久留米工業高等専門学校 産学民連携テクノセンター

一般科目(文科系) 福田かおる

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氏名(日本語) 福田 かおる
氏名(英語) FUKUDA Kaoru
学位 Doctor of Philosophy
所属(日本語) 一般科目(文科系)
所属(英語) Dept. of Liberal Arts (Humanities and Social Science)
専門分野(日本語) 社会人類学
専門分野(英語) Social Anthropology
主な研究業績

[1] The Advantage of Natural Farming as an Eco-Friendly Way of Living:
Practice and Discourse on the “Learners’ Fields” in Fukuoka, Japan.
Culture, Agriculture, Food and Environment (2017)
[2] The Morality of Livestock Farming: A View from the British Farmers’
Standpoint. Society & Animals (2016)
[3] コンパニオンアニマルの魅力 -イギリスの事例に基づく社会人類学
的考察- ヒトと動物の関係学会誌 (2001)
[4] Different Views of Animals and Cruelty to Animals: Cases of Fox-hunting and Pet Keeping in Britain. Anthropology Today (1997)

コメント

私の研究テーマは「人類が他の生物や自然環境とどのようにかかわっていくべきか」についての様々な考え方を調べることです.人類は,地球上の他の生物や自然資源を利用・消費することによって文明を発達させ,高い生活水準を実現してきました.しかし近年,この活動があまりにも肥大化し,持続不能なレベルにまで地球環境を蝕んでいるということがしばしば指摘されています.これまでの研究では,欧米(特にイギリス)において動物保護や自然保護の意識がどのように発達してきたのか,そして何が重要視されているのかを調べ,日本との比較も含めて分析しました.また,持続可能な食料生産に取り組んでいる例として,日本で自然農を実践されている方々の自然観や宇宙観をフィールドワークに基づいて調査しました.現在は,人間と森林との関係性についての調査を準備しています.

研究キーワード

文化,農林業,自然観,動物観,生命倫理