久留米工業高等専門学校 産学民連携テクノセンター

テクノネット久留米が設立されました。

 10月26日、久留米高専による地域連携活動の一層の強化を図るため、久留米市・鳥栖市近郊の企業・団体により、産学民技術振興会「テクノネット久留米」が新たに設立されました。今後、約70の企業・団体と久留米工業高等専門学校は一層連携を深め、福岡県及び佐賀県における産業のさらなる発展や地域の人材の育成等を目指すこととなりました。
 設立総会では、石丸茂夫設立発起人(日米ゴム社長)、上田孝久留米工業高等専門学校長の挨拶の後、藤田久留米高専産学民連携テクノセンター長が議長となり会則等、役員等が決められ、その後、会長に選任された石丸日米ゴム社長により議事が進められ、平成24年度事業計画、平成24年度予算等が承認されました。
 総会の中で、石丸会長が「会員の皆様から様々なご意見・ご要望を賜り、新たな産学民交流の場として事業を展開していきたい。」と抱負を述べました。
 引き続き久留米工業高等専門学校共催で行われた平成24年度知的財産特別講演会では、堀切川一男東北大学大学院工学研究科教授が「産学連携によるものづくり成功の秘訣」と題し、200枚を超えるスライドで主な研究内容、これまでに開発・製品化に至った体験談及び仙台食文化等を講演し、予定時間をオーバーしての軽快な熱弁に約100人の参加者は熱心に聞き入っていました。
 その後のテクノネット久留米交流会では、企業の経営者と久留米高専教職員とが分野毎に意見交換を行い、今後の地域連携の第一歩となりました。

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テクノネット久留米設立総会と知的財産特別講演会の様子