[授業科目]

 有機構造化学
[必・選]

 選択
[担当教官]

 辻 豊
[学年・学科]

 2年・物質
[単位数]

 2
[授業形態]

 前期 週2時間
[目標]

 有機物の構造と反応性には密接な関係があり、Hammett 則に代表される直線自由エネ
 ルギー関係則は、反応性の予測、反応機構の推定、ドラッグデザイン等に用いられて
 いる。ここでは、直線自由エネルギー関係則について学習し、有機物の構造変化と反
 応性の予測、反応機構の推定の方法について修得する。
[評価の方法]

 定期試験の成績により評価する。
[教材]

 参考書:稲本直樹著「ハメット則〜構造と反応性〜」丸善、 奥山 格著「有機化学
 反応と溶媒」丸善
[内容]

 1.カルボン酸誘導体の構造と pKa
 2.Bronsted 関係則とα値、β値の意味
 3.置換安息香酸の pKa と Hammett の置換基定数
 4.ρ値と反応機構
 5.拡張 Hammett 則
 6.溶媒の性質と反応性
 7.色々な溶媒効果の解析法