諮問組織から校長への答申手交式を挙行

4月、校長の学内諮問組織である国際交流推進作業部会及び研究推進作業部会から校長への答申手交式を挙行しました。
式では、国際交流推進作業部会の答申が川上部会長(材料システム工学科長)から、研究推進作業部会の答申が奥山部会長(専攻科主事)から、三川校長に手渡され、それぞれ答申内容について説明を行いました。
答申は、本校の主体的な国際交流の展開や研究活動の活性化を提言しており、答申を受け取った三川校長からは、答申内容を学校運営に活かしていきたいとの発言がありました。
最後に答申を取りまとめた部会長及び部会員に対して、謝意が述べられました。

【4月8日:国際交流推進部会答申の様子】
【4月15日:研究推進作業部会答申の様子】

 

<本件担当>
総務課長
電話:0942-35-9308

久留米高専学生寮にて対面式を開催しました

平成31年4月8日(月)、寮食堂にて学生寮の対面式を開催しました。今年は新1年生や上級生のほか、3年次に編入した留学生3名を新たに迎え、寮生の総数は175名となりました。

中嶌寮務主事からは、歓迎の言葉とともに、自律や集団生活についてのお話があり、寮長からは、楽しい寮生活を送りましょうとの気さくな挨拶がありました。

今年度の寮務主事室、事務職員、食堂スタッフを紹介した後は、和やかな食事会となり、お茶を注いだり、後片付けをしたりする場面では、早速、皆で協力し合う姿がみられました。

【寮務主事からの挨拶】 【寮長から歓迎の言葉】
【新入寮1年生から自己紹介】 【新入寮留学生から自己紹介】

 

<本件担当>
学生課寮生活支援係
0942-35-9463

第18回日本情報オリンピック本選で九州・沖縄ブロックの奨励賞成績優秀者に選ばれました

平成31年2月10日につくば国際会議場にて開催された、情報オリンピック日本委員会主催の「第18回日本情報オリンピック本選」に、本校制御情報工学科2年の樋口陽介君(プログラミングラボ部)が出場し,見事九州・沖縄ブロックの奨励賞成績優秀者に選ばれました。

この本選には、平成30年12月9日にPCオンラインで出場した「第18回日本情報オリンピック予選」において、Aランクの成績を収めたために招待され、5つの難問に対して、競技時間内で1問でも多く、いかに正確なプログラムを実装するかを競うものでした。

惜しくも第31回国際情報オリンピック日本代表選手候補には選ばれませんでしたが、これまでの活躍ぶりには目を見張るものがありました。

日本情報オリンピック公式HP
https://www.ioi-jp.org/

<本件担当>
学生課学生生活支援係
電話:0942-35-9317

 

日本材料学会で論文奨励賞を受賞しました

本校材料システム工学科の佐々木助教が、石川工業高等専門学校の加藤教授と学生の丹波さんとのグループで投稿・掲載された論文が、3月4日に日本材料学会から論文奨励賞を受賞しました。受賞した論文では、これまで水素により強度が低下しないとされていた材料でも、塑性接合を行った後には強度が低下することを発見、報告しました。論文の結果は構造物の接合技術信頼性向上に繋がると大いに期待されます。

受賞論文「軟鋼-アルミニウム合金メカニカルクリンチ接合体における加工硬化と応力集中に起因した水素脆化」,vol.67,p.170-176,2018.

第一著者
佐々木大輔助教(久留米高専)
第二著者
丹羽侑希さん(現:熊本大学)
第三著者
加藤亨教授(石川高専)

 

<本件担当>
総務課総務係
電話:0942-35-9304

 

平成31年度入学式を挙行しました

平成31年4月5日(金)、本校第一体育館において平成31年度入学式が挙行され、本科新入生214名、編入生3名及び専攻科新入生47名が入学しました。

式では、独立行政法人国立高等専門学校機構・谷口功理事長からビデオメッセージによる祝辞が贈られました。続いて、来賓・保護者・教職員が見守る中、本科新入生・編入生・専攻科新入生ひとりひとりの名前が読み上げられ、三川校長から入学が許可されました。

その後、各新入生代表が登壇し、誓詞を読み上げました。その後の校長告辞では、「入学された皆さんにおいては、人生の中でもひときわ大きな喜びの中にあるのではないかと存じます。また、5月1日には「平成」から「令和」へと元号も変わり、新しい時代が始まろうとしています。その意味でも本年度の入学生の皆さんは格別の感慨を覚えているのではないかと存じます。
この喜びと感慨を忘れることなく今後とも学業に励んでください。
正課においても、課外においても世のため人のために学んでいる、あるいは学んだことは必ず世のため人のためになるということを意識して研鑽を積んでください。」と激励の言葉が述べられました。

新入生たちはこれからはじまる高専生活に期待と抱負を持ちつつも、緊張の面持ちで出席していました。

【谷口理事長からのビデオメッセージ】 【入学式中の様子】
【誓詞を読み上げる新入生代表】 【校長告辞】

<本件担当>
総務課総務係
0942-35-9304

ものづくり博覧会に参加しました

3月27日(水)~29日(金)、福岡市科学館(福岡市中央区六本松)で開催された「ものづくり博覧会」に出展しました。
この企画は、福岡県内の「ものづくり教育」を実践する4校(北九州高専・有明高専・久留米高専・博多工業)が集まり、来場者に「ものづくり」の面白さを伝えるイベントです。
春休み期間中ということもあり、3日間で1582名の方にご来場いただき、大盛況となりました。

本校からは制御情報工学科の学生が個人で開発した虫取りゲーム(この日のためにオリジナル開発)、プログラミングラボ部のHackU受賞作品である「関数花火」等、ロボットコンテスト部のロボコンの機体等、鳥部の全日本飛行ロボットコンテストで優勝した機体「彩雲」を出展し、来場者に対し熱心に説明していました。

教育研修支援センターの職員は、低融点合金や形状記憶合金、卓上旋盤での切削デモンストレーションを用いて、金属材料や加工技術についてわかりやすく説明していました。また、「製品を分解し、その設計から技術者の意図を読み取る」ことをテーマに家電分解講座を開設し、多くの来場者が熱心に家電製品を分解してその中身を観察し、構造や設計上の工夫について説明を受けていました。

会期中、本校学生による「Techプレゼンテーション」の時間がありました。この時間では趣味と学問を結び付けた、アンテナの原理・エレキギターの仕組み・ホームページとサーバについて・遊園地の工学的な楽しみ方などの内容をわかりやすく、また、面白く話していました。来場者の中から未来の久留米高専生が誕生することが大いに期待されます。

本イベントは、福岡市科学館がH28年度採択を受けた『科学技術振興機構(JST)の科学技術コミュニケーション推進事業・問題解決型科学技術コミュニケーション支援』により実施されました。

プログラミングラボ部が作ったプログラムで遊ぶ子供たち 家電分解講座で家電品の分解に熱中する子供たち
学生の作った「虫取りゲーム」に興ずる子供たち

 

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総務課総務係
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卒業時表彰を挙行しました

去る平成31年3月15日(金)に、本校第一体育館において、卒業式に引き続き、在学中に学業や課外活動等において特に優秀な結果を残した学生に対する卒業時表彰が挙行されました。

学業部門では、成績優秀者として、機械工学科 5年 ダカレー アメイ アジット さん 外6名に、また、課外活動等部門では、平成30年度に学生会 中央執行委員会委員長を務めた、材料工学科 5年 中川 和 さん 外12名に表彰状が贈られました。

表彰を受けた学生たちは、凜とした姿勢と誇らしげな表情で彰状を受け取っていました。卒業後の更なる活躍が期待されます。

【表彰状を受け取る機械工学科成績優秀者 ダカレー アメイ アジットさん】

【表彰状を受け取る平成30年度学生会 中央執行委員会委員長 中川 和さん】

 

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水天宮灯明祭りにて本校美術部が灯明アートのデザイン考案・制作を行いました

去る3月23日(土)に全国総本宮水天宮(久留米市瀬下町)で開催された「水天宮恋ものがたりライトアップコンサート&灯明まつり」に参加し、本校美術部が灯明アートのデザイン考案・制作を行いました。「水天宮」は、全国各地にある水天宮の総本宮で、創建から約826年にわたり脈々と続く由緒ある神社であり、その境内や隣接する河川敷に本校美術部がデザイン考案・制作した灯明アートが設置され、祭りに訪れた多くの人々を魅了しました。

【灯明設置の風景】 【河川敷の灯明(クルッパ)】
【水天宮境内の灯明①】 【水天宮境内の灯明②】

 

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学生課学生生活支援係
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公開講座「エレクトロニクススクール ライントレースカーを作ろう」を開催しました

平成31年3月27日(水)、久留米高専において公開講座「エレクトロニクススクール ライントレースカーを作ろう」を開催しました。

今回の公開講座は、中学生を対象に、自由に描かれた線をなぞって走るライントレースカーを作成する講座でした。スピードと、描かれた線を正確になぞるトレース性能とのバランスを調節しながら、早く走るライントレースカーを作るため、受講生は工夫をこらしていました。様々な中学校からの受講生がグループごとに作業を進め、はじめは初対面同士ということもあり、黙々と作業に没頭している様子でしたが、徐々に同じグループ内で打ち解けあい、会話も聞こえ始めました。

午後には完成したライントレースカーを実際に走らせ、完走タイムを競い合うタイムトライアルレースが開催されました。上位を目指して何度もレースに挑戦する受講生も見られ、熱戦が繰り広げられていました。

閉講式では、タイムトライアルレースの上位3名に表彰状が授与され、続いて今回の講座を受講した全員に、修了証書が授与されました。

講座終了後、希望者には久留米高専の学内見学会も実施され、見慣れない機材に受講生たちは興味津々の様子でした。

本公開講座は、九州パワーアカデミー共催のもと、本校の電気電子工学科教員により開催しました。

ライントレースカーの解説をする越地教授 講座風景
はんだ付けの様子 タイムトライアルレース
カーブの多い難しいコースにも挑戦 修了証書授与の様子

 

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総務課総務係
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