生物応用化学科 渡邊准教授が第8回ものづくり日本大賞で優秀賞を共同受賞しました

本校生物応用化学科の渡邊准教授が、「第8回ものづくり日本大賞」において、製造・生産プロセス部門の「優秀賞」を共同受賞しました。

「ものづくり日本大賞」は、日本の産業・文化の発展を支え、豊かな国民生活の形成に大きく貢献してきたものづくりを着実に継承し、新たな事業環境の変化に柔軟に対応しながらさらに発展させていくため、ものづくりの第一線で活躍する各世代のうち、特に優秀と認められる方々を顕彰する内閣総理大臣表彰の制度です。

渡邊准教授は、中島ゴム工業株式会社(福岡県久留米市、代表取締役社長 中島幹雄 氏)が中小企業庁「戦略的基盤技術高度化支援事業」の採択事業として実施された研究開発事業に参画し、同社及び福岡県工業技術センターと産学官共同研究を行ってきました。
今回、共同研究の成果が評価され、中島ゴム工業株式会社 中島代表取締役社長をはじめ、同社及び福岡県工業技術センターの研究者等とともに「防振ゴム製品製造におけるVOC排出ゼロと製造コスト削減を実現する加硫接着プロセス」の優秀賞受賞に至りました。
金属とゴムを接着する加硫接着工程において、加硫接着剤を離型フィルム上に成形することでVOC(揮発性有機化合物)を排出しない工法を開発したもので、環境汚染や作業者の健康被害の防止、さらに、導入企業の製造コスト削減も実現させました。

 

三川校長、中武産学民連携テクノセンター長への受賞報告の様子

 

第8回ものづくり日本大賞
https://www.monodzukuri.meti.go.jp/index.html

広報くるめ 4~5ページ(久留米市HP)
http://www3.city.kurume.fukuoka.jp/shisei/

 

〈本件担当〉
総務課研究推進係
電話:0942-35-9333

令和元年度卒業式・修了式を挙行しました

令和2年3月13日(金)10時より、令和元年度卒業式・修了式を挙行しました。新型コロナウイルス感染症への対応により、今年度の式典は卒業生、修了生及び本校教職員のみで行い、卒業証書・修了証書授与も、各学科、専攻の総代のみ氏名を読み上げる等時間を短縮しての実施となりました。

また、会場の第1体育館入口でのアルコール消毒、マスクの着用、会場の十分な換気等、感染防止を徹底しました。

三川校長は、告辞の中で、「新型コロナウイルス感染予防という社会的責任と列席者の皆さんや学生・教職員の皆さんの安全を考え、断腸の思いで決断しました。異例尽くしの卒業式・修了式になってしまったことについて言葉もありません。…技術科学を学んだ卒業生・修了生の皆さんの中から、将来、何らかの形で、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の効果的な診断方法の確立やワクチンの開発と実用化など人類史的な事業に貢献される人が現れることを願う」と述べました。

教職員が見守る中、所定の課程を収めた本科生177名、専攻科生39名が本校を巣立って行きました。

各学科総代への卒業証書授与 校長告示の様子

 

●併せてご覧ください。

国立高等専門学校機構谷口理事長からの卒業式・修了式祝辞

国立高等専門学校機構谷口理事長からのビデオレター

 

<本件担当>
総務課総務係
電話:0942-35-9304

【中止となりました】中学生向け春季公開講座を開催します

令和2年3月6日更新

下記の件につきましては、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点より中止となりました。
お申し込みいただいた皆様には誠に申し訳ございませんが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。


久留米工業高等専門学校では、春休み期間中に中学生向け公開講座「エレクトロニクススクール ライントレースカーを作ろう」を開催します。
電子工作を通して、科学の不思議や面白さを体験しましょう!

講座名 エレクトロニクススクール ライントレースカーを作ろう
開催日時 令和2年3月25日(水)10:00~17:00
対 象 令和元年度の中学1,2年生
受講料 無料
申込方法 WEB申込み・郵送
(郵送用申込書は久留米高専産学民連携テクノセンターのホームページにございます)
申込期間 令和2年2月17日(月)~2月28日(金)

詳細は下記をご覧ください。
「エレクトロニクススクール ライントレースカーを作ろう」
(久留米高専産学民連携テクノセンターのホームページへ移動します)

<本件担当>
総務課総務係
電話:0942-35-9430