投稿者: 管理者
2017年4月1日から材料工学科は材料システム工学科へ名称変更しました。
久留米工業大学と連携・協力に関する覚書を締結しました
久留米高専は、去る6月1日、久留米工業大学において、久留米工業大学との連携・協力に関する覚書を締結しました。
この覚書は、久留米地域の工学系高等教育機関として、本校と久留米工業大学とが、より緊密な連携・協力関係を確立することを目的としたもので、主な連携事項として(1)共通教材の開発に関すること(2)学生の編入学に関すること(3)共同研究に関すること(4)研究施設の利用に関することを挙げています。
調印式後早速、連携に向け、連携研究の事例発表や久留米工業大学の施設見学が行われました。
本校と久留米工業大学は、これまでも高等教育コンソーシアム久留米という組織的なつながりがありましたが、今回の覚書の締結により、より強固な連携協力が期待されます。


キングモンクット工科大学ラカバン情報学部と学士/修士並行プログラムに関する合意覚書を締結しました
平成29年3月30日,タイのバンコクにあるキングモンクット工科大学ラカバン情報学部と本校との間で,学士/修士並行プログラムに関する合意覚書が締結されました。当日,本校三川譲二校長及び池田隆専攻科主事がキングモンクット工科大学ラカバンを訪問し,スーチャチャトヴィー・スワンサワート学長及びノポーン・チョアチカカムソロン情報学部長とともに同覚書に調印しました。
この覚書により,本校の専攻科学生が在籍2年目にキングモンクット工科大学ラカバン情報学部大学院の修士課程に特別聴講学生として登録し,専攻科修了後に同大学院の修士課程に進学することによって,同大学院に1年間在籍するだけで修士号を取得できるようになりました。修士課程の修了要件は,国際学会での論文発表が2件以上あること等となっていますが,この覚書が本校の専攻科教育を非常に高く評価していることは注目に値します。
覚書締結によって,本校のグローバル人材育成教育と両校の共同研究の更なる発展が期待されています。

・キングモンクット工科大学ラカバン情報学部とのMOA(合意覚書)
・Signing Speech(締結にかかる挨拶)
スーチャチャトヴィー・スワンサワート学長
三川譲二校長
久留米高専OBで直木賞作家の安部龍太郎先生の講演会が開催されました
5月20日に,D4教室において,本校機械工学科卒業生で直木賞作家の安部龍太郎先生を講師として,久留米高専第12期還暦同窓会記念講演会が開催されました。
講演の演題は「作家の生き方」。安部先生は,卒業生・在校生合わせて200名を前に,ご自分の高専時代の経験,作家修業時代の苦しみ,直木賞受賞の背景などを,ユーモアを交えて切々と語られました。
とくに,「ラグビーの怪我で休学し,法律家をめざしたが,その折に文学に出会った。文学を通じて,この世には自分よりももっと深い苦しみの中にある人がいることを知り,人生の袋小路から脱出できた」「作家修業時代のインド旅行で,人間は生きていること,そのままで尊いということが分かった。人の優劣はこの世の限りの約束で,普遍的なものではない。そこから自由に,自分の信じた道を行くのがよい」などの箴言に聴講者は心を打たれていました。
ご講演の後,在校生から安部先生に対して、「図書館司書を辞めてプロ作家の道を歩まれたとのお話ですが,うまくいかなかったとしても後悔していないか」「高専で機械工学を学んだことは作家活動に影響しているか」「執筆中ペンが止まった時にはどうやって打開しているのか」など活発な質問もあり,講演会は盛会のうちに終わりました。
なお,講演会の前に,第12期還暦同窓会の皆様から本校の教育研究支援基金へのご寄附の贈呈式がありました。また,安部龍太郎先生からも本校図書館の充実に向けてご篤志を頂戴しました。




久留米高専学生寮にてヘルスチェックキャンペーン開催しました
学生寮では5月16日にヘルスチェックキャンペーンを開催しました。毎年、株式会社魚国総本社九州支社の協力のもと、寮食堂で開催しており、今回のキャンペーンには約50名の寮生及び教職員が参加し、超音波による骨の状態チェックや、指を載せるだけで血管の状態やストレスのチェックができる血流測定など、身体の健康状態を調べることができる様々なチェックを受けました。
寮生たちは、測定結果に基づき、食事と健康についてアドバイスを受け、自身の健康を見直す良い機会となりました。
久留米高専学生寮にて春の寮祭を開催しました
学生寮では、4月15(土)の13時から春の寮祭を開催しました。今回の寮祭は、寮生会役員が中心となってイベントを企画し、筑水寮とつつじ寮から、外国人留学生を含む約170名の寮生が参加しました。
日中はグループに分かれてのスポーツ大会(ドッジボール、サッカー)を開催し、汗を流した後、夕方からはバーベキューパーティーを実施しました。
多少天候の悪化はありましたが、美味しい食事を囲んで、互いの親交を深め合った楽しい寮祭となりました。
久留米高専学生寮にて避難訓練を実施しました
学生寮では、4月13日(木)の放課後、避難訓練を実施しました。今回は、昨年に引き続き学生寮建物の非常階段を利用した避難経路、集合場所及び点呼方法の確認並びに地震による災害を想定して、久留米市指定避難場所である小森野校区コミュニティセンターへの避難を行いました。
当日は避難命令の寮内放送が流れると、寮生たちは非常階段を使って迅速に筑水寮玄関前に集合し、素早く点呼を取りました。その後、河野涼介消防隊長(機械工学科4年)を先頭に、浅井翔吾消防副隊長(機械工学科3年)を最後尾に、適宜寮生会役員を列に配置させ、整然と避難場所への移動を行いました。避難命令を伝える寮内放送から30分後には、小森野校区コミュニティセンターにおいて筑水寮、つつじ寮あわせて参加者約100名全員の点呼確認を無事終えました。
昨年の熊本地震を教訓として、寮生たちの災害への意識も高まっており、特に新入寮生たちは非常時の避難場所、避難経路や避難方法など数多くのことを確認できた様子でした。
久留米高専学生寮にて対面式を開催しました
4月7日(金)学生寮食堂にて、学生寮対面式を開催しました。今年は新入寮生42名に加え、マレーシアからアン君(機械工学科3年)とダニエル君(生物応用化学科3年)、モンゴルからドラムさん(機械工学科3年)の計3名の留学生を迎え、寮生の総数は178名となりました。
新たな環境で期待と不安を抱く新入生を迎えるにあたり、小田寮務主事からは新主事としての挨拶とともに「出会いを大切にするように。」と歓迎の言葉があり、新寮長の中川和君(材料工学科4年)からは、「一緒に成長していきましょう。」と激励の言葉がありました。続いて、今年度の寮務主事室メンバー、事務職員、食堂職員及び寮生会役員の紹介がありました。
平成29年度入学式を挙行しました
去る4月6日(木)、本校第一体育館において平成29年度入学式が挙行され、本科新入生213名、編入生3名及び専攻科新入生32名が入学しました。
式では、来賓・保護者・教職員が見守る中、本科新入生・編入生・専攻科新入生ひとりひとりの名前が読み上げられ、三川校長から入学が許可されました。
続いて各新入生代表が登壇して誓詞を読み上げました。その後の校長告辞では、「久留米高専において,『広い視野』という土台の上で『創造性』を磨き,『豊かな心』を育み,国内だけではなくグローバルな舞台で活躍する実践的,創造的エンジニアとして成長して欲しい」と歓迎や激励の言葉が述べられました。
式終了後には、主事、学科長、担任の紹介が行われ、新入生たちはこれからはじまる高専生活に期待と不安を抱えながら、緊張の面持ちで出席していました。