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[報告]タイ高専生が材料システム工学科を体験しました

高専機構タイ高専プロジェクトの一環として、2025年6月13日(金)から本校が受け入れているタイ高専(KOSEN KMUTT、キングモンクット工科大学トンブリ校附属高専)の学生20名を対象に、材料工学に関する体験授業を実施しました。

6月16日(月)は、専攻科2年生3名がティーチングアシスタント(TA)を務め、英語での学科紹介と金属材料の加工や性質についてのミニ講義を行いました。アルミ箔を叩いて仕上げる「アルミ玉づくり」では、鍛造の基本的な加工法を楽しく体験しました。その後は、3年生の講義と4年生の学生実験を見学しました。

6月18日(水)・19日(木)は、銀粘土を使ったシルバーリングづくりに挑戦しました。デザインから焼成・研磨まで丁寧に取り組み、ピカピカに輝くリングに満足した様子でした。参加したタイ高専生からは、「研磨は大変だったけど、とても楽しかった」といった声がたくさん聞かれました。

また、TAを務めた専攻科生にとっても、英語での説明や文化交流を通じて多くの学びがありました。実習の合間には、好きな音楽やアニメなどの話題で盛り上がり、学生同士の交流も深めることができました。

  

材料システム工学科では、2025年8月8日(金)に中学生向け公開講座『金属キーホルダーを作製しよう!』を開催します。

ものづくりに興味のある皆さんの参加をお待ちしています。

申し込みはこちら⇒【産学民連携テクノセンターHP

申込期間:令和7年6月24日(火)~7月11日(金)

 

 

【受賞】専攻科2年生がポスター発表優秀賞を受賞しました

令和7年5月31日(土)、北九州国際会議場で行われた「2025年度日本金属学会九州支部・日本鉄鋼協会九州支部・軽金属学会九州支部・北九州市共催 2025年度合同学術講演会」において,専攻科物質工学専攻2年の松田弦己さんがポスター発表優秀賞を受賞しました。おめでとうございます!

発表タイトルは「大気中で鉄粉パック処理した純チタン板の特性評価」です。

本研究は,鉄・グラファイト混合粉あるいは鉄・アルミナ混合粉の中でチタンを大気中で加熱・保持し,その表面を硬化しようと試みたものです。独自の手法を確立することを目指した,これまでの取り組みが評価されました。
これからの活躍により一層の期待が寄せられます。

放課後学習会を開催しました

先日、材料システム工学科では、専攻科生がティーチング・アシスタント(TA)を務め、低学年生向けの放課後学習会を開催しました。この学習会は、学生間の教え合いを通じて学力を高めることを目的に、昨年度から後援会の支援のもと実施している取り組みです。
今回の学習会では、後期中間試験に向けて専門科目の勉強に取り組みました。

【報告】 1年生の工場見学を実施しました

令和6年11月20日(水)に、1年生が「材料工学・情報処理入門」の授業の一環で、長崎県長崎市の三菱重工業株式会社総合研究所とMHIソリューションテクノロジーズ株式会社を訪問しました。訪問先では、最初に会社の事業概要について説明があり、水素製造試験設備やCO2ガス回収試験設備など、普段目にすることのできない実験設備を見学しました。学生は、材料工学やものづくりの技術がどのように現場で役立っているのかを学ぶ貴重な機会になりました。


見学を受け入れていただきました企業の皆様には深く御礼申し上げます。

学校見学会開催のお知らせ(開催終了)

令和6年10月12日(土)に、中学生向け学校見学会を開催しました。材料システム工学科では、様々な機能や性質をもつ材料を展示し、本学科での学習内容や卒業後の進路について説明するとともに、各研究室で取り組んでいる研究内容についても紹介しました。

【受賞】専攻科1年生がポスター発表優秀賞を受賞しました

令和6年6月1日(土)、九州大学大学院総合理工学府で行われた「2024年度日本金属学会・日本鉄鋼協会・軽金属学会九州支部合同学術講演会」にて、専攻科物質工学専攻1年生の小松原佑仁さんがポスター発表優秀賞を受賞しました。おめでとうございます!

発表タイトルは「Fe-C-1.5(mass%)Si-X (X ; Ni, Mn)合金のベイナイト変態速度とそのミクロ組織に及ぼすC・Ni・Mnの影響」です。

本研究は低合金TRIP鋼の製造過程で重要なベイナイト変態速度を調査したもので、基礎的知見を得ることに貢献したとして評価されました。

これからの活躍により一層の期待が寄せられます。