久留米工業高等専門学校 産学民連携テクノセンター

生物応用化学科 冨岡寛治

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氏名(日本語) 冨岡 寛治
氏名(英語) TOMIOKA Kanji
学位 博士(工学)
所属(日本語) 生物応用化学科
所属(英語) Dept. of Biochemistry and Applied Chemistry
専門分野(日本語) 生物工学
専門分野(英語) Bioengineering
主な研究業績

[1] Use of peptide immunization for porcine insulin of a very high homology with a host protein (1996)
[2] パーオキシダーゼ包括イムノリポソームを用いる免疫測定法の高感度化(2002)
[3] リポソームを用いる抗原の競争的免疫測定法(2005)
[4] 産学民連携共同教育による実践的技術者育成(2008)

コメント

企業で16年間勤務した後,久留米高専に来て10 年になります.企業の時の仕事(研究開発)も,高専での研究,教育も全て同じだと考えています.「何をどう考えて,どのように転がしていくか.」が全てに渡って共通しているエッセンスだと思います.あるいは,PDCA を如何に回していくか,と言い換えてもいいかもしれません.コバルト錯体の構造解析から始まって,合成繊維の開発研究,人工膵臓,均相系免疫測定法,菌体からの有用物質抽出,生ゴミ分解菌の検討,弥生人骨からのDNA 抽出と配列決定,新規男女判別方法の開発まで,分野は多岐にわたっていますが,貫かれている思想は,「ロジックの展開」です.これまでのある部分は,秘密保持の点から開示できませんが,生物と化学に関連することであれば,何を持ってこられても共同研究の対応いたします.

研究キーワード

単結晶X 線構造解析,免疫測定,プロセス改善・革新,合成繊維,DNA 抽出,SEM,顕微鏡観察,粉体破砕