去る5月18日(日)に有馬記念館で開催された「子どもから大人まで 和算に挑戦!」で、本校の松田康雄教授(一般科目理科系)が講師を務めました。
このイベントは、平成26年度有馬記念館春季企画展「久留米藩の学問」(4月19日~6月30日)の関連行事として開催されたもので、小学生1年生から70代の方まで約30人が参加しました。
当日は、松田教授から、「拾璣算法」(しゅきさんぽう)という当時の和算の最高水準の問題を集めた本を発行し、日本全国に和算を広めた久留米藩第7代藩主有馬頼徸(ありまよりゆき)と和算についての解説があった後、参加者は実際に和算の問題に挑戦し、江戸時代の風習に倣って解答を算額に書き、篠山神社に奉納しました。参加者からは、「久留米で和算が発達していたことを知って嬉しかった」、「高良大社にある江戸時代の算額を見に行きたい」との感想が寄せられました。
松田教授の和算への取組は、5月2日付けの西日本新聞「くろーずアップ」欄でも掲載されました。
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国立高専機構紀理事が本校を視察しました
去る6月4日(水)、国立高等専門学校機構 紀 聖治(きの せいじ)理事が本校を訪れ、上田校長、和泉教務主事らと意見交換を行った後、学内を視察しました。
最初の視察先である記念館では、旧制久留米高等工業学校や久留米高専創立からの歴史、同窓会の支部制度について説明を受けた後、今年3月新たに改修されたものづくり教育センターの機械加工実験実習室、鋳造実習室、造形実習室を見学するとともに、各設備を使用した実習について説明を受けました。
続いて、産学民連携テクノセンターでは、現在テクノセンター棟を利用している研究プロジェクト紹介を受け、最後の視察先である図書館では、本校卒業生で直木賞作家安部龍太郎氏から寄贈された書籍を集めた「安部龍太郎コーナー」を見学しました。視察中では、終始、久留米高専に関する積極的な意見・情報交換が行われました。
紀理事 学内視察の様子
小森野小学校の児童たちが高専見学しました
去る6月3日(火)、小森野小学校の児童15名と引率教諭1名、計16名が社会科見学の一環で「小森野探検」
と称して、学校見学を行いました。
児童たちは、始めに和泉教務主事から高専の概要説明を聞いた後、学校内を見て回りました。
最初に訪れた機械加工実験実習室では、旋盤を使った加工実習を見学し、金属が加工されて形を変える様子に驚い
ていました。続いて訪れた高電圧実験室での碍子(がいし)の絶縁実験、大気中放電実験では、飛び散る火花に驚き
ながらも興味津々に実験の様子を見ていました。その後、応用物理の授業、生物化学の実験なども見学しました。
最後に質問の時間が設けられ、「学校がいつできたか」「学校の面積がどのくらいあるか」「部屋が何部屋あるか」
「職員が何人いるか」など数多くの質問が寄せられました。
児童たちは、関係教職員に大きな声でお礼を述べた後、元気良く学校を後にしました。
地震と火災を想定した防災総合訓練を実施しました
久留米高専では、去る5月21日(水)に久留米市消防署員立会いのもと、地震発生による
火災を想定した防災総合訓練を行いました。
この防災総合訓練は、地震発生から火災鎮火までの一連の流れをシミュレートし、災害発生
時における教員の学生誘導、学生の避難、職員の自衛消防団各班の役割についての訓練を行う
ことを目的としたもので、学生と教職員併せて約1320名が参加しました。
訓練では上田孝校長を対策本部長とした教職員による自衛消防団が結成され、迅速に避難が
完了した後、学生・教職員の全員避難の点呼・確認、負傷者の状態や火災の状況などの報告が
行われました。避難訓練終了後は、消防署員による消火器の使用方法の説明の後、3年生、
4年生、5年生、教職員の順に消火器操作訓練を行いました。訓練の最後には、消防署員から
訓練全体の講評が行われ、辻豊学生主事の挨拶をもって、無事終了しました。
学生寮でヘルスチェックキャンペーンを開催しました
ものづくり教育センター開所式を開催しました
久留米高専は、旧機械工作工場等を新たに「ものづくり教育センター」と改称し、去る4月23日(水)に「ものづくり教育センター」開所式を行いました。この工事は、老朽化した機械工作工場,機械実験室及び電気・生化実験室を改修したもので、学生の安全性を最優先に、手書製図の環境を整備した創造デザイン室及び3Dプリンタ・プログラム制御のフライスを導入した造形実習室等を配置し、久留米高専教育方針に基づいた実習施設を完備しました。
開所式では、上田孝校長、石丸茂夫テクノネット久留米会長の挨拶、和泉直志教務主事のセンター概要説明の後、吉冨俊之技術長、専攻科2年の山本悠真さん、生物応用化学科5年岩永千里さんが加わり春の陽気の中テープカットが行われました。
続いて参加者によるセンター見学が行われ、各実験室等の担当者が部屋の構造や新規に導入 された実験機器等の説明を行いました。
テープカット式
鋳造実習室の見学の様子
学生寮で春の寮祭を開催しました
学生寮にて避難訓練を実施しました
学生寮では、4月17日 (木)放課後、避難訓練を実施しました。
今回は、学生寮の避難経路、集合場所、点呼方法の確認を行い、地震により倒壊などの恐れがあり、危険であると想定して、
避難場所である小森野校区コミュニティーセンターに避難しました。
材料工学科3年の谷光 大成消防副隊長を先頭に、訓練時在寮していた寮生93名(筑水寮75名、つつじ寮18名)は、
夕方のラッシュアワーの時間帯にもかかわらず整然と移動し、避難命令を伝える寮内放送から30分後には、小森野校区
コミュニティーセンターに到着し、点呼により全員無事を確認しました。
今回の訓練で、非常時の避難場所、避難経路、避難方法を確認することができました。
学生寮にて対面式を開催しました
4月8日(火)夕食時に、学生寮の対面式を開催しました。
筑水寮には37名、つつじ寮には7名、さらにマレーシア、インドネシアからの3名の留学生を迎え、新たに47名が加わった寮生の総数は177名となりました。
期待と不安に胸を膨らませた新入生を迎えるにあたり、泉本英次寮務主事から、「大勢の集団生活となるので、ホテルのようなサービスを期待したり、アパートの
ような自由きままな生活を望んではならない。暮らしやすい寮となるよう、寮生ひとりひとりが、規律正しい生活を送ることを期待する」との話があり、新寮長の
堀 尊嗣君(機械工学科4年)からは「一日でも早く久留米高専に慣れるよう、寮生会は喜んで応援したい」という挨拶がありました。
また、今年度で2年目に入る寮務主事室の教員(中尾、松本、谷、米永)が紹介され、最後に、寮生活を楽しいものに、より有意義なものにするため、全員で協力
して素晴らしい寮を作り上げていこうと誓い合いました。






























