学生が講師となり市内小中学生を対象としたプログラミング教室を開講

去る12月27日(水)・28日(木)の2日間、久留米市教育センターにおいて市内の小中学生を対象としたプログラミング教室を開講しました。
この催しは、久留米市におけるGIGAスクール構想推進のため、整備したICT環境を活用し、すべての子どもたちの可能性を引き出す、個別最適な学びと協働的な学びの実現を目指す久留米市の目標に対して本校が依頼を受け開講したもので、久留米高専の学生(電気電子工学科5年生の渡辺崇広さん、制御情報工学科5年生の山下朋鷹さん、同学科4年生の黒岩勇心さん、同学科3年生の藤本昊平さん、同学科2年生の須山好章さん、同学科2年生の平井零大さん、同学科2年生の森田岳大さん)が講師となり、抽選で選ばれた小学生78名、中学生25名が受講しました。
小学生の部では、プログラミングの概要を説明した後、プログラムの基本構造である、逐次実行(順次)、反復(繰り返し)、条件分岐(選択)などについて説明しました。その後、ノートパソコンでプログラムを組んで自動走行させることができるロボット「Smart Cutebot」を用いて、ライントレース経路の黒い線の上を自動で走行するプログラムを実装させる実習を行いました。参加児童は好きな経路を選び、ラインの上を周回できるまで、試行錯誤を繰り返しながらプログラムのデバッグ作業に夢中になっていました。中学生の部では、これらの内容に加え、超音波センサを活用した障害物回避のためのプログラミング、およびPythonを応用したロボットプログラミングについて講義しました。最後に、次にmicro:bitを使用する受講生のために、作成したプログラムをリセットし、後片付け、アンケート回答を行ったのち、修了証書の授与を行いました。
受講生からは、「わかりやすくプログラミングを学べてとても楽しかった」(小学生の部)、「プログラミングに付いての理解が深まったので良かった」(中学生の部)など、多くの感想が寄せられました。

 

講師を務める本校学生の挨拶

 

ロボコン部のデモンストレーションの様子

 

プログラミングの指導を行う本校学生 ライントレース経路で走行させる受講生

 

 

〈本件担当〉

総務課研究推進係

電話:0942-35-9333