[授業科目]

 電気磁気学
[必・選]

 必修
[担当教官]

 高松 政利
[学年・学科]

 3年・E
[単位数]

 2
[授業形態]

 通年 週2時間
[目標]

 電気工学科2年で学んだ直流回路、静電気を基礎にして、磁界、電磁誘導等
 について十分に理解し、明確に概念を把握するように、演習を含めながら講義
 を進めて行く。そして、電気工学の全部門の履修を養うことを目的としている。
[評価の方法]

 年4回の定期試験を行う。また、これに必要に応じ行う先週学んだ所の復習を
 兼ねた小テスト、およぴ平常点(出席状況、授業態度)を考慮して成績を決め
 る。
[教材]

 (2年で購入済)
 山口、基礎電磁気学、電気学会
 田中、解説電気磁気の考え方・解き方、東京電機大学出版局
[内容]

 前期
 1.磁界
   磁気現象、アンペアの右ねじの法則、ビオ・サバールの法則、アンペアの
   周回積分の法則、磁位、磁界中の電流の受けるカ、平行導線の電流間に
   働く電磁力、電流の単位、ホール効果、電磁力による仕事
 2.電磁誘導
   ファラデーの法則、交流の発生、磁界中の運動導体に生じる起電力、電
   気・機械エネルギー変換、うず電流
 後期
 3.インダクタンス
   自己インダクタンス、相互インダクタンス、インダクタンスの接続、インダク
   タンスの計算、電磁エネルギー
 4.変動電流回路
   交流回路(R、L、Cの電圧と電流)、過渡現象
 5.磁性体
   物質の磁性、磁化の強さ、磁化率と透磁卒、強磁性体の磁化、磁化エネ
   ルギー、ヒステリシス損失、磁気回路、永久磁石
 6.電磁波、他