中学生向け公開講座を開催しました!

令和4年9月17日(土)に、久留米高専において中学生向け公開講座「あなたも一日サイエンティスト(数学講座)」を開催しました。

本講座では、第1部でオイラーグラフとハミルトングラフを題材とし、受講生は講師の解説を聞きながら具体的な問題に挑戦して、グラフ理論が対象とする“グラフ”、“頂点”、“辺”等の意味を理解しました。

第2部では、第1部で学んだ“グラフ”と日常生活の関連を説明し、頂点の重要度を数値化した“グラフの中心性”を学習しました。受講生は、具体的なグラフの頂点に対して、様々な観点から中心性を求め、日常生活における中心との関連について理解しました。

第3部では、第1部と第2部で学んだグラフ理論の応用編として、最大流問題について学習しました。第3部の後半には、ある駅から目的の駅まで1個でも多くの荷物を輸送するための方法を決定するアルゴリズムを理解しました。

本講座で扱ったグラフ理論は高校や大学で学習する単元であり、中学生の受講生には少し難しいテーマではありましたが、積極的に本校の学生や教員に質問し疑問を解消して理解を深めようとする受講生の姿が印象的でした。

講座の最後には受講生全員に修了証書が授与されました。

 

問題に挑戦する受講生 修了証書交付の様子

 

<本件担当>

総務課研究推進係 0942-35-9347

令和4年度 第9回「高専ハカセ塾」を開催しました

9月17日(土)、久留米高専において、「高専ハカセ塾」第9回目の講座を開催しました。

 

今回は、生物応用化学科の教員を講師に迎え、「色と光の化学」と題して、色と光の性質についての2つの実験を行いました。

前半は、色素の合成実験を行い、2種類の試薬を混ぜ合わせ、加熱して化合物を作り、物質の構造のわずかな違いにより発色が変わることを確認しました。

後半は、化合物の発光実験を行いました。科学捜査で使われている「ルミノール反応」により文字を浮かび上がらせる実験で、犯人に消されてしまったダイイングメッセージを想定し、1人1文字ずつ解読しました。受講生同士、意見を出し合いながら協力し、犯人特定に結び付けることが出来て、大変盛り上がりました。

色と光の性質を学ぶとともに、化学や生物学が、科学捜査の分野で自分達の安心安全な生活に活かされていることを実感したようです。

 

実験器具の操作の練習 試薬の混合
色素の呈色反応 蛍光色素の発光実験
ルミノール反応でダイイングメッセージを解読 解読出来た文字を出し合いながら犯人を特定

 

―「高専ハカセ塾」とは―

高い意欲や能力を有する小中学生を発掘し、次世代科学技術を担う傑出した人財を育成することを目的としたプログラムで、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)「ジュニアドクター育成塾」の採択事業として、有明高専・熊本高専・久留米高専の合同企画により実施しています。

公式HP:http://www.ie.ariake-nct.ac.jp/hakase/

 

〈本件担当〉

総務課研究推進係

電話:0942-35-9333

お知らせ)くるめフォーラム2022市民企画に申込された皆様へ

9月1日(木)~16日(金)にかけて募集しました、くるめフォーラム2022「【リケジョが教えるSTEAM講座】数学で学び、回路で体験するコンピューターの仕組み」の参加につきまして、本日9月20日(火)付メールにて参加決定の連絡を行ないましたので、お知らせいたします。
※今回は申込をされた方全員、参加決定となっております。

なお、申込された方でメールが届いていない場合は、お手数ではございますが、以下のチラシ画像に掲載されておりますお問い合わせ先メールアドレス宛までご連絡をお願いいたします。

 

 

<本件担当>
総務課総務係
電話:0942-35-9399

サッカー部が全国高専大会準優勝を校長先生に報告しました

令和4年9月16日(金)に、サッカー部が松村校長先生に、第57回全国高等専門学校体育大会サッカー競技(令和4年8月20日~24日、於:香川県高松市)で準優勝した報告をおこないました。

キャプテンの松田弦己さんから、練習に人数が集まらず苦労した時期があったが、お互いに励ましあい、良いチームづくりができたこと、全国高専大会で準優勝できたことの報告がありました。

松村校長先生からは、準優勝の称賛があった他、今後マークされるのではないか等のお話しがあり、また、前日15日に優秀選手及び得点王のトロフィーが届いたことから、選出された選手たちへのトロフィーの贈呈がおこなわれました。

 

贈呈の様子(写真左:得点王と優秀選手に
選出されたキャプテンの松田弦己さん)
松村校長を囲んで記念撮影

弓道部が全国大会準優勝を校長先生に報告しました

令和4年9月16日(金)に弓道部の学生3名が、松村校長先生に、第9回全国高等専門学校弓道大会(令和4年9月1日~2日:兵庫県立弓道場)の女子団体の部で準優勝したことの報告をおこないました。

松村校長先生からは、準優勝の称賛と、練習環境についての労いがあった他、弓道の楽しみを質問されるなど、和やかな懇談がおこなわれました。

 

報告の様子 集合写真(左から田中副校長、松村校長、
弓道部の学生3名、弓道部顧問の笈木先生、中野先生)

中学生向け公開講座を開催しました

令和4年9月10日(土)に、久留米高専において中学生向け公開講座「高専AIデバイスを使った人工知能入門」を開催しました。

福岡県内の中学生9名が、制御情報工学科と教育研究支援センターの合同で製作した”久留米高専特製のカメラ付きAIデバイス”を使用して、人工知能(AI)による画像認識技術の体験とAI技術と組み合わせたアプリケーションソフトウエアの作成に取り組みました。

人工知能のガイダンスの後、受講生のみなさんは、AIデバイスをいろいろな方向に動かして身の回りの物体を認識させながら、認識物体の名前をできるだけたくさん当てる「データから物の名前を導け!」の画像認識ゲームをしました。ゲーム形式の実習により、人工知能による物体認識の技術を体験してもらいました。午後は、AIデバイスの物体認識のデータをリアルタイムにPCに送信して、このデータと組み合わせたアプリケーションソフトウエアを考えてもらいました。制御情報工学科4年生のティーチングアシスタント(TA)や他の受講生と意見を交換しながら、最終的なソフトウエアの方針を決めてもらい、各自でプログラムを作成してもらいました。プログラム開発のためのソフトウエアを初めて操作する受講生が多い中、熱心にプログラムに取り組む姿が見られ、操作法の習得も速く、ソフトウエアも計画どおり完成したようです。

受講生のみなさんには、完成したソフトウエアを紹介してもらうために口頭発表をしてもらいました。ソフトウエアを動かしながら、工夫した点や苦労した点、追加したい機能などが発表され、スクラッチマスターのTAが講評しました。ソフトウエアの機能には、物体を認識するとその物体の絵が出る、人物を認識すると車が信号機で止まる、人物を認識すると登場人物の生命力が増加するなど創造性豊かなものが多く、限られた条件の中で、中学生の豊かな発想力と、プログラミングやAIへの適応力の高さに感心しました。

最後に、画像認識ゲームの高得点者を発表し、受講者全員に修了証書を授与しました。

 

AIデバイスを使う様子 完成したソフトウエアを紹介する受講生

 

 

<本件担当>

総務課研究推進係 0942-35-9347

令和4年度 第8回「高専ハカセ塾」を開催しました

9月10日(土)、久留米高専において、「高専ハカセ塾」第8回目の講座を開催しました。

 

今回は、機械工学科の教員を講師に迎え、「きのくにロボットフェスティバル校内大会」と題した、ロボットの操縦体験を行いました。

前半は、前回のロボット製作の講座で製作したロボットを材料を足しながら改良して、試運転を行いました。段ボールや割り箸、ガムテープなど、受講生のアイディアが溢れる材料を教員が忙しそうに調達していました。

後半は、高専ハカセ塾で参加予定の「きのくにロボットフェスティバル2022・全日本小中学生ロボット選手権」の模擬試合を行いました。小学生の部・競技課題「レッツ・フィッシング」の競技ルールをもとにロボットは小学生、中学生それぞれの競技向けのものを使用しました。競技はコート上にばらまかれた魚(洗濯ばさみ)を陸に釣り上げ(乗せ)得点を競います。陸エリアは、3段の高さがあり、1段ごとに点数が加算されます。相手より早く、コート上のすべての魚を陸エリアの3段目に釣り上げた場合、制限時間内でも「大漁(完了)」となり、勝ちとなります。思い通りに動かなかったり、調子よく動いたりと操縦者は一喜一憂していました。

小学生、中学生のトーナメントで対戦試合を行った後もさらに、対戦希望者を募り試合をしました。受講生は相手コートの魚(洗濯ばさみ)のばらまき方から戦略を練っていました。対戦を重ねるごとに、「もう一回やりたい!」と次々に手が上がり、講座終了間際まで、白熱した試合が繰り広げられました。

 

材料を足しながら 、改良する様子
試運転をしながら、問題点を探す 魚(洗濯ばさみ)を相手コートにばらまく
小学生対戦 中学生対戦

 

―「高専ハカセ塾」とは―

高い意欲や能力を有する小中学生を発掘し、次世代科学技術を担う傑出した人財を育成することを目的としたプログラムで、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)「ジュニアドクター育成塾」の採択事業として、有明高専・熊本高専・久留米高専の合同企画により実施しています。

公式HP:http://www.ie.ariake-nct.ac.jp/hakase/

 

〈本件担当〉

総務課研究推進係

電話:0942-35-9333

令和4年度 第1回 久留米工業高等専門学校SD研修を開催しました

令和4年9月9日(金)、本校地域連携多目的室において、令和4年度第1回SD研修を行いました。この研修は、学校運営業務を適切・効果的に遂行できるよう、事務職員に必要な知識を習得させ、その能力・資質を向上させることを目的としています。会場の様子は、有明・北九州・大分の各高専にオンライン配信し、同高専の事務職員も多数参加しました。
研修では、高専機構本部や福岡教育大学に出向中の職員及び高専間交流で本校に出向している職員等から、業務の取り組み状況や他機関から見た高専職員の見え方等について報告があり、本校職員と意見交換を行いました。
質疑応答も活発に行われ、大変有意義な研修となりました。

 

 

 

 

 

<本件担当>
総務課人事・労務係
電話:0942-35-9305

 

令和4年度 久留米高専 学校説明会・見学会

日時

令和4年10月15日(土)

2回開催(午前・午後)

9:30~12:00 (学校説明会・見学会)

14:00~16:30 (学校説明会・見学会)

午前・午後ともに内容は同じです。

 

事前の申し込みが必要となります

申込・詳細はこちら

 

中学生・保護者の皆様はもちろん、先生方 、塾関係の皆様もふるってご参加ください。

弓道部が久留米市長を表敬訪問しました

令和4年9月9日(金)に本校弓道部の学生3名が久留米市長を表敬訪問し、第9回全国高等専門学校弓道大会(令和4年9月1日~2日:兵庫県立弓道場)の女子団体の部で準優勝したこと、大会直前のトラブル(※1)を多くの支援や激励を糧に乗り越えたこと等を報告しました。
原口久留米市長からは、「大会前のトラブルもあり今回の結果を聞き、ひとまず安堵している。今後も可能なかぎり支援していく」等、大会結果に対する感想や今後の弓道部の活動に対する激励が述べられました。

 

※1令和4年8月5日(金)に開催された『第363回筑後川花火大会』で使用された花火玉の爆発事故により、弓道場と弓具が損壊したため練習環境の確保が課題だったところ、弓道部の窮状を知った方々より多くの支援が寄せされ、練習環境が整い、無事に大会に参加することができました。

 

原口市長と懇談 原口市長と記念撮影

 

<本件担当>
久留米高専総務課総務係
電話:0942-35-9304