外部評価委員会を開催しました

 久留米高専では、去る12月22日(木)に外部評価委員会を開催しました。本委員会は、校長が付託する事項について検証、評価を行い、本校の教育・研究の改善に資するため、提言を行うことを目的として年1回開催しているものです。委員会には、地元の大学、中学校や地域企業からの外部有識者8名の委員が出席し、本校からは三川校長をはじめ、主事、学科長、教育・研究施設の長、部課長から構成される自己評価検討委員会のメンバー20名が出席しました。
 委員会では、髙松 洋九州大学大学院工学研究院長が議長を務め、三川校長の挨拶に続いて、江﨑校長補佐/企画主事から「前年度の指摘事項について」、和泉副校長/教務主事から「教育の現状と改善について」、三川校長から「教職員人事の考え方について」、池田校長補佐/専攻科主事から「創造性を育む教育の現状について」の報告が行われました。
 各外部評価委員からは、教育研究等の改善に資する貴重な意見や提言が数多く出され、本校では、それらを今後の学校運営の改善につなげていきたいと考えています。


議長を務める髙松 洋 委員長(九州大学大学院工学研究院長)

外部評価委員会の様子

平成28年11月19日 金属工学科11期生の皆様から教育研究支援基金にご寄付をいただきました

この度、還暦を迎えられた久留米高専金属工学科11期生の皆様から教育研究支援基金にご寄付を賜り、11月19日(土)本校において贈呈式が行われました。
贈呈式では、金属工学科11期生代表 野崎和典様から寄付金の目録が本校三川校長に贈呈されました。
贈呈式終了後、同窓生の皆様は、三川校長、和泉副校長(教務主事)を交え、機械・材料工学科棟をはじめ、ものづくり教育センター、学生寮等を校内の施設を見学され、往時とほとんど変わらぬ校舎で楽しかったエピソードなどを語り合っていらっしゃいました。施設見学の最後は、本校の時計台前で記念写真の撮影を行いました。
今回のご寄付について校内の教育研究支援基金運営委員会で使途を検討し、本校の時計台のライトアップに活用させていただくことになりました。
ライトアップに向けた作業は、12月15日(金)に完了し、ライトアップにより、日暮れから日付が変わるまで、時計台の「久留米高専」の看板の文字が大きくくっきりと輝いています。


寄付金目録をもつ野崎和典金属工学科11期代表(写真左)と三川校長(写真右)
贈呈式後の記念写真


施設見学(下は見学後の記念写真)

ライトアップされた時計台

 

 

 

 

久留米商工会議所と連携・協力に関する協定を締結しました

久留米高専は、去る12月21日、久留米商工会議所との間で連携・協力に関する締結式を行い、協定を締結しました。
この協定は、久留米の地域産業振興発展及びものづくり人材育成に寄与することを目的としたもので、主な連携事項として①地域産業の振興及び地域活性化に関すること②地域の産学連携交流促進に関すること③地域企業との共同研究及び受託研究等の連絡調整に関すること④地域の発展に寄与するものづくり人材の育成に関することを掲げています。
久留米高専と久留米商工会議所との間では、様々な連携が図られてましたが、今回の協定締結により、より強固な連携協力が期待されます。


協定書を持ち、握手を行う久留米商工会議所の本村康人会頭(写真左)と三川譲二校長(写真右)

関係者の記念写真

(一社)日本ゴム協会九州支部との協定締結記念として第4回秋季ゴム・エラストマー技術講座を開催

去る11月25日、久留米高専において、日本ゴム協会九州支部の第4回秋季ゴム・エラストマー技術講座が開催されました。

これは、去る7月8日に、久留米高専と日本ゴム協会九州支部が連携・協力に関する協定を締結したことを記念して、久留米高専を会場として開催されたもので、「ゴム材料の可視化技術」をテーマに講演会が開催されました。

本講座では、久留米高専三川譲二校長、日本ゴム協会九州支部の西村伸支部長の挨拶の後、久留米高専平川 靖之教授、住友ゴム工業株式会社 研究開発本部 シニアリサーチャー 土肥 英彦 氏、九州大学先導物質化学研究所 准教授 小椎尾 謙 氏、株式会社豊田中央研究所 高分子成形・力学研究室 主席研究員 福森 健三 氏、東京工業大学 物質理工学院 応用化学系・応用化学コース 教授 中嶋 健 氏の講演が行なわれ、盛況のうちに終了しました。

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三川校長の挨拶

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西村支部長の挨拶

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講演の様子

「おもしろサイエンス・わくわく実験講座2016」に一般科目理科系松田教授や本科1年生が参加 しました

去る11月12日、13日に、熊本で開催された「おもしろサイエンス・わくわく実験講座2016」に久留米高専教員及び学生が参加しました。

この講座は、中谷医工計測技術振興財団 科学教育振興助成事業として、熊本高専が主催したもので、学生が講師となり、子ども達に科学の面白さを伝える場として、12日に熊本高専八代キャンパス、13日に益城町立益城中央小学校体育館で開催されました。

本校からは、一般科目理科系 松田康雄教授及び川添裕功君(制御情報工学科),古澤聖太君(生物応用化学科),高山大希君(材料工学科)、原太一君(材料工学科)の1年生4名が参加し、「重心コマを回そう」というテーマで小学生や保護者、先生を対象に実験講座を開きました。

講座では、①三角形、半円、正方形を合わせた図形等様々な形のコマの型紙を用意する②重心の位置を計算する③押しピンで穴をあけて楊枝の芯を刺してコマを作って回す④コマには模様をつける、という4つのポイントで「重心コマ」の作成の実習を行いました。作ったコマがうまく回った時、子ども達は嬉しそうでした。参加した学生からは、子ども達に難しい内容を工夫して教えるという経験を通して、「これを機にもっと数学を学ばなければと思った」などの声が聞かれました。

13日に開催された益城町は、熊本地震で震度7を観測しました。倒壊したままの家屋を目の当たりにした学生たちは、震災被害の甚大さを改めて感じたようでした。

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子ども達に指導する古澤君(写真左)、川添君(写真左奥)
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子ども達に指導する原君(写真右から3人目)、高山君(写真右から2番目)
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手のひらでコマを回す様子

 

平成28年度第2回FD会議を開催しました

久留米高専は、去る11月9日(水)にFD活動の一環として、高専機構本部から教育研究調査室長の八木雅夫氏を講師として招き、平成28年度第2回FD会議を開催しました。
FD会議では、「モデルコアカリキュラム(MCC)を導入した高専教育の質保証」をテーマとして講演が行われました。
講演終了後は、参加した教員からモデルコアカリキュラムについて活発に質疑が行われ、有意義なFD会議となりました。

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講演の様子(講師の八木教育研究調査室長(写真右から二人目))

久留米高専学生寮で非常食シミュレーション及び防災避難訓練を実施しました

10月12日(水)、学生寮において、寮生を対象に非常食シミュレーションと防災避難訓練を実施しました。

まず、昼休みに非常食を昼食として食する非常食シミュレーションを実施しました。

次に、午後の授業を挟んで、夕方から久留米消防署の指導の下、防災避難訓練、放水訓練、消火器訓練を実施しました。

防災避難訓練では、筑水寮3階補食室から火災が発生したという想定で、中川 和 消防隊長(材料工学科3年)及び日下部 沙羅 消防副隊長(材料工学科4年)を中心に避難訓練を実施しました。

今年は九州地方で大きな地震が発生したこともあり、参加した寮生たちからは高い防災意識が感じられました。

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dscf9465非常食シュミレーションの様子
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防災避難訓練の様子