公開講座「ソーラーカーを作ろう!」を開催

令和元年8月19日(月)、久留米高専において公開講座「ソーラーカーを作ろう!」を開催しました。

今回の公開講座は、太陽光で走るソーラーカーを作成する講座でした。デザインだけでなく機能性も兼ね備えた作品の数々に、教員と学生スタッフは感心しきりといった様子でした。

当日はあいにくの雨によりスピードレースは開催できなかったものの、デザインコンペは非常に盛り上がりました。

本公開講座は、日本機械学会九州支部、久留米学術研究都市づくり推進協議会後援のもと、本校の機械工学科主催により開催しました。

組立て方を説明する中尾准教授 作業風景
学生スタッフからのアドバイス たくさんの細かいパーツ
パーツを切り出す様子 設計どおりにボードを切る様子
完成したソーラーカー① 完成したソーラーカー②

 

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公開講座「青銅鏡を作製しよう!」を開催

令和元年8月10日(土)、久留米高専において公開講座「青銅鏡を作製しよう!」を開催しました。

講座の冒頭では、材料システム工学科で学ぶことの説明や、青銅とはどういったものなのか、どうやって青銅から鏡を作るのかを、歴史的建造物を例に解説しました。

受講生は、本校教員や技術職員、学生スタッフのサポートを受け、黙々と作業に没頭していました。自分たちが作った砂型に溶けた青銅を流し込む場面では、初めて目にする「鋳造」の様子を、固唾をのんで眺めていました。
青銅鏡作製の最終工程であり、鏡の出来を左右する「研磨」では、受講生は無心になって自分の青銅鏡を磨き続けていました。

本公開講座は、共催:日本金属学会九州支部、後援:日本鉄鋼協会九州支部、日本鋳造工学会九州支部、久留米学術研究都市づくり推進協議会のご協力のもと、本校の材料システム工学科主催により開催しました。

 

学科の説明をする川上教授 砂型作りの様子
受講生作の青銅鏡の型 鋳造の様子
溶けた青銅と砂型 研磨の様子
学生スタッフによるサポート 講座終了後の様子

 

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公開講座「化学への招待~楽しい生物・化学教室~」を開催しました

令和元年8月9日(金)、久留米高専において公開講座「化学への招待~楽しい生物・化学教室~」を開催しました。

今年度も定員を大きく上回る応募があり、抽選の結果、25名の小中学生が様々な生物・化学の講座に参加しました。

化学実験では、色素の変化や発光の様子を観察しました。発光の実験では、薬品を混ぜることで発光と消光を繰り返す様子を、受講生は興味深げに観察していました。また、日常に隠れた光を探す実験では、ハガキや封筒、紙幣、その他さまざまなものに隠された光を、特殊なライトを使って浮かび上がらせて観察しました。

生物講座では、植物の葉脈だけを取り出し、観察した後、取り出した葉脈を標本にしたしおりを作成しました。

講座の最後には受講生全員に修了証書が授与されました。

本公開講座は、久留米学術研究都市づくり推進協議会の後援のもと、本校の生物応用化学科主催により開催しました。

 

本校の特色を説明する石井教授 色の変化を観察する実験の様子
発光実験の様子 葉脈標本づくりの様子
取り出した葉脈に色をつける様子 完成した葉脈標本のしおり
修了証書授与の様子① 修了証書授与の様子②

 

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制御情報工学科田中助教が、The 38th Chinese Control ConferenceにてPoster Paper Awardを受賞しました

令和元年7月27日~30日まで、広州(中国)でThe 38th Chinese Control Conference(第38回中国制御会議)が開催されました。本校からは 制御情報工学科 田中諒助教 が参加し、題目「An approach to linear active disturbance rejection controller design with a linear quadratic regulator for a non-minimum phase system(非最小位相系に対する線形最適レギュレータ法に基づく能動的外乱除去器の一設計法)」をポスター発表しました。

本会議は、制御工学分野において中国国内最大規模の学会であり、633件のポスター発表(口答発表967件、総計1,600件)があったうち、本発表が見事Poster Paper Awardの受賞対象に選ばれました。

 

The 38th Chinese Control Conference:http://www.ccc2019.cn/en/index.html
学会報告:http://tcct.amss.ac.cn/news/2019/19080101.pdf

 

田中諒助教 受賞式の様子
受賞した賞状 校長・副校長への受賞報告

 

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令和元年度 第5回「高専ハカセ塾」を開催しました

7月27日(土)、久留米高専において、「高専ハカセ塾」第5回目の授業を開催しました。

今回は、機械工学科の教員を講師に迎え「キカイのキホン~小さな力を大きな力に変えてみる~」として歯車の仕組みと圧力の法則について、講義や実験を行いました。
歯車の講義では、一人ずつ、歯車の組み合わせを色々と変えてみて、組み合わせによりトルクを変換したり、回転の向きや中心を変えたりすることを学びました。
圧力の講義では、ショベルカーなどで大きな力を発生させるために利用されるパスカルの原理について学びました。大きさの違う注射器をチューブでつなぎ、中に満たされた水によって圧力を伝え、注射器の大きさによって反対側に伝わる力の大きさが変わることを体感しました。
機械の原理を簡単な装置で学ぶことができ、受講生にとって新鮮な授業だったようです。

歯車の仕組の講義 歯車を組み合わせる実験
圧力の法則の講義 注射器を使った圧力の実験

 

―「高専ハカセ塾」とは―
高い意欲や能力を有する小中学生を発掘し、次世代科学技術を担う傑出した人材を育成することを目的としたプログラムで、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)「ジュニアドクター育成塾」の採択事業として、有明高専・熊本高専・久留米高専の合同企画により実施しています。
公式HP:http://www.ie.ariake-nct.ac.jp/hakase/

 

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松原 安宏名誉教授(令和元年春 瑞宝小綬章受章)来校

令和元年春の叙勲において、瑞宝小綬章を受章された、本校名誉教授 松原安宏氏が令和元年7月29日に来校されました。

三川校長から受章に対する祝辞が述べられた後、奥山副校長、川上材料システム工学科長、山本材料システム工学科教授、タイ マハサラカム大学工学部 准教授(工学部長補佐) スサコーン・インチデッチ氏を交え、今後の本校の教育等について懇談されました。

 

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久留米大学と包括連携協定を締結しました

令和元年8月1日、久留米高専は、久留米大学(久留米市旭町)において、同大と包括連携協定を締結しました。

本協定は、教育・研究および地域社会活動の分野で緊密な協力関係を築き、連携を深めることで、教育・研究活動の充実、学生教育の質的向上、人材の育成、活力ある地域社会の形成、教職員の資質向上等に寄与することを目的としています。

久留米大学とは、これまで医学部との共同研究(医工連携)や学生の単位互換制度等で連携してきましたが、今後、本協定に基づき、より緊密で継続的な連携・協力事業が展開されます。医学部や人文社会系学部合わせて6学部を有し、久留米地域における学術研究の中核をなす同大学との提携により、本校における医工連携等の研究の推進やリベラル・アーツ等の教育の高度化が期待されます。

久留米大学 永田学長(写真左)と久留米高専 三川校長(写真右)による調印
久留米大学 永田学長(写真左)と久留米高専 三川校長(写真右)
調印式出席者による記念撮影

 

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