「高専ハカセ塾」が「第2回小・中学生ジュニア学会」を開催しました

1月25日(土)、久留米シティプラザにおいて、「第2回小・中学生ジュニア学会」を開催しました。

JSTジュニアドクター育成塾「高専ハカセ塾」の令和元年度の合同成果報告会として開催したもので、久留米高専及び有明高専、熊本高専の高専ハカセ塾受講生並びに仙台高専ジュニアドクター育成塾の受講生ら44組がポスターによる研究発表を行いました。
同会場にて開催された「第25回高専シンポジウム in Kurume」の一般公開企画として開催し、全国の高専の学生や教職員、一般の方々にも来場いただき、受講生は多くの来場者を前に堂々と発表していました。来場者から専門的な質問や助言を受けたり、他高専の受講生と交流を深めたりと、今後の研究の糧となる有意義な報告会になりました。
なお、ポスターの内容や説明に対し審査が行われ、久留米高専会場の受講生も優秀賞、奨励賞を受賞しました。

また、ポスター発表後には久留米高専 松田特任教授による講演「和算への招待」を実施し、受講生は、興味深く聴講していました。

(ポスター発表の様子) (ポスター発表の様子)
(ポスター発表の様子) (松田特任教授の講演)
(表彰式) (参加者皆で記念撮影)

 

―「高専ハカセ塾」とは―
高い意欲や能力を有する小中学生を発掘し、次世代科学技術を担う傑出した人材を育成することを目的としたプログラムで、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)「ジュニアドクター育成塾」の採択事業として、有明高専・熊本高専・久留米高専の合同企画により実施しています。

公式HP:http://www.ie.ariake-nct.ac.jp/hakase/

 

〈本件担当〉
総務課研究推進係
電話:0942-35-9333

株式会社ケンコントロールズ様から実習器具を寄贈いただきました

令和2年1月17日、久留米高専において、株式会社ケンコントロールズ(久留米市)からの寄附物品の寄贈式を挙行し、株式会社ケンコントロールズ 代表取締役社長 田端秀丞 様から本校に、はんだこてセット及び吸煙器が寄贈されました。

株式会社ケンコントロールズは、久留米高専の技術振興会であるテクノネット久留米の会員であり、これまでも本校の教育研究の発展にお力添えいただいていましたが、さらに今回、本校の教育環境の向上に資するためとして、西日本シティ銀行の地域応援私募債「つなぐココロ」の発行によりはんだこてセット等の基礎的な実習器具を寄贈いただいた次第です。

寄贈いただいた器具は、電気電子工学科において、学生の実験実習や公開講座に際して大切に活用いたします。

(左)田端代表取締役社長 (右)三川校長
出席者全員で記念撮影 寄贈されたはんだこてセット及び吸煙器を囲んで
(右端 越地電気電子工学科長)

 

<本件担当>
総務課研究推進係
電話:0942-35-9333

材料工学科5年生 中西賢斗君が第11回半導体材料・デバイスフォーラムでポスター発表最優秀賞を受賞しました

令和元年12月21日(土)に福岡県春日市で開催されました第11回半導体材料・デバイスフォーラムで材料工学科5年生の中西賢斗君がポスター発表最優秀賞を受賞しました。

マグネシウムは冷間加工性が悪く、室温での圧延では薄板化するのが難しい金属です。そのため実用化へ高コスト等の問題があり、なかなか使用されていません。

中西君は室温での加工性の悪いマグネシウムの冷間圧延挙動を解明するため、圧延垂直面の各圧下量における組織変化を観察しました。その結果、冷間における圧延挙動を解明し、今後の純マグネシウムの冷間圧延性の向上に期待できます。

中西君は手間のかかる実験を丁寧でこつこつと積み上げ、研究に取り組んだことが評価されました。

受賞した中西君 ポスターと中西君

 

<本件担当>
学生課学生生活支援係
電話:0942-35-9317

学生寮にて新成人を祝福しました

令和2年1月8日(水)、令和元年度学生寮成人式を開催し、40名(うち海外からの特別聴講学生1名)の成人を、寮生及び寮務関係の教職員で祝福しました。

式では、下級生を代表して寮長から祝辞があり、その後、前寮長である5年生が新成人代表として謝辞を述べました。両者とも、ユーモアの中に今後の寮運営について考えさせる、素晴らしい挨拶でした。

自由には責任を伴うことについて、中嶌寮務主事から新成人へ激励の言葉が贈られた後は、和やかな食事会となりました。これから就職や進学を予定している上級生は特に、残り少ない寮生活を惜しむように、次から次へと会話が弾んでいました。

新成人へ記念品(複合筆記具)の贈呈 主事から新成人への挨拶

 

<本件担当>
学生課寮生活支援係
電話:0942-35-9463

女性対象の教員職体験インターンシップを実施しました

令和元年12月18日から20日にかけて、久留米高専において高専教員職体験インターンシップを実施しました。

本インターンシップは久留米高専及び高専教員という職業について知ってもらうことを目的として、(1)ポストドクターの女性(2)大学院博士課程(修士含む。)在学中の女性(3)博士号を持つ社会人の女性を対象に毎年実施しているものです。

今回の受入学科である一般科目(理科系)が中心となり、生物応用化学科など他学科の協力も得て、校内見学、授業見学、学生へ研究内容のプレゼンテーション、実際の授業体験、寮・部活見学などを計画・実施し、高専教員という職業を体験してもらいました。

実習項目として、学科教員とのランチミーティングや女性教員との懇談などの時間をとり、久留米高専での教員生活について実体験を聞き、参加者に高専及び高専教員のことを知ってもらう機会も設けられました。

授業体験 研究内容プレゼンテーション
女性教員との懇談

 

<本件担当>
総務課人事・労務係
電話:0942-35-9305

西日本新聞社の方をお招きし、広報活動に関するワークショップを開催しました

令和元年12月19日(木)久留米高専において、本校の広報活動に関するワークショップを開催しました。

西日本新聞社久留米総局長 濵田 耕治様を外部講師としてお招きし、本校の広報活動について新聞記者として見た切り口からのご講演を頂きました。
その後、参加した教職員が実際に記事の一段落目や見出しを執筆する事や、自分が広報担当であれば、本校の魅力をこんな見出しでリリースする、といったワークショップを行いました。

参加者全員が広報担当者になった気持ちで臨み、様々な質疑応答が行われ、本校の広報力が向上するワークショップとなりました。

 

講師としてお招きした濱田総局長
講演を熱心に聞く参加者たち ワークショップでの質疑の様子

 

<本件担当>
総務課総務係
電話:0942-35-9304