受賞

生物応用化学科の有機機能化学研究室が、物質・デバイス領域共同研究拠点 (NJRC) の「物質・デバイス共同研究賞」に選出されました。

今回の受賞対象は、研究室の吉瀬里穂子さん(専攻科修了生)、柴田侑吾君(物質工学専攻1年生)、梅木智弥君(本科卒業生)が取り組んだ「自己会合を鍵とする室温リン光材料群の系統的開発」の研究成果になります。

学内HP:https://www.kurume-nct.ac.jp/archives/5638

久留米工業高等専門学校専攻科設立30周年記念講演会を開催しました。

令和5年11月3日(金・祝日)、本校専攻科設立30周年を記念し、講演会開催しました。
講演会では、専攻科修了生である京都大学大学院情報学研究科 助教 井上 昂治先生による基調講演「AI研究者の涵養な旅~専攻科時代を振り返って~」、その後井上先生を含め各コースの修了生による専攻科修了後のキャリアパスについて、パネルディスカッションを実施しました。当日は本校専攻科在校生、保護者等100名以上の方にご参加いただき、参加者からは「とても良い話を聞かせてもらった」「今後の進路の参考になった」等の意見がありました。

 

松村校長 挨拶 基調講演 京都大学大学院 井上先生
基調講演 パネルディスカッション

<本件担当>
久留米高専総務課総務係
電話:0942-35-9399

「第7回しんきん合同商談会」に出展しました

11月8日(水)にマリンメッセ福岡で開催された中小企業による商売繁盛の祭典「第7回しんきん合同商談会」に出展しました。

この催しは、業種の異なる中小企業が一堂に集結し、商談をコーディネートすることを目的に、福岡・佐賀・長崎の3県13信用金庫が主催し、2年に1度開催されている九州最大規模の商談会で、本校は産学官連携・経営相談ゾーンにブースを設け、本校職員が来場者に対して産学民連携テクノセンターや本校の技術振興会である「テクノネット久留米」の活動及び本校の研究シーズの紹介を行いました。

 

しんきん合同 商談会の様子

 

 

<本件担当>

久留米高専総務課研究推進係

電話:0942-35-9333

「2023年度産学官テクノ交流会inくるめ」に出展しました

11月1日(水)に久留米リサーチセンタービルで開催された「2023年度産学官テクノ交流会inくるめ」(久留米リサーチ・パーク主催)に久留米高専産学民連携テクノセンターの活動を紹介する展示ブースを出展しました。

この交流会は、ものづくりに役立つ情報交換やネットワークづくりの場として、毎年開催されているもので、久留米・鳥栖地域の企業・学校・研究機関などによる展示のほか、今年「地域に根付き、地域と共に躍進するものづくり」と題し、株式会社資生堂久留米工場長の及川 望 氏及びまる昌醤油醸造元代表の堤 裕一郎氏による講演のほか、JAXA職員による招待講演や制度紹介も行われました。

会場内の本校展示ブースでは、久留米高専技術振興会「テクノネット久留米」の取組みに関するポスタ-の展示のほか、本校職員が来場者に対して、産学民連携テクノセンターの活動や研究者の紹介を行い、質問に答えていました。

 

産学官テクノ交流会 inくるめの様子

 

<本件担当>

久留米高専総務課研究推進係

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テクノネット久留米定時総会を開催しました

10月27日(金)、久留米市内のホテルで、久留米高専の技術振興会であるテクノネット久留米の定時総会が開催されました。

テクノネット久留米は、久留米高専と地域産業界等が連携・交流を深めることにより、地域産業の発展に寄与するとともに、久留米高専の教育研究の充実を図ることを目的に平成24年に地元企業により設立され今年で11年目を迎えました。

定時総会では、津福一宏テクノネット久留米会長(津福工業株式会社社長)、松村 晶テクノネット久留米顧問(久留米高専校長)の挨拶のあと、津福会長を議長として、新役員、事業報告、収支報告、会計監査報告や事業計画などの審議などが行われ、原案どおりに承認されました。

併せて、本校生物応用化学科 渡邊勝宏准教授と八光オートメーション株式会社の石田直樹氏が現在行っている共同研究事例についての発表と栫 隆彦キャリア支援室長による学生の就職状況報告が行われました。

最後に、交流会が開催され、和やかな雰囲気の中、会員同士交流を深め、最後は笈木宏和産学民連携テクノセンター長による締めで幕を閉じました。

 

定時総会の開会挨拶を行う津福テク

 

ノネット久留米会長と松村校長

 

定時総会の様子

 

渡邊准教授による共同研究事例発表の様子

 

就職状況の説明する栫キャリア支援室長 交流会の様子

 

 

<本件担当>

久留米高専総務課研究推進係

電話:0942-35-9333

ウェーブホールにパープルツリーを設置しました

毎年11月12日から11月25日までは、内閣府の「女性に対する暴力をなくす運動」期間で久留米市も同期間に女性に対する暴力根絶の象徴であるパープルリボンにちなみ、パープルリボンキャンペーンとして様々な取組を行われており、キャンペーンの一環として、本校にパープルツリーを設置いただきました。
この取組を通じ、本校学生が暴力の被害者にも加害者にもならないよう、若いうちから暴力を容認しない意識の醸成を図っていきたいと思います。
“パープルツリー”とは
“パープルツリー”は、女性に対する暴力根絶の象徴であるパープルリボンをたくさん付けることで、女性に対する暴力根絶を広く呼びかけるものです。
また、被害にあった女性には「貴方は一人ではありません。一人で悩まずに相談してください」というメッセージも込められています。

 

<本件担当>
総務課総務係
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令和5年度 第4回「久留米高専ハカセ塾」を開催しました

10月28日(土)久留米高専において、「久留米高専ハカセ塾」第4回目の講座を開催しました。

今回は、材料システム工学科の教職員を講師に迎え、“金属を溶かして固める!!おもしろ『鋳造』体験!!”と題して、鋳造についての講義や消失鋳型法(フルモールド法)による鋳造体験が行われました。

最初に、鋳造の歴史や方法、用途などについて学習しました。金属を溶かして固めてできた鋳物がクルマや電化製品の部品、街や道路で見かけるフェンスや街灯、マンホールの蓋などに使用されていることや、奈良の大仏様が世界最大の鋳物であることなど、受講生にとっては初耳なだけに、メモを取りながら熱心に聞いていました。

鋳造体験では、まず、作りたい形をイメージしてから発泡スチロールを加工し、それを砂に埋めて砂型を作りました。砂型がきちんとできていないと、それまでの作業が無駄になりますので、受講生は教職員や学生メンターに手伝ってもらいながら、丁寧に作業を進めました。800度ぐらいに加熱され、水飴のようになったアルミニウムが砂型に注ぎ込まれると、発泡スチロールはガスになって消失し、その形がアルミニウムで再現されます。溶湯を入れてから20分ぐらい待ったところで、アルミニウムでできた作品を砂型から取り出しました。受講生は、普段では体験できない“鋳物作り”を通して、「ものづくり」の大切さやおもしろさを理解できたようでした。

 

作りたい形をイメージして下書き カッターナイフで形をつくります
発泡スチロールカッターは楽しい! 二酸化炭素を吹きつけて砂型を固めます
砂型から作品を取り出し中! 余分なアルミニウムを切り落とします!

 

―「久留米高専ハカセ塾」とは―

久留米高専STEAM事業の採択課題として、次世代科学技術を担う「傑出人財」(人財とは社会の財産となりうる人材)を発掘・育成します。高専が科学技術とものづくりに強く、機械・電気・制御・生化・材料の、幅広い技術分野を学ぶことができる点などの特徴を活かしたプログラムです。

 

〈本件担当〉

総務課研究推進係

電話:0942-35-9333