令和4年度「高専ハカセ塾」の成果発表会・修了式を開催しました

12月17日(土)、久留米高専において、令和4年度「高専ハカセ塾(久留米高専会場)」の成果発表会及び修了式を開催しました。

 

成果発表会では、受講生が自分で決めた研究テーマについて調査し、製作や実験、考察したことをパワーポイントにまとめて発表しました。質疑応答では他の受講生や教員、メンターからの質問に堂々と答えていました。

修了式では、久留米高専 中武副校長から一人ひとりに修了証書が授与され、久留米高専会場での活動を終了しました。

 

「高専ハカセ塾」とは、高い意欲や能力を有する小中学生を発掘し、将来の科学技術イノベーションを牽引するような傑出した人材を育成することを目的としたもので、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の「ジュニアドクター育成プログラム」の採択事業として、有明高専・熊本高専・久留米高専の合同企画として平成30年度からスタートいたしました。今年度は5年目となり、最終年度を迎えています。新型コロナウィルス感染症の影響もありましたが、オンラインでの活動等、試行錯誤しながら、5年間で57名の受講生達の成長を見守ることが出来ました。

中武副校長による挨拶の中で、初年度に小学5年生だった受講生が今年中学3年生となり、とても感慨深いとの言葉がありました。今年度の受講生達も切磋琢磨し、たくさんの経験と成長をかさね、本日の発表会も自身の興味を探求したしっかりとした発表ばかりでした。

これまでに巣立っていったすべての受講生達同様、未来にあふれた大変有意義な一日となりました。

 

 

 

成果発表中の受講生 研究内容に対する質疑応答
受講生のサポートに尽力した学生メンター 修了証書授与
中武副校長による挨拶 集合写真

 

―「高専ハカセ塾」とは―

高い意欲や能力を有する小中学生を発掘し、次世代科学技術を担う傑出した人財を育成することを目的としたプログラムで、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)「ジュニアドクター育成塾」の採択事業として、有明高専・熊本高専・久留米高専の合同企画により実施しています。

公式HP:http://www.ie.ariake-nct.ac.jp/hakase/

 

〈本件担当〉

総務課研究推進係

電話:0942-35-9333

 

 

令和4年度 第13回「高専ハカセ塾」を開催しました

12月10日(土)、久留米高専において、「高専ハカセ塾」第13回目の講座を開催しました。

 

今回は、12月17日の成果発表会に向けて、前回の講座同様にテーマごとのグループに分かれて、教員や社会人メンター、学生メンターからパワーポイントの操作方法や分かりやすい発表資料を作成するための工夫について指導があり、その後は、受講生各自で自由研究を進めました。

今年度も新型コロナウィルス感染症の影響が続く中での開催でしたが、幸いなことにすべての講座において対面で開催することが出来ました。受講生においては、学業や学校行事との両立など大変だったと思いますが、忙しい中でも出来るだけ参加したいという積極的で前向きな気持ちが常に伝わってきていました。

その中で取り組んできた研究の成果がどのように発表されるのか、これまでの集大成となる発表会が今からとても楽しみです。

 

 

成果発表会に向けて研 究を進める受講生達

 

 

―「高専ハカセ塾」とは―

高い意欲や能力を有する小中学生を発掘し、次世代科学技術を担う傑出した人財を育成することを目的としたプログラムで、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)「ジュニアドクター育成塾」の採択事業として、有明高専・熊本高専・久留米高専の合同企画により実施しています。

公式HP:http://www.ie.ariake-nct.ac.jp/hakase/

 

〈本件担当〉

総務課研究推進係

電話:0942-35-9333

 

社会人向け公開講座「3D-CAD/CAE(熱流体)講座」を開催しました

令和4年12月2日(金)久留米高専において社会人向け公開講座「3D-CAD/CAE(熱流体)講座」を開催しました。

 

午前の部では、講師の中武教授より熱・流体力学についての講義を行いました。専門知識を要する学問ですが、短時間でなるべく平易になるように工夫しました。午後の部では、谷野教授よりSOLIDWORK Flow Simulationを用いた流体解析の実習、田中教授より同ソフトウェアを用いて熱解析の実習を行いました。

 

本公開講座は、日本設計工学会九州支部、日本機械学会九州支部共催のもと、本校の機械工学科主催により開催しました。

講座の最後には受講生全員に修了証書が授与されました。

 

中武教授の講義

 

谷野教授の講義

 

田中教授の講義 修了証書授与の様子

 

<本件担当>

総務課研究推進係 0942-35-9347

社会人向け公開講座「3D-CAD/CAE(材料力学)講座」を開催しました

令和4年12月1日(木)久留米高専において社会人向け公開講座「3D-CAD/CAE(材料力学)講座」を開催しました。

 

設計支援としてのCAEは、3次元CADとの相性も良く極めてパワフルなツールですが、利用にあたっては、その背景となる理論を知る必要があります。午前の部で材料力学の学び直しを行い、午後の部では3次元CADで作成したモデルに対してCAEによる解析、その意味について教示しました。また、非線形解析も行い応用範囲が広い事、境界条件には細心の注意が必要であることなどの説明を行いました。

 

本公開講座は、日本設計工学会九州支部、日本機械学会九州支部共催のもと、本校の機械工学科主催により開催しました。

講座の最後には受講生全員に修了証書が授与されました。

 

青野准教授の講義

 

実習の様子

 

修了証書授与の様子

 

<本件担当>

総務課研究推進係 0942-35-9347

日本熱処理技術協会「マルテンサイトの強靭化」第三回研究会を開催しました

令和4年11月10日(木)久留米高専において、日本熱処理技術協会「マルテンサイトの強靭化」第三回研究会を開催しました。

 

今回は初の久留米高専での開催ということもあり、大学・企業から数多くの参加がありました。

 

はじめに川上雄士教授より高専紹介が行われ、続いて材料システム工学科1年生の加工実習ならびに3年生の学生実験の見学を行いました。それから本校の佐々木大輔助教より、き裂先端のひずみ発達についての発表が行われ、その後、佐々木研究室所属専攻科物質工学専攻2年生の草場祐輝君がGEAR5.0エネルギー・環境分野についての発表と質疑応答を行い、最後に来賓の先生による鉄鋼材料のマルテンサイトに関する基調講演が行われました。

草場君の発表と質疑応答はレベルの高い発表と的確な受け答えで参加して頂いた方々から大変な好評を得ました。

 

今回の研究会は、本校の教育現場を実際に見て、肌で感じてもらえる大変実りのあるものとなりました。

 

川上教授による高専紹介  佐々木助教による発表
 専攻科2年生草場君による発表

<本件担当>
総務課研究推進係
電話:0942-35-9333

本校ラグビー部が九州沖縄地区高専体育大会ラグビーフットボール競技で4連覇を果たしました

第59回九州沖縄地区高専体育大会ラグビーフットボール競技

(令和4年11月12・13・15日, 熊本県営八代運動公園)において、

ラグビー部が4年連続の優勝を果たしました。

12年連続、34回目の全国大会出場になります。

以下は江島主将のあいさつです。

 

今年はコロナ禍でも去年と比べ練習の量も多く、確実にチームとしての力が上がって来ているように感じました。固いことを言うのも何なので、ある選手の文章をここに書きます。

 

あゝ恋し 秋の日暮と キックオフ

 

この句にあるように僕にとっては今回の九州大会はとてもいい経験になりとても思い出深いものになりました。普段見られない先輩達の真剣な姿をみてかっこいい!と思い、自身の新たな目標を確認するきっかけにもなりました。全国大会に向けて先輩達の練習についてこれるよう、また、先輩達に頼らないようなプレーをできるようにするため同じ一年生の仲間と共に切磋琢磨していきます。

 

この文章は一年生の西村尚人君が考えてくれた文章です。

一年生から五年生まで全国制覇という目標を達成するためチーム全員で同じ方向を向き、日々練習に励んでいきたいと思います。

最後になりましたが、日々ご指導してくださる先生、OBの方々、コーチ、学生課をはじめとする学校の方々、応援して下さる皆様に感謝し、期待に応えられるよう日々精進して参ります。

 

ラグビー部主将 江島瑠秀(5年材料)

 

機械工学科 渡邊准教授のインタビュー記事が「月刊高専」に掲載されました

月刊高専に、機械工学科 渡邊 悠太 准教授の記事が掲載されました。
下記リンクより、是非ご覧下さい。

 

「月刊高専 学生と一緒に「橋」「品玉人形」づくり——高専はやりたいことが叶う場所!(2022年11月22日)」

学生と一緒に「橋」「品玉人形」づくり——高専はやりたいことが叶う場所!

令和4年度 第12回「高専ハカセ塾」を開催しました

11月19日(土)、久留米高専において、「高専ハカセ塾」第12回目の講座を開催しました。

 

前半は、日本情報オリンピックジュニア大会 国際情報科学コンテスト「ビーバーチャレンジ2022」(特定非営利活動法人情報オリンピック日本委員会 主催)に参加しました。

ビーバーチャレンジは、順位をつけて競い合うことは目的とせず、コンピュータ科学とComputational Thinkingに関連した親しみやすい問題に取り組むことで、コンピュータ科学に興味をいだくきっかけとなることを目的としています。「考える力」「自分で考えるという意識」を向上させる一助になることも期待されます。

コンテストでは、参加対象の学年に応じた5区分の問題が出題され、小学生(5、6年)は30分、中学生は40分、受講生達は最後まで集中して問題に取り組んでいました。

終了後には「この問題が難しかった」、「この問題はこう考えた」と受講生同士で盛り上がっていました。

 

講座の後半は前回各自で研究計画をまとめて発表した研究テーマについて、教員やメンターに研究方法や仮説についての考察、今後の課題などの助言を受けながら、自由研究を進めました。

 

ビーバーチャレンジ に取り組む受講生

 

―「高専ハカセ塾」とは―

高い意欲や能力を有する小中学生を発掘し、次世代科学技術を担う傑出した人財を育成することを目的としたプログラムで、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)「ジュニアドクター育成塾」の採択事業として、有明高専・熊本高専・久留米高専の合同企画により実施しています。

公式HP:http://www.ie.ariake-nct.ac.jp/hakase/

 

〈本件担当〉

総務課研究推進係

電話:0942-35-9333

令和4年度永年勤続表彰式を挙行しました

令和4年11月22日(火)、令和4年度久留米工業高等専門学校永年勤続表彰式を執り行いました。
今年度は、教職員4名(教員3名、職員1名)が在職20年以上の永年勤続者として表彰を受けました。
表彰式では、表彰状が授与された後、松村校長から祝辞と長年の勤続に対する感謝及び今後の活躍に対する期待が述べられました。

 

【被表彰者】
生物応用化学科   教授  石井 努
一般科目(理科系) 教授  酒井 道宏
材料システム工学科 准教授 矢野 正明
総務課           篠原 啓介

 

表彰式の様子(被表彰者)

祝辞を述べる松村校長

<本件担当>
総務課人事・労務係
電話:0942-35-9305

 

『令和4年度九州沖縄地区国立高等専門学校教員研究集会』を開催しました

令和4年11月17日(木)から18日(金)の二日間の日程で『令和4年度九州沖縄地区国立高等専門学校教員研究集会』を本校が当番校として開催致しました。

一日目は、九州大学教育改革推進本部の深堀教授による基調講演「演題:何のために教育の質保証に取り組むのか」が行われた後、本会のテーマである「教育の質保証重点6項目」について深堀教授の助言を得ながらグループワークが行われました。

二日目は、もう一つのテーマである「アセスメントプランの導入状況」について、実際にアセスメントプランを策定するグループワークが行われ、参加者は各校の状況や他機関の事例を参考にしながら熱心に課題に取り組みました。最後にワークの成果について発表があり成果の共有が図られました。

 

基調講演の様子 グループワークの様子