平成14年度シラバス   久留米工業高等専門学校

授業科目 授業形態 学 年 必・選 単位数 担当教官(E-mail)
 専攻科インターンシップ
 実習
 2年後期
 必修 7単位
 実施機関の引き受け責任者、インターンシップ担当教官
[教育目的]
 本学科と専攻科で学んだ工学的知識や技術が、実践的にどの程度応用できるかを、企業等における長期インタ
 [ンシップで経験し、実践的技術者としての資質を高めることを目的とする。本科目は、本学科と専攻科の最終
 科目であり、各学生は企業からの評価を受けるが、その結果を参考にして、学生の自己啓発および専攻科の教
 迚善を促す。

[授業内容]
 専攻科2年生が従事できる業務のうち、目的にふさわしい業務を行う。予めインターンシップ担当教官が引き
 け実施機関の用意しているプログラムを検討・調整しておき、そのプログラムに従って実習する。
 例えば、
 1.機械部品などの組み立て・製作   8.実験・試験・測定・データ整理
 2.設計・製図・図面の修正       9.ワード・エクセルによる文書作成
 3.制御回路の組み立て・修理     10.製品の品質検査
 4.操作説明書の作成         11.計算プログラム作成
 5.CADによる図面作成        12.報告書および最終報告書の作成
 6.グラフィクスの作成        13.インターンシップ報告会の準備と口頭発表
 7.穴あけ・切削・溶接などの加工

[教育方法]
 インターンシップ受け入れ機関を提示し、その中から、担当教官と学生が相談の上、学生の希望と諸条件を考
 カして、配属先の引き受け機関を決定する。実施時期は10月中旬から2月上旬までの間で、期間は2ヶ月以上
 4ヶ月以内、企業あるいは研究機関などにおいて実際の業務に従事する。ただし、12月中旬の大学評価・学
 ハ授与機構の試験期間1週間は除く。担当教官は、時折、実施機関を訪問して、学生の状況を把握するとともに
 、実施機関の引き受け責任者と連絡を密にする。学生は、一ヶ月ごとに報告書を担当教官に提出する。インタ
 [ンシップ終了後直ちに、学生は最終報告書および実施機関の引き受け責任者が記入・封印した評定書を提出す
 る。

[教材及び参考図書]
 実習内容に関連する文献、資料など

[期待される成果]
 @技術が社会に及ぼす影響・効果,および技術者が社会に対して負っている責任に関する理解A実験などを計
 諱E遂行し、その結果を解析し、工学的に考察する能力B該当する分野の専門技術に関する知識とそれらを問題
 解決に応用できる能力C日本語による論理的な記述力,口頭発表力,討議などのコミュニケーション能力D自主的,継続
 的に学習できる能力

[評価方法]
 複数のインターンシップ担当教官により次の割合で成績評価を行う。報告書20%、実施機関の評定書40%
 A報告会40%として総合的に成績評価を行う。具体的な評価項目、配点および評価基準については別途定める
 。

[関連科目]
 実習内容に関連した一般および専門科目

[関連教官]
 実習内容に関連した専門科目の担当教官