テマセク・ポリテクニク(シンガポール)学生との国際交流を行いました

去る10月2日(木)にシンガポールのテマセク・ポリテクニクから、44名の学生と引率教員2名が九州地区高専と同校の交流推進活動の一環として久留米高専を訪れ、本校学生と交流を行いました。

始めに上田孝校長から歓迎の挨拶、黒木祥光企画主事補から本校の紹介があり、その後専攻科1年生の授業「実践英語」に参加するとともに、自国の文化や学校についてスライドを用いて英語による説明を相互に行い、交流を深めました。続いて、ものづくり教育センターを見学した後、複数のグループに分かれて本校学生と意見交換を行いました。

交流中では、テマセク・ポリテクニクの学生から本校学生や教職員に対して積極的な質問が寄せられ、最後に全員で記念撮影を行い、本校における交流日程を終えました。

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平成26年度「テクノネット久留米」定時総会等を開催しました

テクノネット久留米の理事会、定時総会及び講演会が10月10日に久留米高専で開催されました。

テクノネット久留米は、地域産業の発展や人材育成に寄与するとともに、久留米高専における教育研究の振興を図ることを目的に平成24年10月に発足し、久留米高専と地域産業界等の連携・交流を図っています。

定時総会では、石丸茂夫テクノネット久留米会長(日米ゴム社長)、上田孝久留米工業高等専門学校長の挨拶の後、会長を議長として、役員の選任をはじめとする全ての議題について原案どおり承認されました。

引き続き行われた講演会では、株式会社西部技研代表取締役社長の隈 扶三郎氏が「弊社の事業戦略、「イノベーションへの取り組み」と「海外事業の推進」」と題し、創立50周年を迎える西部技研の取組み及び海外事業の展開など永続的に発展する優良国際企業(100年企業)へのビジョンについて講演を行い、参加者から高い関心を集めていました。

講演会終了後の交流会では、和やかな雰囲気の中、会員企業の代表者同士や本校教職員との意見交換が行われ、地域連携を促進する良い機会となりました。

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石丸テクノネット久留米会長による挨拶         株式会社西部技研 隈氏による講演H26-technonet03
津福テクノネット久留米副会長による挨拶

 

 

「世界一行きたい科学広場 in ふくおか2014」に出展します

第 27 回 アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト2014地区大会に出場したロボット、全日本学生室内飛行ロボットコンテストに出場した飛行ロボットの展示、実演を行います(予定)。

□日時:平成26年11月8日(土)、9日(日) 10時00分~17時00分

□場所:ホークスタウンモール特設会場(福岡市中央区地行浜二丁目2番1号)

案内チラシ

福田教授(一般科目文科系)が久留米市モデスト親善大使の団長として米国モデスト市を訪問

福田かおる教授(一般科目文科系学科長)が、久留米市の「青少年国際交流事業2014」モデスト親善大使の団長となり、去る8月1日(金)から14日(木)にかけて、久留米市内の高校生と本校学生あわせて10名の親善大使を引率して、米国カリフォルニア州のモデスト市を訪問しました。

本校からは、梶原みなみさん(材料工学科1年)、才田裕暉君(生物応用化学科3年)、富安範行君(同3年)、坂巻巧君(材料工学科3年)の4名が、親善大使として参加しました。

9月23日(火)には、帰国報告会が久留米市役所において開催され、参加した親善大使が、ホームステイや現地高校生たちとの交流から学び、感じたことを発表し、福田教授が総括報告を行いました。

このプログラムは、久留米市に在住又は通学する高校生(高専生は3年まで)とモデスト市の高校生が相互に訪問し、ホームステイをしながら、お互いの自然、歴史、文化、社会にふれ、優れたところを学びあい、異文化との接触や自己発見をテーマとしているもので、久留米市が1992年にモデスト市と姉妹都市締結をしたことを契機に、両市の国際交流事業として、久留米観光コンベンション国際交流協会により毎年行われています。

本校からは、毎年数名の希望学生が参加しており、昨年度は金城博之准教授(一般科目文科系)が、同協会から依頼を受けて引率(総務担当)に加わりました。

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訪問の様子

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報告会の様子

 

 

 

寮生を対象に和食作法講習会を開催しました

去る10月5日(日)、学生寮の食堂業務を委託している株式会社魚国総本社九州支社の協力の下、同社所属の鶴グループ部長、松田料理長を講師に迎え、学生寮において、和食作法講習会を開催しました。

この講習会は、洋食のテーブルマナー講習会とともに、平成23年度からそれぞれ毎年1回開催されているもので、今回の講習会には留学生4名を含む寮生の希望者21名(筑水寮17名,つつじ寮4名)が参加しました。

普段食する機会の少ない和食のコース料理に参加者たちは緊張しながらも、器の持ち方や箸の上げ下げなどの作法、食材の意味、調理方法などを学びながら、料理を堪能していました。

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イノベーション・ジャパン2014に参加しました

9月11日(木)、12日(金)の2日にわたり東京ビッグサイトにおいて開催された「イノベーション・ジャパン2014~大学見本市~」に、本校から松本光広助教(制御情報工学科)が参加し、研究成果の紹介を行いました。

松本助教は、「二次元平面内の全方向を測定する分光センサ」と題して、装置とパネルを使って、分光により光の波長を判別する分光センサを紹介し、多くの来場者から熱心な質問を受けていました。

このイベントでは、科学技術振興機構(JST)と新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)主催により開催され、これまでの10年間に3,500を越える大学・高専等のシーズが企業関係者に発表・展示されており、これを契機として共同研究や技術移転、ライセンス供与が行われています。

今年は、500を超えるベンチャー企業や大学等が参加し、ビジネスマッチングの促進を図るため、目的研究成果や開発技術の展示、プレゼンテーション、セミナー等の情報発信が行われました。

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ゴム技術者を対象に第2回ゴムの実践技術講座を開催しました

久留米高専では、去る8月27日(水)から29日(金)の3日間、実務経験5年程度のゴム技術者を対象に 第2回ゴムの実践技術講座(久留米工業高等専門学校、福岡県工業技術センター、日本ゴム協会九州支部主催)を開催しました。

今回は、『練りと加硫における亜鉛華とステアリン酸の挙動追跡』と題して、練りでの添加方法や配合量の違いが、加硫に影響を及ぼすと考えられている加硫促進助剤の亜鉛華とステアリン酸の影響を追跡調査することを目的としたもので、コンパウンドの電流測定やテラヘルツによる光学的な測定等が行われました。

開講式では、上田孝校長の挨拶のあと、笈木宏和日本ゴム協会九州支部長(本校生物応用化学科准教授)から本講座に対する期待が述べられ、その後実験・実習に移りました。

実験・実習ではゴム練りから始まり、原子吸光分光光度計やテラヘルツ分光システムなどを用いてデータの計測が行われ、講座最終日には、受講者が本講座で得たデータを基にプレゼンテーションを行い、3日間にわたる講座が終了しました。

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ゴム実践技術講座の様子