小中学生向け公開講座「化学への招待 ―楽しい生物・化学教室-」を開催しました

令和7年8月8日(金)に、久留米高専において小中学生向け公開講座「化学への招待 -楽しい生物・化学教室-」を開催しました。

今年度の「化学への招待」では小学5年生から中学2年生までの生徒34名が、本校の学生アシスタント15名とともに「色と光を観察しよう」、「葉脈標本できれいなしおりを作ろう」の2つのテーマに取り組みました。「色と光を観察しよう」のテーマでは、酸化・還元反応に伴うインジゴカルミン溶液の色変化の実験や、鮮やかな蛍光色素の発光・消光および変色実験、はがきやお札に使用されている身近な蛍光色素の技術を確認しました。すべての実験において自分自身で混合した液体の劇的な色の変化には歓声が上がり、生徒たちはその後の解説にも熱心に耳を傾けていました。「葉脈標本できれいなしおりを作ろう」では本校キャンパス内に自生する植物の葉2種類を化学的に処理したものを葉脈標本しおりにしました。生徒たちは出来上がった標本に色をつけたり、台紙にイラストをつけたりして、実験の思い出とともに、世界に一つしかないオリジナルデザインのお土産を持ち帰りました。

講座の最後には受講生全員に修了証書が授与されました。

 

蛍光色素の変色実験 葉脈標本づくり

 

〈本件担当〉

総務課研究推進係

電話:0942-35-9347