材料システム工学科1年生対象に企業教育を行いました

令和6年7月1日(月)8日(月)の2回にわたって、材料システム工学科1年生対象の『材料工学・情報処理入門』において、講師として株式会社Fusicの濱野泰明氏、樋口陽介氏をお招きし、企業教育(業務遂行に必要な知識やスキルの紹介や関連した演習等)を実施しました。

昨年度まで材料システム工学科では本科2年生でプロラミング学習をしていました。本年度は、早期のプログラミング環境構築とプログラミング体験を目的の一つとして、『材料工学・情報処理入門』において企業教育と合わせてプログラミング演習の時間を設定いたしました。

授業では、はじめに佐々木准教授から授業の目的と狙い、濱野氏から業務に必要な知識やスキルの紹介と質疑応答、樋口氏から業務に関連するプログラミングの説明とPython演習の指導を頂きました。

初めは緊張をしていた学生も演習が進むと打ち解け、和気藹々とした雰囲気の中演習が行われました。学生が積極的に質問している様子が伺えました。

今回の企業教育とプログラミング体験をもとに、学生が将来の可能性を広げてくれることを願います。

 

授業の様子① 授業の様子②
授業の様子③ 授業の様子④

〈本件担当〉
学生課教務係
電話番号:0942-35-9316

2024年度久留米高専案内パンフレットを作成しました。

2024年度久留米高専案内パンフレットを作成いたしました。

内容は以下のリンク先からもご確認いただけます。

 

 

 

【2024年度久留米高専案内パンフレット】

案内パンフレット|久留米工業高等専門学校 (kurume-nct.ac.jp)

 

〈本件担当〉
学生課 教務係
電話:0942-35-9403

「KOSEN水素フォーラム2024 IN KURUME」を開催します。

令和6年11月1日(金)、2日(土)と2日間に渡り『KOSEN水素フォーラム2024 IN KURUME』を久留米シティプラザにおいて開催いたします。

このイベントは材料システム工学科の佐々木准教授が参画されているGEAR5.0エネルギー・環境プロジェクトの一環として令和4年より行われています。(令和4年は佐世保市、令和5年は別府市で開催)

本年のイベント内容としましては、1日(金)に企業や研究機関の有識者による基調講演、佐世保高専 西口廣志 准教授による水素エネルギー社会実現に向け、地方が抱える課題についての事例発表、そして参加企業と高専生によるポスターセッションが行われます。

また2日(土)には、小中学生向けにやさしい水素のお話しと楽しいサイエンスライブがあり、最後に高専紹介が行われます。

 

普段馴染みのない水素という物質を、老若男女問わず幅広い層で楽しく学んで頂ける内容となっております。参加申込みにつきましては、また改めてお知らせいたしますので、多数の皆様のご参加をお待ちしております。

 

 

(写真は昨年度開催の様子)

 

 

 

〈お問合せ先〉

久留米工業高等専門学校 研究推進係

電話:0942-35-9333

学生寮にてテーブルマナー講習会を開催しました。

6月15日(土)、学生寮食堂にて、テーブルマナー講習会を開催しました。学生寮食堂の給食業務を委託している株式会社魚国総本社九州支社から講師を招き、コース料理の基本的な作法について講習を受けました。
講習会には28名の寮生(男子寮20名、女子寮8名)が参加し、肉料理の本格的なコース料理を堪能しながら、ナプキンやカトラリー(ナイフ、フォークなど)の使い方や、着席から離席にいたるまでの所作など、紳士淑女として恥ずかしくないテーブルマナーについて学びました。

 

 

会場の様子 マナーを学ぶ男子寮生
マナーを学ぶ女子寮生 提供されたデザート

 

<本件担当>
学生課寮生活支援係
電話:0942-35-9318

久留米高専学生寮にてヘルスチェックキャンペーンを開催しました。

6月13日(木)、学生寮食堂にて、株式会社魚国総本社九州支社の協力のもとヘルスチェックキャンペーンが開催されました。今回のキャンペーンには約30名の寮生が参加し、推定血管年齢チェック、血流チェック、肌水分チェックといった様々なチェックを受けました。また、食生活や栄養に関する展示や動画によるミニセミナーなどもあり、参加者は測定結果に基づき、食事と健康についてアドバイスを受け、自身の健康を見直す良い機会となりました。

 

様々な測定を受ける寮生や教職員 食塩や脂質に関する展示コーナー

 

<本件担当>
学生課寮生活支援係
電話:0942-35-9318

 

トゥールーズIUT所属学生が本校でリサーチインターンシップを実施しました

フランス トゥールーズIUTからMas Rémiさんが、本校生物応用化学科で令和6年3月末からの約3か月間、リサーチインターンシップを実施しました。
期間中は、生物応用化学科 我部准教授の指導による研究活動のほか、学生寮での生活、本科1年生の英語授業への参加、生物応用化学科4~5年生を対象としたプレゼンテーション、英会話部への参加など、多くの学生と国際交流を行いました。

 

本科1年生の英語の授業でトゥールーズを紹介する様子 英会話部学生との記念写真

〈本件担当〉
総務課総務係
電話番号:0942-35-9399

令和6年度社会人向け公開講座 開催情報公開!

令和6年度社会人向け公開講座を開講致します。

開講講座の情報は以下『ポスター』または産学民連携テクノセンターHPよりご確認いただけます。

 

【ポスター】

PDFダウンロードはこちら

 

【産学民連携テクノセンターHP】
https://www.kurume-nct.ac.jp/RCTC/citizen/kouza2.html

 

 

 

〈本件担当〉

総務課研究推進係

電話:0942-35-9347

令和6年度小中高生向け公開講座 開催情報公開!

令和6年度小中高生向け公開講座を開講いたします。

開講講座の情報は以下の『ポスター』または産学民連携テクノセンターHPよりご確認いただけます。

 

【ポスター】

 PDFダウンロードはこちら

 

【産学民連携テクノセンターHP】
https://www.kurume-nct.ac.jp/RCTC/citizen/jevent.html

 

 

 

〈本件担当〉

総務課研究推進係

電話:0942-35-9347

 

徴古館において「からくり儀右衛門」の蒸気車雛形を測定しました

去る6月13日(木)、機械工学科の渡邊准教授と研究室学生が、鍋島家の博物館である徴古館において、「からくり儀右衛門」こと田中久重が幕末佐賀藩の精錬方に招かれた際に製作した蒸気車雛形を3Dスキャナにより測定しました。

これは、渡邊准教授と一般科目の常木准教授がメインとなり、佐賀市と今年度行っている共同研究の一環として、佐賀県重要文化財で徴古館が所有する蒸気車雛形の実物を測定できることとなったものです。

 

徴古館の池田学芸員によりバックヤードに案内され、蒸気車の実物が開封されると、学生達は真剣な表情で渡邊准教授の指導のもと、3Dスキャナを使い測定を行いました。

また、蒸気車の上部が取り外され、通常では目にすることが出来ない蒸気車のクランク機構や単管ボイラーの釜の部分などを目視により確認ができたことで、過去に見たレントゲンによる写真の意味が理解でき非常に参考になったとの声もありました。

 

今回の測定結果をもとに渡邊研究室の学生達は、過去に久留米高専において製作し、佐賀市が所有している走行用蒸気車のレストア修理と常木准教授の指導のもと技術遺産としてのデジタルアーガイブ化に取り組んでいきます。

 

なお、徴古館では7月6日(土)から蒸気車雛形の通常展示を行う予定となっております。

鍋島徴古館HP:https://www.nabeshima.or.jp/main/

 

真剣な表情で蒸気車実物を見つめる学生達

 

3Dスキャナの指導をする渡邊准教授

 

蒸気車のクランク機構の写真 3Dスキャンによる蒸気車の画像

 

<本件担当>

久留米高専総務課研究推進係

電話:0942-35-9333

「高専ワイヤレステックコンテスト2024」に本校学生のアイデアが採択されました

一般社団法人情報通信ネットワーク産業協会主催の高専ワイヤレステックコンテスト(以下、WiCON)2024の「ワイヤレス利活用部門」に、プログラミングラボ部の田嶋煌士さん(制御4年)、須山好章さん(制御3年)、増田佑菜さん(制御3年)、竹井爽さん(電気3年)、若狭龍さん(制御1年)のチーム「令和最新版高専生」が提案した「RTK-GNSSによる高精度で安価な、農業機械の運転支援システム」が見事採択されました[1]。
本校としてはWiCON2022[2]に次ぐ、2度目の採択実績となります。チームリーダーの須山さんからは、「地域と連携し、情報技術を駆使して農業のIT化を推し進め、久留米市のみならず、全国の農業の更なる発展に貢献したい」との抱負が述べられました。
今後、久留米市と株式会社久留米リサーチ・パークとの地域連携を通して、来年1月に開催される表彰審査予選大会に向けてさまざまな技術実証を行う予定です。

 

概要は以下のとおりです。

農業産出額が福岡県内1位の久留米市では、農業者の減少・高齢化が進行し、農業労働力の慢性的な不足が生じている。今後持続的な農業を展開する上でコスト効率の良い運転支援システムを構築する必要がある。
そこで、我々「令和最新版高専生」は、「RTK-GNSSによる高精度で安価な、農業機械の運転支援システム」を提案する。タブレットを利用して、熟練のオペレータでないと難しい農業機器の直線・曲線操縦をcm精度で支援する。その他にも、AI等による作業ムラの可視化や作業日誌の自動生成・クラウド管理ができる、農家向けのサービス機能が集約された統合アプリ(スーパーアプリ)を開発する。
また、久留米市の協力のもと、農家さんの畑を利用して実地試験を行い、農家の方々からフィードバックを得る。そして、本研究期間終了後も、積極的にアップデートを行うことで農業機器の民主化を推し進めて行く。

 

[1] https://wicon.jp/2024/adoption
[2] https://wicon.jp/2022/saitaku-1-1

 

<本件担当>
学生課学生生活支援係
電話:0942-35-9443