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【お知らせ】水素インフラ配管探傷ロボットコンペティションに出展しました

令和5年3月20日(月) GEARエネルギー・環境ユニット主催の「第一回水素インフラ配管探傷ロボットコンペティション」が奈良高専にてオンサイトとオンラインのハイブリッドで開催され、本校からは佐々木助教指導の下、本科材料システム工学科2年生の平原綾馬さん、川浪聖奈さん、小原あかりさんがオンラインにて参加しました。

 水素インフラ配管探傷ロボットコンペティションとは、水素エネルギー社会の確立に向けて重要な課題の一つである水素ガス配管のき裂検出ロボットの製作とそのアイデア、実行力等、高専学生の専門知識と技術を競うコンテストです。今回は奈良高専、鈴鹿高専、佐世保高専、本校、オブザーバーとして豊田高専、大分高専が参加しました。

 本校の学生が製作したロボットは、スイッチを押すことで自動で配管の探傷用ディスクを動かすロボットを作成しました。水平に設置された配管においては、カラーマークを使って、ディスクを動かすアームの角度を変えることで、角サドルや継手を超えて探傷用ディスクを動かします。
 また90度のL字継手部においては、タッチセンサーやロボットの角度調整によって、角部でもディスクを動かしていくロボットを製作しました。垂直に設置された配管では、本モーターとローターそして糸を用いて、探傷用ディスクを糸の巻取りにより動かすことに成功しました。

(左から)平原さん、小原さん、川浪さん
製作したロボットの調整中

【受賞】本科5年生が第28回 高専シンポジウム協議会において会長賞を受賞しました

令和5年1月28日(土)に高専シンポジウム協議会主催の「第28回 高専シンポジウムin Yonago」がオンサイトとオンラインのハイブリッドで開催され、本科材料システム工学科5年生の力武拓海君(指導教員:佐々木助教)が第28回高専シンポジウムオンラインポスター発表賞にて、高専シンポジウム協議会会長賞を受賞しました。

今年度のポスター発表賞には、一次審査を通過した6件の研究成果が発表された中、力武君は「Fe-Ni 水素侵入防止膜における見かけの拡散係数」についての発表を行い、見事受賞しました。

受賞した力武君は「多くの先輩と先生方のご協力で受賞することができました。これを励みにして,研究を進めていきたいと思います」と思いを新たにしていました。

【報告】4年生の国内工場見学旅行を実施しました

2022年9月27日(火)・9月28日(水)に4年生の「国内工場見学旅行」を実施しました。コロナ禍のため1泊2日に短縮となりましたが、学科としては3年ぶりに工場見学旅行を再開し、無事終了することができました。

本年度の工場見学旅行では、三菱重工業株式会社長崎総合研究所(長崎市)、京セラ株式会社鹿児島川内工場(鹿児島県川内市)をそれぞれ訪問しました。各訪問先においても、工場や研究施設を見学するとともに、本学科や高専を卒業されたOB・OG社員との懇談の場を設けていただき、学生からの様々な質問にも丁寧に答えていただきました。2日間という短い旅行でしたが、学生は自分の将来を考える良い機会になりました。

訪問を受け入れていただきました各企業の皆様には深く御礼申し上げます。

【受賞】専攻科生が日本金属学会九州支部・日本鉄鋼協会九州支部・軽金属学会九州支部・合同学術講演会において学生発表優秀賞を受賞しました

2022年6月4日(土)にオンライン開催された「2022年度日本金属学会九州支部・日本鉄鋼協会九州支部・軽金属学会九州支部・合同学術講演会」において、物質工学専攻科生1名が学生発表優秀賞を受賞しました。 なお、本学術講演会では、当該受賞学生を含む5名の専攻科生が日頃の研究成果を発表しました。

【口頭発表 優秀賞】
受賞学生:吉田 浩基(ライトメタル研究室、専攻科物質工学専攻2年)
講演題目:PECB 法を用いた Mg 合金の接合に関する研究

[受賞学生のコメント]
 今回はこのような賞をいただき、指導教員である川上先生をはじめ先生方に感謝しております。本研究では、パルス通電接合法を用いてマグネシウム合金の接合実験を行い、接合界面付近の微細粒子が接合力にどのような影響を及ぼすかについて発表させていただきました。今回の学会発表は、自分にとって成長するきっかけになり、また良い刺激にもなりました。今後とも、しっかり研究に打ち込んで成果を出したいと思います。