の広場では、田中久重が製作した蒸気機関車の模型を模して久留米高専が製作した
蒸気機関車模型の説明と実演が行われ、目の前をゆっくりと走り始めた蒸気機関車に、子ども
たちから大きな歓声があがりました。
連休初日ということもあって、会場は769名の来場者で賑わいました。閉会時間を過ぎても多くの
子どもたちが会場に残り、イベントは盛況のうちに幕を閉じました。
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蒸気機関車試走の様子、プログラミングゲームで遊ぶ子供たち、ロボットで遊ボット!
平成25(2013)年度
直木賞作家の安部龍太郎氏が母校を訪問
去る1月18日、久留米高専卒業生で第148回直木賞を受賞した歴史小説家の安部龍太郎氏
が母校を訪問しました。
同校ラグビー部OBである安部氏は、同部顧問の江崎昇二教授、松島宏典准教授の案内で、
ラグビー部OB会の佐々木敏文副会長らとラグビー部の練習の様子や、安部氏が作詞した部歌
が刻まれているグラウンド横の同部創立50周年記念碑を見た後、校長室を訪れ、上田孝校長
と懇談してから、図書館に設けられた『安部龍太郎コーナー』を見学しました。
このコーナーは、図書館の全面改修工事が終わり、今年度からリニューアルオープンしたこと
を契機に設けられ、安部氏から寄贈された全作品を展示したもので、35作品97冊がケースに
収められています。安部氏は、入退館ゲート正面のケースに展示された自らの全作品を感慨深い
様子で一望し、後輩学生のために今後も自著の寄贈を約束されていました。
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安部氏の訪問の様子
平成25(2013)年度
平成25年度学生寮成人式を開催
久留米高専では、さる1月16日(木)、平成25年度学生寮成人式を開催し、留学生(イムラン君
(材料工学科3年))を含む27名の新成人を祝福しました。
式では、始めに下級生を代表して鹿毛俊貴寮長(電気電子工学科4年)から新成人に対して
祝辞があり、その後、友岡瑞帆君(機械工学科5年)から新成人を代表して謝辞が述べられ、
「これから成人としての自覚を持って頑張りたい。」との抱負を語っていました。
最後に、泉本英次寮務主事からは、新成人への祝辞として、「より一層の自覚と責任をもって、
日々の生活を送ってほしい。」とのエールが送られました。
新成人たちは、式を通じて成人としての自覚を改めて感じている様子でした。
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学生寮成人式の様子
平成25(2013)年度
マレーシア・MJII(MARA-JAPAN Industrial Institute)の学生との国際交流
去る12月18日(水)、マレーシアのMJIIに在籍する学生12名と教員2名が本校を訪れまし
た。
これは、公益財団法人オイスカが実施するマレーシア・MJII学生訪日プログラムの一環として、
同法人より本校へ受入れの要請があったものです。
本校へ到着後、始めに黒木祥光企画主事補から本校の紹介があり、その後生物応用化学科の
学生との交流が行われ、MJIIの学生からマレーシアの舞踊等が披露されたほか、複数グループ
に分かれての懇話が行われました。
続いて、ウェーブホール(学生食堂)、学生寮及び図書館の見学や制御情報工学科の学生と
共同実験等の交流が行われました。
最後に、本校在籍の留学生との懇談が行われ、本校におけるマレーシア・MJII学生訪日プロ
グラムを終えました。
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(上)生物応用化学科の学生との交流、(下左から)制御情報工学科の学生との交流、本校留学生との交流
平成25(2013)年度
学生寮にて秋の寮祭を開催
さる12月7日(土)、筑水寮とつつじ寮から留学生を含む約120名の寮生が参加して、学生
寮にて秋の寮祭(文化委員長:機械工学科4年内田敦之君)を開催しました。
まずグループに分かれてもちつき大会を行い、慣れない杵に最初は戸惑いながらも餅つきを
楽しんでいました。
次に、スポーツ大会では、チームに分かれてソフトボール競技を行い、汗を流しながら、楽し
そうにプレイしていました。
最後に夕方からバーベキューパーティーを行い、秋の寮祭を締めくくりました。
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(左から)餅つき、ついた餅を丸める様子、スポーツ大会の様子
平成25(2013)年度
専攻科設置20周年を記念する講演会を開催
本校では、九州・沖縄地区高専で最初に設置された専攻科が、20年の節目の年を迎え、さる
11月29日に記念講演会を開催した。200名を超える在校生・教職員が出席しました。
上田孝校長からの開会の挨拶のあと、講演会は三部構成で行われ、第一部では、寺岡靖剛氏
(九州大学大学院総合理工学研究院教授)と緒方健治氏(第一精工株式会社常務取締役(本校
機械工学科卒))を講師に迎え、「高専卒業生、専攻科修了生に期待されるもの」と題して講演が
行れました。
続く第二部では、本校専攻科の修了生で、現在企業の第一線で活躍中の社会人や大学院生
を講師に迎え、「社会人としての毎日」「後輩の皆さんへ」と題し、社会人としての心構え、在学時
にやっておくべきことや先輩だからこそわかる在学中の悩みについて講演を行いました。修了生
の多くが大学院に進学していることもあり、高専と大学の違い、高専の良さと大学の良さなども
紹介されました。
第三部では、講師・専攻科修了生が、会場の在校生とパネルディスカッション形式で、質疑応
答を行い、在学生からは先輩たちの実体験を聞こうと数多くの質問が寄せられました。
出席した学生は、真剣なまなざしで講師の話に聞き入り、先輩たちの実体験を踏まえた話に
様々なことを感じとった様子でした。
最後に、池田隆専攻科主事から閉会の挨拶が行われ、盛況のうちに記念講演会は閉会し、
その後、会場を移して懇親会が行われ、講師及び学校関係者で専攻科設置20周年を祝いました。
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(左から)後輩へ講演する専攻科修了生、同左、パネルディスカッションの様子
平成25(2013)年度
平成25年度知的財産に関する講習会を開催
去る12月5日に独立行政法人国立高等専門学校機構地域イノベーション推進本部産学連携・
知的財産推進室発明コーディネータの野中延恭氏を講師に迎え、平成25年度知的財産に関す
る講習会を開催しました。
この講習会は、久留米高専の教職員を対象として、教育研究活動や産学連携の成果のうち有
益な知的財産の権利化、社会における活用、及び知的創造サイクルの更なる展開、並びに知的
財産への対応能力の向上を目的として開催され、23名の教職員が受講しました。
続いて行われた個別相談会では、近年久留米高専に赴任した教員などが特許関連の相談を
行い、予定時刻を大幅にオーバーするなど盛況のうちに終了しました。
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講習会の様子
平成25(2013)年度
九州沖縄地区KOSEN新技術マッチングフェア2013に参加
去る11月13日、独立行政法人科学技術振興機構と九州沖縄地区9高専は、モノづくりフェア
2013(日刊工業新聞社主催)の併催イベントとして、「九州沖縄地区KOSEN新技術マッチング
フェア2013」をマリンメッセ福岡(福岡市)で開催しました。
このイベントは、九州沖縄地区9高専が保有する未公開特許やJST事業採択案件を、発明者
(技術保有者)自身が企業関係者を対象に、実用化への展望を踏まえた技術説明を行い、実施
企業や研究パートナーを募集することを目的に実施したものです。
各高専から7件の発表があり、久留米高専からは「長時間露出撮影においてハレーション除去
画像を出力するカメラシステム」と題し、松本光広助教(制御情報工学科)が発表を行いました。
発表後には個別相談コーナーが設けられ、関心をもった来場者に対して実際に機械を手にし
て新技術の説明を行いました。今後は実用化に向けた具体的な取り組みの推進や共同研究等
への発展が期待されています。
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発表を行う松本助教
平成25(2013)年度
国立高専機構五十嵐理事・後藤人事課長が本校を訪問
国立高等専門学校機構の五十嵐一男理事と後藤玄政人事課長が、11月15日本校を訪問し
ました。
五十嵐理事らは上田孝校長らと懇談を行った後、学校内施設を視察しました。
最初に、記念館では本校の70年以上にわたる歴史と伝統に触れ、続いて立体的な構造物の
設計・製図を演習するCAD演習室(機械工学科棟)、学生寮の居室・食堂などや産学民連携
テクノセンターの重点プロジェクト室、今年3月改修工事によりリニューアルした図書館と
図書館2階に移転した情報処理センターのIT教室や多目的室などを視察しました。
五十嵐理事らは、視察したそれぞれの場所で説明を受けた教員に対して、授業や学生、産学
民連携の現状や課題などについて積極的に意見交換を行いました。
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学内視察の様子
平成25(2013)年度
タイの高校生が本校を訪問
10月24日に、タイの高校生15名が、本校を訪れました。
今回の訪問は、独立行政法人国立青少年教育振興機構が実施する「平成25年度文部科学省
委託事業(青少年教育施設を活用した交流事業)タイ王国高校生招聘交流事業 〜日・タイ
青少年次世代リーダーの育成〜」の一環として,国立夜須高原青少年自然の家が受入れるタイ
の高校生が,日本の青少年との交流するために訪れたものです。
高校生たちは母国で日本語を第2外国語として学習しており、本校プログラミングラボ部の
学生と日本語をまじえながら交流し,全国高専プログラミングコンテストの受賞作品のデモを
見学したり,倒立振子を用いた共同実験などを行った。また、他のアジア諸国から本校に留学
している学生とも日本語で歓談を行い、学生間で交流を深めていました。
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訪問の様子
平成25(2013)年度
「第18回マナビィランド」に「ふれあい理工学展」を出展
11月10日に、えーるピア久留米で開催された第18回マナビィランド・こどもフェスティバルにおい
て「ふれあい理工学展」を出展しました。当日は、悪天にもかかわらず子どもや親子づれ約1,200名
が訪れ、盛況のうちに終了しました。
マナビィランドは、市民の生涯学習への意欲と関心を高めるため、久留米生涯学習推進市民協会
久留米市ほかの主催で実施されているもので、本校は小学生を中心とした一般市民に「理工学」の
面白さや不思議さを体験してもらうことを通じて、特に青少年の理工学に対する興味・関心を深め
ることを目的に毎年出展しています。
今年の出展会場では、各学科の協力を得て、「ロボットで遊ボット!」、「電子工作 クリップモータ
ーと、暗くなるとピカピカ光る電子ホタルを作ろう」、「Kinectを用いた画像処理/ロボットアームの
3次元グラフィックス」、「マイクロカプセルペンダント」、「ふしぎな金属にさわろう」、「光が魅せる
不思議な現象」の6つの体験・実験コーナーを設けました。
同イベントでおなじみとなった出展会場には、準備中の教職員や応援学生の姿を横目に、開場を
待ちわびる子どものグル−プや親子づれが多数見受けられ、オープンと同時にお目当てのコ−ナ−
に押し寄せるなど、子どもたちばかりでなく大人も大いに興味を持った様子で久留米高専ならでは
の「科学や工学の世界」を楽しんでいました。
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左から「ロボットで遊ボット!」、会場全景、「光が魅せる不思議な現象」の様子
平成25(2013)年度
スケアードストレート方式による交通安全講習会を実施
JA共済の支援、福岡県警察本部、久留米警察署の協力を得て、10月30日に本校グラウンド
で全学年を対象に交通安全講習会を実施しました。
同講習会は、本校のほとんどの学生が自転車・バイク・自動車により通学しているため、交通
安全意識の向上を目的としたもので、警察署員による講話に加え、実際の交通事故の様子を
プロのスタントマンが実演するスケアードストレート(恐怖の実感)方式により実施されました。
実演では、自転車の並進、二人乗り、傘さし、携帯電話やイヤホンの使用などの違反走行、
一時不停止、信号無視による急な飛び出し、大型車の左折巻き込みなど、スタントマンが交通
事故をリアルに再現されました。
参加した学生は、「実際に自動車と自転車が衝突する瞬間を見た時は、自転車の方が大丈夫
か本当に心配した。また、自転車に乗っていても、相手が自転車や歩行者であれば大きな事故
につながるので注意したい。」と感想を述べていました。また、被害者となっても、加害者となって
も、事故の怖さを知るよい機会となったようでした。
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交通安全講習会の様子
平成25(2013)年度
SuperCon2013で優勝した学生チームが久留米市副市長を表敬訪問
この夏、東京工業大学と大阪大学が開催した「夏の電脳甲子園」第19回スーパーコンピュー
ティングコンテスト(SuperCon2013)で初優勝を果たした制御情報工学科2年生でプログラミング
ラボ部に所属するimishinn(いみしん)チームの学生3名(久保田祥平君、舩越南斗君、吉田
涼一朗君)と上田孝校長、指導教員の黒木祥光准教授らが、10月28日に橋本政孝久留米市
副市長を表敬訪問し、優勝の報告を行いました。
メンバーの吉田涼一朗君は「競技初日にいいアイデアが浮かび、3人で検証を進めていくうちに
処理が可能なことが分かった時は本当に嬉しかった。」と優勝の喜びを語り、橋本副市長からは、
お祝いと激励の言葉が述べられ、学生らも今後の活躍を誓っていました。
今回のコンテストは、東工大のスーパーコンピュータであるTSUBAME2.0を使って並列処理
を行うプログラムを作成し,その精度と速度を競う高校生・高専生1〜3年生対象のコンテスト。
全国で予選を勝ち抜いた20チームが、5日間をかけて難題を解くプログラムを作成し、その
性能を競い合いました。
なお、優勝により3名の学生は来年2月に開催される日本情報オリンピックの本選出場権を
獲得しました。
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表敬訪問の様子
平成25(2013)年度
学生会を中心とする有志の学生が久留米市街地及び学校周辺の清掃活動を実施
10月19日、学生会を中心とした約60名の有志学生が、通学の経路として多くの学生が利用
する西鉄久留米駅周辺と学生生活の中心である小森野地区にて、清掃活動を実施しました。
この清掃活動は、日頃よりお世話になっている地域の方々へ感謝の意を込めて実施したもの
で、駅周辺の商店街などからの要望を踏まえて、ゴミ拾いや壁の落書き消しなどを行い、最後
に校内のゴミ拾いや花の鉢植えを行って、1日の清掃活動を終えました。
参加した学生は、「今後も地域に暮らす方々へ少しでも貢献できることがあれば続けていきた
い。また、清掃活動だけでなく様々な活動を通して交流も深めていきたい。」と次への新たな抱
負を語っており、有意義な清掃活動となったようでした。
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清掃活動の様子
平成25(2013)年度
平成25年度学校説明会・見学会を開催
平成25年度学校説明会・見学会を10月19日に開催し、中学生、保護者など約300名が本校
を訪れました。
学校説明会では、上田孝校長が学校全体の概要説明を行った後、山本郁教務主事補から各学
科の紹介や 平成26年度入学試験について説明が行われました。
引き続き行われた学校見学会では、各学科で実験室の設備や展示物などが公開されました。
参加した中学生からは、「実践的な勉強に取り組めること、先の就職、進学を見据えるいい機会
となった。」、「高専について深く理解することができ、入試への目標が明確になった。」などの感想
が寄せられました。
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学校説明会の様子
平成25(2013)年度
平成25年度久留米市内単位互換協定校による「共同講義」を開講
10月11日、25日の2日間、久留米市内単位互換協定校(久留米大学、久留米工業大学、聖マ
リア学院大学、久留米信愛女学院短期大学、久留米工業高等専門学校)による共同講義を開講
しました。
この共同講義は久留米市内5つの大学等と久留米市が連携し、毎年一つのテーマで各大学等の
個性や特色を生かした講座をそれぞれに開講するもので、今年は「久留米の生活と環境」をテーマ
に講義を行いました。
本校からは、10月11日に藤田雅俊教授(機械工学科)が「久留米の環境とモビリティ」、10月
25日に笈木宏和准教授(生物応用化学科)が「微生物を用いた環境浄化」と題し講義を行い、協定
校の学生約90名が受講しました。
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共同講義の様子
平成25(2013)年度
平成25年度久留米広域商談会に出展
久留米広域商談会(主催:久留米広域定自立圏及び北部九州ビジネスマッチング協議会)が、10月24日に
久留米リサーチ・パークで行われ、本校は産学連携コーナーにおいて、本校における産学連携への取り組み状況
やテクノネット久留米について紹介するポスタ−展示を行いました。
この商談会は、地域産業の振興・活性化を図るため、地元製造業の企業を対象として新規取引開拓の場として
毎年開催されており、今回で8回目を迎え、例年多くの企業が参加しています。
展示ブース前では、本校に興味を持った参加者が足を止めてポスタ−に見入り、担当の本校職員へ産学連携の
実状やテクノネット久留米の概要などについて熱心に質問する姿が数多く見られました。
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久留米広域商談会の様子
平成25(2013)年度
平成25年度久留米・鳥栖地域産学官テクノ交流会に参加
株式会社久留米リサーチ・パークが主催する久留米・鳥栖地域産学官テクノ交流会が、10月22日に久留米リサ
ーチ・パークにて行われ、本校からは、地域連携活動の取り組みに関する発表及びポスタ−展示などを行いました。
この交流会は、ものづくりに役立つ情報交換やネットワークづくりの場として、毎年開催されているもので、平成
25年度は『モノづくり中小企業における産学官連携開発の勘どころ』というテーマで開催され、16の企業・団体から
参加がありました。
交流会では福岡県工業技術センター所長神谷昌秀氏による基調講演の後、研究機関の産学連携窓口の紹介と
連携開発事例紹介が行われ、本校からは藤田雅俊産学民連携テクノセンター長が「久留米高専における地域連携
の推進について」と題して発表を行いました。
また、会場に設けられた展示ブースでは、本校の地域連携活動の取組として「テクノネット久留米」及び「産学民
連携テクノセンター」の事業活動をパネルや資料で紹介し、興味を持った企業関係者の方々は暫し足を止め、
熱心に見入っていました。
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テクノ交流会の様子
平成25(2013)年度
久留米市内5大学等連携による市民公開講座を開講
10月19日、久留米高専を含む市内5つの大学・短大・高専で構成される高等教育コンソーシアム久留米が主催す
る市民公開講座において、本校河合伸治准教授(一般科目文科系)が「次世代を担う子供たちへ豊かな自然環境をどう
すれば残せるのか」をテーマに、「環境経済学」の講演を行いました。
講座では、近年深刻化している環境問題について、環境が適正に評価されていない利益優先の市場経済型社会の
問題点を見直すとともに、持続可能な社会のあり方とそのための具体的な方策を示す環境経済学の紹介を行いました。
受講者は、次世代を担う子供たちへ豊かな自然環境を残していくために、環境経済学の考え方について理解し、ど
うすればこの問題が解決できるのかを考える機会となったようでした。
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市民公開講座の様子
平成25(2013)年度
学生寮にて非常食シミュレーションなど防災避難訓練を実施
10月16日、学生寮にて秋の防災避難訓練を実施しました。
始めに防災避難訓練の一環として、学生寮の給食業務を委託している株式会社魚国総本社九州支社の協力のもと、
学生寮食堂において非常食を実際に食する非常食シミュレーションを実施しました。
夕方からは消防隊長である古泉京将君(機械工学科4年)の合図とともに、筑水寮2階補食室から火災が発生した
という想定で、初期消火・避難訓練を行った後、放水訓練・消火訓練を実施しました。
参加者は久留米広域消防本部署員の説明や指導に熱心に耳を傾けるなど、防災に対する意識を高めていました。
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非常食シミュレーション・消火訓練の様子
平成25(2013)年度
学生寮にて和食作法講習会を開催
10月13日、学生寮食堂にて、和食作法講習会を開催しました。
この講習会は、寮生への食事を委託している株式会社魚国総本社九州支社の協力を得て、平成23年度から開催
しているもので、同社の中村氏を講師として迎え、松田料理長をはじめとする多くのスタッフにより手掛けられた本格
懐石料理を堪能し作法にながら、日本料理の基本的なついて講習を受けました。
参加者は、留学生の5名を含む20名の寮生(筑水寮17名、つつじ寮3名)で、箸の使い方や器の持ち方などの
基本的な作法から、季節の旬の食材を活かした日本料理の伝統やしきたりまでにわたり、教養を身に付けることが
できました。
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和食講習会の様子
平成25(2013)年度
平成25年度福岡地区3高専事務職員(課長補佐級)研修会を開催
福岡地区3高専の連携事業の一環として、平成25年度福岡地区3高専事務職員(課長補佐級)研修会が、久留米
高専で9月25日に開催されました。
本研修は、平成22年度から事務部職員を対象に毎年実施しているもので、今回は課長補佐を対象に、能力・意識
の向上と高専間の交流を図ることを目的に、有明高専、北九州高専及び久留米高専の課長補佐全員(9名)が参加し
ました。
研修では、今年3月に久留米高専を定年退職した前事務部長の松ア誠一氏を講師に迎えて、「法人化後10年を経過
した今の役職者に期待されている能力とは」と題した講話と「所管している部署のあるべき組織力を実現するための
重点事項」をテーマにしてグループワークが行われました。
講師の豊富な知識と経験に裏打ちされた講話では、耳を傾けつつ熱心にメモを取ったりさかんにうなずく場面が数
多く見られ、グループワークでは、職務に必要な能力や役割等について悩みを共有しつつも活発な意見交換が行われ
ました。
締め括りとして講師から、特色を持った魅力的な国立高専として生き残るためには組織力を高める工夫が強く求め
られること、そのためには補佐として「若手職員の成長を高める取組として、積極的な指導・助言を心がけて欲しい。」
と期待を込めた言葉が述べられ、研修会は終了しました。
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事務職員研修会の様子
平成25(2013)年度
平成25年度テクノネット久留米定時総会等を開催
9月24日、平成25年度第1回テクノネット久留米理事会、定時総会、知的財産フォーラム及び交流会が開催さ
れました。
テクノネット久留米とは、久留米高専による地域連携活動の一層の強化を図る目的で昨年10月に発足した組織で、
福岡県及び佐賀県における産業の更なる発展や地域の人材の育成等を目指してます。
定時総会では、石丸茂夫テクノネット久留米会長(日米ゴム社長)、上田孝校長の挨拶の後、会長が議長となり、
役員の選任、平成24年度事業報告(案)、平成24年度収支報告(案)及び会計監査報告が審議され、原案どおり承認
されました。続いて、高専創立50周年記念事業への協力並びに第19回高専シンポジウムin久留米への協力を含む
平成25年度事業計画(案)及び平成25年度収支予算(案)の提案があり、いずれも原案どおり承認されました。
定時総会後、事業計画の一環として平成25年度知的財産フォーラムが開催されました。久保山隆弁理士、原信海
弁理士、渕上宏二弁理士、竹丸巌技術士の4名をパネリストに迎え、「知財の種を育てよう(実りある事業化に向けて)」
と題し事例発表を行い、その後藤田雅俊産学民連携テクノセンター長がコーディネーターとなり、パネリストと参加者
との意見交換を行いました。
会場を移し行われたテクノネット久留米交流会では、会員企業の代表者と久留米高専教職員とが意見交換を行い、
今後の地域連携の第一歩となりました。
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テクノネット定時総会等の様子
平成25(2013)年度
2013柳川ソーラーボート大会で準優勝を校長へ報告
8月3日から8月4日にかけて柳川市で開催された2013柳川ソーラーボート大会(周回レース学生の部)に久留米
高専自然エネルギー研究同好会から2チームが出場し、うち1チームが準優勝を果たしました。
この大会は、太陽エネルギーの有効利用と水辺環境の保全を目指し、18年前にスタートし、今年は学生の部に九
州・山口から27チームがエントリーしていました。
今大会は、タイムを競う予選周回レースで2位につけ、翌日、予選を勝ち抜いたチームが一斉にスタートする決勝
で逆転優勝を狙っていましたが、残念ながら、決勝当日は悪天候のため中止となり、予選順位が最終順位となりました。
優勝を狙っていた古矢怜部長(材料工学科4年)は顧問の熊丸憲男制御情報工学科准教授とともに上田孝校長へ
受賞の報告を行い、来年こそはと、構想・抱負を語っていました。
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準優勝報告の様子
平成25(2013)年度
福岡県内国立3高専合同学校説明会を開催
久留米高専及び有明高専、北九州高専の福岡県内の国立3高専が、9月28日(土)に、福岡市の天神ビルで合同
学校説明会を開催しました。
この合同学校説明会は、福岡県内の3高専が連携して、福岡市及び周辺市町村の中学生、保護者、中学校教員等、
を対象に開催したもので、この地域における高専の知名度をアップさせるとともに、志願者確保を目的として実施さ
れました。
当日は、約190名の参加者が訪れ、3高専の校長、教務主事ほか教職員が出席し、全体会で高専全般の説明が
あった後、各高専に分かれて個別の説明が行われました。
また、同会場では、熊本高専・佐世保高専・都城高専・鹿児島高専・沖縄高専の九州地区の5高専に加え、今年は
新たに大島・広島・弓削の中国・四国地区の3商船高専からも学校紹介ブースの出展があり、参加した中学生のアン
ケートには、「各高専の情報を一度に聞くことができて良かった、高専の特徴を理解できた」などの意見が数多く寄せ
られました。
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合同学校説明会の様子
平成25(2013)年度
外国人講師による英語での専門授業を開催
本校では、8月29日(木)・30日(金)のサマーレクチャーでの特別講義及び9月2日(月)の生物系授業トピックス
において、アメリカ合衆国・セントルイス市から講師を招き、英語での専門授業を開催しました。
特別講義(対象:専攻科学生)では、Biotechnology(DNA→Protein)International Editionを用いて、Analysis of
Protein Structure Using RasMolとAnalysis of DNA Structure Using RasMolの2章の講義を行い、受講した専攻
科学生からは「英語での専門授業を受けて、思っていたほど難しくなく、自信につながった。」とのコメントが寄せられま
した。
また、生物系授業トピックス(対象:本科3年生から5年生)では、セントルイス市とセントルイスコミュ二ティーカレッジ
の紹介から始まり、バイオベンチャーの勃興と遺伝子組み換え食品についての講義が行われました。講義終了後は、
個別の質問と会話にチャレンジした学生も数人もおり、この外国人講師による英語での授業という初の試みにより、
学生の英語授業に対するモチベーションが上がったようでした。
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外国人講師による授業の様子
平成25(2013)年度
第19回スーパーコンピューティングコンテスト(SuperCon2013)での優勝を校長へ報告
8月19日(月)から8月23日(金)にかけて開催された第19回スーパーコンピューティングコンテスト(SuperCon2013、
主催:東京工業大学・大阪大学)において、久留米高専のimishinnチーム(船越南斗君、久保田祥平君、吉田涼一朗君
いずれも制御情報工学科2年、プログラミングラボ部)が、初優勝を果たし、上田校長に歓びの報告を行いました。
本コンテストは、電脳甲子園とも呼ばれ、スーパーコンピュータ上で行う高校生・高専生(高校の相当学年)対象の
プログラミングコンテストで、全国から予選を通過した20チームが本選へ出場しました。
本選では、東京工業大学と大阪大学の会場をネットワークで結び、東京工業大学の超並列型スーパーコンピュータ
システムTSUBAME2.0を、両会場から使用して熱戦が繰り広げられ、久留米高専チームが持ち前の技能とチ−ムワ
ークで見事頂点に輝きました。
参加した学生は「5日間、3人のチームでこの大会に取り組み非常に良い経験ができた。大変だったが楽しかった。」
などと感想を述べ、「今回の優勝に満足せず、高専プロコンやパソコン甲子園、情報オリンピックなどの大会でも結果
を残していきたい。」と今後の抱負を語っていました。
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優勝報告及び大会会場の様子
平成25(2013)年度
機械・電気システム工学専攻2年田中友隆君が校長へ特許取得を報告
9月12日(木)、田中友隆君(機械・電気システム工学専攻2年)が、発明「歩行補助器」にかかる特許取得に
ついて、指導した伊藤特命教授、原田機械工学科教授らとともに、上田校長へ報告しました。
本発明は、田中君が専攻科の授業「創造工学実験」の中で発案製作し、同じく専攻科の授業「産業財産権特論」
の中で特許出願を検討したもので、本発明により平成24年度パテントコンテスト大学部門で特許出願支援対象者
にも選ばれ、弁理士の支援のもと7月に特許登録が完了しました。
上田校長からお祝いの言葉をかけられたあと、苦労した点を尋ねられた田中君は、アイデアを生み出す点を挙げ、
歩行補助器のアイデアにたどり着くまでに、指導した先生から提案したアイデアが何度も却下されたエピソードを披
露していました。
パテントコンテスト入賞者で特許取得したのは本校では3人目となりました。
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特許取得を報告する様子
平成25(2013)年度
イノベーション・ジャパン2013に参加
科学技術振興機構(JST)と新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)主催のイノベーション・ジャパン2013
〜大学見本市〜が、8月29日(木)、30日(金)に東京ビッグサイトにて開催されました。
このイベントは、我が国の産学連携によるイノベーションの創出を推進するために、会場を東京国際フォーラムから
ら東京ビッグサイトに移し、国内大学等から400件を超える研究成果が展示され、国内最大規模の産学マッチング
の場となりました。
久留米高専からは、「シリコーンゴム+ボーンチャイナ磁器=新テーブルウェア【ON THE TOPs】」というテーマで
藤田雅俊教授(機械工学科)が出展し、使用価値の高いシリコーンゴムの開発について成果物とパネルを使って紹介
しました。
また、会場では、企業の出展者として参加した卒業生に加え、このイベントの情報を知った卒業生の姿もあり、卒業
生からの近況報告と共に活発な情報交換等が行われました。
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イノベーションジャパン2013の様子
平成25(2013)年度
一日体験入学を開催
8月19日(月)及び20日(火)に中学生を対象とした「一日体験入学」を開催しました。この体験入学は、一日を通し
て久留米高専の5学科及び一般科目に関する実験・実習や講義を実際に体験し、本校への理解を深めていただくこ
とを目的としたもので、二日間で県内外の140校から595名の参加者がありました。
工夫を凝らした授業に対して、参加した中学生からは、「高専がどういうところなのか知ることが出来た。」、「先生
や在校生が丁寧に教えてくれたので、分かり易かった。」、「面白い授業や実験がたくさんあって、興味が湧いた。」
などの声が聞かれ、好評を博しました。
また、校内に設けた進路相談コーナーでは、保護者から教員へ数多くの質問が寄せられ、保護者の方々にとっても
教員と直接対話できる良い機会となりました。
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体験授業の様子
平成25(2013)年度
学生会が中心となって校内清掃を実施
7月26日(金)、学生会が中心となって校内清掃活動を行いました。
『きらりん☆高専美化計画』と名付けられたこの行事には、ソフトテニス同好会、バレーボール部、バドミントン部など
のクラブから参加があり、男子は駐輪場の整理・清掃や放置自転車の撤去、女子は女子更衣室の整理・清掃を行いま
した。途中で通り雨に遭うなどのアクシデントもありましたが、無事清掃活動を終えました。
校内清掃活動の中心となった学生会の古川諒一君(電気電子工学科4年)からは「この活動を通して、自分の学校
を自分たちの手できれいにする喜びを知りました。こういった活動は、ぜひ続けていきたいと思います。」との声が寄
せられました。
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校内清掃の様子
平成25(2013)年度
学生寮にて第4回文化講演会を開催
7月4日(木)、学生寮にて第4回文化講演会「留学を終えて〜海外留学から学んだこと」を開催しました。
オーストラリアのキャンベラ大学での約1年間の語学留学から帰国した山田雄大君(物質工学専攻2年)、約10カ月間の
アメリカの公立高校への交換留学プログラムに参加した川上留実さん(制御情報工学科3年)と福島彩さん(同3年)が、
それぞれの留学体験をもとに、言葉や異文化理解に苦労した経験など、留学先の写真を交えながら講演を行いました。
また、昨年8月に、創部50周年記念事業の一環として、オーストラリアのシドニーを訪問したラグビー部の学生が、
国際試合やスポーツ文化などを紹介したり、充実した講演会となりました。
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第4回文化講演会の様子
平成25(2013)年度
就職活動準備セミナーを開催
7月17日(水)、本校では福岡県若者しごとサポートセンターの協力の下、主に本科4年生を対象とした「就職活動
準備セミナー」を開催しました。
このセミナ−は、学生の就職及び就職活動に対する意識を高めることを目的に、毎年開催しており、約120名の
学生が参加しました。
今回は就職活動の意味、自己分析と企業分析の重要性などの講話のほか、講話の途中に設けられた「働く意味」を
考える時間では、参加者自らが意見をまとめ、ほかの参加者と意見を交換するなどの発表を行いました。
1時間30分ほどの時間でしたが、参加した学生は熱心にメモを取るなど、間近に迫った就職活動を意識して最後
まで真剣な表情で講師の話に聞き入っていました。
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就職活動準備セミナーの様子
平成25(2013)年度
学生会主催でリーダー研修会を開催
6月26日(水)、学生会主催により、リーダー研修会を開催しました。司会進行は学生会中央執行委員会渉外局長
である岩崎公洋君(電気電子工学科4年)が務め、講演とワークショップの二部構成で進められました。
まず講演では、本校の龍頭准教授が「リーダーに求められる資質」について、ソフトバンク(プロ野球)の選手の起用法を例に
したり、マラソンの高橋選手を育てた小出監督やプロ野球の松井選手を育てた星陵高校の山下監督の言葉を引用するなど
わかりやすく講義を行いました。
次に開かれたワークショップでは、参加者(42名)が六つの班に分かれて、「リーダーに必要なものは何か?」、
「これができるリーダーは素晴らしい」をテーマに熱く話し合い、それぞれの班が考えを発表しました。
審査員として、上田校長、和泉教務主事が参加し、各班の発表に対し、厳しくも優しいコメントが述べられました。
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リーダー研修会の様子
平成25(2013)年度
学生寮で大清掃・バーベキューパーティーを開催
6月30日(日)、寮生会が中心となり、学習室や寮生会室、浴室、廊下、階段、ゴミ置き場など寮建物内の共有スペース
の大清掃を行い、新年度から溜まっていたゴミを片付けることが出来ました。
清掃終了後は、学生寮食堂にて寮給食業務を委託している(株)魚国総本社の協力を得て、文化委員長の内田君
(機械工学科4年)の指導の下、バーベキューパーティーが開かれ、留学生によるマレーシア風バーベキューが
紹介されるなど、約140名の寮生が楽しいひと時を過ごしました。
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バーベキューパーティーの様子
平成25(2013)年度
学生寮にて第3回文化講演会を開催
6月26日(水)、第3回文化講演会「留学生による母国事情〜異文化理解のために」を学生寮で開催しました。
バングラデシュの留学生イムラン君(材料工学科3年)と、モンゴルの留学生ナンサーさん(生物応用化学科4年)
から母国の文化について紹介がありました。
南アジアのバングラデシュの6つの季節区分(日本の四季に梅雨、晩秋を加える)や中央アジアのモンゴルの遊牧民
の生活などが紹介され、約120名の参加者からは、遠い異国文化の見識を深めることができたとの声が寄せられ、
2人の留学生に対して、「バイネッタ」【モンゴル語で「ありがとう」】などと感謝の言葉が述べられました。
これを機に学内での国際交流がより一層進展することが期待されます。
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文化講演会の様子
平成25(2013)年度
学生寮にて第2回文化講演会を開催
6月19日(水)、第2回文化講演会「留学生による母国事情〜異文化理解のために」を学生寮で開催し、マレーシアからの
留学生サラさん(機械工学科4年)、シャフワン君(電気電子工学科3年)、イルマン君(機械工学科3年)から母国の文化に
ついての紹介がありました。
約120名の参加者からは、身近な異文化理解を深めることができ、また、大変面白く、有意義な時間であったことに対して、
3人の留学生に、「テリマカシ」【マレーシア語で「ありがとう」】と感謝の言葉が述べられました。
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文化講演会の様子
平成25(2013)年度
学生寮にてテーブルマナー講習会を開催
6月16日(日)、学生寮食堂にて寮給食業務を委託している(株)魚国総本社の協力を得て、洋食のコース料理の
基本的な作法についてのテーブルマナー講習会を開催しました。
参加した30名の寮生(筑水寮28名、つつじ寮2名)は、スーツ、ネクタイ又は学生服を着用し、着席から離席までの
動き方やカテラリー(ナイフ、フォークなど)の使い方を習いながら、魚はサーモンのムニエル、肉はポークソテーを
中心とした本格的なコース料理をいただきました。
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テーブルマナー講習会の様子
平成25(2013)年度
直木賞作家安部龍太郎氏久留米高専図書館へ図書を寄贈
直木賞作家であり久留米高専の卒業生である安部龍太郎氏より本校図書館に、サイン入り自著33作品40冊が、
5月末に寄贈されました。これは、今年1月に、安部氏が安土桃山時代の絵師・長谷川等伯を描いた歴史小説『等伯』で
直木賞を受賞したことに伴い、本校学生が文学に興味を持ち、広い視野と豊かな教養を身につけることを願い寄贈
されたものです。
本校図書館には安部龍太郎コーナーを設置しており、直木賞受賞前から寄贈等された本を含め、コーナーに配架された
図書は35作品97冊となりました。
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寄贈された本と図書館内にある安部龍太郎コーナー
平成25(2013)年度
東亜マイスター高等学校(韓国)との学生国際交流行事を開催
5月20日(月)午後、東亜マイスター高等学校(韓国大田市)の生徒及び引率教職員の総勢126人が本校を訪れ、本
校学生と和やかに交流を行いました。これは、東亜マイスター高等学校における優秀なグローバル技術人材の養成の
一環として行われる国際交流行事で、昨年度に引き続き今回で3回目となりました。
世界で活躍することが期待されている本校学生にとっても、工業技術を学ぶ同世代の海外の若者との交流は貴重な
体験となりました。
国際交流行事は、本校学生会代表の松浦 紅さんの司会で始まり、上田校長からの歓迎の挨拶、記念品交換を行っ
た後、弓道場や4月にリニューアルした図書館、実験室等の施設見学を行いました。その後、両校参加者代表による
映像を交えての学校紹介が行われ、体育館では本校からダンス部によるストリートダンス、東亜マイスター高等学校の
生徒からはダンスや歌のパフォーマンスが披露されました。また、両校混成の4チームに分かれての綱引きを行い、親
睦を深めることができました。
最後に、東亜マイスター高等学校イ・スヤン教頭から謝辞が述べられ、国際交流事業は終了しました。
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施設見学と綱引きの様子
平成25(2013)年度
地震と火災を想定した防災総合訓練を実施
本校では、5月22日(水)に久留米市消防署員指導の下、震度5強の地震に伴い、火災が発生したとの想定で防災
総合訓練を行いました。この訓練では、地震発生から火災鎮火までの一連の流れをシミュレートし、学生や教職員へ
防火思想の普及および高揚を図ることを目的としたもので、学生と教職員あわせて約1100名が参加しました。
訓練では、辻本事務部長を団長とした職員による自衛消防団が結成されるとともに、教員の誘導による学生のグラ
ウンドへの避難が迅速に行われました。
避難訓練終了後は、消防署員による消火器の使用方法(ピノキオ合言葉・・・【ピ】ンを抜く,【ノ】ズルを持つ,【キ】ョリ
(距離)を置く,レバーを【オ】(押)す)の説明を受けた後、学生及び教職員代表者による消火器操作訓練を行いました。
最後に消防署員による訓練全体の講評と上田校長からの挨拶をもって、無事終了しました。
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防災総合訓練と消火器操作訓練の様子
平成25(2013)年度
久留米工業短期大学第4期卒業生が本校を訪問
去る5月21日(火)に、本校の前身である久留米工業短期大学の機械科第4期卒業生の7名が本校を訪れました。
今回の訪問は、短大卒業後50年を契機に母校を訪れたもので、一行は、機械工学科中武教授、大津助教の案内に
より、記念館、機械工学科の各研究室、新たに改修された図書館を見学した後、上田校長から歓迎挨拶と高専の現況
について説明が行われました。その後の懇談の中では、遊ぶ時間もなく詰め込まれた勉強のことや地元の工場見学へ
行った際、女性従業員から歓声が上がったことなどが、懐かしく披露されました。中には50年ぶりに母校を訪れた方も
おられ、日頃は写真でしか見られない久留米市や小森野地区の様子に遠い過去を追想させながら、思い出話に花が
咲いていました。
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懇談の様子
平成25(2013)年度
学生寮にて文化講演会を開催
学生寮では、5月15日(水)にタイにあるキングモンクット工科大学ラカバン校情報学部のクンポーン・ウォララパンヤ
助教による第1回文化講演会を開催し、約50名の寮生が参加しました。
クンポーン助教は、黒木准教授(制御情報工学科)との非負値係数因子分解と錘制約部分空間法を用いたタイ文字画
像の認識に関する共同研究のため、5月7日〜5月30日の期間、来日されています。
文化講演会ではタイの美しい自然、仏教寺院や王宮などの歴史的建造物、水の祭典や食事など現代の生活風景のス
ライドや、キングモンクット工科大学KMITのビデオが上映され、英語での講演や質疑応答が行われました。
また、クンポーン助教は、翌16日(木)に校長室を訪れ、上田校長に挨拶と記念品の贈呈を行いました。
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文化講演会の様子
平成25(2013)年度
学生寮にて母の日感謝デーを実施
学生寮では、5月12日(日)に、寮生会役員が中心となり、毎日の食事提供や保健衛生の指導、各種講習会での研
修などで大変お世話になっている学生寮食堂の従業員に対して、日頃の感謝の気持ちを表したこころばかりの花の
ブーケと寄せ書きの色紙をプレゼントしました。
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母の日感謝デーの様子
平成25(2013)年度
学生寮にて保健衛生講習会と食堂懇談会を開催
学生寮では、5月9日(木)に株式会社魚国総本社九州支社の協力により、保健衛生講習会が開催されました。
寮内1階の留学生用キッチン、2階の補食室を中心に、ルミテスターという清潔度を測定する器具を使い、衛生検査
を実施しました。
石鹸による洗浄の前後における清潔度を比較したデータ結果を示された寮生達は、調理や食事前だけでなく、常時、
清潔にしておくことの必要性を学びました。
これから気温が上昇していくに伴い、食中毒の危険性も増加することから、こまめな手洗いと掃除の励行が大切であ
るとの指導・助言がありました。
その後、寮生会役員と食堂関係者の懇談会も開催され、テーブルマナー講習会等の話し合いが行われました。
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保健衛生講習会と食堂懇談会の様子
平成25(2013)年度
学生寮にてヘルスチェックキャンペーンを開催
学生寮では、5月9日(木)に株式会社魚国総本社九州支社の協力により、ヘルスチェックキャンペーンを開催しまし
た。
参加した寮生約45名に対して、肌水分の測定や、骨の健康度の測定、交感神経・副交感神経の測定によるストレス
チェックなどのテストが実施されました。また、測定結果を踏まえて、健康酢ドリンクの紹介や、間違ったダイエットなど
による偏った食事制限への注意など、食事と健康についてのアドバイスを受けました。
当支社の担当者から、「毎日の食事について注意することが健康への王道です。」との言葉があり、寮生らは改めて
食事による健康の大切さを学びました。
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ヘルスチェックキャンペーンの様子
平成25(2013)年度
学生寮にて春の寮祭を開催
4月20日(土)に、内田文化委員長(機械工学科4年)を中心とした文化委員により、学生寮にて春の寮祭を開催しま
した。
筑水寮とつつじ寮から、留学生及び体験入寮生も含めて160名の寮生が参加しました。あいにくの雨天となりました
が、グループに分かれてのドッヂボール大会を行い、夕方からは、テントの中でバーベキューパーティーを行いました。
性別、国籍、学年や学科の壁を乗り越えて、楽しく交流を行うことができ、より一層親睦を深める寮祭となりました。
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寮祭の様子
平成25(2013)年度
九州大学技術職員が本校機械工作工場を見学
4月18日(木)に、九州大学大学院工学研究院機械工学部門の技術職員16名による本校機械工作工場の見学訪
問がありました。
この訪問は、高専における実習の現状調査および安全教育についての意見交換を主な目的としたもので、初めに和
泉教育研究支援室長から歓迎の挨拶と本校の概要説明があった後、石丸機械工学科教授や関係技術職員から実習
工場内の機器や授業内容等についての説明が行われました。
訪問した技術職員から、「高専の実習の充実ぶりに感心しました。担当職員の技能の高さにも驚きました。」などの感
想が述べられ、本校の実習内容を再確認する良い機会となりました。
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工作工場を見学する九大技術職員
平成25(2013)年度
学生寮対面式を開催
本校では、4月9日(火)に学生寮の対面式を開催しました。
泉本寮務主事から「暮らしやすい寮となるよう、寮生一人一人が、規律正しい生活を送ることを期待する。」との挨拶
があり、また、鹿毛寮生会長(電気電子工学科4年)から「一日でも早く久留米高専に慣れるよう、寮生会は喜んで応援
したい。」とのエールが送られました。その後、新入寮生からの自己紹介や寮務主事室・事務職員などの紹介がありま
した。
これで、筑水寮はマレーシアのイルマン(機械工学科3年)、イムラン(材料工学科3年)の2名の留学生を加えて149
名、つつじ寮は28名となり、全体で177名の寮生数となりました。
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対面式の様子
平成25(2013)年度
平成25年度入学式を挙行
本校は、4月8日(月)に平成25年度入学式を挙行し、新入生208名、編入生2名(うち留学生2名)及び専攻科生
31名を迎え入れました。
式では、来賓、保護者及び教職員が見守る中、本科生、編入生、専攻科生の順に一人ずつ名前が読み上げられた
後、上田校長が入学を許可しました。続いて、各代表から上田校長に「工学を修得すると共に社会の期待にそうことを
誓います。」との誓詞が読み上げられました。最後に、上田校長から「セルフ・ヘルプの精神で、高専で自らの可能性
に挑戦してほしい。」との期待を込められた告辞が述べられました。
式終了後、体育館前のメインストリートではサークル勧誘などが行われており、緊張していた新入生達の顔も少しず
つ笑顔に変わっていく様子が感じられました。
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平成25年度入学式の様子
平成25(2013)年度
図書館完成記念式典を開催
本校では、耐震改修を含めた図書館改修工事が完成し、4月5日(金)に完成記念式典並びにオープニング見学会を
開催しました。
オープニングセレモニーとして、上田校長、津田図書館長、黒木総合情報センター長、松浦学生会長及び長平成25年
度本科新入生代表、田中平成25年度専攻科新入生代表の6人によるテープカットが行われ、閲覧室、学習室、耐震書
架、新たに設置された本校卒業生の直木賞作家「安部龍太郎氏」のコーナーやマルチメディア教室などを見学しました。
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記念式典と見学会の様子
平成24(2012)年度
本校機械工学科が第16回日本機械学会九州支部賞を受賞
本校機械工学科は、平成25年3月13日(水)に、九州産業大学工学部にて行われた、日本機械学会九州支部第66
期総会にて、第16回日本機械学会九州支部賞を受賞し、表彰を受けました。
日本機械学会九州支部賞は、九州・沖縄地区における機械工学ならびに機械工業の発展に資するとともに、支部活
動の一層の活性化を図るため、研究、教育、技術、国際交流、支部活動、地域振興などの分野における業績を通して、
九州・沖縄地区の機械工学ならびに機械工業の発展に寄与した個人または団体に対して授与されています。
今回の受賞は、本校機械工学科にて、「3D-CAD/CAE」を用いた機械設計能力向上のための学生教育を継続して
推進していることと、公開講座「インテグラルセミナー」を開催するなど社会人向け技術教育に積極的に取り組んでいる
ことを評価されたものです。
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表彰状と表彰楯
平成24(2012)年度
平成24年度卒業式、修了式を挙行
本科卒業式、専攻科修了式を3月15日(金)に本校第一体育館において挙行しました。上田校長から本科卒業生196
名、専攻科修了生45名に卒業証書及び修了証書が授与され、校長告辞、来賓挨拶と続き、式は厳粛な雰囲気の中、
終了しました。引続き行われた表彰式では、学業成績優秀な者等に表彰状が授与されました。式典終了後壮行会が開
かれ、本科卒業生及び専攻科修了生の門出を祝いました。
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卒業式・修了式と壮行会の様子
平成24(2012)年度
学生寮ビジネスマナー講習会を開催
2月20日(水)にD1教室にて、4年生と専攻科1年生を対象にビジネスマナー講習会を開催しました。学寮給食業務
を委託している(株)魚国総本社九州支社の協力を得、同社の田川 剛氏を講師に迎え、社会人としての基本的な礼儀作
法について講習を受けました。今回は、寮生に限らず通学生にも参加を呼びかけ、82名の学生が参加しました。
ビジネススーツの着方、お辞儀の仕方、敬語などの正しい言葉使い、応接室での作法など、講義と演習形式で学びま
した。参加者からは、「今の自分に足りないものばかりでとても役に立った」「今日学んだことを忘れずに、採用面接で活
用していきたい」などの感想が寄せられました。
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講習会の様子
平成24(2012)年度
本校OB安部龍太郎氏(歴史小説家)が母校に直木賞受賞を報告
2月23日(土)に、本校機械工学科卒の歴史小説家である安部龍太郎氏が、直木賞の受賞報告に本校を訪れまし
た。前日に受賞式を終えた安部氏に、上田校長、ラグビー部顧問で本校ラグビー部OBの江崎寮務主事、松ア事務部
長とラグビー部OB会副会長の佐々木敏文氏から、校長室で祝意が表されました。その後、安部氏は、ラグビー部OB
からの寄附で体育館横に設置されている、安部氏作詞による部歌「筑後の杜」が刻まれたラグビー部創立50周年記念
碑を見学し、グラウンドで練習していたラグビー部員を激励しました。同部キャプテンの執行尊仁君(機械工学科4年)
から、受賞のお祝いに部員らで寄せ書きをしたラグビーボールが贈呈され、部員たちが安部氏を囲んで部歌を合唱し
ました。
来校した報道陣から受賞報告に母校を訪問した感想について尋ねられた安部氏は、「直木賞を受賞したことを母校に
報告する日が来るとは思っていなかった。感無量です。」と答えていました。
本校訪問後、安部氏は楢原久留米市長に表敬訪問し、続いて石橋美術館を訪れ、現在開催されている「金閣・銀閣
の寺宝展」で、等伯らの絵画を鑑賞しました。
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訪問の様子
平成24(2012)年度
学生寮にて平成24年度寮生TA制度を実施
学生寮では、平成21年度より寮生TA(Teaching Assistant)制度を実施しております。寮生TA制度というのは、勉
学意識向上・勉強の習慣づけ・低学年での基礎学力向上を目的とし、上級生が、1、2年生の下級生を対象に勉強を教
えて、学習上の理解を促進するというものです。
ほぼ毎週月曜日と木曜日の午後9時から10時の間、学生寮食堂にて行っております。教師役を務める上級生は、無
報酬のボランティアとして下級生の面倒をみています。寮生は、学習塾に通ったり、家庭教師に習ったりなどの機会がな
いために、TAのような「学内個人指導」はとても助かっています。寮生は、このような日々の地道な活動を通して助け合
いの精神を育んでおり、このような経験は、社会に出てからも大いに役立つでしょう。
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勉強に励む寮生の様子
平成24(2012)年度
韓国・忠南機械工業高校の学生が本校を訪問
1月24日(木)に、忠南(チュンナム)機械工業高校(韓国・大田市)から学生18名及び教員3名が、本校を訪問し、
学内の施設や実習機器等の見学を行いました。
この度の訪問は、日本企業の工場や職業専門学校等の教育課程・進路の選び方などを学ぶことを目的とした、忠南
機械工業高校の海外体験学習の一環として来日の際、以前から本校の教育プログラム等に興味・関心を持つ同校の
希望により実現したものです。
一行は初めに津田企画主事と馬越教務主事からの歓迎挨拶と学校紹介を受けた後、関係者に案内されて、工作工
場や製図室、機械要素設計実験室などを見学し、実習機器やそこで行われている授業内容等について説明を受けま
した。
通訳を介しての説明でしたが、学生達は一様に深く説明に聞き入り、興味を引いた機械の前で思い思いに写真を撮
ったり質問を投げかけたりするなど、限られた時間でしたが、積極的に学んでいました。
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見学の様子
平成24(2012)年度
平成24年度学生寮成人式を開催
1月10日(木)に平成24年度学生寮成人式を開催し、25名(うち留学生3名)の成人を祝福しました。寮生を代表
して日下部寮長から祝辞があり、その後、田崎君(制御情報工学科5年)が新成人を代表して謝辞を述べ、また「これ
から成人としての自覚を持って頑張りたい。」と抱負を語りました。
江崎寮務主事からは、新成人へのお祝いとして、寮生活をまとめたDVDの映像に乗せて、サックスの演奏がプレゼ
ントされました。例年よりもアットホームな心温まる成人式となりました。
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成人式の様子
平成24(2012)年度
学生寮にて寮祭を開催
学生寮では、12月15日(土)に寮祭を開催し、留学生を含めて116名の寮生が参加しました。あいにくの雨天でした
が、寮生会役員を中心に午前中の餅つき、午後のボウリング大会、夕方のバーベキューパーティーと活気ある1日とな
りました。前回春の寮祭以降に入寮した寮生(全寮生の約2割)が加わり、同学年、さらには先輩・後輩との親睦を深め
ました。
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寮生たちの様子
平成24(2012)年度
本校OB安部龍太郎氏(歴史小説家)が第148回直木賞を受賞
第148回(平成24年度下半期)直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が1月16日に開かれ、本校機械工学科
第12期(昭和52年3月)卒業生、安部龍太郎氏の作品で、桃山時代の絵師、長谷川等伯を主人公として日本経済新
聞に連載された「等伯」が選ばれました。同氏は本校卒業後、東京都大田区立図書館で司書として働く傍ら執筆活動を
続け、33歳のときに本格的にデビューされました。直木賞候補となるのは、2回目で、理系出身の歴史小説家として
は異例の受賞となりました。教職員一同心からお祝い申し上げます。
発表から一夜明けた本校には、TV取材を受けるために当時の級友や同氏が所属していたラグビー部関係者が集まり、
安部氏作詞による部歌が刻まれたラグビー部創立50周年記念碑の前で、受賞を喜びあいました。
贈呈式は2月中旬に都内で行われる予定です。
なお、安部氏は、平成22年10月に久留米市立六ツ門図書館開館記念講演会の講師として「転機で出会った本」と題
して講演を行い、本校にも訪問されています。(訪問された際の記事はこちら)
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久留米高専ラグビー部創立50周年記念碑と安部氏が作詞を手掛けたラグビー部部歌
平成24(2012)年度
学生寮にて和食作法講習会を開催
12月9日(日)に筑水寮2階大広間にて、和食作法講習会を開催しました。学寮給食業務を委託している(株)魚国総
本社九州支社の協力を得、同社の中村氏を講師として迎え、本格的懐石料理の基本的な作法について講習を受けま
した。
昨年に続いて、4回目のテーブルマナー講習会でしたが、19名の学生(男子学生17名、女子学生2名)が参加しま
した。お箸の持ち方、器の扱い方は言うに及ばず、着席から離席にいたるまで、品位ある高専生としての作法を教えて
いただきました。
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講習会の様子
平成24(2012)年度
学生寮にてヘルスチェックキャンペーンを開催
12月6日(木)に、学生寮食堂において、第2回ヘルスチェックキャンペーンを開催しました。(株)魚国総本社九州支
社の協力の下、寮生は、血圧、脈拍、肌年齢の測定、ストレス度チェックにより、健康状態や心理状況を把握すること
ができました。また、カロリーや内包栄養素、原材料などを明示した食品サンプルも多数展示されており、日頃の食事
と栄養に関しての理解を深めました。「自分の健康は自ら管理する」という意識も高まったことと思います。
ヘルスチェックキャンペーン後には、寮生会役員と食堂との懇談会も開催されました。
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ヘルスチェックを受ける寮生
平成24(2012)年度
高専祭にて東亜マイスター高校との学生交流を実施
11月2日から5日まで、東亜マイスター高校(韓国大田)の9名の生徒が筑水寮に宿泊し、高専祭に参加しました。
2日の前夜祭は、法被を着て足袋を履き、神輿かつぎを体験し、3日の文化祭では、様々なイベントを楽しんでいまし
た。5日の体育祭では、本校の専攻科生とチームを組んで「みんな金メダル」の競技に参加し、応援合戦や騎馬戦の競
技を見物して感動していました。
本校学生とも日本語を上手に話し、楽しく交流していました。短期間でしたが、両校の学生にとって思い出深い国際交
流になりました。
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高専祭に参加する東亜マイスター高校生
平成24(2012)年度
JIDA-KIGS学生デザインコンペ「うつくしいくらしをデザインする」にて最優秀賞を受賞
日本インダストリアルデザイナー協会(JIDA)と北九州イノベーションギャラリーが大学生や高専生などの学生を対
象に実施した学生デザインコンペ「うつくしいくらしをデザインする」において、本校から西田 一樹さん、砥綿 大貴さん、
竹之内 皓宏さん(機械工学科5年)の作品「pita」が最優秀賞に選ばれました。
11月17日(土)に北九州イノベーションギャラリーで行われた表彰式で表彰状とトロフィーなどが贈られ、受賞した3
人が、櫻木学生主事と指導教官である藤田教授(機械工学科)とともに上田校長へ受賞の報告を行いました。
このコンペティションは「これからの“うつくしいくらし”とは何か?くらしを彩る“うつくしいもの”のあり方」についてくらし
を彩る“もの”のデザインを募集したもので、同時に応募した別作品「ORIGAMI」も入選しました。
受賞作品は12月26日(水)まで北九州イノベーションギャラリーに展示されています。
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受賞の報告を行う西田さん、砥綿さん、竹内さん
平成24(2012)年度
平成24年度永年勤続表彰式を挙行
本校では、11月20日(火)に校長室において平成24年度永年勤続表彰式を挙行しました。
表彰式では、田中慎一教授、松野哲也教授、楠木康弘施設係長、冨永洋一技術専門職員の4名に対して上田校長
から表彰状が手渡され、20年の勤労への謝辞が述べられました。
最後に被表彰者を代表し、田中教授から「初心に帰って頑張りたい」旨の答辞が述べられ、おごそかな雰囲気の中、
表彰式を終了しました。
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表彰式の様子
平成24(2012)年度
第二回料理教室を開催
11月17日(土)に、寮生を対象に、食に対する意識向上を目的として、本校学生寮の食堂にて、株式会社魚国総本
社九州支社の協力により、第二回料理教室を開催し、12名が参加しました。
魚国総本社九州支社の佐藤氏、原氏、田中氏を講師として迎え、「電子レンジを使った簡単料理」をテーマに、ケチ
ャップライス、豚バラの重ね蒸し、もやし春雨チャプチェ、わかめスープの作り方について講習を受けました。参加者は、
自分たちで調理した料理で楽しく会食していました。
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料理教室の様子
平成24(2012)年度
学生寮にて防災避難訓練と非常食シミュレーションを実施
本校学生寮では、10月17日 (水)に秋の防災避難訓練を実施し、寮生151名(うち留学生7名)が参加しました。今
回は久留米消防署の協力のもと、放水訓練と消火器による初期消火の方法について指導を受けました。
的場消防隊長(生物応用化学科4年)の火災発生の合図とともに訓練を開始し、寮前庭に避難後すぐに参加者全員
の点呼を行いました。次に、筑水寮3階学習室窓から火災をイメージした放水訓練を行い、参加した寮生は消火ホー
スにかかる水圧の強さにびっくりしていました。最後に、駐車場に移動し、消火器の使用方法について指導を受けまし
た。
また、学寮給食業務を委託している(株)魚国総本社九州支社の協力で、昼食時に非常時の食事を体験する非常食
シミュレーションを行い、災害用のレトルト保存食を食べることを通して防災に対する意識を高めました。
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防災避難訓練と非常食シミュレーションの様子
平成24(2012)年度
平成24年度 久留米市内単位互換協定校による「共同講義」を開講
本校では、久留米市内の5大学等との間で締結している単位互換協定の一環として、各大学等の個性や特色を生
かした講義を行う「共同講義」を、「久留米の生活と環境」をテーマとして開催しています。
10月12日(金)に笈木准教授(生物応用化学科)による「微生物を用いた環境浄化」と、11月13日(火)に中尾准
教授(機械工学科)による「スマート化技術とその展望」の2つの講義を行い、連携校の学生約40名が受講しました。
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共同講義の様子
平成24(2012)年度
学生展示会inくるめりあ六ッ門に学生が出展
10月25日(木)から28日(日)にかけて、高等教育コンソーシアム久留米主催の学生展示会inくるめりあ六ッ門が
開催されました。このイベントは、久留米市内の高等教育機関が互いに連携し、文科系の部活動・サークルの活動成
果を発表する機会を増やすことで、地域の方々への認知度を向上させるとともに、他校と交流を行い、活動の視野や
規模を広げることを目的としたものです。
久留米大学、久留米工業大学及び本校の合計10の部・サークルが参加し、本校からは、プログラミングラボ部・ロ
ボコン部・翔同好会・写真同好会の4つのクラブが参加して、各ブースにて展示を行い、来場者に普段どのような活動
をしているかや、展示物の詳しい説明等を行いました。
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学生展示会の様子
平成24(2012)年度
学校説明会・見学会を開催
本校では、学校説明会・見学会を10月13日(土)に開催し、300名を超える中学生、保護者をはじめ、多くの方々
が本校を訪れました。
説明会では上田校長から学校概要を説明後、酒井教務主事補から各学科の紹介や平成25年度入学試験等につ
いての説明を行いました。会場では、熱心にメモを取る姿があちこちで見られました。その後の個別相談会では、各
主事や各学科長へ卒業後の進路等に関する質問が多数寄せられていました。
また、併せて行われた見学会では、本校の特色や学内施設などについて理解を深めてもらうため、構内に準備した
34か所の見学スポットにおいて、教員や在校生による実験設備の紹介、公開実験、展示等が行われました。
参加した中学生からは、「実際に使用している実験機器を目の当たりにし、一層高専への興味が湧いた。」、「教員
や在校生の説明が分かりやすく、参加して良かった。」等の意見を頂き、盛況のうちに終了しました。
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個別相談会と見学会の様子
平成24(2012)年度
平成24年度久留米市食育推進団体表彰を受賞
久留米市食育推進会議では、市民協働による食育の推進を目的に、久留米市内の様々な場面で実践されている優
れた食育の取り組みを表彰しており、このたび本校学生寮の活動が認められ、9月29日(土)に表彰を受けました。
学生寮では寮生の「食事と栄養」に関する意識を向上させ、日々の生活習慣を改善することを目的に「早寝早起き朝
ごはん」を寮の年度目標として策定し、食堂業者(株式会社魚国総本社九州支社)と協力しながら計画的に食育活動
を展開しています。食事管理に加えて、ヘルスチェックキャンペーンやテーブルマナー講習会、食品衛生講習会、料理
教室など、様々な食育推進活動を実施しており、学生は、栄養バランスのとれた食生活が健康の基本となることだけ
でなく、メンタルコンディションの維持向上にも不可欠であることを再認識し、朝食の喫食率の向上など、生活習慣全般
を見直すことで規則正しい寮生活に向けた改善に繋げています。
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表彰状を授与される江崎寮務主事
平成24(2012)年度
【久留米高専・有明高専・北九州高専】福岡県内国立3高専合同学校説明会を開催
福岡市の天神ビルで9月29日(土)に、合同学校説明会を開催しました。
この合同学校説明会は、本校、有明高専、北九州高専の福岡県内の3高専が連携して、福岡市及び周辺市町村の
中学生、保護者、中学校教員、学習塾関係者を対象に開催したもので、この地域における高専の知名度をアップさせ
るとともに、志願者確保を目的として実施したものです。
当日は、200名を超える参加者が訪れ、3高専の校長、教務主事ほか教職員が出席し、全体会で高専全般の説明
があった後、各高専に分かれて個別の説明が行われました。
また、3高専に加え、熊本高専・佐世保高専・都城高専・鹿児島高専からも学校紹介ブースの出展があり、参加した
中学生のアンケートには、各高専の入試情報を一度に聞くことができてよかった、高専の特徴を理解できたなどの意
見が多く寄せられました。
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説明会と個別相談コーナーの様子
平成24(2012)年度
テマセク・ポリテクニクの学生が本校を訪問
九州・沖縄地区の9高専は、シンガポールの工科系高等教育機関の3校と交流協定を締結しており、今回、その中の
1校であるテマセク・ポリテクニク校の学生43名と教員2名が、北部九州への修学旅行の合間を利用し、去る9月27日
(木)、本校を訪問し学生交流を行いました。
レセプションでは上田校長から歓迎の挨拶の後、金城准教授(一般科目文科)から学校紹介が行われました。続いて、
班に分かれて昼食を挟み、日本文化体験として折り紙や日本の遊びなどを通して親交を深めました。学生たちは予定
の時間が過ぎるのも忘れるほど、写真を撮りあったり、熱心に語り合ったりし、有意義な時間を過ごしました。短い時間
でしたが異文化交流を通じて、互いの文化や価値観への興味や関心が深まりました。
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親交を深める学生たち
平成24(2012)年度
一日体験入学を開催
本校では、8月20日(月)及び21日(火)に中学生を対象に、一日を通して同校の5学科及び一般科目の授業を体験
してもらうことを目的とした「一日体験入学」を開催しました。二日間で570名の参加者を受け入れ、昼休みには在学生
による学校行事の説明も行われました。また、校内に設けた進路相談室では、保護者から教員へ多数の質問が寄せら
れ、直接対話できるよい機会となりました。
参加した中学生からは、各学科や一般科目教員の工夫を凝らした授業に「高専と普通高校の違いが分かった。」、「在
学生の説明に好感を持った。」、「具体的な実験等でそれぞれの学科の特徴が分かった。」、「少し難しかったけれど、面
白かった。」などの声が聞かれ好評を博しました。
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体験授業で実験を行う中学生
平成24(2012)年度
文部科学省内藤専門教育課長が本校を視察
文部科学省高等教育局の内藤敏也専門教育課長と児玉央子専門教育課高等専門学校係長が、7月17日(火)午前
中に、本校を訪問しました。上田孝校長から学校概要説明を受けた後、同窓会記念館にて本校の沿革について、機械
要素設計実験室で平成20〜22年度文部科学省教育GPに採択された内容を更に発展・充実させ、第14回(平成23
年度)九州工学教育協会賞を受賞した「デジタルエンジニアリングを用いた新たな機械工学教育及び教育GPに関連す
る一連の取組み」についてそれぞれ説明を受け、学生が実習を行う機械工作工場や機械実験室を視察しました。
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視察の様子
平成24(2012)年度
知的財産フォーラムin久留米2012に学生が参加
7月11日(水)に久留米市、(株)久留米ビジネスプラザ、久留米知的所有権センターが主催する知的財産フォーラム
in久留米2012「知財で差をつけろ!知的財産 最前線!!」が開催され、越後製菓株式会社山ア会長による国際収支
の現状や、知的財産の外国出願についての基調講演や、身近な「食」をテーマにした事例発表が行われました。
本校からは「産業財産権特論」の授業の一環として、専攻科1年生約30名が参加し、普段の授業とは違う、企業の目
線での発表を真剣にメモを取りながら聴講していました。また、「天然成分を用いた新規食品の保存性向上に関する研
究」というテーマで笈木准教授(生物応用化学科)が事例発表を行い、ご飯パンの製作・改良と保存性向上の成果につ
いて説明しました。
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フォーラムの様子
平成24(2012)年度
学生寮にて第2回文化講演会と卒業生による講演会を開催
学生寮では、6月28日(木)、7月3日(火)の二日間、第2回文化講演会「留学生による母国事情〜異文化理解のた
めに」を開催しました。
第2回文化講演会は、留学生と日本人学生との交流のきっかけづくりとして開催され、50名以上の寮生が参加しまし
た。
留学生のマレーシアのサラさん(機械工学科3年)、シャフワン君(電気電子工学科3年)、モンゴルのナンサーさん(生
物応用化学科3年)、ラオスのワンネン君(材料工学科4年)、インドネシアのカロカロ君(材料工学科4年)が、それぞれ
の母国の文化についてパワーポイントで解説をしたり、民族衣装を披露したりし、異文化理解を深めることができました。
これを機に学内での国際交流が進むことを期待します。
また、7月3日の文化講演会後には、本校電気工学科卒業生でシステムエンジニアの今村安伸氏による講演会を開
催し、コンピュータプログラマーとしての仕事について詳しく話を聞くことができました。
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講演会の様子
平成24(2012)年度
学生寮テーブルマナー講習会を開催
本校学生寮では、6月17日(日)に、学生寮食堂にて、テーブルマナー講習会を開催しました。日頃から食事を提供
している株式会社魚国総本社九州支社の協力を得、同社の田川 剛氏を講師として迎え、洋食コース料理の基本的
な作法について講習を受けました。
昨年に続き、3回目のテーブルマナー講習会でしたが、29名の学生(男子学生27名、女子学生2名)が参加し、好
評を博しました。カテラリー(ナイフ、フォークなど)の使い方は言うに及ばず、着席から離席にいたるまで、レディ、ジェ
ントルマンにふさわしいテーブルマナーを教わりました。
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テーブルマナー講習会の様子
平成24(2012)年度
留学生を対象とした学生寮の食品衛生講習会を開催
本校学生寮では、6月14日(木)、学生寮食堂と寮生会の懇談会後に、留学生を対象とし、食品衛生講習会を開催
しました。
株式会社魚国総本社九州支社の協力を得て、同社の北川氏、佐藤さん、田中さん、原さんから、梅雨の時期に特に
注意が必要となる食中毒の基礎知識・危険性についての講習や、調理場と食卓の清潔度のチェックを受け、調理前
後の消毒、調理器具の洗浄、調理前食材の保管方法、調理中の危険、食べ残しの保管や処分方法など、細部にわた
って指導が行われました。
6月17日(日)には、受けた指導をもとに、留学生用調理場と食卓の大掃除を行いました。
今後、一年を通して、衛生面のレベルを上げていきたいと思います。
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食品衛生講習会の様子
平成24(2012)年度
地震と火災を想定した防災総合訓練を実施
本校では、6月13日(水)に久留米市消防署員立会いの元、震度5強の地震による火災発生を想定した防災総合
訓練を行いました。防災総合訓練は、地震発生から火災鎮火までの一連の流れをシミュレートし、学生や教職員へ防
火思想の普及および高揚を図ることを目的としたもので、学生と教職員あわせて約1100名が参加しました。
訓練では上田校長を対策本部長とした職員による自衛消防団が結成され、迅速に避難が行われました。
避難終了後は、消防署員による消火器の使用方法の説明を受け、3年生、4年生、5年生、教職員の順に消火器操
作訓練を行い、消防署員より訓練全体の講評が行われました。
最後に上田校長からの挨拶をもって、無事終了しました。
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防災総合訓練の様子
平成24(2012)年度
平成24年度(春季)国立高等専門学校九州沖縄地区校長・事務部長会議を開催
平成24年度(春季)国立高等専門学校九州沖縄地区校長・事務部長会議が、6月7日(木)・8日(金)の両日、本校
を当番校として、国立高専機構から木谷理事、三浦総務課長を迎え、開催されました。
上田校長の開会の挨拶、木谷理事から機構の近況を含めて挨拶があり、全体会議で、提出された協議題及び報告
事項について討議し、木谷理事から機構本部としての意見や助言を交え、活発な意見交換が行われました。引き続き、
校長会議及び事務部長会議に分かれ、各校が直面する当面の諸課題等について意見が交わされました。
翌、8日(金)は、校内施設見学を行い、工作工場や機械要素設計実験室を始めとする実験室、昨年度完成した女
子寮などを視察しました。
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会議と視察の様子
平成24(2012)年度
東亜マイスター高等学校(韓国)との学生国際交流行事を開催
5月23日(水)午後、(社)韓国人材・技術協力機構の主管により、東亜マイスター高等学校(韓国大田市)の学生及び
引率教職員の総勢111人が、本校を訪れ、伝統技を通じて本校学生110人と和やかに交流を行いました。これは東
亜マイスター高等学校の日本研修の一環として、海外の先進職業教育機関を訪問し体験を通してグローバルマインド
を育成することを目的としたもので、昨年度に引き続き今回で2回目となりました。
世界で活躍することが期待されている高専生にとっても、工業技術を学ぶ同世代の海外の若者との交流は貴重な体
験となりました。
上田校長から歓迎の挨拶、東亜マイスター高校のイ・スヤン校監から答礼の挨拶が行われた後、授業、実験や施設
見学を行いました。途中、授業や実験に飛び入り参加する場面もあり、実のある見学となりました。その後、体育館に
移動し、本校学生会が企画した交流行事が実施されました。両校学生代表による映像を交えての学校紹介に始まり、
韓国側からナンタ(乱打)、テキョン舞、また本校からはダンス部によるストリートダンスが披露されました。続いて両校
混成の8チームに分かれての大縄跳びを行い、交流、親睦を深めることができました。当初縄の回し手と選手の動き
がスムーズに行かず苦労する場面もありましたが、慣れるに従い回数を多く跳べるようになると、友人の応援も熱が入
り一段と声援が大きくなっていきました。
楽しい時間はあっという間に過ぎ、双方の学生達は、将来世界で活躍する技術者として再会することを約束。思い思
いに記念撮影を行うなど、双方別れを惜しみながら、東亜マイスター高等学校一行は本校を後にしました。
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国際的な技術者としての活躍を誓い合いながら、記念撮影に納まる両校学生及び教職員
平成24(2012)年度
学生寮にて文化講演会を開催
学生寮では5月9日(水)に寮の食堂にて、diBec(海外大学日本事務局)代表の多田克士氏を講師として迎え、初の
文化講演会を開催しました。
講演会では、多田氏のアメリカ留学と国際ビジネスの経験を通して、社会から求められている人物像、海外生活体験
のすすめ、海外留学の事例や方法、海外の大学・大学院への進学についてなど詳しい説明がありました。
「これからの日本を担っていく若者たちには、グローバルな視野を持って欲しい、特に工業高専卒業生のような工業
技術者は、英語というコミュニケーションのための道具(ツール)のスキルを身につけておけば、日本だけでなく世界で
大いに飛躍する機会がある。」と英語の重要性について語られ、「現時点での英語の能力は問わない、海外留学の方
が日本国内での進学より費用が安くなることもある」と、英語が苦手な学生へのアドバイスもありました。
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講演会の様子
平成24(2012)年度
学生寮にてヘルスチェックキャンペーンと料理教室を開催
5月9日(水)、株式会社魚国総本社九州支社の協力の下、ヘルスチェックキャンペーンを開催しました。ヘルスチェッ
クでは、血圧、脈拍、肌年齢の測定やストレス度チェックにより、寮生の健康状態を把握しました。
今年は久留米市保健所から4名の職員も来校され、フードモデルをトレーに取り、台に乗せるだけで摂取カロリーや栄
養バランスが計算できる「食育SATシステム」という食事診断システムによる健康増進のための食育指導を受けました。
つつじ寮の女子学生から要望のあった料理教室も、つつじ寮キッチンにて開催しました。この料理教室は、魚国総本
社九州支社の大川内氏と末田氏を講師として迎え、お菓子作り(いちご大福、蒸しケーキ)とフルーツカッティングについ
て講習を受けました。講習後のアンケートでは、「このように、勉強だけでなく色々なことを学べる機会がもっとあればい
いと思う。」など今後もイベントを望む声がありました。
また、ヘルスチェックキャンペーンと料理教室後には、寮生会役員と食堂との懇談会も開催されました。
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ヘルスチェックキャンペーンと料理教室の様子
平成24(2012)年度
学生寮にて春の寮祭を開催
学生寮では、4月21日(土)に春の寮祭を開催しました。寮祭は、今年度より女子寮生が加わり、昨年度までとは違
う雰囲気となりましたが、体験入寮生も含めて約150名の寮生が参加し、スポーツ大会とバーベキューパーティーを行
いました。
スポーツ大会(サッカー、ドッジボール)では、性別や国籍、学年、学科など関係なく、グループに分かれて試合を行
い、新しい人間関係を作ることが出来ました。
また、夕方のバーベキューパーティーでは、グループ毎に屋外に張ったテントで肉を焼き、談笑を交えながら食事をし、
一日を通して親睦を深めあっていました。
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寮祭の様子
平成24(2012)年度
学生寮にてビジネスマナー講習会を開催
本校では、4月15日(日)に学生寮の食堂にてビジネスマナー講習会を開催しました。
株式会社魚国総本社九州支社の協力を得、同社の田川剛氏を講師として迎え、12名の学生が社会人としての基本
的な礼儀作法について講習を受けました。
講習では、ビジネススーツの着方やお辞儀の仕方、名刺交換の方法、敬語などの正しい言葉使い、電話での応対マ
ナー、応接室での作法などを講義と演習形式で学び、自分だけの価値観に基づいた独りよがりの言動を慎むこと、そし
て、周囲に不快感を与えない言動、周囲への気配りこそが、社会人としてのマナーの基本であることを認識する良い機
会となりました。
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ビジネスマナー講習会の様子
平成24(2012)年度
学生寮にて対面式を実施
4月6日(金)に本校学生寮食堂において、在寮生と新入寮生の対面式を行いました。
今年度は、つつじ寮(女子寮)新設及び男子寮の生活環境改善によって、共同生活の場(=シェアハウス)が整備さ
れ、リニューアルした食堂で新入寮生49名(男子32名、女子17名)が一人ずつ寮生活への思いを述べました。
その後、江崎寮務主事から、コンピテンシーレベルという評価基準の概説があり、寮生に対し自分自身でレベルアッ
プし、今後の高専生活、さらに卒業後の人生を切り拓いて欲しいと期待が寄せられました。次に、3名の寮務主事補か
ら、新しいセキュリティーシステム及び寮生活についての諸注意があり、寮生活を楽しく、より有意義なものにするため
に、全員で協力して素晴らしい寮を作り上げていこうと宣言があり、平成24年度久留米高専学生寮がスタートしました。
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学生寮対面式の様子
平成24(2012)年度
平成24年度入学式を挙行
本校は、平成24年度入学式を4月5日(木)に新入生204名、編入生4名(うち留学生3名)及び専攻科生32名を迎
え挙行しました。
式では、来賓、保護者及び教職員が見守る中、本科生、編入生、専攻科生の順に一人ずつ名前を呼ばれ、上田校長
から入学を許可されました。続いて、各新入生代表が登壇し誓詞を読み上げ、これから始まる高専生活の抱負を述べ
ました。
入学式終了後、新入生は桜花爛漫なメインストリートで上級生から部活勧誘を受けました。
平成24年度入学式の様子
平成23(2011)年度
女子寮「つつじ寮」竣工式を挙行
女子寮「つつじ寮」の竣工式を3月28日(水)に挙行しました。
本校吹奏楽部の演奏に始まり、上田校長、津福同窓会会長、続いて「つつじ寮」看板を揮毫していただきました寺崎氏
(旧工専1期生)の挨拶の後、上田校長から女子寮命名者の表彰がありました。受賞者からは、久留米市の市花となって
いる「久留米つつじ」への思いや女子寮への期待が述べられました。次に、寮生会を代表して、日下部寮長(電気電子工
学科3年)と小川副寮長(材料工学科3年)から、関係者への感謝と新たな久留米高専学生寮を築いていく抱負が述べら
れました。春光の中、上田校長をはじめ6名によるテープカット、吹奏楽部ファンファーレ及び寮生会役員によるクラッカー
発射と続き、竣工式は終了しました。
式後、女子寮見学会を行い、新入寮生は期待に満ちた表情で女子寮を見学しました。
平成23(2011)年度
平成23年度卒業式、修了式を挙行
本科卒業式、専攻科修了式を3月16日(金)に本校第一体育館において挙行しました。
厳粛な雰囲気の中、上田校長から本科卒業生204名、専攻科修了生41名に卒業証書及び修了証書が授与され、
校長告辞、来賓挨拶の後、引続き行われた表彰式では、学業成績優秀な者等に表彰状が授与されました。
式典終了後、第二体育館で壮行会を開催し、本科卒業生及び専攻科修了生の門出を祝いました。
卒業証書授与の様子
平成23(2011)年度
藤田教授及び橋村准教授が第14回九州工学教育協会賞を受賞
本校機械工学科の藤田雅俊教授と橋村真治准教授の「デジタルエンジニアリングを用いた新たな機械工学教育及
び教育GPに関連する一連の取組み」が第14回(平成23年度)九州工学教育協会賞を受賞しました。
この賞は、工学・工学教育に関する新しい効果的な教育方法、手段を提案・実践したことを評価されたもので、表彰
式は平成24年2月7日(火)に九州大学工学部伊都キャンパスにて行われました。
受賞した藤田教授(右上)と橋村准教授(右下)
平成23(2011)年度
第22回全国高等専門学校プログラミングコンテスト競技部門優勝チームが楢原久留米市長を表敬訪問
平成24年2月22日(水)に、「第22回全校高等専門学校プログラミングコンテスト」の競技部門優勝チーム(プログラミ
ングラボ部)が、上田校長とプログラミング部顧問の黒木准教授(制御情報工学科)とともに楢原利則久留米市長を表敬
訪問しました。
優勝チームの坂田祐将君(制御情報工学科3年)、大城泰平君(制御情報工学科4年)、徳永誠君(制御情報工学科4
年)の3名は、平成23年12月22日(木)、23日(金)の2日間にわたって京都府舞鶴市総合文化会館にて行われたコン
テストで優勝し、文部科学大臣賞を受賞したことを報告しました。部長の坂田君は「次のプロコンも優勝できるよう頑張り
たい。」と来年度に向けての意気込みを語っていました。
全校高等専門学校プログラミングコンテストの競技部門は、毎年異なった競技ルールのもと、各チームの持ち寄ったプ
ログラムの速度、精度に基づいて勝敗を決めるもので、第22回は「よみがえれ、世界遺産」をテーマに行われました。全
国の高専60チームのほか、ハノイ国家大学、モンゴル科技大学など、海外の4大学からも参加がありました。 表敬訪問の様子
平成23(2011)年度
外部評価委員会を開催
本校では、教育、研究等に関し自己点検・評価を行い、学外の有識者に客観的に現状を説明し、教育、研究等の改善
に資するため評価、提言を得る目的で、去る1月31日(火)に外部評価委員会を開催しました。
この委員会には、九州大学大学院総合理工学研究院長及び工学研究院長、久留米大学長、久留米工業大学長、久
留米市副市長、久留米市中学校長会会長及び地域企業からの有識者を招き、本校からは、上田校長をはじめ、各主事・
学科長ら17名が出席しました。
委員会は上田校長の挨拶に始まり、馬越教務主事から「久留米高専の教育の現状と改善活動」及び藤田産学民連携
テクノセンター長から「久留米高専におけるエンジニアリングデザイン教育と産学民連携」について、それぞれ説明が行
われた後、本庄九州大学大学院総合理工学研究院長の議事進行のもと、活発な意見交換が行われ、地域連携の推進
など多くの提言が寄せられました。
最後に上田校長から、参加した委員からの貴重な意見に対し、今後の学校運営に活かしていきたいと謝辞が述べられ、
閉会しました。 委員会の様子
平成23(2011)年度
平成23年度学生寮成人式を開催
筑水寮寮生会は、1月11日(水)に平成23年度学生寮成人式を開催し、新成人となった寮生16名(うち留学生1名)
を祝福しました。
江崎寮務主事から新成人への祝辞と記念品の贈呈が行われ、次に寮生を代表して田崎寮長から祝辞がありました。
その後、新成人を代表し、制御情報工学科5年の吉田前寮長が謝辞を述べ、「今までお世話になった家族、先生、友人
に感謝の意を表すとともに、これから成人者としての自覚を持って頑張りたい。」と抱負を語りました。謝辞の中で、新成
人全員で台詞を言うなど、5年間の寮生活で培った自信と仲間とのつながりを再認識する場となりました。 式の様子
平成23(2011)年度
第6回CIMSフォーラムを開催
本校では、文部科学省教育GPに平成20〜22年度で採択された「CIMSを活用した機械要素教育と産学連携」の取
り組みのフォローアップ活動の一環として、機械工学科2〜5年生および専攻科機械コース1年生を対象とし、12月22
日(木)に「卒業生からのメッセージ〜高専卒と大学卒のメリット、デメリット〜」と題したCIMSフォーラムを開催しました。
講師として、本校の卒業生7名を招き、講演会には158名の学生及び教職員が参加しました。
今回のフォーラムでは、現役の技術者、学生、異色分野で活躍する卒業生などそれぞれの立場から、実務経験をも
とに講演を行い、学生時代に取り組むべき課題や就職後の心構えなど、進路選択にかかる話に、参加した学生は真剣
な眼差しで耳を傾けていました。 講演会の様子
平成23(2011)年度
榊豊橋技術科学大学長による特別講演会を開催
豊橋技術科学大学の榊学長が、12月16日(金)に本校を訪問し、教員懇談会及び特別講演会を行いました。教員
懇談会では、高専教育及び豊橋技科大の教育について本校の教員と懇談を行い、その後の特別講演会では、「次代
の日本を担う皆さんへ〜技術者・科学者に期待されるもの〜」と題し、本校の学生240名に講演を行いました。
講演会では、日本を取り巻く状況、求められる人材の変化や、新たな科学的発見の事例から未知への好奇心・探求
心、社会の諸課題に挑戦的に取り組む行動力を持つことの大切さなどについて熱のこもった説明が行われ、学生にと
って科学への興味関心を更に深める機会となりました。 講演される榊学長と講演会の様子
平成23(2011)年度
筑水寮にて和食作法講習会を開催
筑水寮では、12月18日(日)に学寮給食業務を委託している(株)魚国総本社九州支社の協力の下、和食作法講習
会を開催しました。今回初めての取り組みで、4、5年の寮生を対象に、和食作法を身につける機会を提供したもので
す。
寮生は、講師から、箸の運び方や器の握り方さらに座布団の座り方等、様々な食事の作法を教わりました。また、「大
根が食べることができない場合はどのようにするのですか。」等の質問にも丁寧に答えていただき、先附から水物まで
の13品を約2時間かけて音楽を聴きながら堪能しました。講師から、取組み姿勢や作法の上達の早さを高く評価され、
「やがて社会人になったときに、ここで学んだことを思い出してください。」と講評があり、品位ある青年として恥ずかしく
ない作法を身につけました。
講習会の様子
平成23(2011)年度
平成23年度九州沖縄地区国立高等専門学校教員研究集会を開催
本校では、11月24日(木)、25日(金)の二日間にわたり、平成23年度九州沖縄地区国立高等専門学校教員研究
集会を開催しました。この研究集会は、例年、九州沖縄地区の各高専から教員が集まり、各高専の現状や課題につ
いて協議するもので、今回は「高専におけるエンジニアリングデザイン教育、共同教育の在り方について」をテーマに、
九州沖縄地区の9高専から23名の教員が参加しました。
1日目は、富山高専機械システム工学科本江哲行教授より「国立高専におけるエンジニアリングデザイン能力育成
の現状と課題」、阿南高専機械工学科原野智哉准教授より「コーオプ教育の概念と阿南高専における産学共同教育の
実践について」と題した特別講演が行われた後、久留米高専、北九州高専、熊本高専(八代キャンパス)から各校での
取り組みについて事例報告が行われました。
2日目は、今回のテーマにおける各高専の現状等について活発な意見交換が行われました。 参加者の集合写真と本江教授(中央)及び原野准教授(右)
平成23(2011)年度
韓国東亜マイスター高等学校との学生国際交流行事を開催
去る11月19日(土)と20日(日)の2日にわたり、韓国大田(テジョン)市にある東亜マイスター高等学校のイ・ソンウク
校長、引率教職員及び生徒184人が本校を訪れ、本校学生107人、北九州高専生40人と交流行事を行いました。
1日目は、開会式で本校上田校長、北九州高専内田教務主事、東亜マイスター高校イ・ウンソク校長の挨拶、駐福岡
韓国総領事館ジョン・ギルヒョン副領事、久留米市長(商工観光労働部観光・国際課田中主幹代読)の両国来賓代表に
よる祝辞が述べられ、続いて三校の学生代表から、プロジェクターによる映像を使用しながら各校の概要紹介が行われ
ました。午後からは、韓国の(社)韓日人材技術協力機構の企画により、27日の日韓混成チームに分かれ、チームごと
に相談してデザインに工夫を凝らしてドミノ倒し大会が行われました。夕刻には学生の親交を深める晩さん会が催され、
参加者相互によるプレゼント交換や本校ブラスバンド部による日本と韓国の曲をアレンジしたメドレーの披露などもあり、
言葉の壁を感じさせないほど、打ち解けた雰囲気の楽しい会となりました。
2日目は、本校の寮祭と兼ねて、同校寮生会の企画による餅つき、折り紙、ミウラ折りなどの日本文化体験や大縄跳
び、サッカーを通じて、本校と東亜マイスター高校とで交流活動が行われたほか、グラウンドで本校学生による応援演
武の披露などもあり、予定時刻を過ぎても別れを惜しむ学生たちの交歓が続けられました。
外国で工業技術を学ぶ同世代の若者との今回の交流は、世界で活躍することが期待されている高専生にとって、か
けがえのない貴重な体験となりました。 交流会の様子
平成23(2011)年度
永年勤続表彰式を挙行
本校では、11月21日に校長室において永年勤続表彰式を挙行しました。
表彰式では、越地教授、栫准教授、松尾准教授の3名に対して上田校長から表彰状が手渡され、永年の勤労に感謝
する祝辞が述べられました。最後に被表彰者を代表し、越地教授から「初心に帰って頑張りたい」旨の答辞が述べられ、
厳かな雰囲気の中表彰式を終了しました。 表彰式の様子
平成23(2011)年度
寮生が小森野まつりで応援演武を披露
筑水寮生約55名が、11月6日(日)に小森野まつりで体育祭の応援演武を披露しました。これは、新寮生会役員が小
森野自治会長を年度始挨拶のため訪問した際、自治会長から提案されたもので、初めての参加となりました。
寮生会は、持ち時間30分を3班(機械工学科、制御情報工学科、生物応用化学科)に分け、まつり用にアレンジした
演武を本番同様に披露しました。小雨が降り天候には恵まれませんでしたが、寮生の熱意が会場に伝わり、まつりは盛
況のうちに終了しました。
現在、寮生は、親元から離れ同世代だけの生活を送っています。今回小森野まつりに参加し、地域の方々と会話をす
る中で、小森野に住んでいることを認識すると同時に社会の一員であることを実感しました。 応援演武の様子
平成23(2011)年度
平成23年度 久留米市内単位互換協定校による「共同講義」を開講
本校では、久留米市内の5大学等との間で締結している単位互換協定の一環として、各大学等の個性や特色を生か
した講義を行う「共同講義」を、「久留米の生活と環境」をテーマとして開催しています。
10月に藤田教授(機械工学科)による「環境・エネルギーとまちづくりのデザイン」と、11月に中嶌教授(生物応用化
学科)による「環境の中の地衣類とその工業的利用」の2つの講義を行いました。 講義を行う藤田教授(左)と中嶌教授(右)の様子
平成23(2011)年度
コンソーシアム久留米連携公開講座「中国におけるビジネスの進め方」を開講
本校では、10月28日(金)に、高等教育コンソーシアム久留米との共催で「中国におけるビジネスの進め方 〜中国
駐留ビジネスマンからの提言〜」と題した公開講座を、高等教育コンソーシアム久留米サテライト・キャンパスにて開催
しました。
講座は、地域企業や学生を中心とした一般市民を対象に、著しい発展を続ける中国の現状と、日本と中国のビジネ
スの進め方の違いを知ってもらうことを目的としたもので、住友電装株式会社の工藤和直氏を講師として招き、「急速
に発展する中国産業の実態」や、「中国で一緒に仕事をする際に気を付けること」、「就職活動を行う学生へのアドバイ
ス」等について講義が行われました。
講義後には参加者から多くの質問が寄せられ、中国についてより詳しく知るよい機会となりました。 工藤講師による講義の様子
平成23(2011)年度
タイ王国の学生が本校を訪問
独立行政法人国立青少年教育振興機構が実施する「平成23年度文部科学省委託事業『青少年教育施設を活用した
交流事業』タイ王国高校生招聘交流事業」の一環として、10月26日(水)に日本語を第2外国語として学習するタイの
高校生25名と引率教員が、同事業を運営する国立夜須高原青少年自然の家の宮野所長ほか担当職員とともに久留
米高専を訪問し、本校学生との交流会を行いました。
交流会では、上田校長から歓迎の挨拶に続き、双方の学生代表者による学校紹介が日本語で行われた後、グループ
に分かれて交流しました。
また、学内見学も行われ、学生達は短い時間でしたが、有意義な時間を過ごすとともに、日本語を学ぶタイの高校生
との交流を通し、互いの文化や価値観への興味や関心を高めていたようでした。 交流会と学校見学会の様子
平成23(2011)年度
九州・沖縄地区国立高専 新技術マッチングフェアに参加
九州・沖縄地区国立高専 新技術マッチングフェアが、10月26日(水)にモノづくりフェア2011(マリンメッセ福岡)に
て開催されました。
このイベントは九州・沖縄地区9高専が保有する未公開特許やJST事業採択案件を、発明者(技術保有者)自身が企
業関係者を対象に、実用化を展望した技術説明を行い、広く実施企業・研究パートナーを募集することを目的としたもの
で、本校からは、平成21年度JST事業採択案件である「天然成分を用いた新規食品の保存性向上に関する研究」とい
うテーマで笈木准教授(生物応用化学科)が講演を行い、ご飯パンの製作と保存性向上の成果について説明しました。 講演を行う笈木准教授と会場・九州・沖縄地区国立高専のブース
平成23(2011)年度
理化学研究所が本校にて講演会を開催
本校では、1年生から3年生の学生を対象に「未来の夢を叶える科学」と題した理化学研究所講演会を10月19日
(水)に第1体育館で開催しました。
講演会では、上田校長から理化学研究所に開催のお礼が述べられた後、同研究所の上坪宏道特任顧問の御挨拶に
続いて、現役の研究者3名により、最先端科学に関する講演が行われました。上坂友洋・仁科加速器研究センター主任
研究員からは、「私たちはどこから来たのか?RIビームファクトリーで探る宇宙の進化」、城宜嗣・播磨研究所放射光化
学総合研究センター副センター長からは、「SPring-8でタンパク質の「形」を見る。「見る」と何がわかる?」、石橋幸治・
基幹研究所主任研究員からは、「ナノテクノロジーで開く未来のエレクトロニクス」と題して、それぞれの専門分野につい
て、プロジェクターによるスライドを用いて分かりやすく面白い話がありました。
講演後は学生から多数の質問が寄せられ、600人を超える学生たちは、普段聞ける機会の少ない貴重な話に科学
への興味をさらに深めたようでした。 左から上坂講師、城講師、石橋講師
平成23(2011)年度
筑水寮にて避難訓練と非常食シミュレーションを実施
筑水寮では、10月19日 (水)に水害を想定した避難訓練と非常食シミュレーションを実施しました。今回は、今年大
きな被害をもたらした台風12号クラスの台風が福岡地方に接近し、本校所在の小森野地区に避難勧告が発令された
ことを想定し、1.7km離れた篠山小学校への避難を行いました。
中島消防隊長を先頭に、寮生たちは整然と移動し、避難命令を伝える寮内放送から30分後には篠山小学校で全員
の無事が確認されました。
東日本大震災の検証で、「地震後の津波を想定して行動したか?」によって生死が分かれたと報じられています。今
回の訓練で避難所を確認したことにより、非常事態に陥った時、冷静な判断と反射的に行動する自信がつきました。
また、学寮給食業務を委託している(株)魚国総本社九州支社の協力で、昼食時に非常食シミュレーションを行い、
非常時の食事を体験し、防災に対する意識を高めました。 避難訓練の様子と非常食を食べる寮生の様子
平成23(2011)年度
筑水寮にて食堂&寮生会懇談会を開催
筑水寮では、学寮給食業務を委託している(株)魚国総本社九州支社と寮生会で定期的に懇談会を開催しています。
今回は、@緊急災害時を想定した非常食シミュレーションの実施、A体験入寮、B寮祭でのイベント内容、C和食作
法講習会の開催をテーマに話し合いが行われ、食事の提供だけでなく「食育」も視野に入れた活動について活発な意
見が出ました。
寮生は、役員を中心として「食」を楽しみながら知識を広げようとしており、今後どのような提案があるか楽しみです。
また、従来パックで提供していた飲み物を、ピッチャー方式に変更し、ゴミ及び飲み残しを減らす取組みも行っていま
す。 寮務関係者、食堂関係者と寮生会との懇談会風景とこれまでの取組み
平成23(2011)年度
学校説明会・見学会を開催
本校では、学校説明会・見学会を10月15日(土)に開催し、300名を超える、入学を希望する中学生とその保護者
が本校を訪れました。
説明会では上田孝校長から学校概要についての説明が行われた後、各学科の紹介や平成24年度入学試験につい
ての説明及び個別相談会が行われました。
引き続き行われた見学会では、構内全体で33か所の見学スポットが設けられ、各学科の実験設備、展示物等や学
内の様々な施設が公開されました。
参加した中学生は教員や在校生の説明に目を輝かせながら熱心に聞き入っていました。 説明会の様子 見学会の様子
平成23(2011)年度
ゴム加工技術者人材育成講座「ゴムの実践技術講座」を実施
ゴム加工技術者人材育成講座では、ゴム加工技術に関し、配合設計から加工・検査・トラブル対策まで対応可能な実
践的知識を有する高度人材を育成し、地場企業の自動車産業への新規参入及び受注拡大を支援することを目的とし
ており、最新の情報を取り入れた実践的な講座の開催が行われています。
本校では、9月16日(金)、29日(木)、30日(金)の3日間にわたり、ゴム加工技術者人材育成講座の1つである、ゴ
ムの実践技術講座にて、同校が有する設備やノウハウを活用して、ブレンドゴムの加硫反応の評価とカーボンフィラー
の違いによる補強効果の評価の実習を行いました。
実習には4名の社会人が参加し、「試験や測定などの実習が中心で、実務では体験できない事ができ勉強になった。」
「混練・加硫以外にも装置や測定法について説明があり、知見が広がった。」などの感想が寄せられました。 実習を行う参加者の様子
平成23(2011)年度
福岡県内国立3高専合同学校説明会を開催
本校、有明高専、北九州高専は10月1日(土)に、福岡県内の3高専が連携して、今年度初めて福岡市の天神ビル
合同学校説明会を開催しました。
この合同学校説明会は、福岡市及び周辺市町村の中学生、保護者、中学校教員、学習塾関係者を対象に開催した
もので、この地域における高専の知名度をアップさせるとともに、志願者確保を目的として実施したものです。
当日は、200名近くの参加者が訪れ、3高専の校長、教務主事、事務部長ほか教職員が出席し、始めに全体会で高
専全般の説明があった後、各高専に分かれて個別の説明会が行われました。
また、3高専に加え、熊本高専・都城高専・鹿児島高専からも学校紹介ブースの出展があり、参加した中学生のアン
ケートには、各高専の入試情報を一度に聞くことができてよかったなどの意見が多く寄せられました。 全体説明会の様子
平成23(2011)年度
テマセク・ポリテクニクの学生が本校を訪問
九州・沖縄地区の9高専は、シンガポールの工科系高等教育機関の3校と交流協定を締結しており、今回、その中の
1校であるテマセク・ポリテクニク校の学生44名と教員2名が、北部九州への修学旅行中、学校間交流の一環として
10月3日(月)に本校を訪問しました。
上田校長の学校紹介の後、テマセク・ポリテクニク校の学生とキャンパスツアーを行いました。ツアーでは本校の学生
が英語で施設の案内を行い、積極的なコミュニケーションが図られていました。ツアー後のティーパーティーでは予定の
時間が過ぎても写真を撮りあったり、話し込んでいたりする姿が見られ、有意義な時間を過ごすとともに、異なる文化を
持つ学生との交流を通し、互いの文化や価値観への興味や関心を高めていたようでした。 テマセク・ポリテクニク校の学生と共に記念撮影 キャンパスツアー・ティーパーティーの様子
平成23(2011)年度
第10回3D-CAD公開講座〜3D-CAD利用に関する基礎講演会〜を開催
本校では、第10回3D−CAD公開講座〜3D−CAD利用に関する基礎講習会〜を9月27日(火)と28日(水)の2
日間にわたり開催しました。
3D−CAD初心者から企業で活用している実務経験者まで幅広い受講者から申し込みがあり、9名が参加しました。
1日目は、3D−CADの代表的なデジタル・エンジニアリングソフトである「ソリッド・ワークス」の操作と、その活用方法
を理解することを視野に入れ、3Dモデルの作成から、干渉チェック、動作シミュレーション等、一連の基本操作を行い、
2日目は、3Dモデルからの寸法表示や2D図面の作成、CAE構造解析等、より効果的に3D−CADを使いこなすため
の応用操作等を行いました。受講者は学生TAの補助を受けながら、熱心に課題に取り組んでいました。 熱心に操作を行う受講者
平成23(2011)年度
平成24年度科学研究費補助金説明会を開催
本校では、9月22日(木)に外部資金獲得促進の一環として、平成24年度科学研究費補助金事業についての説明
会を開催し、本校の教員31名が参加しました。
説明会では、講師として(独)日本学術振興会学術システム研究センタープログラムオフィサーの山田淳氏を招き、
最近の科研費の動向から、大きく変更のあった箇所・申請書作成の留意事項等について説明がありました。
出席した教員からは、申請にあたっての多数の質問が寄せられました。 科学研究費補助金説明会の様子
平成23(2011)年度
筑水寮の生活環境改善を実施
筑水寮では、8月31日(水)の開寮に合わせて冷暖房エアコンを全員の居室に設置しました。これは、近年の地球温
暖化による気温上昇及び家庭での生活スタイルの変化に対応したもので、使用時間を一部制限しているものの、より
快適な生活環境となりました。
また、東日本大震災により電力供給か危ぶまれる中、エアコン設置による電力消費を少しでも抑えるため、閉寮前に
は全員で大掃除を行い、窓に節電(ガラス破損時の飛散防止)フィルムを貼る等、節電対策にも取組んでいます。 施工前 施工後 エアコン設置後の居室
平成23(2011)年度
高専機構木谷理事が本校を視察
独立行政法人国立高等専門学校機構の木谷雅人理事が、9月16日(金)に本校を訪問しました。
上田孝校長から学校概要説明を受けた後、機械要素設計実験室で3年間にわたる文部科学省教育GPの取組につ
いての説明があり、その後実習工場、女子寮建設予定地、図書館、産学民連携テクノセンター及び同窓会記念館を視
察しました。また、専攻科生の研究論文発表会で学生の発表を聞いたほか、市内のくるめりあ六ツ門にある、本校を含
む久留米市内5つの高等教育機関により構成する「高等教育コンソーシアム久留米」のサテライト・キャンパスも視察し
ました。 視察を行う木谷理事
平成23(2011)年度
平成23年度福岡地区3高専事務職員(主任級)研修会を開催
福岡地区3高専の連携事業として、平成23年度福岡地区3高専事務職員(主任級)研修会が、有明高専を会場に
9月13日(火)に開催されました。
本研修は、事務職員(主任級)を対象に、コミュニケーション能力の向上と高専間の交流を図ることを目的とし、有明
高専、北九州高専及び本校の主任10名が参加しました。
研修では、本校の松ア誠一事務部長による「事務職員の自己点検・自己評価について」の講演と「リスクマネジメン
ト」をテーマとしたグループワークが行われ、職場におけるリスクマネジメントの重要性について主任としての認識を深
めるとともに、普段あまり接触することのない3高専の職員が意見交換を活発に行いました。 研修会の様子
平成23(2011)年度
一日体験入学を開催
本校では、8月17日(水)及び18日(木)に中学生を対象に、教室や様々な実験室を回り、一日を通して本校の5学
科及び一般科目の授業を体験してもらうことを目的とした「一日体験入学」を開催しました。二日間で588名の参加者
を受け入れ、昼休みには在学生による学校行事の説明も行われました。また、校内に設けた進路相談室では、保護者
から教員へ多数の質問が寄せられ、直接対話できるよい機会となりました。
参加した中学生からは、「在学生の説明に好感を持った。」、「具体的な実験等でそれぞれの学科の特徴がわかった。」、
「高専と普通高校の違いがわかった。」などの声が聞かれ好評を博しました。 実験を楽しむ中学生の様子
平成23(2011)年度
平成23年度専攻科サマーレクチャーを実施
本校では、8月22日(月)から8月26日(金)にかけて機械工学の基礎知識を持つ専攻科1、2年生を対象とし、機電
系サマーレクチャー「ものづくりの現場から」を実施しました。
同レクチャーは、実際のものづくりの現場を通した講演、実習、演習、見学会を開催し、専攻科生としての資質の向
上を図ることを目的としたものです。今回は本校からの14名以外に佐世保高専からも2名の参加者があり、学校の枠
を超えて交流を深めました。
1日目は同レクチャーの参加者のほかに先端工学特論の履修者23名を加え、「ものづくりに関する講演」として、株
式会社三松の佐藤繋氏、・株式会社東日製作所の緒方智博氏・日之出水道機器株式会社の飛永浩伸氏の3名の講
師より実際のものづくりの現場とこれからの展望について語られました。
2、3日目の「ものづくり演習」では株式会社トヨタプロダクションエンジニアリングにてエンジン分解組立てに関する講
義を受け、実習を行いました。
4日目の「工場見学」では、リックス株式会社と日本鋳鍛鋼株式会社にて、ロータリージョイントや発電機のロータな
どの製造現場を見学しました。
最終日には近年のものづくりプロセスで普及している3D―CADを使い、公差設計について学びました。
一週間に渡る講座でしたが、受講した専攻科生からは「とても身につくことばかりで、本当に充実したものでした。」と
の感想がよせられました。 ものづくりに関する講演(上段)と3D-CAD演習(下段)の様子
平成23(2011)年度
第11回福岡県市議会議長会 議員研修会にて藤田雅俊教授が講演
8月24日(水)に石橋文化ホールにて第11回福岡県市議会議長会 議員研修会が行われ、本校から藤田雅俊教
授(機械工学科)が講師として参加し、講演「環境・エネルギーとまちづくりのデザイン」を行いました。
講演では、技術の進歩により生活を向上させる「もの」、コンパクトなまちづくりにより新しい営みを誘発する「こと」、
市民・企業など様々な立場で改善に取り組む「ひと」の3点からみたまちづくりの説明や事例紹介を行いました。 講演を行う藤田教授
平成23(2011)年度
高等教育コンソーシアム久留米主催 第2回中学校教員向け実習講座を開催
本校では、同校を含む久留米市内5つの高等教育機関により構成する「高等教育コンソーシアム久留米」事業の一
環として、昨年度の放射線講座に引き続き、第2回中学校教員向け実習講座「筑後川の水環境について学ぼう -自然
環境と水利用についての講義と実習-」を8月8日(月)に開催しました。
講座には市内の中学校理科教員45名が参加し、筑後川防災施設『くるめウス』の川島睦己氏より「筑後川での環境
教育」について、福岡県南広域水道企業団の松本尚久施設部長より「筑後川の水資源の利用‐私たちの生活と水‐」
について講義が行われた後、本校教育研究支援室の権藤豊彦副技術長及び第三技術グループの技術専門職員の指
導による水の分析実習が行われました。
水の分析実習では、筑後川上流等より採取した水や市販のミネラルウォーターを用いて、水の硬度をキレート滴定法
により求めました。
生活に密接に関係している筑後川の水環境を題材とした講座ということで、参加者からは「筑後川の環境について初
めて聞く話も多く興味深かった」、「水質管理がどのように行われているか勉強になった」、「硬度の持つ意味を実験で
具体的に理解できた」等の感想がよせられました。 講演と分析実習の様子
平成23(2011)年度
社会人技術者向け歯車加工実習を実施
本校では、九州大学製造中核人材(コア・リーダー)育成プログラム「歯車製造コース」カリキュラム及び日本歯車工
業会のJGMAギヤカレッジ「マスターコース」(基礎コース)の一つである歯車加工実習を8月4日・5日の2日間にわた
り担当して行いました。
同実習は、歯車製造における基盤技術やノウハウを習得し、さらに先端技術との融合を見通す歯車設計技術者の育
成を目指すもので、実習には社会人34名が参加し、歯車加工実習として、ハイスホブ切り・超硬ホブ切り・歯車測定等
の加工実習を行いました。
参加者は熱心に講師の説明や作業工程を見聞きするなど、自己研鑚に励んでいました。 講師の説明に熱心に耳を傾ける社会人技術者
平成23(2011)年度
第9回全国高専テクノフォーラムに参加
全国の高専の産学官連携担当者が一堂に会して行われる「第9回全国高専テクノフォーラム」が平成23年8月4日
(木)に、東京の学術総合センターにおいて関東信越地区高専が担当して開催され、本校も参加をしました。
このフォーラムには、本校から制御情報工学科の松島助教が「クリーンディーゼル車開発のための3次元中性子トモ
グラフィ法の開発」と「車載カメラにおけるコンピュータビジョン技術に関する研究」の2つのテーマについて、ポスターを
展示し、ブースを訪れた高専の研究者や企業関係者等に対して熱心に説明を行っていました。 パネルを使い説明を行う松島助教
平成23(2011)年度
中学生向けの公開講座「ソーラーカーを作ろう!」を開催
本校では、中学生向けの公開講座「ソーラーカーを作ろう!」を8月4日、5日の2日間にわたり開催しました。
同講座には、久留米市内及び近郊の中学生20名が参加し、1日目には太陽電池の仕組みやソーラーカーのシステ
ムについて説明を受けた後、講師や学生TAに教わりながら車体本体の設計と製図を行い、2日目には設計した図面
を基にスチレンボードを加工してソーラーカーを製作し、スタートからゴールまでの速さを競うスピードコンテストと見た目
の格好よさを競うデザインコンペティションを行いました。
参加者は、自分の思い描いたソーラーカーを作り、実際に動かしてみることでものづくりの難しさや面白さを学んでい
ました。 図面を基にソーラーカーを作製している様子とコンテストの様子
平成23(2011)年度
中学生向けの公開講座「エレクトロニクスサマースクール」を開催
本校では、中学生向けの公開講座「エレクトロニクスサマースクール」を8月2日、3日の2日間にわたり開催しました。
同講座には、久留米市内及び近郊の中学生25名が参加し、1日目には講師や学生TAにサポートされながらライント
レースカーを組み立て、スタッフ特性の難しいコースを走破するタイムトライアルで完成度やチューニングの成果を競い
ました。2日目にはブレッドボードを使った電子オルゴールを製作し、電子オルゴールが演奏者と楽譜の役割をマイクロ
コンピュータで実現していることを学びました。また、エレクトロニクスの基本となる、強力マグネットやコンデンサを使っ
た電気や磁気現象のデモンストレーションは新鮮な驚きの体験でした。
参加者は、回路の調整と動作テストの繰り返しに苦戦しても、トレースカーが思うように動作すると素直な感動を得て、
電子技術や作ることの面白さを学んでいました。 ライントレースカーの調整と動作テストを行う中学生たち
平成23(2011)年度
中学生向けの公開講座「あなたも一日サイエンティスト」を開催
本校では、中学生向けの公開講座「あなたも一日サイエンティスト」を7月27日から29日の3日間にわたり開催しま
した。27日には数学コースとして「体験!数学ワンダーランド」、28〜29日には理科実験コースとして物理パート「エ
コロジーラジオ(電池のいらないラジオ)を作ってみよう」と化学パート「あっ!!と驚く不思議な現象を体験しよう」の2
つのパートが開かれ、それぞれの講座に久留米市内及び近郊の中学生20名が参加しました。
参加した中学生達は、数学コースでは、図形をいつもとは違う視点からの捉え方でグループ分けしたり、三平方の定
理を使ってピタゴラス数について学んだり、平方根の開き方について学びました。理科実験コースでは普段はあまり使
うことのない器材に悪戦苦闘しながらも、ラジオを製作したり、様々な化学反応を自分で体験したりしました。数学や理
科についての興味・関心を高めながら講座を楽しんでいました。
講座の様子(左から数学コース、理科実験コース物理パート、理科実験コース化学パート)
平成23(2011)年度
蒸気機関車雛形(復元模型)を天領日田資料館にて展示
日田市豆田町の天領日田資料館において、7月23日から「なつかしの風景・筑後軌道展」と題した企画展が開催され
ており、この企画展に、資料館から依頼を受け、本校が製作した「からくり儀右衛門」の蒸気機関車雛形の復元模型が
展示されています。
他にも大正時代から昭和初めまで福岡県久留米市−大分県日田市豆田町を鉄路で結んだ筑後軌道の当時の写真
や資料、遺物などを展示するコーナーや、大阪のクレイアーティスト・浦田容子さんによる作品展「Clay Trains」やJR
久大本線の写真展も展示され、数多くの展示品が並んでいます。
7月31日には関連イベントとして、本校の田中大准教授・山下友廣副技術長らが展示している蒸気機関車雛形を使
った試走や蒸気機関車の仕組みについての解説を行いました。イベントに訪れた観光客や地元の方々は、ゆっくりで
ありながらも力強く動く機関車を熱心に見学していました。
なお、この企画展は8月31日まで開催されています。 「からくり儀右衛門」の蒸気機関車雛形の試走の様子
平成23(2011)年度
知的財産フォーラムin久留米2011に学生が参加
7月13日(水)に久留米市、(株)久留米ビジネスプラザ、久留米知的所有権センターが主催する知的財産フォーラム
in久留米2011が開催され、本校からは「先端工学特論」の授業の一環として、専攻科1年生約30名が参加しました。
専攻科生は、普段の授業とは違う、企業からの目線での発表を真剣にメモを取りながら聴講していました。
このフォーラムでは、急激な経済発展を続ける中国に対する日本企業の今後の課題についての講演や、久留米の地
元企業の知的財産の効果的な活用方法や海外展開戦略の事例発表がありました。 フォーラムの様子
平成23(2011)年度
筑水寮にてテーブルマナー講習会を開催
筑水寮では、6月26日(日)の昼食時間に寮の食堂にてテーブルマナー講習会を開催しました。
今年度から新たに食育月間の取組みの一つとして、学寮給食業務を委託している(株)魚国総本社九州支社の協力
の下、テーブルマナーと望ましい食習慣の知識を習得し、食を通じたコミュニケーションを促進することを目的として、4、
5年生の寮生を対象に開催したものです。
講習会用にセッティングされたテーブル、クラシックのBGM等いつもとは違う雰囲気の中で、24名が西洋料理のフル
コースを堪能しました。
講習会を受け、緊張のあまり「何を食べたかわからない。」といった声もありましたが、品格ある高専生としてのマナー
を身につけるよい機会となりました。
今後は和食の作法についても行うことを検討しています。 テーブルマナーについて学ぶ寮生達
平成23(2011)年度
筑水寮TA制度を実施
筑水寮では平成21年度より寮生TA(Teaching Assistant)制度を設けています。
寮生会(構成員:寮学生役員)が中心となって自発的に始めた制度で、毎週水曜日の午後9時から10時までの約1時
間、寮の食堂に上級生数名のTAと1年生全員が集まり、勉学意識向上・勉強の習慣づけ・低学年での基礎学力向上を
目的とし、上級生から下級生へ助言・アドバイスなどを交えつつ勉強を教えています。 真剣に取り組む寮生達
平成23(2011)年度
筑水寮にて東北応援キャンペーンを実施
本校では、学寮給食業務を委託している(株)魚国総本社九州支社の協力で、6月14日(火)に東日本大震災復興支
援として「東北応援キャンペーン」を実施しました。
この取組みは、「食べて応援しよう!がんばろう東北!!」と題し、安全な「ひとめぼれ(福島県産)」と「仙台みそ(宮城
県産)」を使った昼食を寮生に提供したものです。東北地方で生産された食材を有効利用することにより、今後も被災地
を応援する予定です。
また、大震災や原発事故をきっかけに必要となる可能性の高い夏場の電力不足対策の意識付けも兼ねて、寮の廊下
の蛍光灯の半分を撤去しました。昨年度も、節電対策として廊下の常夜灯をLED電球に取り替えており、合わせて年間
で約3千kWh(電気料金 約3万円、CO2排出量 約1トン)を節電できた計算になります。なお、この節電量は、寮の年間
電力使用量の約3%に相当します。 筑水寮の食堂で被災地の食材を使った昼食をとる寮生の様子
平成23(2011)年度
高専機構林理事長が本校を視察
独立行政法人国立高等専門学校機構の林勇二郎理事長は、去る6月8日に本校を視察しました。
本校では、上田校長から学校概要説明を受けた後、文科省教育GPに採択された「CIMSを活用した機械要素設計と
産学連携」の取組や実習工場、産学民連携テクノセンター、図書館及び同窓会記念館を熱心に視察しました。
視察後、林理事長は本校教職員を対象に、「高専の高度化を考える−科学・技術に対する責任から−」と題して、創
設後五十年を迎えた高専制度の社会の変化に対応した今後の在り方について講話を行いました。九十人を超える教
職員が出席し、普段直接聞ける機会の少ない理事長の熱意のこもった話に聞き入っていました。視察には機構本部の
宮倉企画課長が同行しました。 視察と講話を行われる林理事長
平成23(2011)年度
平成23年度の前期寮祭を開催しました
筑水寮では、5月28日(土)に平成23年度の前期寮祭を開催しました。
寮祭は、寮生間の親睦を深め、より明るく、また団結力のある寮へ発展させるために、毎年春と秋に開催しており、
今回はボウリング大会とバーベキューを行いました。
当日はあいにくの大雨でしたが、70人もの寮生が参加し、3ゲームのスコアを競い白熱した勝負が繰り広げられた結
果、見事専攻科2年の植月さんが優勝しました。
ボウリング大会では開始が遅れたり、バーベキューでは食堂に煙が充満したりとハプニングもありましたが、いずれ
も大いに盛り上り、親睦を深めていました。
【寮祭の費用は、寮生のごみ分別回収徹底により、削減された寮費をもとに行われています。】 前期寮祭の様子
平成23(2011)年度
吉田学術教育振興会学術奨励金の贈呈を受けました
4月1日に公益財団法人吉田学術教育振興会学術奨励金の贈呈が校長室で行われました。本年は東日本大震災に
鑑み、一堂に会しての贈呈式は行わず、対象先を訪れて個別に贈呈されているとのことでした。
本年度は、本校では材料工学科の奥山教授・一般科目(物理)の山ア准教授・電気電子工学科の大崎准教授の3名
による「熱電・光電エネルギー変換特性を示すハイブリッド材料の開発」が選考され、吉田学術教育振興会の吉田曉生
理事長から代表者である材料工学科の奥山教授に決定通知書と目録が手交されました。贈呈には、同振興会の村上
文敏事務局長も同行されました。
吉田学術教育振興会は、戦後に九州電線(現在の大電株式会社)を設立されて、電線業界の発展はもとより、 航空
測量事業など広く産業の振興に多大の功績をされた故吉田直大氏が、昭和60年に私財を投じて創設した公益財団法
人で、福岡県下で科学技術の先進的な研究に取り組む新進気鋭の研究者への学術奨励金、児童生徒の豊かな人間
性を育む教育に取り組む学校の特色ある学習活動に対する振興助成金をはじめ、奨学金、図書等の贈呈などの活動
を行っておられます。 吉田理事長による学術奨励金の贈呈
平成23(2011)年度
仕上げ作業実技講習会を開講
本校では、仕上げ作業実技講習会を5月14日に開講しました。
この講習会は仕上げ作業に必要な基本的な技術を習得するとともに、機械組み立て仕上げ技能検定試験(2級)を受
験することを目的として開講されたもので、技能検定試験合格を目指す社会人・企業技術者が受講されました。
講習会では、馬越教育研究支援室長の挨拶のあと、教育研究支援室の黒川技術専門職員が実技を交えつつ、受講
者の技能レベルや進捗状況を把握しながら、個別にきめ細やかな指導を行いました。
この講習会は、技能検定試験直前の7月23日まで全6回に渡って開催されます。 仕上げ作業実技講習会の様子
平成23(2011)年度
地震と火災を想定した防災総合訓練を実施
本校では、5月25日に久留米市消防署員立会いの元、震度5強の地震による火災発生を想定した防災総合訓練を
行いました。防災総合訓練は、地震発生から火災鎮火までの一連の流れをシミュレートし、学生や教職員へ防火思想
の普及および高揚を図ることを目的としたもので、学生と教職員あわせて約1100名が参加しました。
訓練では上田校長を対策本部長とした職員による自衛消防団が結成され、実施要領に沿って避難が行われました。
避難終了後は、消防署員による消火器の使用方法の説明を受け、3年生、4年生、5年生、教職員の順に消火器操
作訓練を行い、消防署員より訓練全体の講評が行われました。
最後に上田校長からのあいさつをもって、無事終了しました。 防災総合訓練の様子
平成23(2011)年度
名誉教授称号授与式を挙行
本校では、5月24日に校長室において名誉教授称号授与式を挙行しました。
授与式では、3月31日付けで本校を退職された東島光雄元教授に対して名誉教授の称号が授与され、上田校長か
ら証書が手渡されました。
授与式の後には、上田校長から今までのご功労に対しての謝意を述べられるなど、終始和やかな雰囲気の中で会話
が弾んでいました。
【東島先生、長年にわたり本校のためにご尽力くださり、ありがとうございました。】 名誉教授称号授与式の様子 平成23(2011)年度
学生寮においてヘルスチェックを実施
この企画は、寮生の食生活をチェックするとともに、日々の肉体的・精神的なストレスに対して、規則正しい食事を摂る
ことの大切さを啓発するために、学寮給食業務を委託している(株)魚国総本社九州支社とタイアップして行われたもの
で、ヘルスチェックには昼食を終えた寮生の外、上田校長や江崎寮務主事をはじめとする教職員も参加し、途中行列も
できるなど大いに盛り上がりました。
今回のヘルスチェックでは、超音波法を用いた骨の健康チェックと、指先の脈拍の変化から肉体的・精神的ストレス度
や交感・副交感神経の機能状態、血管年齢などを調べる推定血管年齢&ストレスチェックの2種が行われ、寮生たちは
チェックを終えた後に専門の栄養士から説明・指導を受けていました。
ヘルスチェックの様子 平成23(2011)年度
平成23年度入学式を挙行
めた新入生213名、留学生2名及び専攻科生48名を迎え本校第一体育館で挙行しました。
満開の桜の下、御来賓の山崎後援会長をはじめ後援会役員の方々や新入生の保護者並びに本校教職員が参列す
る中、式では新入生、留学生、専攻科生ひとりひとりの名前が呼び上げられ、上田校長より入学許可を受けました。
新入生は緊張した面持ちでしたが、これからの高専生活に希望を膨らませていました。
入学式の様子 平成22(2010)年度
平成23年度A−STEP募集説明会を開催
明会を開催しました。
説明会では、講師としてJSTイノベーションプラザ福岡の元村直行氏を招き、全体の概要から、申請書作成の留意事
項、その他の公募中事業の紹介等について説明がありました。普段なかなかない審査を行う側からの意見を聴く機会
に、出席した教員からは、申請にあたっての多数の質問が寄せられました。
また、説明会後には個別相談も行われ、申請書を実際に見てアドバイスを頂く等とても有意義なものとなりました。
説明会の様子 平成22(2010)年度
第3回FD会議「キャンパスハラスメントの防止について」を開催
スハラスメントの防止について」と題した講演会を開催しました。
講演では、裁判での事例を交えつつ、ハラスメントについての基礎知識や、どのような言動がハラスメントになりうるか
等の詳しい説明やアドバイスが行われました。
この講演会には57名の教職員が参加し、職場環境や、学生指導のあり方などを見直す良い機会となったとの意見が
多数寄せられ、有意義なものとなりました。
講演を行う岩代和代弁護士 平成22(2010)年度
蒸気機関車雛形(復元模型)を久留米市立草野歴史資料館にて展示
り、この企画展に、資料館から依頼を受け、久留米高専が製作した「からくり儀右衛門」の蒸気機関車雛形の復元模型
が展示されています。
この企画展は、九州新幹線開業に併せて開催されたもので、展示コーナーには、明治後期から昭和初期にかけて久
留米市を含む筑後地域を中心に運行していた軌道や鉄道の歴史について紹介するコーナーや、「からくり儀右衛門」と
呼ばれ、後に東芝を創設した郷土の先達である田中久重翁が製作した日本初の蒸気機関車雛形を紹介したコーナー
等が設けられ、同校の復元模型についても学芸員の詳しい説明を聞くことができます。
資料館を訪れた来館者は、説明に耳を傾けながら同校の復元模型を興味深く見つめていました。
なお、この企画展は5月15日まで開催されています。
展示の様子と草野歴史資料館 平成22(2010)年度
教育GP最終成果報告会を開催
設計と産学連携」の3年間にわたる取組の最終成果報告会を、去る三月二十二日に同校で開催しました。
同報告会は、第五回教育GPフォーラムとして位置付けられ、上田孝校長の開会挨拶に続き、機械工学科教員から、
全体的な取組の成果や各担当教員の具体的な実施内容についてそれぞれ報告があったほか、熊本高等専門学校の
田中裕一准教授、長岡技術科学大学の宮下幸雄准教授により、それぞれの高専・大学における機械設計ものづくり教
育の現状などについての講演が行われました。
参加した約五十名の学生や企業関係者からは、「今後もこのような取組を続けて欲しい」、「産学連携でものづくりを盛
り上げたい」等の意見が寄せられ、好評を博しました。
第5回教育GPフォーラムの様子 平成22(2010)年度
第46回本科卒業式、第17回専攻科修了式を挙行
沖地震の犠牲者に対する黙祷の後、厳粛な雰囲気の中、上田校長から本科卒業生190名、専攻科修了生35名に卒
業証書等が授与され、引続き、表彰式において学業成績優秀な者等に表彰状が授与されました。式典終了後には壮
行会が開かれ、本科卒業生及び専攻科修了生の門出を祝いました。
卒業証書授与の様子 平成22(2010)年度
講演会・パネル討論会「電気・エネルギー分野で活躍する高専卒業生」を開催
業生」を3月7日に九州パワーアカデミーとの共催で開催しました。
講演会では、九州大学大学院システム情報科学研究院中村大輔准教授(平成11年度卒)より「進学という選択肢‐
高専・専攻科から大学・大学院へ‐」、九州電力(株)園田総生氏(平成21年度卒)より「就職〜社会人になるにあたっ
て〜」と高専からの進学と就職それぞれの目線より講演が行われました。
パネル討論会では、九州大学大学院システム情報科学研究院生の大海聡一郎氏、長谷川真也氏、藤岡将広氏の
3名を加えた5名の講師と就職主任である久留米高専電気電子工学科宮崎浩一准教授より、これからの進路決定に
際して有益な助言が送られ、参加した学生からは、大変良い企画だった、役に立った等の感想が多く寄せられました。 平成22(2010)年度
小森野校区まちづくり運営協議会長、校区青少年育成協議会長、小森野小学校長が来訪
小森野小学校 佐々木雅代校長が、本校 校長を訪問されました。
本校 陸上部 代表顧問の赤塚康介助教及び陸上部の学生が、1月中旬から約1か月にわたり、小森野小学校の
子どもたちの久留米市少年健全育成駅伝大会に向けた練習の指導に協力したことに対するお礼が述べられました。
指導を受けた約20人の小森野小学校5・6年生の選手たちは発奮して、2月20日に開かれた駅伝大会では「タ
イム躍進賞」を受賞し、順位も昨年から大いに躍進されたそうで、大変喜んでおられ、来年もまた是非お願いしたい
旨の要望がありました。
写真は、小森野小学校の児童と担任の先生がお礼の手紙を届けに本校を訪れたときの様子 平成22(2010)年度
教育GP評価委員会を開催
した機械要素設計と産学連携」の最終年度にあたり、本取組の成果について外部の有識者を招き、評価と助言を頂く
ための教育GP評価委員会を2月14日に開催しました。
同委員会では、上田校長による挨拶の後、委員長に選出された黒河九州大学大学院准教授により議事が進められ、
取組事業責任者である機械工学科の藤田教授から、本取組の目標である「3D-CADを用いた機械要素設計実験を中
心とした機械工学教育の改善」に対する取組の達成状況や成果、それに伴う公開講座等の産学連携活動についての
説明が行われました。
出席した委員からは、本校の実践的な設計技術者を育成するための取組に対する、高い評価と今後に向けての貴
重な意見が寄せられました。
教育GP評価委員会の様子 平成22(2010)年度
知的財産に関する講習会を開催
ィネータを講師に迎え、知的財産に関する講習会を開催しました。この講習会には、教職員48名が参加し、特許実施
件数や特許実施料収入の推移と国立高専機構の現状、出願から特許登録までの基本的な流れ、論文発表にて例外
規定を受ける際の留意事項や、知的創造サイクルの発展を見据えた共同研究の契約などについて説明があり、また
講習後には個別相談会も設けられました。今回の講習は、特許出願だけでなく特許実施料の獲得についても考えるよ
い機会となりました。
講習を行う清水榮松発明コーディネータ 平成22(2010)年度
「農商工テクノブリッジ2010in久留米」において研究シーズを発表
ッチさせ、商品開発や新しいビジネス展開させるための特許ビジネス市である「農商工テクノブリッジ2010in久留米」
において、本校の研究シーズ発表を行いました。
この発表会は、特許庁や九州経済産業局が主催したもので、本校からは生物応用化学科の伊藤義文教授が「オゾ
ン充填パウチ(フローゾン)」について、これまでの成果や製品化に至る経緯等を発表しました。研究成果を展示したブ
ースでは、複数の企業担当者から殺菌力の強いオゾンを利用した鮮度保持技術などについて質問が相次ぎました。
発表を行う伊藤義文教授(生物応用化学科) 平成22(2010)年度
本校に韓国から2団体の教員視察団が訪問
本校へは、施設見学及び学生交流などについて意見交換するため訪れたものです。
また、同日の午後には韓国教育科学技術部の支援による先進国の教育・産業を視察する海外研修のプログラムの
一環として、ソウル大学校の教授の引率で韓国内の普通高校・工業系・商業系・農業系高校の教員44名が本校を訪
問しました。本校へは、5年一貫教育で実践的技術者の育成を行っている国立工業高等専門学校の教育現場を視察
するため訪れたものです。
午前、午後共に上田孝校長の挨拶に続き、馬越教務主事、津田企画主事からカリキュラムや就職状況などの説明
を行った後、授業や機械要素設計実験室、機械工作工場等や最新の教育研究を行う施設を見学しました。韓国には
ない高専制度への関心が高く、カリキュラムなどに熱心な質問が寄せられました。 平成22(2010)年度
平成22年度「大学教育改革プログラム合同フォーラム」ポスター展示会に出展
月24日と25日の2日間にわたりアキバ・スクエア他周辺会場において開催されました。
本校では、平成20年度に選定された質の高い大学教育推進プログラム(教育GP)「CIMSを活用した機械要素教育
と産学連携」としてポスターを展示し、取組やその成果について解説を行いました。
本校の取組について解説を行う橋村真治准教授(機械工学科) 平成22(2010)年度
第4回CIMSフォーラムを開催
と産学連携」の一環として、第4回CIMSフォーラムを12月8日に開催しました。
今回は、「卒業生からのメッセージ〜舞台は世界へ〜技術者が活躍するフィールド」と題し、ダイキン工業(株)黒川壮
志氏、三菱重工コンプレッサ(株)永嶋潤氏、長岡科学技術大学大学院生Sujatanond Supamard氏、九州大学大学
院生木村誠一郎氏の4名の講師より、海外で活動するために何が必要とされているか、学生である間に何をすべきか
などの講演が行われ、参加した学生からは海外でのコミュニケーションや考え方の違いについての質問が寄せられま
した。
第4回CIMSフォーラムの様子 平成22(2010)年度
本校校医による特別講演会を開催
による特別講演会「思春期に発症する精神障害」を開催しました。
この特別講演会は、16歳から22歳までの学生が学ぶ教育機関として、教職員が学生の精神障害に関する共通理
解を深め、精神障害を発症する学生に対応できるようになることを目的としたもので、参加した教職員は、事例も含め
た様々な疾患の要因や症状の診断基準、治療法などの説明に熱心に聞き入っていました。
安元医師による講演の様子 平成22(2010)年度
久留米市内5大学等連携による市民公開講座を開講
イト・キャンパスにおいて、「コンソーシアム久留米から発信する」と題した、市民公開講座が開催されており、11月24
日(水)に本校の田中大准教授(機械工学科)による講座「発展する新興国の裏側で 〜きれいな水を飲めない人々〜」
を行いました。
講座では、世界の水事情や将来の水問題、海水を淡水化する問題点等について説明があり、参加者は水資源の価
値について再認識していました。
田中准教授による講義の様子 平成22(2010)年度
「第15回マナビィランド」に「ふれあい理工学展」を出展
ている「マナビィランド・こどもフェスティバル」に「ふれあい理工学展」を出展しました。
小中学生及び一般市民の「理工学」への関心を深め、その面白さ、不思議さが体験できるよう、体験・実験コーナー
を設け、ロボットの競技・公開実験を行いました。
この催しは「久留米生涯学習フェスティバル2010」のメイン事業として、一般市民を対象として開催し、市民の生涯
学習への意欲と関心を高めると共に、市民相互の世代を超えた交流を深める良い機会となっています。今年は、小中
学生を中心に約1,200名を超える来場者がありました。
体験・実験コーナーを楽しむ来場者の様子 平成22(2010)年度
学校説明会・見学会を開催
した。
説明会では上田校長から概要説明が行われた後、各学科の紹介や平成23年度の入学試験について説明があり、
説明を受け疑問を抱える中学生に対して、同校をよく理解してもらおうと学科教員による個別面談が行われました。
引き続き行われた見学会では、各学科の実験設備や展示物等が公開され、また体育館では高専ロボコンに出場し
たロボットのデモが行われるなど、参加した中学生は教員や在校生の説明に目を輝かせながら熱心に聞き入っていま
した。
中学生とその保護者に対して概要説明を行う上田校長
学科の見学会の様子 平成22(2010)年度
日本ゴム工業会中小企業委員会向けの勉強会を開催
11月5日に同校において開催しました。
勉強会には、全国各地から集まったゴム製造中小企業10社、17名の経営者が参加し、同校の上田校長の挨拶の後、
生物応用化学科の森教授から、「ゴムの加硫反応の進行状態を電気的に測定する方法」、電気電子工学科の平川教
授から「テラヘルツ時間領域分光法のゴムの分析・評価への応用」と2つの研究事例について講義が行われました。
また、研究室・実験設備の見学・説明も行われ、参加した経営者の方々は、真剣に耳を傾け、質問を繰り返していま
した。
勉強会において挨拶をする上田校長
平成22(2010)年度
学生寮においてヘルスチェックを実施
この企画は、寮生の食生活をチェックするとともに、日々の肉体的・精神的なストレスに対して、規則正しい食事を摂る
ことの大切さを啓蒙するために、学寮給食業務を委託している(株)魚国総本社九州支社とタイアップして行われたもの
で、ヘルスチェックには昼食を終えた寮生の外に、寮務主事・主事補も参加しました。ボディチェッカーには、肉体的・精
神的ストレス度や交感・副交感神経の機能状態等のほか、血管年齢などが表示され、チェックを終えた寮生の中には、
一喜一憂する者もおり、測定後は神妙な面持ちで専門の栄養士からの説明・指導を受けていました。
ヘルスチェックを受ける寮生の様子 平成22(2010)年度
安部龍太郎氏(歴史小説家)が本校を訪問
校を訪れました。
安部氏は、校長室で上田校長、江崎教授、松崎事務部長と懇談し、未だに定期試験で解答に悪戦苦闘したときのこ
とを夢で見るなどの在校時の懐かしいエピソードが紹介されたほか、現代の若者について意見交換が行われました。
その後、OBであるラグビー部の練習を見学し、現役部員を激励しました。
同氏は、翌日、くるめりあ六ツ門6階の高等教育コンソーシアム久留米において開催された久留米市立六ツ門図書
館開館記念講演会の講師として、多数の一般市民や教職員、本校ラグビー部員が聞き入る中、「転機で出会った本」
という演題で、在学当時のこともふり返りながら講演を行い、講演の最後では、同氏の作詞による本校ラグビー部応援
歌「筑後の杜」が現役ラグビー部員により披露されました。
本校を訪れた作家の安部龍太郎氏(左から2番目) 平成22(2010)年度
平成22年度 久留米市内単位互換協定校による「共同講義」を開講
した講義を行う「共同講義」を、今年のテーマを「久留米の生活と環境」として開催しました。
同校では10月に藤田教授(機械工学科)による「都市とモビリティ・久留米市の公共交通を考える」と中嶌教授(生物
応用化学科)による「環境の中の地衣類とその工業的利用」の2つの講義を行いました。
参加学生の中には他大学の文系や医療系の学生もおり、普段とは趣の違う講義に聴き入っていました。
講義の様子 平成22(2010)年度
アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト2010九州沖縄地区大会を開催
合体育館にて開催されました。
九州沖縄地区では、9高専20チームが参加し、様々なアイデアや技術を駆使して作られたロボット達が白熱した戦い
を繰り広げ、大会を大いに盛り上げていました。
優勝した鹿児島工業高等専門学校Bチーム『Rose Road(ローズロード)』と準優勝の大分工業高等専門学校Bチー
ム『お神輿ぱっちんGO(オミコシパッチンゴウ)』、技術賞と特別賞を受賞した熊本高等専門学校(八代キャンパス)Aチ
ーム『スチームランナー』及び北九州工業高等専門学校Bチーム『Tech-Cha!!(テクッチャ)』が11月21日に東京両国
の国技館で開催される全国大会に出場することとなりました。
競技ルール等について:高専ロボコンホームページ
放送予定日:11月13日(土)午後3時5分〜59分(NHK総合テレビ・九州沖縄地方)
開会式の様子
久留米高専Aチーム(中央)とBチーム(左)・優勝した鹿児島高専Bチーム(右) 平成22(2010)年度
九州・沖縄地区国立高専 新技術マッチングフェアに参加
催されました。
このイベントは九州・沖縄地区9高専が保有する特許(未公開特許含む)や研究シーズを、発明者(技術保有者)自身
が企業関係者を対象に、実用化を展望した技術説明を行い、広く実施企業・研究パートナーを募集することを目的とし
たものです。
久留米高専からは、『風の力で蒸留し、海水や汚水から飲料水を作る装置』というテーマで中武准教授(機械工学科)
が講演を行い、訪れた企業関係者や学生は興味深そうに話を聴いていました。
講演を行う中武准教授 平成22(2010)年度
テマセク・ポリテクニクの学生が本校を訪問
1校であるテマセク・ポリテクニク校の学生45名と教員2名が、北部九州への修学旅行中、学校間交流の一環として10
月8日に本校を訪問しました。
上田校長の学校紹介の後、テマセク・ポリテクニク校の学生は学内の施設や授業を見学し、学生交流会として本校の
学生と英語の授業に参加しました。
限られた滞在時間であったが、学生達はすぐに打ち解けあい、昼食後にはお互いのメールアドレスを交換したり、写
真撮影をしたりなど、有意義な時間を過ごすとともに、異なる文化を持つ学生との交流を通し、互いの文化や価値観へ
の興味や関心を高めていたようでした。
本校の紹介を行う上田校長
交流会の様子 平成22(2010)年度
くるめりあ六ツ門「サテライト・キャンパス」グランドオープン記念イベントとして知的財産セミナーを開催
つの高等教育機関(久留米大・久留米工業大・聖マリア学院大・久留米信愛女学院短大・久留米高専)により構成さ
れる「高等教育コンソーシアム久留米」の拠点となるサテライト・キャンパスでは、同日、グランドオープン記念イベント
の1つとして、TOTO株式会社知的財産部の山野秀二氏を講師としてお招きし、高等教育コンソーシアム久留米SD
研修会「知的財産セミナー」(主催:経済産業省 九州経済産業局・九州知的財産協議会)が開催されました。
同セミナーでは、知的財産制度の概要や特許制度の意義、企業から見た大学等における知的財産戦略の役割・
重要性や、企業と共同研究をする際の留意点などの説明が分かりやすい具体例を交えながら行われ、参加者は熱
心に耳を傾けていました。
セミナーを行う山野秀二氏 平成22(2010)年度
機械工学科第1期卒業生が本校を訪問 卒業生は、上田校長
と懇談の後、松永機械工学科長の案内のもと学内を見学しました。
など、見学中、昔話に花を咲かせながら、終始和やかな雰囲気で会話が弾んでいました。 平成22(2010)年度
福岡地区3高専事務職員(係員級)研修会を開催
た。
本研修は、事務職員(係員級)を対象に、職務の遂行に必要な職業人的識見を付与し、資質の向上を図ることを目
的とし、有明高専、北九州高専および久留米高専の係員14名が参加しました。
研修では、久留米高専産業医の北島光泰氏による「ストレスとこころ・からだ」、本校の松ア事務部長による「職業
人としての基本姿勢」の2つの講演および「指示の受け方、報告の仕方」をテーマとした参加者によるグループ討議が
行われ、研修会終了後、参加者から“職員採用後の早い段階にこの研修を受けたかった。”“この研修内容は
次年度以降採用される人のために続けていってほしい。”などの感想が述べられました。 平成22(2010)年度
平成22年度久留米広域商談会に産学連携コーナーとして参加
「久留米広域商談会」が開催されました。
受注側は延べ110社、発注側は機械金属製造業の26社の地場企業が参加し、熱心に商談を行っていました。
産学連携コーナーには、久留米大学・久留米工業大学・佐賀大学・長崎大学・本校がそれぞれブースを設置し、本校
においては、ブースに訪れた地場中小企業に対してシーズの説明や技術相談の案内を行いました。 平成22(2010)年度
一日体験入学を開催
して中学生を対象に一日体験入学を開催し、二日間で585名の参加があった。昼休みには在学生による学校行事の
れました。
参加した中学生からは高専の授業をよく知ることが出来た、学科の違いがわかった、実験が楽しかったなどの感想
が聞かれました。
なお、より詳しい本校の説明については11月13日、同校にて学校説明会・見学会が開催される予定となっています。
体験授業で実験を行う中学生 平成22(2010)年度
高等教育コンソーシアム久留米主催 中学校教員向けの放射線講座を開催
中学校教員向けの放射線講座を8月9日に開催しました。
教による講義や久留米高専の越地准教授による実習が行われました。
講義では、杉原助教から放射線についての基礎知識や、放射線が生活にどのように関わっているか、放射線の影響
についてなどの話があった後、土居助教が医学的な放射線の活用について具体的な事例を交えながら説明を行いまし
た。
実習では、放射線計測装置「はかるくん」を用いて、身近に放射線があることや、放射線の強さと距離の関係、放射
線の透過性について調べた後、手作り霜箱を使って放射線の飛跡を観察しました。
参加者は講義の合間にも質問や意見交換を行うなど、最後の実習が終わるまで積極的に学んでいました。
計測装置を用いて実習を行う中学校の教員と指導を行う越地准教授 平成22(2010)年度
高等教育コンソーシアム久留米「サテライト・キャンパス」にてオープニングイベントを開催
して久留米工業大学の井川秀信准教授による講演「からくり儀右衛門 エンジニア・田中久重(東芝創業者)」と本校
講演では田中久重の経歴や、主な発明の紹介などが行われ、実演では本校が作製した田中久重の蒸気機関車の
レプリカが動かされました。
イベントには、2日間で約150名の来場者があり、講演を聴く人や機関車を見て喜ぶ子供達の姿などで大いに賑わっ
ていました。
オープニングイベントにおける蒸気機関車運転の様子 平成22(2010)年度
高等教育コンソーシアム久留米「サテライト・キャンパス」開所式を挙行
短大)により構成される「高等教育コンソーシアム久留米」の拠点となるサテライト・キャンパスが去る8月6日、市内の
式には、コンソーシアム理事である本校の上田校長はじめ、楢崎利則久留米市長や連携している大学の関係者ら
が出席し、コンソーシアムの理事長である久留米大学の薬師寺道明学長は「次世代を担う人材育成のため知の交流
拠点とし、地域の活性化につなげたい」などと挨拶し、コンソーシアムの理事である同市長は「若者の活力をまちづくり
に生かしたい」などと述べ、各高等教育機関の代表者と同市長によるテープカットが行われ、開所を祝いました。
テープカットを行う上田校長(写真右端)と各機関の代表者 平成22(2010)年度
九州大学製造中核人材育成プログラム「歯車製造コース」歯車加工実習を開催
車加工実習を8月3日から8月6日の4日間にわたり担当して行いました。同コースは、歯車製造における基盤技術や
が参加し、8月3日から8月4日の2日間では、歯車加工1として、ハイスホブ切りT・超硬ホブ切りT・歯車測定・歯形
解析を行い、8月5日から8月6日の2日間では、歯車加工2として、ハイスホブ切りU・歯面仕上げU・超硬ホブ切り
等の加工実習を行いました。参加者は2班に分かれて実習を行い、熱心に講師の説明や作業工程を見聞きするなど、
自己研鑚に励んでいました。
講師の説明に熱心に耳を傾ける社会人技術者 平成22(2010)年度
中学生向けの公開講座「エレクトロニクスサマースクール」を開催
同講座には、久留米市内及び近郊の中学生28名が参加し、1日目にはライントレースカーを組み立てた後、スタッフ
作製のコースにてタイムトライアルを行い、2日目にはブレッドボードを使った電子オルゴールを組み立て、電子オルゴ
ールの仕組みについて学んだ後、電気と磁気を使った様々な実験を見学しました。
参加した中学生たちは、電子工作の細かな調整と動作テストの繰り返しに苦戦しつつも、講師や学生TAにサポート
されながら熱心に取り組み、電気電子技術の面白さを学んでいました。
ライントレースカーの組み立てを熱心に教わる中学生 平成22(2010)年度
中学生向けの公開講座「あなたも一日サイエンティスト」を開催
た。
同講座には、久留米市内及び近郊の中学1、2年生20名が参加し、物理コース「エコロジーラジオ(電池のいらない
参加した中学生達は、物理コースでは普段はあまり使うことのない工具を手に悪戦苦闘しながらも、電池を使用しな
いエコロジーラジオの製作を体験し、数学コースでは歴史を辿りながらの数学や、無限の足し算の扱い方、粘土を使
ってファジー理論について学ぶなど、2日間を通して理科・数学への興味・関心を高めるとともに、ロボコンの製作室や
実習工場を見学し、本校での体験を楽しんでいました。
熱心にラジオの製作に取り組む中学生 平成22(2010)年度
学生・社会人向けの3D−CAD公開講座を開催
学生・社会人の3D−CAD初心者から企業で活用している実務経験者まで幅広い受講者から申し込みがあり、17名
講義では、3D−CADの代表的なデジタル・エンジニアリングソフトである「ソリッド・ワークス」の操作と、その活用方法
を理解することを視野に入れ、3Dモデルの作成から、干渉チェック、動作シミュレーション等、一連の基本操作と、3D
モデルからの寸法表示や2D図面の作成、CAE構造解析等、より効果的に3D−CADを使いこなすための応用操作を
習得することを目的とし、受講者は学生TAの補助を受けながら、熱心に課題に取り組んでいました。
学生TAから補助を受けながら操作を行う受講者 平成22(2010)年度
第5回インテグラルセミナーを開催
と産学連携」の一環として、第5回インテグラルセミナーを7月22日に開催しました。
今回は「3D−CAD/CAEの最新事情」というテーマで本校機械工学科松井教授による「機械製図と3D−CAD」の講
演に始まり、3D−CADの教育への導入とその活用のための教育について、ベンダー企業によるPLMソリューションの
活用について、企業で3D−CAD等が製造・設計のプロセスにどう活用されているかなど併せて4つの講演が行われま
した。
参加者は熱心に講演を聴き、講演後には発表者や他の参加者と活発に意見交換を行っていました。
挨拶を行う松永学科長 平成22(2010)年度
就職活動セミナー開催
このセミナーは福岡県若者仕事サポートセンターの協力により開かれたもので、教務主事、就職担当統括教員の話
のあと、講師に大多正人氏を迎え、仕事に対する意識、就職活動への心構えに関する講演が行われました。
およそ1時間半のセミナーであったが、会場はすぐに満員となり、終了時には大きな拍手が起こりました。
セミナーを受けた生徒からは、「就職に対する意識が高まった。」「これから就職活動を行う上で役に立ちそう。」など
多くの声が寄せられました。
就職活動セミナーの様子 平成22(2010)年度
黒川秀明技術専門職員が黄綬褒章の受章を報告
長年に渡って社会に貢献したり、優れた業績を収めた人たちに送られる「春の褒章」で、本校の黒川技術専門職員が
黄綬褒章を受章される栄誉に輝き、去る5月22日、上田校長に対して報告に訪れました。
すりで削る際には、指先の感覚で1000分の1ミリ単位の微調整を行うことができる確かな腕をもっており、平成20年
11月には「現代の名工」にも選ばれています。
受け継ぐ学生を育てたい。」と意欲的に語っていました。
上田校長に対し報告を行う黒川技術専門職員 平成22(2010)年度
新規食品「ご飯パン」を西日本食品産業創造展’10に出展
品開発研究会コーナーにおいて、生物応用化学科の笈木准教授が企業と共同で開発を行った、新規食品「ご飯パン」
を出展しました。
西日本食品産業創造展’10は地産地消をキーワードに、未来を見据えた新たな食文化の構築を目指すもので、会場
には多数の企業が出展し、3日間で約18,000人が訪れました。
い、かつ長所を持ち合わせた新しい携帯食であり、展示ブースを訪れた人々はご飯パンの試食をしながら、その新しい
食感に驚きながらも興味を示し、話を聞いていました。
西日本食品産業創造展に出展した笈木准教授 平成22(2010)年度
名誉教授授与式を挙行
本校では、去る5月21日に校長室において名誉教授授与式を挙行しました。
授与式では、3月31日付けで本校を退職された前田三男 前久留米高専校長に対して名誉教授の称号が授与され、
上田校長から証書が手渡されました。
授与式の後には、上田校長から今までのご功労に対しての謝意を述べられるなど、終始和やかな雰囲気の中で会話
が弾んでいました。
【前田先生、本校のためにご尽力くださり、ありがとうございました。長い間、お疲れさまでした。】 名誉教授授与式の様子 平成22(2010)年度
地震と火災を想定した防災避難訓練を実施
を行いました。この訓練は学生や教職員の防災意識を高めることを目的としたもので、学生と教職員合わせて約1,200
名が参加しました。
訓練では上田校長を対策本部長とした職員による自衛消防団が結成され、教職員が連携を図り、消火器の操作、11
9番への通報、学生の避難誘導、負傷した学生の介助等それぞれが役割を果たしながら真剣に行われました。
避難終了後は、消防署員による消火器の使用方法や防災の際の心構え及び基礎知識についての説明の後、今回の
防災避難訓練全般の講評が行われ、参加者は、この訓練で避難にあたっての注意事項を確認し合い、防災意識を高め
ていました。 防災避難訓練の様子
平成22(2010)年度 新留学生との懇談会を開催
このイベントは、今年度新たに編入学した新留学生5名に対し、少しでも早く学校に慣れてもらえるよう行われたもの
で、在学する留学生全員と学生チューター、教職員など約40名が参加しました。
懇談会では、参加者全員が自己紹介を行い、新留学生は「早く日本語を上手く話せるようになりたい」と緊張しながら
も丁寧に抱負を述べました。
また、先輩の留学生が「留学生同士だけでなく、日本の学生との繋がりを大切にしてほしい」など流暢な日本語でアド
バイスを送る姿に、教職員一同は感嘆し、懇談会は終始和やかな雰囲気の中、盛会のうちに幕を閉じました。 新留学生を迎えての懇談会の様子
平成22(2010)年度
国立夜須高原青少年自然の家にて1年生合宿研修を開催
の家にて開催しました。
この合宿研修は、本校の学生としての心がまえを学び、入学した意義を考えることや、研修中の規律正しい生活を通
して、学友・教員との親交を深めることを目的としたもので、1年生のほか、学生会役員や学科代表など上級生を含め、
約250名が参加しました。
学生会との交流行事などが行われ、参加した1年生はこれから供に5年間を過ごす仲間と協力し合いながら研修のプロ
グラムに取り組み、互いに親睦を深めていました。
夜須高原青少年自然の家における研修の様子
平成22(2010)年度
中国安徽高等職業教育交流訪問団が久留米高専を視察
4月14日、久留米市と友好都市関係にある中国安徽省合肥市から、安徽省教育庁の李 和平 副庁長を団長とする
安徽高等職業教育交流訪問団12名が本校を訪れました。
今回の訪問団は、5年一貫教育で実践的技術者の育成を行っている日本の工業高等専門学校の教育現場を視察する
とともに、安徽大学と本校との相互交流を発展させることを目的として訪れたもので、上田校長をはじめ、馬越教務主事、
津田企画主事等の教職員が出席し、教員間交流や学術連携交流等について活発な意見交換が行われ、先方から今後
積極的な交流を希望する旨の発言がありました。
また、学内の機械要素設計実験室、機械工作工場等の基礎技術や最新の教育研究を行う、学内施設の見学を行い、
視察は終始和やかな雰囲気のなかで行われました。
安徽高等職業教育交流訪問団の本校視察の様子
平成21(2009)年度
産学民連携テクノセンター竣工記念式典を挙行
専のテクノセンター長など約120名の出席のもと挙行した。
などが行われ、また、平成19年度に採択された現代GPの成果報告についても併せて行われた。
活動に期待する声が多く寄せられ、式典は盛会のうちに幕を閉じた。
平成21(2009)年度
産学民連携テクノセンター竣工記念トークコンサートを開催 本校では、去る2月26日に待望の産学民連携テクノセンターが竣工し
た。それを記念し、「西洋の伝統音楽とその文化
的
背景」と題した、フルートとリュートによるトークコンサートを3月10日(水)に開催した。
一般市民や教職員約80名が竣工を祝った。
で有明高専5年在学の佐藤美紀さん、それに加えフルート奏者で山梨古楽コンクール優勝、ベルギー・ブルージュ国際古
楽コンクール2位などの実績を持ち、前田校長のご息女でもある前田りり子氏を迎え行われた。
色と演奏者の説明に新鮮な気持ちで聞き入っていた。 平成21(2009)年度
久留米テクノブリッジにおいて研究シーズを発表
せ、ビジネス展開させるための特許ビジネス市である「久留米テクノブリッジ」において、本校の研究シーズ発表を行った。
に関する研究」と、同科の松田助教が「タンパク質を用いた常温下でのゴム分解方法の研究」について、今までの成果や
今後の課題や展開などをそれぞれ発表した。
一般の方に試食してもらい、感想などを尋ねていた。 平成21(2009)年度 現代GP評価委員会を開催
実践的技術者育成」が最終年度を迎えるにあたり、本取組の成果について外部の有識者を招き、評価委員会を1月15 日に開催した。
取組事業責任者である、生物応用化学科の伊藤教授から中間評価の結果を踏まえ、本取組の目標である「地域企業と
連携して実践的工業技術者を育成する取組」の達成状況や実施成果、それに伴う共同研究の推移などについての説明
が行われた。 出席した委員からは、地域企業に根付いた技術者教育の在り方などについて高い評価を受けた。 現代GP評価委員会の様子 平成21(2009)年度
平成21年度学生寮成人式を開催
新しく成人を迎えた寮生35名を祝福した。
福島拓哉君が謝辞を述べ、「今までお世話になった家族、先生、友人、に感謝の意を表すとともに、これから成人者として
の自覚を持って頑張りたい。」と抱負を語っていた。
学生寮成人式の様子と祝辞を述べる江崎寮務主事
平成21(2009)年度
学生相談室特別講演会を開催
神経精神医学講座准教授の前田正治精神科医を講師に招き、「思春期と発達障害」と題した講演会を1月6日に開催した。
講演では、おもにアスペルガー症候群の特徴について、人とのコミュニケーションが苦手であり、社会や集団の中で問題
を起こしやすいこと、その反面、他人ができないような優れた能力を持つことなど、事例を交えながらの話があり、アスペル
ガー症候群に対する周囲の理解とその個性を認め、適切な配慮を行うことが大切であるとの説明があった。
講演後の質疑では、参加した教職員からアスペルガー症候群の学生に接することになった場合の対応などについて多数
の質問が寄せられた。
講演を行う久留米大学医学部の前田正治 准教授
平成21(2009)年度
第3回CIMSフォーラムを開催
産学連携」の一環として、第3回CIMSフォーラムを12月25日に開催した。
今回は、「卒業生からのメッセージ」 〜実践技術者として産業界で働くために〜 と題し、本校の卒業生である米倉将隆
名誉教授をはじめ、企業で活躍している20代から40代の卒業生5人による講演が行われた。
講演では、米倉名誉教授から「久留米高専機械工学科歴史について」というテーマで、本校の前身であり昭和14年から
続く久留米高等工業学校時代から現在の久留米高専に至るまでの変遷や先輩方の企業における活躍について語られ、
また企業の第一線で活躍している卒業生による講演では、卒業後にどのような仕事を行っていくのか、学生時代に技術
者として何を身に付けておく必要があるかなどについて、体験談を交えながらの講演が行われ、参加した学生達は熱心
に耳を傾けていた。 講演を行う米倉名誉教授とフォーラムの様子
平成21(2009)年度
「高等教育コンソーシアム久留米」協定調印式
高度人材育成基盤 −「筑後川流域総合大学」化に向けて− を推進していくため、本校を含む市内5つの高等教育機関
による「高等教育コンソーシアム久留米」設立のための協定調印式が、12月17日に市内のホテルにおいて行われた。
教育機関との間で協定書への調印が取り行われた。
ンパスを設け、学・民・産の交流や連携を強化するとともに、本校においても単位互換や小中連携理科教育、社会人向け
公開講座など教育活動、人材育成活動を行っていくこととしている。
コンソーシアム調印式の様子
平成21(2009)年度
「福岡モーターショー2009」福岡県学生製作車両展において優秀エコカー賞受賞
愛好会の出展した「Kurume-eco号」が優秀エコカー賞を受賞した。 審査はトヨタ、ニッサンなど、企業の専門家により行われ、「Kurume-eco号」は徹底した
車体の軽量化、空気抵抗を 考慮したカウル、燃費効率が評価され、今回の受賞となった。
車を製作する仕事に携わりたいと、将来の目標を語っていた。
福岡県学生製作車両展の様子と、優秀エコカー賞を受賞したエコパワー愛好会の「Krume-eco号」 平成21(2009)年度
大学発 ベンチャービジネスプランコンテストにおいてグランプリ受賞
学生らが自ら考えたビジネスプランを競い合う「第9回大学発ベンチャー・ビジネスプランコンテスト」が、12月11日に
福岡市役所で開かれ、小中学生が農作業などを通してお年寄りから知恵や伝統を学ぶ事業「プリマベーラ」を発表した
本校専攻科1年の 井上麻美さん、福島由里子さんの2人が、参加大学・高専50校の中で見事グランプリを受賞した。
キャンプを実施し、米、みそ、しょうゆ、梅干しなど原材料づくりからスタートし、最後に調理を行う。
コンテストの様子と、見事グランプリを受賞した井上麻美さん(写真右上【右側】)と福島由里子さん(同【左側】) 平成21(2009)年度
第5回 3D−CAD/CAE公開講座を開催 参加があった。
機械力学、熱流体の基礎講座をはじめ、CAEシュミレーションソフトである「ソリッド・ワークス」を活用した構造、熱流体、
振動等の解析実習や有限要素方ソフトウェアによる塑性変形等解析実習等に計測機器を使った実験を交えながら実務
への応用を視野にいれた内容となっており、受講者は講師の説明を受けながら、熱心に課題に取り組んでいた。 平成21(2009)年度
昭和39年度開設国立高等専門学校校長による学校運営研究会を開催
昭和39年度に開設された全国の国立高等専門学校校長による学校運営研究会を11月30日、12月1日の2日間に 渡り、本校が当番校となり開催した。 ついて」 や
「専攻科の現状とその充実について」など、各高専を取り巻く諸問題を議題として、各校の状況等を踏まえな がら活発な意見交換が行われた。 平成21(2009)年度
祝 ラグビー部! 第46回九州沖縄地区高専ラグビーフットボール大会優勝
第46回九州沖縄地区高専ラグビーフットボール大会決勝が11月17日、熊本県民総合運動公園で行われ、決勝に進
んだ久留米高専が22−7で佐世保高専を降し、見事優勝、2連覇を飾った。
当日は小雨交りの寒い中で試合が行われ、前半は5−0と緊迫する試合展開の中、後半2トライ、1PGで得点を重ね、
佐世保高専の反撃を7点に抑えるなど、攻守に渡りチーム一丸となったプレーでノーサイドのホイッスルを迎えた。
第一代表(10年連続22回目)として出場する。
平成21(2009)年度
久留米市内5大学等連携による市民公開講座(最終日)
連携している市内5つの大学等と共に、10月3日から開講している市民向け公開講座「久留米の明日を考える」が11月
21日最終日を迎え、本校一般文科の中畑教授を始め、連携市内5大学等の講師が一同に介して、講義が行われた。
講義では、各大学等の講師が、医療・福祉・教育・都市環境といった各専門分野からアプローチを行い、久留米市が今後
どうあるべきかについて、受講者の発言も交え活発な意見交換が行われた。
講義に訪れた受講者は、各講師に対して質問を行うなど、積極的に意見交換に参加する場面もあり、講義を熱心に聞き 入っていた。 平成21(2009)年度
「第14回マナビィランド」に「ふれあい理工学展」を出展
本校では11月8日、久留米市の生涯学習の拠点とも言える「えーるピア久留米」で久留米市等が主催し、毎年開催を
している「第14回マナビィランド」に、「ふれあい理工学展」を出展した。
青少年及び一般市民の「理工学」への関心を深め、その面白さ、不思議さを体験してもらえるよう体験、実験コーナー
を設け、ロボットの競技、公開実験を行った。
この催しは「久留米生涯学習フェスティバル2009」のメイン事業として、一般市民を対象として開催し、市民の生涯学
習への意欲と関心を高めると共に、市民相互の世代を超えた交流を深める良い機会となっている。 今年は、約1,300名を超える来場者があった。
平成21(2009)年度
久留米市内5大学等単位互換協定校による共同講義を開講
本校では、久留米市内の5大学等との間で締結した単位互換協定に基づく活動の一環として、締結校で共同講義を開
講しており、今年度は「久留米の生活と環境」をテーマに全15講座が行われ、本校からは10月26日に生物応用化学科
の笈木准教授から「微生物を用いた環境汚染対策」、また11月6日には制御情報工学科の川口教授からは「背振おろし
と風力発電」という題目で講義が行われた。
講義では、笈木准教授から、新エネルギーとして注目を集めているバイオエタノールや、古くから環境浄化を行ってきた
微生物の有効活用について、また川口教授からは本校での計測データを基に、風力発電のしくみから今後の課題等、幅
広い内容について説明が行われた。 各大学等から受講に訪れた学生達は、昨今
、環境問題への関心が高まっていることもあり、熱心にメモを取る姿が見 受けられた。
平成21(2009)年度
久留米市内5大学等連携による市民公開講座を開講
本校では、連携している市内5つの大学等と共に、「久留米の明日を考える」をテーマに市民向けの公開講座を
10月
3日から開講しており、本校からは一般文科の中畑教授を講師として10月31日に「久留米が産んだポテト王・牛島謹爾
と米国西部日系人」という題目で講義を行った。
講義では、西部開拓時代に米国へ渡り、ジャガイモの耕作により一代で富を築いた牛島謹爾について、久留米市在住 当時の写真や、映像を交えながら、謹爾が移住した当時の米国事情について説明を行った。 講義に訪れた受講者は、在米日本人会の初代会長として、私財を投げうって排日問題に尽力した、久留米市が産んだ 移民のリーダーに思いを馳せていた。
平成21(2009)年度
学校説明会・見学会を開催(1)
本校では、学校説明会・見学会を10月17日に開催し、入学を希望する多くの中学生とその保護者が本校を訪れた。
説明会は校長の挨拶の後、本校の概要や平成22年度の入学試験についての説明があり、終了後には不安や疑問を
抱える中学生や保護者に対して、少しでも本校の事について理解してもらおうと個別面談が行われた。
引き続き行われた見学会では、各学科実験室の設備や展示物等が公開され、また体育館では全日本飛行ロボットコン
テストで入賞した飛行機のデモ飛行が行われるなど、参加した中学生は在校生や教員の説明に目を輝かせながら熱心に
聞き入っていた。
平成21(2009)年度
学校説明会・見学会特別企画 【飛行ロボットコンテスト出場飛行機デモフライト】(2) 第5回全日本学生室内飛行ロボットコンテストにおいて見事ベストデザイン賞を受賞した、リンリン号とひよっこ号のデモ
フライトが、学校説明会当日に体育館で行われた。
前々日には、西日本新聞社から取材に訪れ、翌日の新聞に掲載されたこともあり、学校説明会に参加した中学生以外
の見学者も多数訪れていた。
デモフライトは実際にコンテストで行ったゲート通過・3秒間の手放し飛行のほか、8の字飛行等を行い、最後に滑走路
に綺麗に着陸すると、見学者から大きな拍手が送られるなど、盛況のうちに幕を閉じた。 西日本新聞の掲載記事はこちら(PDF:216KB)【記事掲載了承済】 平成21(2009)年度 第6回産学民協働セミナー開催 本校では、平成19年度に選定された現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)「産学民連携共同教育による
実践的技術者育成」の一環として、第6回産学民協働セミナーを10月9日に開催した。
今回は「古代人骨は語る〜スペインと日本女性考古学者の挑戦〜」と題し、イギリスはキングズ・カレッジ・ロンドンから エスティバルス アルデコア オタロラ氏を招き「バスク地方における銅石器時代住民の古代DNA研究」及び、九州大学 総合研究博物館特別研究員 舟橋京子氏から「古人骨資料に基づく先史社会復元〜列島縄文社会を対象として〜」と いうテーマで古代人の生活習慣や社会環境、親族関係及び集団関係等を人骨のDNAを用いて解明する研究について
講演が行われた。
普段、高専ではあまり触れることがない「考古学」という分野の講演に、参加した学生・教職員は、興味深い趣で聞き
入っていた。 平成21(2009)年度
テマセク ポリテクニクの学生が本校を訪問
九州・沖縄地区の10高専は、シンガポールの工科系高等教育機関の3校と交流協定を締結しており、今回、その中
の1校であるテマセク ポリテクニク校の学生44名と教員2名が、北部九州への修学旅行中、学校間交流の一環として
10月7日に本校を訪問した。
校長の学校紹介の後、テマセク ポリテクニク校の学生を2つのグループに分けて学内の施設や授業を見学し、また
2時限目には制御情報工学科の英語の授業に参加するなど、本校の学生達と交流を深めた。
限られた滞在時間であったが、学生同士はすぐに打ち解けあい、昼食後にはお互いのメールアドレスを交換したり、写 真撮影に応じるなど,有意義な時間を過ごすとともに、貴重な体験を得ることができたようであった。 平成21(2009)年度
第5回全日本学生室内飛行ロボットコンテストベストデザイン賞受賞
9月19日・20日の2日間、幕張メッセ国際展示場で開催された第5回全日本学生室内飛行ロボットコンテストにおいて、 本校機械工学科チームと翔同好会チームが参加し、機械工学科チームが
飛行競技で5位に入賞し、見事ベストデザイン
賞を受賞した。
このコンテストは(社)日本航空宇宙学会が主催し、大学等における航空工学教育の推進のために、室内で遠隔操縦
可能な航空機を設計・製作し、飛行を競う学生のため開催されているもので、ベストデザイン賞は最も優れた機体を設計
し、実際に安定した飛行を行ったチームに贈られるものである。
今大会は大学・高専等48チームが参加し、うち17チームしか予選通過できない中、3年生以下の下級生を中心とした
翔同好会チームも、参加チームの大多数が大学生の中で健闘し、予選を通過して14位の成績を残すことができ、来年に
向けて更なる飛躍を誓っていた。 予選通過と健闘した、翔同好会チームのひよっこ号 機械工学科チームと翔同好会チームのメンバ ーと顧問の先生方 大学・高専等48チームが参加、本校は初出場 5位に入賞し、併せてベストデザイン賞も獲得した 機械工学科チーム 平成21(2009)年度
外部評価委員会を開催
本校では、教育、研究等に関し自己点検・評価を行い、学外の有識者に客観的に現状を説明し、教育、研究等の改善
に資するため評価提言を得る目的で、去る9月17日(木)外部評価委員会を開催した。 会議には、九州大学大学院総合理工学研究院長、久留米工業大学長、久留米市副市長、久留米市中学校長会
会長
及び地域企業等からの委員合せて7名の有識者を招き、本校からは、校長、4主事、各学科長等22名が出席した。 委員会は校長の挨拶に始まり、教務主事から「本校の教育の現状と改善活動について」、各学科長等から「JABEE教
育プログラムの概要とPDCAサイクルの事例について」及び「産学民連携の活動状況について」それぞれ説明の後、九州
大学大学院総合理工学研究院長の議事進行により、活発に意見交換、提言が寄せられた。 最後に校長から、多方面からの貴重な意見に対し、今後の学校運営に活かしていきたいと謝辞が述べられ、閉会した。 平成21(2009)年度
久留米地域ゴム加工技術者人材育成講座を実施
本校では、福岡県工業技術センター及び葛v留米リサーチ・パークとともに経済産業省の「平成21年度人材養成等
支援事業」を受託し、「久留米地域ゴム加工技術者人材育成講座」を9月4日より開講しており、このたび本校において
実習コースとして本校が有する設備やノウハウを活用して、ゴム技術の全般にわたる実践的知識を習得するとともに、
現場で主体となって課題解決を図ることの技術の習得を目指す講座を実施した。 現在、福岡県ではゴム加工技術者の人材育成を通じ
、「北部九州自動車150万台生産拠点推進構想」の実現に取り
組んでおり、本講座により付加価値の高いゴム製品の生産に対応できる人材を育成することで、自動車関連産業への
参入等を促したいとしている。 なお、地元ゴム関連中小企業の若手技術者10名の受講生は10月16日まで、土・日曜にゴム技術の習得に励む予定。 平成21(2009)年度
理科実験・実技講習会に講師を派遣
本校では、久留米市との間で締結した事業協力に関する協定に基づく活動の一環として、8月27日、理科実験・実技
講習会に一般理科の越地准教授を講師として派遣した。
同講習会は久留米市理科教育センターが主催し、学習指導要領改訂に伴い小学校理科に新規に導入された内容を
テーマとして、市内の小学校教員を対象に実技指導を行うもので、越地准教授は第6学年に加わった「電気の利用と働
き」に関して、指導のポイントや安全上の留意点を含むノウハウについて実験を交えながら指導を行い、参加した小学校
教員は熱心に講義に耳を傾けると供に実験課題に取り組んでいた。 平成21(2009)年度
第42回九州・沖縄地区高専英語弁論大会を開催
第42回九州・沖縄地区国立高等専門学校英語弁論大会を本校が当番校となり、8月28日に開催した。 大会は暗誦とスピーチの2部門で行われ、九州・沖縄地区高専の代表21名が熱弁を繰り広げた。 結果は次のとおりで
、スピーチ部門において、本校の筒井亮太君(生物応用化学科5年)が見事3位に入賞した。 また、スピーチ部門の上位2名は来年1月に行われる第3回全国高等専門学校英語プレゼンテーションコンテストに 出場する。
暗誦部門
1位 岩本 舞(八代高専) 2位 成貞 乙沙(北九州高専) 3位 高牟禮 綾(鹿児島高専)
スピーチ部門 1位 山口 孝樹(佐世保高専)
2位 岩元あすみ(鹿児島高専) 3位 筒井 亮太(久留米高専)
特別賞 正入来 未来(都城高専) 平成21(2009)年度
学生・社会人向けの3D‐CAD公開講座を開催
本校では、学生・社会人向けの3D‐CAD公開講座を8月26日に開催した。 この講座は、今年で4回目を迎え、今回は「3D‐CAD導入・活用コース」と題して、学生・社会人の
3D‐CAD初心者から 企業で活用している実務経験者まで幅広い受講者層で、募集を上回る31名が参加した。 講義では、3D‐CADの代表的なデジタル・エンジニアリングソフトである「ソリッド・ワークス」の操作と、その活用方法を理 解することを視野に入れ、3Dモデルの作成から、干渉チェック、動作シュミレーション等、一連の基本操作と、3Dモデルへ の直接寸法記入や2D製作図の作成、CAE構造解析等、より効果的に3D‐CADを使いこなすための応用操作を習得する ことを目的とし、受講者は学生TAの補助を受けながら、熱心に課題に取り組んでいた。 平成21(2009)年度
九州沖縄地区国立高専事務系職員研修を開催
平成21年度九州沖縄地区国立高等専門学校事務系職員研修を、本校が当番校として、8月24日・25日に開催した。
本研修は、九州沖縄地区10高専の係長、主任及び中堅係員を対象に、職務の遂行に必要な知識と教養を深め、情報
交換を行うことで、業務能力の向上を図ることを目的としたもの。
研修では、担当業務別会議、全体会議に加え、高専機構総務課 山内課長補佐による「国立高専の現状について」、
本校の渕上非常勤講師による「失敗学・危険学紹介(高専教育での安全意識育成に)」の2つの特別講演が行われ、参加
者は熱心に耳を傾けていた。
また、研修2日目には久光製薬株式会社鳥栖工場を見学し、企業の安全管理体制等について説明を受け、研修効果を
より確実なものとした。
平成21(2009)年度 教育GPプログラム 第3回インテグラルセミナーを開催 本校では、平成20年度に選定された質の高い大学教育推進プログラム(教育GP)「CIMSを活用した機械要素教育と 産学連携」の一環として、第3回インテグラルセミナーを8月25日に開催した。 今回は「3D−CADの活用に向けて」というテーマで、本校の廣尾靖彰名誉教授による「機械製図と3次元CAD」を始め、 併せて4つの講演が行われ、3次元CADの導入における製図教育の変化、ベンダー企業による最新のデジタルエンジニ アリングソフトの動向、また企業が3次元CADやCAEの導入にしたことにより、設計・製造のプロセスにどのような効果が 現れているかの活用事例などについて講演が行われた。 講演を聴いた学生達にとっては、授業で行っている3次元CADの演習が、実際に企業の製造現場
で活用され
、設計の 効率化・生産コストの削減や品質向上などに重要な役割を果たしていることを知ることができるよい機会となった。 平成21(2009)年度 中学生向け体験セミナーを開催 8月18日と19日、本校では中学生を対象に実際に高専の授業を体験してもらう体験セミナーを開催し、二日間で564名 の中学生が参加した。 一日で5つの専門学科及び一般科目の授業を体験学習し、昼休みには本校学生による高専祭の説明が行われた。参加 した中学生からは「実験が面白かった」、「各学科の具体的な内容が分かった」、「学科選びの参考になった」などの感想が 聞かれた。 セミナー開催中、校内に高専についての質問コーナーが設けられ、多くの保護者から高専についての質問が寄せられた。 平成21(2009)年度
中学生向けの公開講座を開催
本校では、中学生向けの公開講座「あなたも一日サイエンティスト」を7月30日、31日の2日間にわたり開催した。
同講座には、久留米市内及び近郊の中学1、2年生14名が参加し、物理コース「エコロジーラジオ(電池のいらないラジ
オ)を作ってみよう」と数学コース「体験!数学ワンダーランド」の2つのコースをそれぞれ1日ずつ体験した。
参加した中学生達は、普段はあまり使うことない工具を手に悪戦苦闘しながらも、電池を使用しないエコロジーラジオの
製作をしたり、古代の人たちの計算方法やひもを使っての結び目の数学を体験するなど、2日間を通して理科・数学への
興味・関心を高めるとともに、ロボコンの製作室や実習工場を見学するなど久留米高専での体験を楽しんでいた。 物理担当教員の指導による中学生のエコロジーラジオの製作風景 数学担当教員による講義風景 馬越教務主事による修了証書の授与
平成21(2009)年度
久留米広域商談会に産学連携コーナーを設置 本校では、7月28日、久留米市や地元金融機関でつくる北部九州地区ビジネスマッチング協議会が主催する「久留米 広域商談会」において産学連携コーナーを設置し、地元中小企業に対して、研究シーズの説明や技術相談などを行った。 この商談会は今年で4回目を迎え、地元中小企業が大手メーカーからの受注促進を図るために行われており、昨今の 不況による受注減を受け、地元企業133社が参加した。 産学連携コーナーには、地元金融機関の要請を受け、本校のほか、佐賀大学、長崎大学等が参加しており、ブースを 訪れた地元の中小企業関係者に対し、技術相談や本校が所有している特許について、掲示したパネル等を交え熱心に 説明を行った。 企業関係者に対して説明を行う藤田産学民連携推進センター長 久留米広域商談会の会場風景
本校学生寮では、寮生に対する健康管理の一環としてヘルスチェックを、5月12日に実施しました。
平成23年度入学式を4月6日に、東日本大震災で被災を受けた東北地方の高専への入学予定であった留学生を含
本校では、3月23日に外部資金獲得促進の一環として、2月14日より公募の始まったA−STEPについての募集説
本校では、3月25日に岩城法律事務所より岩城和代弁護士を講師に招き、教職員を対象に第3回FD会議「キャンパ
久留米市立草野歴史資料館において、3月12日から「なつかしの風景・筑後の軌道」と題した企画展が開催されてお
本校では、平成二十年度に質の高い大学教育推進プログラム(教育GP)に採択された「CIMSを活用した機械要素
第46回本科卒業式、第17回専攻科修了式を3月18日に本校第一体育館において挙行しました。東北地方太平洋
本校では、本校電気電子工学科の3、4年生を対象とし、講演会・討論会「電気・エネルギー分野で活躍する高専卒
学生からパネラーへの質問の模様
講師の中村大輔准教授と園田総生氏
2月24日に、小森野校区 まちづくり運営協議会 近藤健治会長、小森野校区 青少年育成協議会 半田孝幸会長、
本校では、平成20年度に採択された質の高い大学教育推進プログラム(教育GP)による取組である「CIMSを活用
本校では、去る2月10日、(独)国立高専機構高専‐技科大連合スーパー地域産学連携本部の清水榮松発明コーデ
本校では、去る1月28日、市内の大学・高専等による研究開発によって生み出された成果を地域企業のニーズにマ
去る1月25日の午前、東亜マイスター高校から校長など教員18名及び韓国テクノマート役員が本校を訪れました。
東亜マイスター高校訪問団との集合写真
ソウル大学校教育研修院職業教育課程訪問団との集合写真
文部科学省及び合同フォーラム推進事務局主催の平成22年度大学教育改革プログラム合同フォーラムが、去る1
本校では、平成20年度に選定された質の高い大学教育推進プログラム(教育GP)「CIMSを活用した機械要素教育
本校では、11月30日(火)に教職員を対象とし、本校校医である久留米大学医学部精神神経科の安元眞吾医師
本校を含む久留米市内5つの高等教育機関により構成される「高等教育コンソーシアム久留米」の拠点となるサテラ
本校では11月14日、市の生涯学習の拠点である「えーるピア久留米」において、久留米市等が主催し、毎年開催し
本校では、学校説明会・見学会を11月13日に開催し、入学を希望する多くの中学生とその保護者が同校を訪れま
本校では、ゴム製品を製造する企業が属する団体である、日本ゴム工業会の中小企業委員会向けの勉強会を、去る
本校学生寮では、寮生に対する健康管理の一環としてヘルスチェックを、去る11月2日に実施しました。
去る10月22日に、歴史小説家で、本校機械工学科第12期卒業生(昭和52年3月卒業)である安部龍太郎氏が本
本校では、久留米市内の5大学等との間で締結している単位互換協定の一環として、各大学等の個性や特色を生か
アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト2010九州沖縄地区大会が、去る10月17日に久留米市みづま総
九州・沖縄地区国立高専 新技術マッチングフェアが、10月15日にモノづくりフェア2010(マリンメッセ福岡)にて開
九州・沖縄地区の9高専は、シンガポールの工科系高等教育機関の3校と交流協定を締結しており、今回、その中の
久留米市六ツ門町の複合商業施設「くるめりあ六ツ門」が去る10月2日にグランドオープンしました。久留米市内5
去る9月22日に、機械工学科の第1期卒業生(昭和41年3月卒業)が本校を訪れました。
卒業生の中には、卒業以来44年ぶりに来校された方もおり、学内の変わりように驚くとともに、本校の発展を喜ばれる
福岡地区3高専の連携事業として、福岡地区3高専事務職員(係員級)研修会が、本校で9月13日に開催されまし
去る9月13、14日の2日間に、久留米市や、地元金融機関で作る北部九州ビジネスマッチング協議会が主催する
この商談会は地場中小企業の受注機会の確保や地域産業の活性化を図ることを目的とし、今年で5回目を迎え、
本校では、去る8月18日と19日に、一日を通して本校の5学科及び一般科目の授業を体験してもらうことを目的と
説明も行われ、校内に設けられた質問コーナーには、保護者や中学校の先生から本校についての質問が多数寄せら
本校では、本校を含む久留米市内5つの高等教育機関により構成する「高等教育コンソーシアム」事業の一環として、
講座には市内の中学校教員38名が参加し、九州大学アイソトープ総合センターの杉原助教と久留米大学の土居助
8月6日に開所したくるめりあ六ツ門サテライト・キャンパスにおいて、8月7日、8日の両日、オープニングイベントと
の田中大准教授による実演「からくり儀右衛門の蒸気機関車」が開催されました。
本校を含む市内5つの高等教育機関(本校のほか、久留米大・久留米工業大・聖マリア学院大・久留米信愛女学院
複合商業ビル「くるめりあ六ツ門」6階にオープンし、開所式が行われました。
本校では、九州大学製造中核人材(コア・リーダー)育成プログラム「歯車製造コース」カリキュラムの一つである歯
ノウハウを習得し、さらに先端技術との融合を見通す歯車設計技術者の育成を目指すもので、実習には社会人51名
本校では、中学生向けの公開講座「エレクトロニクスサマースクール」を8月3日、4日の2日間にわたり開催しました。
本校では、中学生向けの公開講座「あなたも一日サイエンティスト」を7月29日、30日の2日間にわたり開催しまし
ラジオ)を作ってみよう」と数学コース「体験!数学ワンダーランド」の2つのコースをそれぞれ1日ずつ体験しました。
本校では、第7回3D−CAD公開講座〜3D−CAD利用に関する基礎講習会〜を7月23日に開催しました。
が参加しました。
本校では、平成20年度に選定された質の高い大学教育推進プログラム(教育GP)「CIMSを活用した機械要素教育
本校では、4年生及び専攻科1年生を対象にした就職活動セミナーを7月15日に開催しました。
黒川技術専門職員は半導体封止工として、金型技術の設計・製造・金型保全に優れた技術や知識を持ち、金型をや
実習の授業おいても、学生達に対し自分の技術を惜しみなく伝えており、上田校長との懇談では「確かな技術・技能を
本校では、5月19日から21日にかけてマリンメッセ福岡で行われた西日本食品産業創造展’10の西日本機能性食
ご飯パンは飲料が無くても嚥下性のよいご飯と保存性に優れたパンを組み合わせることによってそれぞれの短所を補
本校では、去る5月19日に久留米市消防署員立会いの元、震度5強の地震による火災発生を想定した防災避難訓練
本校では、去る4月28日、ウェーブホールにおいて新留学生との懇談会を開催しました。
本校では、今年度入学の1年生を対象とした合宿研修を4月23日・24日の2日間に渡り、国立夜須高原青少年自然
研修は、上田校長による講話、警察官による交通安全講習会に始まり、オリエンテーリングや上級生による学科紹介
本校では、 3月15日(月)に産学民連携テクノセンター竣工を祝し、 竣工記念式典を官公庁・地域企業・教育機関・各高
式典では、前田校長の挨拶のあと、久留米市よりの祝辞、藤田産学民連携テクノセンター長からの竣工報告、記念講演
式典に訪れた地域の企業関係者からは、今後の本校における、地域に根ざした技術支援、共同研究などの産学官連携
竣工記念式典と現代GP成果報告会の様子
当日はコンサート開演前に、前田校長とセンター長を務める藤田教授により除幕式が行われ、コンサートに申込んだ、
コンサートでは、オランダのハーグ王立音楽院の元教授で、リュート界の世界第一人者である佐藤豊彦氏とそのご息女
コンサートに訪れた一般市民や教職員は、普段はあまり聞く機会のない、古楽器のフルートやリュートが奏でる美しい音
竣工記念トークコンサートの様子
本校では、2月4日、久留米市内の大学・高専等による研究開発によって生み出された技術を地域企業のニーズに合わ
この発表会は久留米市や九州経済産業局が主催し、本校からは生物応用化学科の笈木准教授が「新規食品ご飯パン
また、併せて研究成果を展示したブースが設置され、「ご飯パン」のブースでは試食コーナーを設け、訪れた地域企業や
発表を行う笈木准教授と松田助教
本校では、平成19年度に選定された現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)「産学民連携共同教育による
委員会では、前田校長の挨拶のあと、委員長である犬養産業技術総合研究所九州センター所長代理が議事を諮られ
本校では、平成21年度学生寮成人式を1月13日に開催し、在寮している1年生から専攻科生までの約120名が参加し、
式では、江崎寮務主事より新成人への祝辞と記念品の贈呈が行われたあと、新成人を代表し、電気電子工学科5年の
本校の学生相談室では、教職員を対象として発達障害者への関わり方とその理解を深めるために、久留米大学医学部
本校では、平成20年度に選定された質の高い大学教育推進プログラム(教育GP)「CIMSを活用した機械要素教育と
平成21年度の文部科学省「大学教育充実のための戦略的大学連携支援プログラム」に採択された地域共創のための
式では、取組代表校である尾崎龍夫久留米工業大学長の挨拶の後、久留米市の立会いの下、連携校である5つの高等
今後はこのコンソーシアムを「知」の創造主体と位置付け、取組を推進する活動拠点として市内中心部にサテライトキャ
12月11日から14日まで開催された「福岡モーターショー2009」福岡県学生製作車両展において、本校エコパワー
この車両展には、福岡県の大学・高専のエコランカー・ソーラーカー・フォーミュラなど車両8台を展示。
NHK福岡放送局の取材を受けたエコパワー愛好会の町田竜太朗君(専攻科2年)は、地球温暖化を止めれるような
事業内容は、子供達に朝ご飯を材料から作ってもらうというもので、お年寄りを講師に迎え、1年間を通して断続的に
なお、グランプリを受賞した2人は、来年3月に東京で開かれるキャンパスベンチャーグランプリ全国大会に出場する。
本校では、12月1日から12月3日までの3日間、社会人向け3D−CAD/CAE公開講座を開催した。
この講座は、これまで4回行った3D‐CAD公開講座の応用編となっており、企業で実務に携わっている社会人16名の
今回の講義では、これまでのアンケートで要望が多かった機械工学分野での理論的導入講義を取り入れ、材料力学、
熱心に課題に取り組む受講生達の様子
研究会では、当番校である前田校長の挨拶の後、 「各地区での平成22年度入学者選抜学力試験における追試験に
各高専の校長と研究会の様子
なお、優勝した久留米高専は来年1月4日に神戸市で開催される「第40回全国高専ラグビーフットボール大会」に九州
優勝したラグビー部と表彰式の様子
中畑教授はじめ、連携市内5大学等の講師による意見交換の様子
ふれあい理工学展における公開実験の様子
笈木准教授と川口教授による講義の様子
市民公開講座の様子
講義を行う中畑教授
前田校長による学校概要説明
各学科長による個別面談の様子
中学生に対し説明を行う中尾准教授
西日本新聞社による取材の様子(左上)と学校説明会におけるデモフライトの様子
熱心に講演を行う、オタロラ氏と舟橋京子氏
前田校長による55高専と本校の説明 記念品の授与を受ける前田校長 授業見学の際に質問をする、テマセクの学生
双方の学生を交えた英語の授業 英語の授業における交流の様子 テマセクの学生と供に記念撮影
機体審査を受ける、機械工学科チームのリンリン号
本校についての説明を行う前田校長 議事進行を行う、本庄九州大学大学院総合 理工学研究院長 外部評価委員会の様子
実習指導を行う権藤副技術長 熱心に実習に取り組む受講生 受講生に対し講義を行う森教授
小学校の教員に対し、実技を交えながら指導を行う越地准教授
大会の開催風景
ジェスチャーを交えてスピーチを行う学生達 スピーチ部門3位の筒井亮太君と英会話部 参加者全員での記念撮影
石丸准教授による歯車ポンプの組み立ての講義
3D-CAD講座の受講風景
橋村准教授による歯車ポンプ部品のモデリングの講義 受講者からの質問に対応する学生TA
山内高専機構総務課補佐の講演 渕上高義先生による講演 井上事務部長による修了証書の授与
講演「機械製図と3次元CAD」 講師:本校名誉教授 廣尾靖彰氏
講演「CAE活用事例」(3D‐CAD/CAE活用による設計効率化)講師:株式会社 峰製作所 西田達矢氏
講演「3次元デジタルものづくりの現在と今後」 講師:ソリッドワークスジャパン 赤代政宏氏 講演「3D‐CAD活用事例」(3D‐CADによる業務改善) 講師:株式会社 三松 宮地 優氏
体験セミナーにおける授業の様子
平成21(2009)年度
教育GPプログラム 第2回CIMSフォーラムを開催
本校では、平成20年度に選定された質の高い大学教育推進プログラム(教育GP)「CIMSを活用した機械要素教育と
産学連携」の一環として、第2回CIMSフォーラムを7月24日に開催した。
今回は、九州大学工学研究院の黒河准教授から「九州大学における設計製図教育の現状」及び三菱重工業株式会社
長崎造船所の松浦第一工作部部長から「三菱重工業長崎のものつくりにおけるデジタル技術について」というテーマで、
大学・企業の視点から見た設計製図教育の在り方や、3次元CADを駆使した設計製図技術について講演が行われた。
また、その後の久留米・有明・北九州の福岡3高専の設計製図教育担当教員によるパネルディスカッションでは 、各高
専における設計製図教育の現状や今後の課題について、お互いに意見を交わし、低学年時における手書き製図よる基
礎教育の大切さや、高学年時において3次元CADを用いた演習による機械工学科目の理解度、応用力を深めるための
取組や課題について活発な議論が行われ、参加した学生や企業関係者など熱心に耳を傾けた。
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藤田産学民連携推進センター長によるGPプログラム説明 | |
九州大学 黒河准教授による講演 | |
三菱重工業(株)長崎造船所 松浦部長による講演 | |
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左から 橋村久留米高専准教授・明石有明高専教授 入江北九州高専准教授 | |
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久留米・有明・北九州の福岡3高専によるパネルディスカッション |