NASA 宇宙飛行士 特別講演会

'My 131 Days in Space' with Dan Tani

講師:ダニエル・ミチオ・タニ氏
アメリカ国立航空宇宙局(NASA)宇宙飛行士

 2009年3月6日に久留米市民会館で、アメリカ国立航空宇宙局(NASA)宇宙飛行士のダニエル・ミチオ・タニ氏(Mr. Daniel M. Tani)をお迎えし、久留米高専の主催で、特別講演会を開催いたしました。この特別公演会は、一般市民にも開放したところ、久留米高専の学生だけでなく、近隣の小学生や高校生などを含め合計約1100名の参加者があり、会場はほぼ満員でした。

 日系アメリカ人のタニ氏は、2001年から昨年までスペースシャトルによる宇宙飛行を2回経験されたヴェテランの宇宙飛行士です。その間の131日におよぶ長期の宇宙滞在の体験を、美しい写真や動画を使って、若い方々向けにお話しいただきました。公演の後、小学生から一般市民の方々まで、会場の聴衆からの質問が続出しましたが、50分にもわたり、その質問のひとつひとつに、タニ氏は丁寧にお答えいただきました。宇宙開発に向けての若者の夢を育むことができた講演会でした。

 講演会の後、隣の市役所20階にある展望レストランでの小パーティにも出席し、久留米高専の学生たちと交流をいたしました。

講師:ダニエル・ミチオ・タニ氏(Mr. Daniel M. Tani)
日系アメリカ人、米国ペンシルバニア州生れ、48歳、マサチューセッツ工科大学(MIT)学士、修士(機械工学)、2001年12月5日〜12月17日スペースシャトル・エンデバー号に搭乗(国際宇宙ステーション、船外活動)、2007年10月23日スペースシャトル・エンデバー号に再び搭乗し、国際宇宙ステーションに120日間滞在し、2008年2月20日スペースシャトル・アトランティス号で地球に帰還、この間、数回の船外活動
主催久留米工業高等専門学校

■協賛/在福岡米国領事館・福岡アメリカン・センター 
■後援/久留米市・久留米市教育委員会・久留米学術研究都市づくり推進協議会・福岡県青少年科学館