危機管理・防災研修を実施しました

久留米高専では、9月27日に国土交通省九州地方整備局九州技術事務所において、危機管理・防災研修を実施しました。
この研修には、校長、全主事及び各学科長等が参加し、同事務所の島本卓三所長他、防災関連の幹部スタッフから九州地方整備局災害対策本部のバックアップ機能、ドローン空撮動画や水位、レーダー雨量計の説明等河川防災に関する詳細な説明を受けました。久留米高専は、筑後川沿いに位置しており、九州北部豪雨に見られるような洪水等の災害から学生・教職員を守るための体制整備が日常的な課題となっており、その面から活発な質疑応答が行われました。
その後、ドローンの実物確認、自動制御バックホウ等の重機の操縦説明及び対策本部車への試乗等、災害対策用機械・機器の紹介を受けました。
最後に三川校長から、「本日の研修は、久留米高専における危機管理・防災体制の構築と防災意識をもった学生の育成の糧を得ることという2つの目的で実施しました。その双方において、余りある収穫がありました。とくに、危機管理・防災技術には、工業系のあらゆる分野の知と技術が統合的に活用されていることを改めて認識しました。貴重な研修の機会を提供していただいた九州技術事務所に感謝するとともに今後とも同事務所と連携・協力をはかっていきたい」との謝辞がありました。

島本所長による講義
災害対策用機械の見学
島本所長(中央右)、三川校長(中央左)及び参加者