テクノネット久留米より学生用図書が寄贈されました

去る8月29日(火)、久留米高専の図書館に対して、久留米高専技術振興会であるテクノネット久留米より学生用図書37冊が寄贈されました。

これはテクノネット久留米の活動目的である、久留米高専の教育研究活動の支援・充実を図るため、学生に対して図書の購入希望を募り寄贈されたもので、図書館には「テクノネット久留米文庫」と名付けられた専用のコーナーが設けられ、学生が希望した小説や専門書のほか郷土に関する書籍などが配架されました。

贈呈式において、石丸茂夫テクノネット久留米会長(日米ゴム株式会社社長)より目録を手渡された三川校長は、日頃よりの本校に対する支援に対して謝意を述べられました。

イノベーション・ジャパン2017に出展しました(松山生物応用化学科准教授)

科学技術振興機構(JST)と新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)主催のイノベーション・ジャパン2017~大学見本市~が、8月31日(木)、9月1日(金)の2日にわたり東京ビッグサイトにおいて開催されました。

このイベントは、今年で14年目を迎え、過去にも数多くの大学等の研究シーズが企業関係者に発表・展示されており、これを契機として共同研究や技術移転、ライセンス供与が行われています。

今年も、500を超えるベンチャー企業や大学等が参加し、ビジネスマッチングの促進を図るため、研究成果や開発技術の展示、プレゼンテーションやセミナー等の情報の発信を行いました。久留米高専からは、松山清准教授(生物応用化学科)が「超臨界流体を用いたナノ材料の微細加工技術の開発」と題して出展し、パネルやPCのスライドを利用した説明のほか、ショートプレゼンを行い、多くの来場者から熱心な質問を受けていました。

一般社団法人日本ゴム協会九州支部「第5回ゴムの実践技術講座(実習)」を開催しました

久留米高専では、一般社団法人日本ゴム協会九州支部と締結した連携・協力協定にかかる事業の一環として、平成29年8月28日(月)から8月31日(木)の4日間、「第5回ゴムの実践技術講座(実習)」を開催し、生物応用化学科渡邊勝宏准教授、権藤豊彦技術職員、神野拓也技術職員が講師を務めました。

本講座では、「ゴム技術のファーストステップ講座-基礎から実践までゴム材料の奥深さを知る」と題し、ゴム材料に関する基礎的概念の講義、配合組成の検討、ゴムコンパウンドの調製、加硫評価、各種物性評価に関する実習を受け、最終的に実習成果報告書を作成するという実習を行いました。

最終日には、実習を通して得た結果について、受講生が発表を行い、閉講式では、日本ゴム協会九州支部副支部長である渡邊准教授から一人ひとりに修了証書が手渡されました。最後に、協力校として三川校長、続いて渡邊副支部長から挨拶が行われ、4日間に渡る講座が終了しました。

昨年同様、今年も社会人だけでなく、九州大学の学生も受講し、受講生たちは講習の間、講師らと積極的に意見を交わしながら、実習を受けていました。

ゴムの実践技術講座の様子