萩原准教授(生物応用化学科)が国立高等専門学校教員顕彰優秀賞を受賞しました

令和2年10月15日(木)に本校において令和元年度国立高等専門学校教員顕彰表彰式を執り行いました。本顕彰は教育活動、学生生活指導及び社会への貢献分野において、顕著な業績を上げている教員を顕彰するものです。

本校からは萩原義徳准教授(生物応用化学科)が「高専が繫ぐ地域の医工連携とアジア協働グローカル人材の育成」との題目で若手部門優秀賞を受賞しました。

表彰式では、本庄校長から萩原准教授に優秀賞の表彰状が授与され、本庄校長から今回の表彰に繋がった日ごろからの教育活動等に関して謝辞が述べられました。

表彰式終了後は記念写真撮影を行い、和やかな歓談がもたれました。

 

表彰状の授与(写真左 本庄校長、右 萩原准教授)
記念撮影

 

<本件担当>
総務課人事・労務係
電話:0942-35-9305

高校生・高専生「富岳」チャレンジ~SuperCon本選出場者によるスパコン甲子園!~

9月13日から22日まで行われた、高校生・高専生「富岳」チャレンジ~SuperCon本選出場者によるスパコン甲子園!~にて、本校制御情報工学科3年の稲田雄大君と佐伯勇太君のチームkrm(プログラミングラボ部)が文部科学大臣特別賞を受賞しました。

本イベントは理化学研究所計算科学研究センター、東京工業大学学術国際情報センター、大阪大学サイバーメディアセンターが主催し、コロナ禍の影響で本選が中止となった第26回スーパーコンピューティングコンテスト(SuperCon:スーパーコン)の本選出場者を対象にリモートで行われました。

スーパーコンピュータ「富岳」は、スーパーコンピューター「京」の後継として理化学研究所に設置され、開発・整備が進められており、現在は試行運転中です。

スーパーコンピュータはこれまで専門的な研究者のみが直接の利益を受け、その研究成果が間接的な利益として国民に共有されてきました。本イベントは、そのような状況に風穴を開け、高校生・高専生の教育に直接的な効果をもたらす事例となりました。

研究者でもその利用に苦労が伴うものですが、参加チームは課題に向き合い、真摯に取り組みました。その態度と成果に対して文部科学大臣特別賞が授与されました。

 

高校生・高専生「富岳」チャレンジ -SuperCon本選出場者によるスパコン甲子園!-(理化学研究所ウェブサイト)
(リンク先URL:https://www.r-ccs.riken.jp/supercon-fugaku.html

【受賞した稲田雄大君(右)と佐伯勇太君(左)】

【文部科学大臣特別賞を受賞】

 

<本件担当>
学生課学生生活支援係
電話:0942-35-9317

箕浦審議官(総務省)と学生とのディスカッションを開催しました

10月7日(水)に久留米高専において、箕浦 龍一 総務省大臣官房サイバーセキュリティ・情報化審議官と学生とのディスカッションが開催されました。このディスカッションは、前日10月6日(火)に久留米市で開催された「令和2年度久留米市テレワーク等ICT研修会」に同氏が招かれたことがきっかけで、久留米市の計らいで実現しました。

当日は校長室で本庄春雄久留米高専校長と久留米高専におけるコロナ禍での学校運営について意見交換が行われた後、本科1年生から専攻科2年生22名が待つ本校産学民連携テクノセンター地域連携多目的室に移動し、まずアフターコロナ時代のキャリア形成について講演がありました。冒頭に行政管理局カレー部を創設した異色な話で雰囲気が和らいだ後、「あなたは何者ですか。」と学生への問いかけがありました。ICT革命に立ち遅れた日本で、新型コロナウイルス感染症から突き付けられた現実(以前から存在していた課題)を克服するため、偉人の言葉を引用しながら、「教えてもらう」のではなく「自分で学ぶ」、「記憶力」ではなく「洞察力」を磨き、自分が何者であるかを問い続けること、それこそ人生を生きる意味であると結ばれ、学生に貴重なメッセージを送られました。

講演後、24にも上る事前質問への回答(アドバイス)があり、講師の改革マインドが会場を飲みこむように学生から次々と質問が飛び出し、あっという間に90分が過ぎました。時には、わからない質問にはっきり「わかりません」と言われるなど、講師の人柄が伝わったのか、時間を過ぎても講師への質問が絶えませんでした。

校長室での意見交換 講演の様子
講師への質問 質問への回答

<本件担当>
久留米高専総務課
0942-35-9300

 

プログラミングラボ部の学生が久留米大学医学部との共同研究で スマートフォン用アプリをリリース

久留米大学医学部との共同研究で本校プログラミングラボ部の学生が、心の問題を抱える親子を支援するアプリ「親子の心のHEROES(ヒーローズ)」を開発し、Google PlayとApp Storeでリリースしました。

共同研究に携わったのは、制御情報工学科5年 井上迅知君、上村季輝君、川添裕功君、牧山雄紀君、制御情報工学科4年 植松亨太君、小野 光君、桑原 港君、藤本渡亜君です。

様々な悩みを相談できる14の職種をヒーローに見立て、アプリ利用者が関心あるストーリーを進めながらヒーローの仕事を知る「ヒーロー探し」と、ヒーローの得意技やメッセージを知る「ヒーロー図鑑」があります。

このアプリは令和2年10月8日の西日本新聞筑後版に紹介されました。

 

リンク:
Google Play:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.app.heroproject
App Store:https://apps.apple.com/jp/app/id1524029981
西日本新聞:https://www.nishinippon.co.jp/item/n/652230/

〈本件担当〉
総務課総務係
電話:0942-35-9304

中学生向け冬季公開講座を開催します

久留米工業高等専門学校では、中学生向け公開講座「生体センシング入門~心電計の製作と心拍の観測~」を開催します。

講座名 生体センシング入門~心電計の製作と心拍の観測~
開催日時 令和2年12月19日(土)13:00~15:00
対 象 中学生
受講料 無料
申込方法 WEB申込み・郵送
(郵送用申込書は久留米高専産学民連携テクノセンターのホームページにございます)
申込期間 令和2年11月9日(月)~11月20日(金)

詳細は下記をご覧ください。
「生体センシング入門~心電計の作製と心拍の観測~」 
(久留米高専産学民連携テクノセンターのホームページへ移動します)

 

<お問合せ先>
〒830-8555 久留米市小森野1-1-1
久留米工業高等専門学校 総務課総務係
電話:0942-35-9430

NHKで放映『女子中学生限定公開講座を実施しました』

令和2年9月12日(土)と令和2年9月19日(土)に対象者を『女子中学生』に限定した公開講座を本校で開講しました。

本公開講座は、女子中高生の理系進路選択を支援することを目的に(国研)科学技術振興機構(JST)からの支援を受け、今年度から2事業年度に渡り実施する『モノづくりって楽しい!~久留米発理工系女子の萌芽支援プロジェクト~』の最初の取組として実施しました。

開講した講座は、いずれも本校の専門5学科(機械・電気・制御・生物・材料)の分野特徴を体験できるように工夫した『モノづくり体験』や『科学実験』で構成されており、受講者にモノづくりの楽しさや理工系分野の魅力を伝えられたことと思います。

また、本講座はNHK福岡放送局をはじめとした複数のメディアの取材を受けており、本事業の趣旨や目的が広く社会に発信されることを期待しています

【専用ソフトウェアを用いてオリジナル3Dモデルを作成】
~機械工学科~
【銀粘土でシルバーアクセサリーを成型する様子】
~材料システム工学科~
【micro:bitを使ったプログラミング作成】
~電気電子工学科~
【テキストを参考にプログラミングに挑戦する様子】
~制御情報工学科~

【科学捜査官の捜査手法を模擬体験する様子】
~生物応用化学科~

 

<本件担当>
久留米高専総務課総務係
0942-35-9399

科研費獲得に向けた学内講習会を開催しました

久留米高専では、令和2年9月17日に、教職員を対象とした科研費講習会を開催しました。

科研費(科学研究費助成事業)は、人文学、社会科学から自然科学まで全ての分野にわたり基礎から応用までのあらゆる「学術研究」を格段に発展させることを目的とする「競争的研究資金」で、文部科学省や独立行政法人日本学術振興会から研究助成が行われます。

科研費講習会は、久留米大学分子生命科学研究所 児島将康教授によるご講演、事務担当者からの概要等説明、本校教員による採択事例の紹介の3部構成で行われ、多数の教職員が参加しました。

久留米大学 児島教授による講演では、申請書作成において重要なポイントについて具体的な解説をいただき、参加した教職員は熱心に聴講していました。

令和3年度科研費の申請に向けて、大変有意義な講習会となりました。

講習会の様子

 

〈本件担当〉
総務課研究推進係
電話:0942-35-9333

「学校説明会in佐賀」を開催

本校では、新型コロナウイルス感染症対策を行ったうえで、令和2年9月5日(土)に佐賀市(アバンセ)で学校説明会を実施しました。

予想を超える多数の方に来場いただき、1回では会場に収容できなかったため、急遽2回に分けて説明会を開催いたしました。

参加者の方には、「久留米高専に入学したい気持ちが高まりました。」、「魅力的な学校だと思いました。」といったご意見を多数いただきました。

説明する本庄校長

 

<本件担当>
久留米高専学生課教務係
電話:0942-35-9463

令和2年度 第2回水災害避難訓練を実施しました

令和2年8月21日(金)に「令和2年度第2回水災害避難訓練」を実施しました。

久留米高専は、筑後川避難判断マップでは、浸水が想定される地域とされています。

この訓練は、本校において水災害の発生が想定される場合における防災体制を確認し、突然水災害が発生した場合でも、速やかに安全な場所に避難できるようにするためのものです。

大雨により隣接する宝満川の堤防が決壊し、本校建物の2階まで浸水することを想定して、寮生を含む校内残留者が男子寮3階以上に垂直避難を行いました。

今回の訓練では、6月26日に実施した1回目の水災害避難訓練では実施できなかった、寮生の垂直避難の実施及び確認、学生及び教職員の安否確認方法の検証などを中心に行いました。

訓練後には反省会を行い、参加した教職員から疑問点や意見が出されました。

今回の訓練を受けて、教職員の水災害に対する危機意識を高めると供に、避難時の課題や防災体制の改善点について、さらに検討する機会となりました。

水災害訓練時の流れを確認する教職員 対策本部(校内班)が安否確認を行う様子
寮生会長が点呼結果を報告する様子 訓練後の反省会の様子

 

<本件担当>
久留米高専総務課総務係
電話:0942-35-9387