[授業科目] 機械設計製図 |
[必・選] 必修 |
[担当教官] 廣尾靖彰 |
[学年・学科] 2年・A |
[単位数] 3 |
[授業形態] 通年 週3時間 |
[目標] 1年次に引き続き、投影法、寸法記入法について授業し、応用として下記の機械部品 をスケッチし、それらをJISに基づいて正しく表現する方法について学ぶ。スケッ チ教材は実用品を用い重量の感覚も体験できるようにする。特にレイアウトやフリー ハンドでスケッチ図をきれいに描くこと、組立図の様式と構成法について、また部品 図においては寸法許容値、面の肌の記入法などに重点を置く。 | |||||
[評価の方法] 各課題に重点項目を設定し、図の正確さ、作図の早さ、仕上がり程度、応用力に重点 を置く。定期試験(2回)の成績との総合で判定する。 | |||||
[教材] 教科書:大久保正夫他2名、三訂新版機械設計製図法、朝倉書店 プリント | |||||
[内容] 前期 1. 歯車の製図(部品図)(A2トレース紙1枚) a. 歯車概説 b. JIS歯車製図(B0003)解説 c. 非切断部材、部分断面、回転断面法 d. 大円の作図法(直径300mm) 2.軸継手のスケッチ・製図(組立図及び部品図)(A3方眼紙1枚、A3トレース 紙2枚) a. 軸継手の機能と種類、主投影図の姿勢 b. キー及びキー溝の加工法、大きさ、寸法記入法 c. 寸法の許容限界の記入法 d. 面の肌の図示法 e. 組立図の索引表 3.豆ジャッキのスケッチ・製図(組立図及び部品図)(A3方眼紙1枚、A3ト レース紙1枚) a. 可動品の組立図の表し方 b. 特殊ねじ(角ねじ)の表し方 c. 部分拡大法 後期 4.ミニバイスのスケッチ製図(組立図及び部品図)(A2方眼紙1枚、A3トレー ス紙2枚) a. 半断面図示法 b. 標準部品 5.読図(組立図から部品図を作図)(A3トレース紙2枚) a. 研削といし軸機能説明 b. 軸受製図(JISB0002)解説 c. ハッチング記入(部品分離) d. 幾何公差(JISB0021)解説 e. 砥石軸の部品図製図 |