久留米工業高等専門学校 産学民連携テクノセンター

一般科目(理科系) 谷太郎

顔写真 研究者情報
研究者情報PDF 研究者情報PDF研究者情報PDF
研究シーズPDF
氏名(日本語) 谷  太郎
氏名(英語) TANI Taro
学位 博士(理学)
所属(日本語) 一般科目(理科系)
所属(英語) Dept. of Liberal Arts (Natural Science and Mathematics)
専門分野(日本語) 素粒子理論
専門分野(英語) Elementary Particle Physics
主な研究業績

[1] Twisted boundary states and representation of generalized fusion algebra (2006)
[2] Twisted boundary states in Kazama - Suzuki models (2004)
[3] Stability of Quiver Representations and Topology Change (2001)
[4] Matter from string junction (2000)

コメント

私の研究分野は“ 超ひも理論” である.超ひも理論は,宇宙に存在する物質(素粒子)と,物質同士の間にはたらく力の全てを,統一的に記述しようとする理論的枠組みであって,物質および力のはたらきを,“ ひも” およびそれらの分裂融合として捉える.物質と時空は表裏一体であるから,超ひも理論における新しい物質概念から,新しい時空概念が得られる筈である.私はこの点に興味を持って研究をしている.近年,超ひも理論における“ ブレーン” とよばれる物体が,時空の“ 構造” を捉える鍵になると期待されている.そこで私は,ブレーンの数学的な性質を詳細に調べている.これまでに,複数のブレーンが交わる際のルールや,一体化する際にあらわれる代数構造などを明らかにした.

研究キーワード

素粒子理論,超ひも理論,D ブレーン