専攻科1年生松永さんがポスター賞を受賞しました。

令和元年6月1日(土)に熊本で開催された令和元年度合同学術講演会(金属・鉄鋼・軽金属)で専攻科物質工学専攻1年生 松永啓吾さんがポスター賞を受賞しました。
研究発表は、次のようなユニークな現象を取り上げたものでした。

市販のグラファイト粉に粒径10ミクロン程度の鉄粉を混ぜたものを大気中で加熱します。一般には鉄粉が酸化されて質量が著しく増加すると予想されます。しかし、実際には加熱温度の上昇(最大1000℃)とともに質量増加が抑えられます。
すなわち、高温ほど鉄粉が酸化されにくくなるのです!!

この研究は、「鋼に対する新しい浸炭技術(鉄粉浸炭法)」に関する研究開発の一環で行ったものであり、今後さらに詳細を調査していくと意気込みを語ってくれました。今後もさらなる活躍が期待されます。

 

【ポスター賞を受賞した松永啓吾さん】

 

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