平成14年度シラバス 久留米工業高等専門学校
授業科目 | 授業形態 | 学 年 | 必・選 単位数 | 担当教官(E-mail) |
通信工学U |
講義 |
5年後期 |
必修 1単位 |
杉森 欣三 sugimori@kurume-nct.ac.jp |
[教育目的] 高度情報化社会にあっては電気通信はこの社会を支える核技術の一つで ある。本講義では主に、アナログ信号系の通信技術を解説し、習得する。 また最近の人工衛星による通信形態などについても解説する。 |
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[授業内容] 第1週 通信の概要 第2週 アナログ信号の変調とその必要性 第3週 振幅変調(1)概要 第4週 振幅変調(2)変調波の波形 第5週 振幅変調(3)振幅変調の各種変形方式 第6週 角度変調(1)変調波の波形 第7週 角度変調(2)周波数スペクトルと電力 第8週 パルス変調(1)パルス振幅変調 第9週 パルス変調(2)パルス幅変調とパルス位置変調 第10週 信号のデジタル変調 第11週 各種の伝送路とその適応性 第12週 伝送線路と光ファイバケーブル 第13週 新しい通信方式と衛星通信 第14週 人工衛星の基礎(1) 第15週 人工衛星の基礎(2) |
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[教育方法] 講義を中心に進めるが、授業中に学生に基本的な質問をして答えさせる というような学生参加型の講義を行う。また簡単なレポ−トを4回程度課 して、自己学習力を身につけさせる。 |
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[教材及び参考図書] 教科書:山下 不二夫著 「通信工学概論(第2版)」 森北出版 参考書:井上 信雄著 「通信の最新常識」 日本実業出版社 |
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[期待される成果] @通信工学に関する基礎技術の理解と習得。A習得した知識を用いて問 題解決に適用できる能力。B自発的な自己学習能力。 |
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[評価方法] 期末に実施する定期試験で評価する。 |
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[関連科目] 通信工学T、通信実験 |
[関連教官] 大崎 邦倫、南里 博巳 |