中畑教授(一般科目文科系)が「ポテト王牛島謹爾生誕150年記念展」で記念講演を行いました

去る9月7日(日)、久留米市主催の「ポテト王牛島謹爾生誕150年記念展」において、本校の中畑義明教授(一般科目文科系)が「牛島謹爾と日系移民」と題して、記念講演をくるめりあ六ツ門で行いました。

この記念展は久留米市出身の実業家で、アメリカにおいて「馬鈴薯王(ポテトキング)」と呼ばれ、在米日本人会の初代会長を務めた牛島謹爾の生誕150年を記念して、7月5日から9月23日まで、久留米市立六ツ門図書館展示コーナーで開催されています。

講演では、牛島謹爾の出生からアメリカで残した業績、謹爾が活躍した時代における日系移民の生活の様子を当時の写真を紹介しながら解説を行いました。

定員80人の会場はほぼ満席となり、記念講演は盛況のうちに終了しました。

講演を聴いた人たちからは「写真などが多用されており、当時の様子をイメージしやすかった」「説明がわかりやすかった」などの声が聞かれました。

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講演する中畑教授

安部教授(一般科目文科系)が全日本教職員弓道選手権大会に出場し優勝しました

去る8月11日(月)、12日(火)広島グリーンアリーナ弓道場で開催された第45回記念全日本教職員弓道選手権大会の団体競技女子の部に、本校の安部規子教授(一般科目文科系)が福岡県チームのメンバーとして出場し、優勝を果たしました。

この大会は各都道府県教職員弓道連盟に登録された教職員及びそのOB・OG会員が出場する大会で、団体競技は1チーム3人で構成、各都道府県から最大7チームがエントリーでき、2日間にわたり熱戦が繰り広げられました。

福岡県チームは、予選を通過した8チームによる決勝トーナメントを勝ち抜き、見事栄冠を得ました。本選手権での優勝は、安部教授にとっては初めてのことで、福岡県にとっても2回目の優勝となりました。

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優勝した福岡県チーム(左端が安部教授)

学生会有志が久留米市街地などの清掃活動を実施しました

去る平成26年7月29日(火)、久留米高専学生会の有志により校内、久留米市街地及び高専近隣の清掃活動が実施されました。

当日は、猛暑にもかかわらず、80名以上の学生が集まり、清掃行事を担当した文化局長吉田涼一朗君(制御情報工学科3年)の指示の下、5班に分かれ、校内の駐輪場や女子更衣室のほか、小森野コミュニティセンター・小森野団地、久留米市中心街の周辺の草取り、ゴミ拾い、自転車の整理などを行いました。

この清掃活動は学生会の発案により昨年度から始まったものであり、今年度は参加者が大幅に増加しました。

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学生たちによる清掃活動の様子

学生会主体の本校献血活動に対して感謝状が贈られました

去る平成26年7月25日(金)に北九州市で開催された第47回福岡県献血運動推進大会において、長年献血事業に貢献したとして久留米高専に対して、福岡県献血推進協議会会長から感謝状が贈られました。

大会には、本校での献血活動に主体となって取り組んだ学生会から、平成26年度中央執行委員長岩崎公洋君(電気電子工学科5年)、献血事業担当の平成25年度文化局長古川諒一君(同科4年)、平成26年度文化局長吉田涼一朗君(制御情報工学科3年)の3人が出席し、学校を代表して感謝状を受け取りました。

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左から古川君、岩崎君、吉田君

 

4年生対象の出前型就職活動準備セミナーを開催しました

久留米高専では、去る7月2日(水)、福岡県若者しごとサポートセンターの協力を得て、本科4年生及び専攻科1年生を対象とした「出前型就職活動準備セミナー」をD4教室で開催しました

これは学生の就職及び就職活動に対する意識を高めることを目的に、毎年開催しているもので、今年は約140名の学生が参加しました。

本セミナーでは、同センターの大多正人講師から、まず就職問題懇談会での申合せなどを受け来年度から一般的な採用スケジュールが4ヶ月後ろ倒しになるとの説明があり、次に就職に対する意識として、「なぜ高専に入学したのか?」、「なぜ高専を選んだのか?」という問いから自己分析を行い、企業選択の志望動機の検討や未来の自分像を描いてほしいといった講話がありました。また、高専生は就職に恵まれていることから、一般の大学生に比べてのんびりしている傾向が見られるため、今から企業研究やSPI対策をしっかりとやっていてほしいとの要望も打されました。

1時間30分ほどの時間でしたが、参加した学生は熱心にメモを取るなど、間近に迫った就職活動の開始を意識して最後まで真剣な表情で講師の話に聞き入っていました。

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一日体験入学を開催しました

久留米高専では、平成26年8月19日(火)及び20日(水)に中学生を対象とした「一日体験入学」を開催しました。

この体験入学は、本校の5学科及び一般理科に関する講義や実験・実習を体験し、高専への理解を深めてもらうことを目的としたもので、二日間で福岡県内外の中学校166校から584名が参加しました。

今年は、体験入学での授業の一コマに本校学生による学校紹介が組み込まれ、中学生からの質問に学生が答える形式が好評でした。また、校内に設けた進路相談室では、保護者から教員へ数多くの質問が寄せられ、直接教員と話ができる良い機会となった様子でした。

各学科の工夫を凝らした授業に対して、参加した中学生からは、「高専のことを詳しく知ることが出来た。」、「先生や在校生が丁寧に教えてくれたので、分かり易く、興味が沸いた。」、「授業を体験して、自分の入りたい学科が分かった。」などの声が聞かれ、好評を博しました。

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体験入学での授業の様子

吹奏楽部が小森野校区夏まつりに出演しました

久留米高専吹奏楽部が、去る8月23日(土)に開催された「小森野校区夏まつり」に出演し、アニメ「名探偵コナン」よりメインテーマ、ディズニーアニメ映画「アナと雪の女王」より「レット・イット・ゴー」、北野武監督の映画「菊次郎の夏」より「SUMMER」、さらに幅広い世代に親しまれている夏のJ-POPをメドレーにした「J-POP夏うた」の4曲を演奏しました。

最初に演奏した「名探偵コナン」は子供たちに大人気で、演奏を始めると子供たちが近くに寄ってきて楽しそうに聴いていました。さらに最近話題の「レット・イット・ゴー」や最後に演奏したB’z、ポルノグラフィティ、ゆず、サザンオールスターズ、プリンセス・プリンセス、松田聖子の曲がメドレーとなった「J-POP夏うた」は、子供からご年配の方まで心ゆくまで楽しんでいた様子でした。

連日雨が降っていて夏まつりの開催が心配されましたが、当日は天候に恵まれ、会場となった小森野小学校のグラウンドでは、本校吹奏楽部の演奏のほか小森野小学校児童の演奏、カラオケ、抽選会、出店などもあり、最後まで大勢の人で賑わっていました。

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第12回全国高専テクノフォーラムに出展しました

久留米高専は、去る8月21日に札幌コンベンションセンターで開催された第12回(平成26年度)全国高専テクノフォーラムin Sapporo「未来を築く力」(主幹校:苫小牧高専)に出展しました。

本校はパネル展示として、「機器材料製造・ソフト・システム評価開発」カテゴリーに制御情報工学科松本助教の『回転する曲面鏡を用いた二次元レーザ距離センサの三次元化』、「地域連携」カテゴリーに『久留米高活動(テクノネット久留米)』の2つを出展しました。

今回のテクノフォーラムは、パネル展示が500枚、参加者は450名近くになり、多くの展示パネルが並ぶなか、参加者たちは各パネルの前に立ち止まり、興味深そうに見入っていました。

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中学生向け公開講座『ソーラーカーを作ろう!』を開催しました

久留米高専では、7月24日・25日と8月6日・7日の2回にわたり、創基75周年・高専創立50周年記念事業公開講座として、中学生を対象として『ソーラーカーを作ろう!』を開催しました。

『ソーラーカーを作ろう!』は、自由な発想でソーラーカーの設計製作を行うことを目的とした講座で、機械工学科教員の指導の下で、1回目は13名、2回目は7名の延べ20名が参加しました。

初日はソーラーカーの組み立て作業を行い、二日目には完成したソーラーカーによる屋外でのスピードレースが行われました。曇空のため、レース途中に動かなくなってしまうソーラーカーがあったり、多少のアクシデントもありましたが、予定されたレースは無事終了しました。

その後、受講生たちは製作したソーラーカーに各自ドレスアップを行い、受講生と教員、本校TA(ティーチングアシスタント)学生らが投票者となって最も優れたデザインの車を決めるデザインコンテストが行われました。

最後に、参加した中学生たちは修了証書を受け取り、各二日間わたる公開講座を終えました。

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中学生向け公開講座『金属を溶かして青銅鏡を製作してみよう!』を開催しました

久留米高専では、去る7月30日、31日、創基75周年・高専創立50周年記念事業公開講座として、中学生を対象に『金属を溶かして青銅鏡を製作してみよう!』を開催しました。

講座では、まず受講生たちは材料工学科の教員から金属や青銅鏡の作り方を学んだあと,教育研究支援室の技術職員の指導を受けながら、実際に木枠に砂を込めて、青銅鏡の鋳型を作製しました。次に、完成した鋳型に教職員の手によって溶けた金属(青銅)が流し込まれ、しばらく置いたあと、受講生たち自ら金槌や火バサミなどを使って、火傷に気をつけながら鋳型から金属を取り出したり、金属についた砂を払い落としたり、不要な部分の切り落としを行いました。最後に、耐水ペーパーなどを使って鏡面に顔が写るまできれいに磨き、青銅鏡を完成させました。

研磨作業では、少し疲れた様子を見せていた中学生たちでしたが、製作した青銅鏡をうれしそうに眺めると、大事そうにバックなどに納めていました。

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