久留米工業高等専門学校 産学民連携テクノセンター

電気電子工学科 平川靖之

顔写真 研究者情報
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氏名(日本語) 平川 靖之
氏名(英語) HIRAKAWA Yasuyuki
学位 博士(工学)
所属(日本語) 電気電子工学科
所属(英語) Dept. of Electrical and Electronic Engineering
専門分野(日本語) レーザー分析
専門分野(英語) Laser-Aided Analysis
主な研究業績

[1] "Generation of tunable coherent extreme-ultraviolet radiation wavelengths as low as 66nm by resonant four-wave mixing", Y. Hirakawa et al., Opt. Lett., 18, 735, (1993)
[2] "Characterrization of phosphor materials for use in a plasma display panel by time-resolved vacuum-ultraviolet laser spectrometry", Y. Hirakawa et al., Anal. Chem., 73, 5472, (2001)
[3] "Observation and analysis of single DNA nano-kinetics by pin-fiber video scope", Y. Hirakawa et al., Analyst, 128, 676, (2003)
[4] 「レーザースペックル顕微鏡による単一細胞イメージング」, 平川靖之, レーザー研究, 34, 828, (2006)
[5] "Visualization of Carbon Black Distribution in Rubber Vulcanizates by Terahertz Time-Domain Spectroscopy", Y. Hirakawa et al., Proc. IRMMW-THz 2010, Mo-P30, 2010, Rome

コメント

10年程度応用化学、薬学の分野にも在籍した経験を活かして、レーザー光源の開発および、レーザーを利用した分光・分析法について、電気電子工学だけの観点とは異なる独自の研究を行っています。新規レーザー顕微鏡として、通常はノイズと見なされているレーザースペックルをあえて信号と見なし、これを用いて生体細胞などの状態評価を行うレーザースペックル顕微鏡を始め、光と電波の狭間の電磁波であるテラヘルツ光による物質分析法の開発、医療応用を目的とした非常にコンパクトな個体レーザーの開発を現在行っています。いずれも大学(工学・医学系)と共同の基礎研究またはそれに近い研究ですが、医療・産業応用を最終的な目標にして研究を進めています。

研究キーワード

レーザー、レーザースペックル、顕微鏡、テラヘルツ、分光分析、医療応用、産業応用

研究シーズタイトル

レーザースペックルを利用した顕微観察法の研究

研究シーズ概要

レーザースペックルを利用して物質の顕微観察を行うと、特別な処理を施すことなく物質の状態を評価できます。通常のレーザー顕微鏡に比べると、装置は単純でコストもかかりません。