太陽光エネルギーの吸収が水素原子1つで変わる! タンパク質中で色が変わる色素の水素原子の可視化に世界で初めて成功

久留米工業高等専門学校の萩原義徳 准教授は、茨城大学の海野昌喜教授・城塚達也助教・日下勝弘教授・森聖治教授・矢野直峰助教、宮崎大学の和田啓准教授、久留米大学の杉島正一准教授、ドイツのTechnical University Munich等との共同研究により、光合成色素のもとになる色素がタンパク質と結合したときにあらわれる色の違い (つまり吸収する光のエネルギー帯の違い) が、水素原子1つの違いによるものであることを世界で初めて可視化しました。本研究成果の詳細については、J-PARCセンターのHP及び12月1日付の「Journal of Biological Chemistry」のオンライン版にてご覧になれます。

 

(J-PARCセンターHP)

http://www.j-parc.jp/c/press-release/2022/12/21001091.html

 

<本件担当>

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中学生向け公開講座を開催しました!

令和4年12月17日(土)に、久留米高専において中学生向け公開講座「IoT家電の製作 スマート照明を作ろう」を開催しました。

この講座では、自動でインターネット上から時刻を取得し、設定した時刻になると明るさが変化する照明器具を製作しました。

講座では、最初にはんだ付けの方法についての説明が行われ、続いて実際にはんだごてを使って製作が行われました。製作中は、それぞれの部品の役割や特徴の説明、同様の部品や技術が使われている身近な製品例が紹介されました。

製作後は、完成したスマート照明をインターネットに接続し、スマートフォンなどから照明を操作したりタイマーを設定したりする実験を行いました。

 

講座では本校の学生3名がアシスタントを務め、はんだ付けのアドバイスやサポートをしたり、参加者からの質問に答えたりしていました。

参加者の約半数は初めてのはんだ付け作業でしたが、全員がスマート照明を完成させることができました。

 

参加者からは「初めて見る部品がほとんどで、もっと色々な部品や技術に触れたいと思った」「はんだ付けの方法やIoTについて知れて、もっと知りたいと思った」などの感想が寄せられました。

講座の最後には受講生全員に修了証書が授与されました。

 

製作の様子 スマートフォンで照明を操作する受講生

 

 

<本件担当>

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