タイからの特別聴講学生の修了式を開催しました

去る7月19日および12月21日に、タイからの特別聴講学生の修了式を開催しました。

久留米高専では、平成26年度から日本学生支援機構(JASSO)の海外留学支援制度(協定受入)により、タイのキングモンクット工科大学ラカバン校、カセサート大学の両大学から学生を特別聴講学生として受け入れています。

平成30年度も、学部2年生1名、学部3年生4名、学部4年生2名を6~7月に受け入れたほか、修士2年生の学生1名を11~12月に受け入れました。

高専生と研究室でのPBLや、学生寮での交流会など様々な行事をとおして、本学の国際交流の推進に寄与しました。

7月の修了式の様子
12月の修了式の様子

<本件担当>
学生課教務係
電話:0942-35-9316

第1回小森野トーク with President を開催しました

去る平成30年12月14日(金)と12月17日(月)に第1回小森野トークwith President(以下、「小森野トーク」という。)を本校 大会議室で開催しました。

小森野トークは、学生会代議員と校長が懇談することにより、両者のコミュニケーションを深め、学生生活の向上と学校運営の改善の一助とすることを目的として、年1回開催するものです。

第1回小森野トークでは、事前に学生から寄せられた『学校に関する要望』について、12月14日(金)に1年生~3年生の各学科から選出された代議員、代議員長と学生会メンバーが、12月17日(月)には、4年生~5年生の各学科から選出された代議員、代議員長と学生会メンバーが三川校長と『学校をより良くするには』という観点から対応策や改善方法を話し合いました。

第1回小森野トークで話し合われた内容については、今後、関係部署と情報共有を行い、本校のより良い環境作りと所属する学生会活動の活性化に役立てられます。


三川校長と小森野トークを行う学生たちの様子

<本件担当>
学生課学生生活支援係
電話:0942-35-9317

 

高専ハカセ塾の成果発表会が行われました

12月25日(火)久留米高専において、高専ハカセ塾第14回目の授業を開催しました。

第14回は最後の授業ということで、これまでの集大成として、成果発表会が行われました。受講生は、自分で選んだ研究テーマを、パワーポイントや模造紙などにまとめ、ひとりずつ発表していきました。

地震や火山、災害などの自然科学に関する内容や、色覚多様性、服薬支援などの医学や医療に関する内容、磁力やロボット、エネルギーやプログラミングに関する内容などについて仮説と検証を行い、調査した結果をまとめた資料の質もさることながら、堂々としたプレゼンテーションは迫力満点でした。

成果発表会後の閉会式では、久留米高専の三川校長から、受講生一人ひとりに修了証書が授与されました。
今回の発表会は、受講生それぞれの未来に大きな期待を感じずにはいられないような素晴らしい内容でした。
なお、今回の成果発表を踏まえて、来年度のハカセ塾第2期メンバーが選抜されます。

↑ 演台でプレゼンテーション ↑  実際に実験道具を使っての発表

↑  修了証書授与

~「高専ハカセ塾」とは~
高い意欲や能力を有する小中学生を発掘し、将来の科学技術イノベーションを牽引するような傑出した人材を育成することを目的としたもので、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の「ジュニアドクター育成プログラム」の採択事業として、有明高専・熊本高専・久留米高専の合同企画により実施されるものです。
公式HP:http://www.ie.ariake-nct.ac.jp/hakase/

 

<本件担当>
総務課研究推進係
電話:0942-35-9333

 

一般社団法人日本歯車工業会から功労賞を授与されました

平成30年11月9日,ホテル雅叙園東京で,一般社団法人日本歯車工業会(会長:栄野隆氏)の創立80周年記念式典及び祝賀会が開かれ、その席で、久留米高専に功労賞が授与されました。

久留米高専は,初代校長である和栗明先生が歯車研究の権威であったこともあり,ホブ盤等歯車に関する教育・研究機材を備え,歯車研究を行うスタッフを擁しています。そのため,現在まで十数年にわたり,ものづくりセンターを同歯車工業会主催のギヤカレッジの実技・実習の場として提供し,また実際の指導も行ってきました。今回,その功績が高く評価されました。

当日は,記念式典に出席した三川譲二校長に表彰状が手渡されました。また、続いて開催された祝賀会では,三川校長が乾杯の音頭をとりました。

なお,記念式典・祝賀会には,麻生太郎副総理・財務大臣・金融担当大臣,宮沢洋一参議院議員(元経済産業大臣),玉井優子経済産業省産業機械課長等が出席されました。

記念式典・祝賀会の様子
ギヤカレッジを担当した教職員

<本件担当>
総務課研究推進係
電話:0942-35-9333

第13回高専ハカセ塾開催しました

12月15日(土)久留米高専において、高専ハカセ塾第13回目の授業を開催しました。

今回は、ハカセ塾の最終日となる12月25日の成果発表会に向けて、研究内容の検討や、その下調べなどの準備をしました。
関連する書籍を図書館で探したり、Webで情報を検索したり、パワーポイントの資料をつくってみたりと、受講生それぞれが先生や社会人メンター、学生メンターに相談や質問をしつつ、自主的に時間を過ごしました。

成果発表は、これまでハカセ塾で学んだことだけでなく、今後学んでみたいことや、独自に研究してみたいことなど、各自が自由にテーマを設定して行います。当日の発表方法も、パソコンを使うのか、模造紙を使うのかなど、手段は各自で考え、発表時間も受講生自身が決めて行います。

自由度が高い分、迷うことも多いかもしれませんが、どんな発表会になるか、今から楽しみです。

↑ 用意した資料で先生に相談中 ↑ 図書館で資料調べ

 

~「高専ハカセ塾」とは~
高い意欲や能力を有する小中学生を発掘し、将来の科学技術イノベーションを牽引するような傑出した人材を育成することを目的としたもので、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の「ジュニアドクター育成プログラム」の採択事業として、有明高専・熊本高専・久留米高専の合同企画により実施されるものです。
公式HP:http://www.ie.ariake-nct.ac.jp/hakase/

 

<本件担当>
総務課研究推進係
電話:0942-35-9333

学生寮にて冬の寮祭を開催しました

平成30年12月8日(土)、冬の寮祭を開催しました。文化委員長が中心となってイベントを企画し、筑水寮とつつじ寮の両方から多数の寮生が参加しました。

寮祭当日、まず午前中に餅つきを行いました。外国人留学生も参加し、寮生たちの掛け声にあわせて、餅を杵で力強くついていました。皆でつきたてのお餅を頬張りながら、楽しい時間を過ごしました。
午後からは近くのボウリング場へと移動し、ボウリング大会を行いました。上位入賞を目指しつつも、参加者は和気藹々とプレーしていました。
夕方には学生寮へ戻り、バーベキューパーティーを楽しみました。寒さは厳しかったものの天候が良く、寮生たちは談笑しながら、美味しく食事をいただきました。

様々なイベントを通じて、寮生同士大いに親睦を深めることができました。

 

<本件担当>
学生課寮生活支援係
電話:0942-35-9315

 

外部評価委員会を開催しました

去る12月13日(木)に外部評価委員会を開催しました。同委員会は、校長が付託する事項について検証、評価を行い、本校の教育・研究の改善に資するため、提言を受けることを目的として年1回開催しているものです。委員会には、地元の大学、中学校、行政機関や地域企業からの外部有識者9名の委員が出席し、本校からは三川校長をはじめ、主事、学科長、教育・研究施設の長、部課長から構成される運営委員会のメンバー20名が出席しました。

委員会では、久枝良雄 九州大学大学院工学研究院長が議長を務め、三川校長の挨拶に続いて、江﨑副校長・企画主事から「前年度の指摘事項について」、辻副校長・教務主事から「教育の現状と改善について」、越地キャリア支援室長から「就職・進学状況とキャリア支援の取り組みについて」の報告が行われました。また、当日は、委員会に先立ち校内施設等の視察も行われました。

各外部評価委員からは、教育研究等の改善に資する貴重な意見や提言が数多く出され、本校では、それらを今後の学校運営の改善につなげていくこととしています。

会議写真 視察写真

<本件担当>
総務課課長補佐 古賀
0942-.35-9303

第12回高専ハカセ塾開催しました

第12回の高専ハカセ塾は、12月8~9日にかけて、国立阿蘇青少年交流の家での一泊研修を行いました。この研修は9月末(第7回)に予定されていましたが、台風の接近が予想されたため、一旦中止した後、再度企画して実現に至りました。

初日はまず、平成28年度熊本地震で生じた、益城町の堂園地区と谷川地区の断層を見学しました。
これらは天然記念物に指定されており、地震の凄まじさを実感しました。
交流の家では研修として、各高専が今までに学んだことで最も印象に残っていることを発表しました。
小学生は高専ロボコンの見学、中学生は久留米の和算を紹介しました。模造紙を使って他の参加者に分かりやすく説明していました。

2日目は阿蘇中岳の火口を見学する予定でしたが、残念ながら風向きが悪いため、火山博物館を見学したあと、京都大学地球熱学研究施設火山研究センターを訪問しました。

2日間の研修を通じて地震や火山などに関する知見を深めるとともに、発表の準備など共同で行うことにより、互いの親睦を深めることもできました。

↑ 益城町の断層見学 ↑ 発表用の資料作成

 

~「高専ハカセ塾」とは~
高い意欲や能力を有する小中学生を発掘し、将来の科学技術イノベーションを牽引するような傑出した人材を育成することを目的としたもので、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の「ジュニアドクター育成プログラム」の採択事業として、有明高専・熊本高専・久留米高専の合同企画により実施されるものです。
公式HP:http://www.ie.ariake-nct.ac.jp/hakase/

 

<本件担当>
総務課研究推進係
電話:0942-35-9333

第11回高専ハカセ塾開催しました

12月1日(土)久留米高専において、高専ハカセ塾第11回目の授業を開催しました。

今回の講義は、一般科目(理科系)数学の松田康雄教授による「久留米の和算」でした。
和算とは、江戸時代に日本で独自に発達した数学です。現在、私たちが学んでいるのは明治時代に伝わった西洋の数学(洋算)ですが、和算は洋算に劣らぬ高度なものでした。
実は、私たちが数学を日本語で学べているのは和算のおかげで、日本のように数学を母国語で学べる国は少ないのだそうです。というのも、例えば、方程式、微分、積分などといった言葉は、その概念が無ければその国の言葉で訳すことができないわけですが、日本の和算はそれらに対応できるものだったからこそ、日本語の数学用語を使うことができているのです。

授業では、そんな和算の歴史を学んだ後に、かつて寺子屋で使われていた教科書「塵劫記(じんこうき)」に掲載されていた問題などを基にして解いていきました。計算機を使う問題、三角形や四角形の紙を使って指定された図形を作成していく問題など、論理的思考力だけでなく、発想力や柔軟性、創造性が問われるものがたくさんあり、和算を生み出した日本人の知力の高さを体感する時間ともなりました。

↑ みんなで電卓を使って計算中 ↑ “断ち合わせ”で図形作成に挑戦

 

~「高専ハカセ塾」とは~
高い意欲や能力を有する小中学生を発掘し、将来の科学技術イノベーションを牽引するような傑出した人材を育成することを目的としたもので、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の「ジュニアドクター育成プログラム」の採択事業として、有明高専・熊本高専・久留米高専の合同企画により実施されるものです。
公式HP:http://www.ie.ariake-nct.ac.jp/hakase/

 

<本件担当>
総務課研究推進係
電話:0942-35-9333