本校学生が第28回 高専シンポジウム協議会において会長賞を受賞しました

令和5年1月28日(土)に高専シンポジウム協議会主催の「第28回 高専シンポジウムin Yonago」がオンサイトとオンラインのハイブリッドで開催され、本科材料システム工学科5年生の力武拓海君(指導教員:佐々木助教)が第28回高専シンポジウムオンラインポスター発表賞にて、高専シンポジウム協議会会長賞を受賞しました。

 

今年度のポスター発表賞には、一次審査を通過した6件の研究成果が発表された中、力武君は「Fe-Ni 水素侵入防止膜における見かけの拡散係数」についての発表を行い、見事受賞しました。

受賞した力武君は「多くの先輩と先生方のご協力で受賞することができました。これを励みにして,研究を進めていきたいと思います」と思いを新たにしていました。

 

 

 

発表中の力武君①

発表中の力武君②

 

 

<本件担当>

久留米高専総務課研究推進係

電話:0942-35-9333

本校学生が人命救助を行い、浮羽消防署より感謝状が授与されました。

令和5年1月26日(木)、人命救助活動に貢献したとして、制御情報工学科3年生の石井信行さん、堀江竜ノ介さん、中村颯流さん、井口信乃介さんの4名に

浮羽消防署長より感謝状が贈られました。

4名は令和4年11月27日午前、久留米市内の温泉施設にて意識を失っている男性を発見し、一般客や施設従業員と協力して救助活動を行い、救急隊へ

無事に引き継ぎました。

感謝状贈呈式では、浮羽消防署長より「あと少し発見と救助が遅れていたら男性の命は危なかったかも知れない。皆さんの勇気と決断力に感謝します。」と感謝の意が表せられると共に、救助した男性が無事に社会復帰を果たしたことが伝えられ、一同は安堵の表情を浮かべていました。

 

【写真】(下段左から、堀江竜ノ介さん、中村颯流さん、井口信乃介さん、石井信行さん)

※一般の方にはモザイク処理を施しております。

 

学生が講師となり市内小学生を対象としたプログラミング教室を開講

去る12月26日(月)・27日(火)の2日間、久留米市教育センターにおいて市内の小学生を対象としたプログラミング教室を開講しました。

この催しは、久留米市におけるGIGAスクール構想推進のため、整備したICT環境の活用し、すべての子どもたちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現を目指す久留米市の目標に対して本校が依頼を受け開講したもので、久留米高専の学生(電気電子工学科4年生の明石凜太郎さん、同学科4年の渡辺広さん、制御情報工学科3年生の黒岩勇心さん、電気電子工学科2年の永利謙太さん、制御情報工学科2年生の藤本昊平さん)が講師となり、抽選で選ばれた小学生74名が受講しました。

参加児童は始めに、プログラミングの概要説明を受けた後、プログラムの基本構造である、逐次実行(順次)、反復(繰り返し)、条件分岐(選択)などについて学習しました。その後、ノートパソコンでプログラムを組んで自動走行させることができるロボット「Smart Cutebot」を用いて、ライントレース経路の黒い線の上を自動で走行するプログラムを実装させる実習を行いました。参加児童は好きな経路を選び、ラインの上を周回できるまで、試行錯誤を繰り返しながらプログラムのデバッグ作業に夢中になっていました。最後に、次にmicro:bitを使用する児童たちのために、作成したプログラムをリセットし、後片付け、アンケート回答を行ったのち、修了証書の授与を行いました。

参加児童からは、「とても楽しく,分かりやすく,面白い教室でした。」、「家でもプログラミングをしてみたいなと思いました。」など、多くの感想が寄せられました。

 

講師を務める本校学生の挨拶 ロボコンのデモンストレーションの様子
プログラミングの指導を行う本校学生 ライントレース経路で走行させる児童

 

 

<本件担当>

久留米高専総務課研究推進係

電話:0942-35-9333

本校サッカー部が、第29回 九州高等専門学校U‐19サッカー大会にて3連覇を果たしました。

令和4年12月17日、18日の両日、長崎県フットボールセンター(長崎県島原市)にて第29回 九州高等専門学校U-19サッカー大会(主催:九州サッカー協会)が

開催され、本校サッカー部が大会3連覇を成し遂げました。これにより、来年度の九州沖縄地区高専体育大会の第1シード権を獲得しました。

         

試合の様子                                    集合写真

太陽光エネルギーの吸収が水素原子1つで変わる! タンパク質中で色が変わる色素の水素原子の可視化に世界で初めて成功

久留米工業高等専門学校の萩原義徳 准教授は、茨城大学の海野昌喜教授・城塚達也助教・日下勝弘教授・森聖治教授・矢野直峰助教、宮崎大学の和田啓准教授、久留米大学の杉島正一准教授、ドイツのTechnical University Munich等との共同研究により、光合成色素のもとになる色素がタンパク質と結合したときにあらわれる色の違い (つまり吸収する光のエネルギー帯の違い) が、水素原子1つの違いによるものであることを世界で初めて可視化しました。本研究成果の詳細については、J-PARCセンターのHP及び12月1日付の「Journal of Biological Chemistry」のオンライン版にてご覧になれます。

 

(J-PARCセンターHP)

http://www.j-parc.jp/c/press-release/2022/12/21001091.html

 

<本件担当>

総務課研究推進係 0942-35-9333

中学生向け公開講座を開催しました!

令和4年12月17日(土)に、久留米高専において中学生向け公開講座「IoT家電の製作 スマート照明を作ろう」を開催しました。

この講座では、自動でインターネット上から時刻を取得し、設定した時刻になると明るさが変化する照明器具を製作しました。

講座では、最初にはんだ付けの方法についての説明が行われ、続いて実際にはんだごてを使って製作が行われました。製作中は、それぞれの部品の役割や特徴の説明、同様の部品や技術が使われている身近な製品例が紹介されました。

製作後は、完成したスマート照明をインターネットに接続し、スマートフォンなどから照明を操作したりタイマーを設定したりする実験を行いました。

 

講座では本校の学生3名がアシスタントを務め、はんだ付けのアドバイスやサポートをしたり、参加者からの質問に答えたりしていました。

参加者の約半数は初めてのはんだ付け作業でしたが、全員がスマート照明を完成させることができました。

 

参加者からは「初めて見る部品がほとんどで、もっと色々な部品や技術に触れたいと思った」「はんだ付けの方法やIoTについて知れて、もっと知りたいと思った」などの感想が寄せられました。

講座の最後には受講生全員に修了証書が授与されました。

 

製作の様子 スマートフォンで照明を操作する受講生

 

 

<本件担当>

総務課研究推進係 0942-35-9347

本校学生が第16回ISIPSにて最優秀プレゼン賞を受賞しました。

11月10日(木)に早稲田大学情報生産システム研究科およびオンラインのハイブリッド形式で行われた第16回ISIPS(International collaboration Symposium on Information, Production and Systems)にて、専攻科機械・電気システム工学専攻1年生の江口卓郎さんがBest Presentation Award(最優秀プレゼン賞)を受賞しました。

発表タイトルは「Distributed Compressed Video Sensing based on Convolutional Sparse Coding using Fourier Measurement Matrix and L1 Fidelity Term」です。

MPEGに代表される映像符号化の国際標準では、符号化側で様々な計算を行うのに対し、復号化側で受信データから元画像を推定する分散圧縮符号化に畳み込み型スパース表現を活用した方法です。

畳み込みフィルタは深層学習にも使われており、様々な応用が期待されています。

 

【写真】(Best Presentation Awardを受賞した江口さん)

 

本校学生が第55回九州沖縄地区国立高等専門学校英語プレゼンテーションコンテストの暗唱部門で2位を受賞しました

令和4年10月に第55回九州沖縄地区国立高等専門学校英語プレゼンテーションコンテストがDVD審査で実施され、暗唱部門において、電気電子工学科1年の堀松幸さんが2位を受賞しました。この部門は、“Learning the Value of Money”というタイトルの300語強の課題英文を暗唱するという内容でした。堀松さんは夏休み中に英文を暗記した後、教員のアドバイスを受けながら発音やイントネーションを何度も練習し、ジェスチャーを加える事で伝わりやすいよう工夫しました。普段から洋楽や洋画で英語を鍛えている堀松さんの今後の更なる活躍が期待されます。

 

 

令和4年度「高専ハカセ塾」の成果発表会・修了式を開催しました

12月17日(土)、久留米高専において、令和4年度「高専ハカセ塾(久留米高専会場)」の成果発表会及び修了式を開催しました。

 

成果発表会では、受講生が自分で決めた研究テーマについて調査し、製作や実験、考察したことをパワーポイントにまとめて発表しました。質疑応答では他の受講生や教員、メンターからの質問に堂々と答えていました。

修了式では、久留米高専 中武副校長から一人ひとりに修了証書が授与され、久留米高専会場での活動を終了しました。

 

「高専ハカセ塾」とは、高い意欲や能力を有する小中学生を発掘し、将来の科学技術イノベーションを牽引するような傑出した人材を育成することを目的としたもので、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の「ジュニアドクター育成プログラム」の採択事業として、有明高専・熊本高専・久留米高専の合同企画として平成30年度からスタートいたしました。今年度は5年目となり、最終年度を迎えています。新型コロナウィルス感染症の影響もありましたが、オンラインでの活動等、試行錯誤しながら、5年間で57名の受講生達の成長を見守ることが出来ました。

中武副校長による挨拶の中で、初年度に小学5年生だった受講生が今年中学3年生となり、とても感慨深いとの言葉がありました。今年度の受講生達も切磋琢磨し、たくさんの経験と成長をかさね、本日の発表会も自身の興味を探求したしっかりとした発表ばかりでした。

これまでに巣立っていったすべての受講生達同様、未来にあふれた大変有意義な一日となりました。

 

 

 

成果発表中の受講生 研究内容に対する質疑応答
受講生のサポートに尽力した学生メンター 修了証書授与
中武副校長による挨拶 集合写真

 

―「高専ハカセ塾」とは―

高い意欲や能力を有する小中学生を発掘し、次世代科学技術を担う傑出した人財を育成することを目的としたプログラムで、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)「ジュニアドクター育成塾」の採択事業として、有明高専・熊本高専・久留米高専の合同企画により実施しています。

公式HP:http://www.ie.ariake-nct.ac.jp/hakase/

 

〈本件担当〉

総務課研究推進係

電話:0942-35-9333

 

 

令和4年度 第13回「高専ハカセ塾」を開催しました

12月10日(土)、久留米高専において、「高専ハカセ塾」第13回目の講座を開催しました。

 

今回は、12月17日の成果発表会に向けて、前回の講座同様にテーマごとのグループに分かれて、教員や社会人メンター、学生メンターからパワーポイントの操作方法や分かりやすい発表資料を作成するための工夫について指導があり、その後は、受講生各自で自由研究を進めました。

今年度も新型コロナウィルス感染症の影響が続く中での開催でしたが、幸いなことにすべての講座において対面で開催することが出来ました。受講生においては、学業や学校行事との両立など大変だったと思いますが、忙しい中でも出来るだけ参加したいという積極的で前向きな気持ちが常に伝わってきていました。

その中で取り組んできた研究の成果がどのように発表されるのか、これまでの集大成となる発表会が今からとても楽しみです。

 

 

成果発表会に向けて研 究を進める受講生達

 

 

―「高専ハカセ塾」とは―

高い意欲や能力を有する小中学生を発掘し、次世代科学技術を担う傑出した人財を育成することを目的としたプログラムで、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)「ジュニアドクター育成塾」の採択事業として、有明高専・熊本高専・久留米高専の合同企画により実施しています。

公式HP:http://www.ie.ariake-nct.ac.jp/hakase/

 

〈本件担当〉

総務課研究推進係

電話:0942-35-9333