第11回ゴムの実践技術講座(実習)を開催しました

令和7年9月3日(水)から5日(金)にかけて、久留米高専において、第11回ゴムの実践技術講座(実習)(主催:一般社団法人日本ゴム協会九州支部)を開催しました。

この講座は、本校と日本ゴム協会九州支部との連携協力協定に基づき、ゴム技術者の人材育成を目的に、実務経験1年未満の社会人ゴム技術者を対象として本校で開催されたもので、電気電子工学科 平川教授 生物応用化学科 渡邊准教授、神野技術職員が講師を務めました。

講座は「カーボンブラックによるゴム補強効果-各種条件によるカーボンブラック分散の影響-」をテーマに開催され、混錬条件や、カーボンブラックの配合量、ストラクチャーがゴム製品へ及ぼす影響を様々な手法による評価を行い、新しい評価法にも触れることを目的として実習を行いました。

最終日には閉講式が行われ、受講生に修了証書が渡されました。

 

実習の様子① 実習の様子②

 

〈本件担当〉

総務課研究推進係

電話:0942-35-9333

入試説明懇談会の参加申し込み開始について

中学校の先生方、学習塾関係者の皆様に久留米高専の入試に関する情報を知ってもらうための入試説明懇談会の参加申し込みを開始しました。

参加ご希望の方は、以下のHPに掲載している申込フォームから10月19日(日)までにお申込みいただきますようお願い申し上げます。
皆様のご参加をお待ちしております。

【入試説明懇談会HP】

https://www.kurume-nct.ac.jp/ON/A-SAD/kondan/kondan.htm

 

<本件担当>
学生課教務係
電話:0942-35- 9315,9403

 

JGMAギヤカレッジマスターコース基礎実習を開催しました

久留米高専では、令和7年9月4日(木)、5日(金)にわたり、歯車の設計・製造技術を基礎から学び修得することを目指す技術者で、実務経験が浅く、基礎知識の修得を必要とする方を対象に、JGMAギヤカレッジマスターコース基礎実習を開催しました。

JGMAギヤカレッジ(歯車技術講座)とは、一般社団法人日本歯車工業会が、歯車の設計・製造技術を基礎から学び習得することを目指す技術者の育成を目的として、歯車の基礎・製造・設計などの講義及び基礎実習・現場実習などの実習を実施しているもので、久留米高専は協力校として、受講生28名に対する「ホブ切りの基本・歯面仕上げ」「ハイスホブ切り」「ホブ切り歯車の精度」「歯車測定」の4つの基礎実習を担当しました。

受講生たちは、本校講師による実演を真剣な表情で観察し、実習を通して、自ら手を動かし、歯車の製造技術を学んでいました。

集合写真と基礎実習の様子
基礎実習の様子

〈本件担当〉

総務課研究推進係

電話:0942-35-9333

中学生向け公開講座「エレクトロニクススクール ライントレースカーを作ろう」 を開催しました!

令和7年9月6日(土)に、久留米高専において中学生向け公開講座「エレクトロニクススクール ライントレースカーを作ろう」を開催しました。当日は、18名の中学生が参加し、センサ技術とものづくりの魅力に触れる充実した時間を過ごしました。

講座の前半では「身の回りにあるセンサ」についての簡単な講義を行い、センサがどのように活用されているかを学びました。参加者は、日常生活に潜む技術への理解を深めるとともに、電子工作への興味を高めていました。続いて、ライントレースカーの製作に挑戦しました。はんだ付けの練習から始まり、抵抗・コンデンサ・光センサなどの電子部品の性質や取り扱いの注意点を確認しながら、基板への実装を行いました。さらに、モーターやタイヤを組み立てて車体を完成させ、約3時間で全員がライントレースカーを完成させました。

完成後は、光センサの感度を調整し、F1サーキット風のコースでタイムトライアルを実施しました。上位8名によるトーナメント決勝では、白熱したレースが展開され、会場は大いに盛り上がりました。参加者は、自ら工夫しながら作業に取り組み、ものづくりの楽しさと達成感を味わっていました。講座の最後には受講生全員に修了証書が授与されました。

 

 

講座の様子

 

<本件担当>

総務課研究推進係 0942-35-9347

社会人向け公開講座「3D-CAD基礎講座」を開催しました

令和7年8月28日(木)、8月29日(金)に、久留米高専において社会人向け公開講座「3D-CAD基礎講座」を開催しました。
本講座では、現在では標準的なツールとなっている3D-CADについて、業務への応用を視野に入れた基礎的な知識と操作方法を学びました。
まず2次元スケッチを出発点とし、押し出し(ボス・カット)、ロフト、スイープなどの機能を活用し、さまざまな立体モデルの作成に取り組みました。続いて、ミニバイスの組立図を題材に、複数の部品データを組み合わせてアセンブリ(組立)を行い、3D-CADならではの利点を実感していただきました。その他,3Dから2D化、2Dから3Dモデルへの変換手法、構造解析の基礎的な事についても学びました。
限られた時間の中で多岐にわたる内容を扱いましたが、受講者の皆さんは意欲的に取り組まれていました。
本公開講座は、日本機械学会九州支部、日本設計工学会九州支部共催のもと、本校の機械工学科主催により開催しました。
講座の最後には受講生全員に修了証書が授与されました。

 

講座の様子

 

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総務課研究推進係 0942-35-9347

硬式野球部が第62回九州沖縄地区高専大会硬式野球競技で優勝、第52回全国高専体育大会硬式野球競技で準優勝となりました。

令和7年7月18日(金)から21日(月)にかけて、鹿児島県姶良市・霧島市で開催された第62回九州沖縄地区高専大会硬式野球競技において、本校硬式野球部は2年連続優勝を果たし、令和7年8月29日(金)から9月1日(月)に沖縄県名護市・金武村で開催された全国高専体育大会硬式野球競技に出場しました。

全国大会では、40年ぶり2度目の全国制覇を目指し、1回戦(対 旭川高専、17対0)、2回戦(対 神戸市立高専、1対0)、準決勝戦(対 岐阜高専、7対1)と勝ち上がりました。決勝戦は前年度優勝校の強豪・仙台高専名取キャンパスとの対戦となりました。9回で勝敗がつかず延長戦に突入しましたが、惜しくも延長10回の末、1対2で敗れ準優勝となりました。

 

以下、吉村煌正主将(5年機械工学科)のコメントです。

九州大会及び全国大会では、全7試合の合計で4失点という「死ぬる覚悟で守り抜く野球」をすることで、九州大会では優勝、全国大会では準優勝を収めることができました。たくさんのご声援ありがとうございました。

 

第52回全国高専体育大会へ出場した硬式野球部員

 

 

 

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学生課学生生活支援係

電話:0942-35-9443

一般社団法人九州みらい共創から宇宙関連書籍の寄贈がありました

9月上旬、一般社団法人九州みらい共創の上村代表理事から、「宇宙開発 × テクノロジー」ほか10点の宇宙関連書籍の寄贈がありました。
これは一般社団法人九州みらい共創が令和7年1月に本校で後援会セミナーを開催したことを契機に、また8月に宇宙甲子園ロケット部門地方大会向けのワークショップを本校で開催したことも踏まえ、学生諸君に、9月12日「宇宙の日」を機会に、広く、宇宙工学・ビジネスへの関心を高めていただきたいとして、寄贈されたものです。
寄贈された図書は図書館に順次配架されていく予定です。

 


【寄贈にあたって、学生へのメッセージ】
毎年9月12日は「宇宙の日」です。世界中が協力して宇宙や地球環境について考えようと決めた国際宇宙年の1992年、いまから33年前に、日本人で初めて毛利衛さんが米国のスペースシャトルで宇宙へ飛び立った日です。
そこで、9月12日を迎えるにあたり、”常に新鮮な知的好奇心を燃やし、自分で考え、高い志をもって自分の力で行動し、世の中を明るくし、世のため人のために貢献できる技術者”を目指す久留米高専生の皆さんに、最近発刊された宇宙関連書籍を私なりにピックアップしてお贈りいたします。
国内外の最新の宇宙事情を知り、宇宙からの視座・視点を持ちながら、ひとりひとりが地球人としての行動をして欲しいと私は常々思っています。2024年度後援会セミナー(2025年1月25日)や宇宙甲子園ロケット部門地方大会向けた事前WS(モデルロケット製作・打ち上げ・2025年8月30日)でも申し上げましたが、未来を創るのは間違いなく君たちです。
「挑み、やり抜き、感謝する」という想いをもって、今後の高専での学生生活が充実したものでありますように心から願っています。さらに、高専内の宇宙工学に興味、関心ある仲間が集い、部活動など高専×宇宙の取り組みが始まることも大いに期待しています。

 

2025年9月12日
一般社団法人九州みらい共創・JAXA
上村俊作

寄贈された書籍

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華道部が「Ikenobo花の甲子園2025」九州北大会で優勝しました

令和7年8月19日(火)、アクロス福岡で開催された「Ikenobo 花の甲子園 2025」九州北大会にて、本校華道部が見事優勝し、昨年に続く2連覇という快挙を成し遂げました。

出場したのは、制御情報工学科2年・佐々木隼輔さん、電気電子工学科2年・中村泰雅さん、生物応用化学科2年・黒岩毅琉さんのチーム『笹竹隊』です。地区テーマ「“はな”をいかす」のもと制作した3作品には、花々が持つ「生命力・愛・精神力」を込め、困難を乗り越える人間の姿を重ね合わせました。花の個性を生かした作品と、3人の息の合ったプレゼンテーションは、審査員から高く評価されました。

部長の佐々木さんは「男子3人組ということもあり、ある意味で『高専らしさ』を出せた、とても良い経験になりました。これまで色々なアドバイスや応援の言葉をくださった先輩や後輩、先生方には感謝をしてもしきれません。次は全国大会なので、より一層気を引き締めて、高専らしさを存分に出していきたいと思います。」と語りました。

3人は地区代表として、11月に京都で開催される全国大会に出場します。全国大会のテーマは「“いのち”をいかす」、華道部の活躍にご期待ください。

大会公式HP:https://www.ikenobo.jp/hana_no_koushien/

 

いけばな作品制作の様子 左から中村さん、佐々木さん、黒岩さん

 

 

<本件担当>

学生課学生生活支援係

電話:0942-35-9443

久留米市女性週間記念事業「くるめフォーラム2025」市民企画を開催します

中学生向けの講演会 「数字で読み解く”公平な避難”とは?」を開催します。
多数のご参加お待ちしています。

開催概要
1.日時
2025年10月5日(日)10:00~12:00
2.会場
えーるピア久留米 301・302学習室
会場アクセス
3.対象者
中学生及び保護者 30名(先着順)
4.講座の内容
災害時、女性・子ども・高齢者などが直面する課題について、実際の避難データや人口統計をもとに読み解きます。
“みんなが安全に避難できる仕組み”をジェンダーの視点から本校の女子学生と一緒に考えてみませんか?
5.申込期間・方法
2025年9月1日(月)~10月4日(土)
1名ずつ、下記申込フォームからお申し込みください。
申込フォーム

【案内チラシ】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<本件担当>
久留米高専総務課総務係
電話:0942-35-9399

2025年度版 学校案内パンフレットを作成しました。

中学生・保護者の皆様に本校について知っていただくため、2025年度版学校案内パンフレットを作成しました。

以下のページでPDF版を公開しておりますので、是非ご確認ください。

案内パンフレット|久留米工業高等専門学校

 

また、中学校教職員の方からご請求いただければ、中学校の所在地に冊子体の学校案内パンフレットをお送りすることも可能です。

ご希望の場合は以下のフォームから必要事項をご入力ください。

【久留米高専】2025年度版学校案内パンフレットの請求フォーム

 

なお、学習塾又は個人で冊子体の学校案内パンフレットを請求される場合は中学生の入試情報の「■学校案内パンフレット及びチラシの請求方法について」をご確認ください。

 

 

<本件担当>
学生課教務係
電話:0942-35- 9315,9403