久留米高専,有明高専,北九州高専
福岡県3高専ロボットコンテスト
〜激闘!「風林火山」ロボット騎馬戦 2008改〜

 毎年秋にNHKの主催で開かれている高専ロボットコンテスト(ロボコン)は,皆さんもテレビ放送でおなじみでしょう。全国の高専にとってもこれは重要な年中行事で,高専生はこの大会を目指して日夜大変な努力をしています。2007年秋に開かれたロボコン大会のテーマは「風林火山ロボット騎馬戦」。この大会に出場した久留米高専,有明高専,北九州高専が,高専シンポジウムの会場で再び対決しました。午前中は大勢の観衆の前で、各高専2チームづつ計6チームのトーナメント戦が行われ、全国優勝の輝かしい実績を持つ北九州高専チームが実力を発揮して優勝しました

 午後からは、オープン戦が行われたほか、やってきた大勢の小中学生に実際にロボットを操縦してもらいました。会場には安川電機が提供された最新技術のサービスロボット「Smart PalV(スマートパル ファイブ)」の他、各種の小型ロボットが並べられ、目を輝かせた大勢の子供たちが夢中になり、いつまでも名残を惜しんでいました。

 

ロボットで遊ぼう!

地域の教育・企業関係者によるシンポジウム
「地域環境と食育」
 ロボットコンテストと並行して、共同ホールでは久留米高専の藤田雅俊教授をナビゲーターとして、シンポジウム「地域環境と食育」が開催されました。前半は地域企業の代表として、九州電力、ブリヂストン、ヤクルトから、後半は地域の高等教育機関である久留米大学、信愛女学院、久留米高専の各教授により、環境問題と食育についての数々の取り組み事例が発表され、最後にフロアの聴衆も交えたパネルディカッションが行われました。午前10時に開始し、終了したのは午後2時過ぎ、予定時間を1時間以上も超過して、熱心な討論が行われました。


九州電力株式会社 環境部長の西村正幸氏のご講演「九州電力の地球環境問題への取り組み」


企業関係講師陣、左から九州電力西村氏、ブリヂストン藤富氏、ヤクルト入船氏


ブリヂストン久留米工場 総務部長の藤富成樹による「ブリヂストンの環境問題への取り組み」


久留米信愛女学院短期大学教授の廣畑一代先生による「久留米市食育推進プランについて」


学校関係講師陣、左より信愛女学院短期大学廣畑先生、久留米大学経済学部伊佐先生、久留米高専中嶌先生

  
開会挨拶する前田三男高専シンポジウム協議会会長  総合司会の馬越幹男実行委員長

◆総合司会  馬越幹男 久留米高専教授
           (実行委員長)
◆ナビゲーター  藤田雅俊 久留米高専教授

10:00〜10:10 開会挨拶 前田三男
       (久留米高専校長・高専シンポジウム協議会会長)

10:10〜12:20 事例紹介

(1)「九州電力の地球環境問題への取り組み」
      講師:九州電力株式会社 環境部長  西村正幸

(2)「ブリヂストンの環境問題への取り組み」
      講師:株式会社ブリヂストン久留米工場 総務部長  藤富成樹

(3)「人も地球も健康に」
      講師:株式会社ヤクルト本社佐賀工場 工場長  入船豊昭

(4)「久留米市食育推進プランについて」
      講師:久留米信愛女学院短期大学健康栄養学科 教授  廣畑一代

(5)「地域づくり(まちづくり)に果たすNPO、CBの役割」
      講師:久留米大学経済学部 教授  伊佐 淳

(6)「久留米高専における環境に関する教育研究と産学連携」
      講師:久留米工業高等専門学校生物応用化学科 教授  中嶌裕之

12:20〜13:00 パネルディスカッション

13:00〜13:10 閉会挨拶 鳥井昭美
        (久留米高専特命教授、高専シンポジウム創設者)

  
ナビゲーターを務めた藤田雅俊久留米高専教授と、閉会挨拶をする鳥井昭美久留米高専特命教授

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