小中学生向け公開講座『化学への招待~楽しい生物・化学教室~』を開催しました

久留米高専は、去る7月31日に創基75周年・高専創立50周年記念事業公開講座として、小中学生を対象に『化学への招待~楽しい生物・化学教室~』を開催しました。

最初に、開講式・記念撮影が行われ、受講生38名は2つのグループに分かれ、生物応用化学科の教員による指導の下で、化学実験(色と発光を観察しよう)と生物実験(生物の設計図をのぞいてみよう)を行いました。

化学実験では、生活の中で使われている色素の仕組みについての説明があり、6種類の実験を通して、化学反応が演じる色の変化を観察しました。生物実験では、ブロッコリーのDNA抽出、光る物質を作る遺伝子を組み込んだ大腸菌の観察及び葉脈標本できれいな「しおり」作りを行いました。

参加した小中学生たちは、時がたつのを忘れるほど熱心に実験を行い、不思議な生物・化学の世界を体験することができ、生物・化学への興味が一層深まった様子でした。

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中学生向け公開講座『エレクトロニクスサマースクール』を開催しました

久留米高専では、去る7月24日、25日にわたり、創基75周年・高専創立50周年記念事業公開講座として、中学生を対象に『エレクトロニクスサマースクール』を開催しました。

『エレクトロニクスサマースクール』では、電気電子工学科の教員の指導の下で、ライントレースカーを組み立てて、完成した車を使ったタイムトライアルを行いました。

ライントレースカーは走行コースに印された黒色の線をセンサーで感知して自走する車で、初日に組み立て作業を行った受講生たちは、ハンダ付け作業に悪戦苦闘していましたが、二日目に行われたタイムトライアルでは、完成した車に思い思いの調整を行い、レースに臨んでいました。レース中、コースアウトする車もありましたが、参加した中学生たちは真剣な表情でライントレースカーが進んでいく様子を見つめていました。

次に、ハンダ付けを行わないで  電子回路を組むことができてパソコン画面上の操作で電気信号の発生や測定もできる装置を用いて、小型スピーカーや小型マイクの実験を行い、音と電気信号の関係を学びました。さらに、モータの加速実験、太陽光発電系統連系実験、雷放電実験を見学し、電気電子技術のおもしろさを体験し、二日間にわたる公開講座を終了しました。

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