本校教員の研究開発に関する記事が「西日本新聞」に掲載されました。(12/24)

西日本新聞に、本校 機械工学科 渡邊 悠太 助教が、来年1月から開発を始める、産業技術の実物資料(技術遺産)を電子データ化して保存、インターネットなどで公開する「デジタルアーカイブ」についての記事が掲載されました。下記リンクより、是非ご覧下さい。

「西日本新聞 田中久重の「蒸気機関車」模型など技術遺産を保存、ネット公開へ(2021年12月24日)」
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/676369/

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令和2年度 第8回「高専ハカセ塾」を実施しました

12月19日(土)、久留米高専において、「高専ハカセ塾」第8回目の講座を実施しました。

今回は、機械工学科の教員を講師に迎え、「きのくにロボットフェスティバル ルール説明および模擬試合」「高専ロボコン出場機体の実演と解説」と題した、ロボットの実演と操縦体験を行いました。

前半は、来年度、高専ハカセ塾で参加予定の「きのくにロボットフェスティバル2021・全日本小中学生ロボット選手権」の競技課題「山岳救助隊」について、実際のキットや競技ルールによる模擬試合を行いました。ロボットを使って、競技コート内のいくつかの山(スタイロフォーム)を越えながら崖下の要救助者(ペットボトル)を助け出す競技で、先に要救助者を引き上げスタートエリアに運んだ方が勝利です。学生メンターによる操作説明・実演の後、受講生も実際にロボットを操縦しました。思い通りに動かなかったり、調子よく動いたりと操縦者は一喜一憂していました。

後半は、ロボットコンテスト部の学生によって、アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト2020(高専ロボコン)に出場したロボットの実演が行われました。ペンタブと同期し絵を描くロボット(ペイントキング)、 マスター・スレーブ方式で遠隔操作ができ、VRゴーグルでロボットの視界を見ることができるロボット(ろびぃちゃん)の2機体につき、動きの特徴や内部構造の仕組みの説明が行われ、受講生は熱心に聞き入っていました。

ロボット競技の模擬試合を観覧する受講生 ロボットの操縦体験
ロボコン部学生によるロボットの解説
―「高専ハカセ塾」とは―
高い意欲や能力を有する小中学生を発掘し、次世代科学技術を担う傑出した人財を育成することを目的としたプログラムで、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)「ジュニアドクター育成塾」の採択事業として、有明高専・熊本高専・久留米高専の合同企画により実施しています。
公式HP:http://www.ie.ariake-nct.ac.jp/hakase/

 

<本件担当>
総務課研究推進係
電話:0942-35-9333

公開講座「生体センシング入門~心電計の作製と心拍の観測~」を実施しました

令和2年12月19日(土)に、久留米高専において公開講座「生体センシング入門~心電計の作製と心拍の観測~」を開催しました。
講座の初めに、心拍と脈拍の違いや、身の回りにある生体センシングを用いた装置の解説を行いました。
簡易心電計を作製する場面では、真剣な表情で指導員の解説を聞き、慎重に作業を進めていました。基板に小さな部品をはんだ付けする難しい作業でしたが、指導員のサポートのもと、無事に心電計を完成させることができました。
心電計の完成後、自作した心電計で実際に自身の心電図を観察しました。体に貼り付けた電極と作成した心電計とを繋ぐと心電図が表示され、受講生だけでなく、見学していた保護者からも「すごい!」という声が聞かれました。
講座の最後には受講生全員に修了証書が授与されました。

講座の様子 心拍と脈拍の違いについて解説
基板へのはんだ付け 指導員によるサポート

 

<本件担当>
総務課総務係
電話:0942-35-9430