[授業科目]

 古典
[必・選]

 必修
[担当教官]

 安部力 
 中川嘉彦 
 塚野剛史
[学年・学科]

 3年・全学年
[単位数]

 2
[授業形態]

 通年週2時間
[目標]

 ことばは文化であり、ことばほどにその民族が人為的に作り上げた独自性のある文化
 はない、と言われる。それ故、日本語を育み、日本人を育ててきた地下水脈としての
 古文・漢文を読むことの意義ははかり知れない。今日まで読み継がれてきた古典を集
 中して読み、文章に親しむとともに、その作品が喚起する人間理解に学びつつ、自己
 の在り様を省みる貴重な契機としたい。
[評価の方法]

 定期試験の成績および平常点(出席状況、レポ−ト類の提出状況等)を総合して評価する。
[教材]

 教科書:大岡信ほか編著、新選古典二(古典)、尚学図書
 参考書:古語辞典、漢和辞典
[内容]

 前期
 1.随筆・徒然草「家居のつきづきしく」等
 2.史伝・十八史略「蘇武持節」等
 3.日記・紫式部日記「行幸近くなりぬとて」等
 4.漢詩・詩経「桃夭」等
 後期
 5.物語・源氏物語「玉のをのこみこ」等
 6.史伝・史記「完璧」等
 7.文章・評論「師説」「文といふもの」等
 8.思想・論語、老子等