機械工学科　中武靖仁

[1] 微細気泡（ファインバブル）燃料によるエンジンの燃焼改善に関する研究(2005年頃～)
[2] 低燃費競技用超小型ディーゼルエンジンの開発(2011年頃～)
[3] 高機能性バイオコークスに関する研究(2014年頃～)

環境とエネルギーは密接に関係しており，二酸化炭素や有害物質の排出を極力抑えた省エネルギー技術，あるいはエネルギー開発が今後
益々，重要となってきます．環境エネルギー工学研究室では，微細気泡（ファインバブル）を利用した内燃機関の燃費（二酸化炭素）と有害排出物（NOx，すす）の低減に関する研究を行っています．また，究極のものづくり過程を体験すべく，3D-CAD/CAE/CAM を駆使して低燃費競技用車両用，ならびに超小型ディーゼルエンジンの開発にも取り組んでいます．さらに，光合成由来の植物性原料から製造され，太陽光や風力エネルギーと同じ再生可能エネルギーの1 つで，未来の固形燃料としてもたいへん注目されている，バイオコークスに関する研究も行っています．機械工学の専門分野の中では，特に燃焼工学，エネルギー変換工学，伝熱工学と関連した開発型研究を行っています．

燃焼、内燃機関、液体燃料、微細気泡、バイオマス燃料、燃費、有害排気ガス

ファインバブルによる内燃機関の燃費改善と排ガスクリーン化

ファインバブル (微細気泡) を利用した内燃機関の燃費改善と有害排出物の低減に関する研究