公開講座「エレクトロニクススクールライントレースカーを作ろう」を開催しました

令和3年3月26日(金)、久留米高専において中学生向け春季公開講座「エレクトロニクススクール ライントレースカーを作ろう」を開催しました。

今回の公開講座は、中学生を対象に、自由に描かれた線をなぞって走るライントレースカーを作成する講座でした。スピードと、描かれた線を正確になぞるトレース性能とのバランスを調節しながら、早く走るライントレースカーを作成しました。

コロナ禍ということもあり、ソーシャルディスタンスを保ち、全員マスクをしての講座となりましたが、マスク越しからも受講生の真剣な表情が見られました。

午後に行われた完走タイムを競い合うタイムトライアルレースでは、指導教員や学生アシスタントが驚くほどレベルの高いレースとなり、接戦を繰り広げていました。

その後、簡単に学内見学ツアーを行いました。将来通うことになるかもしれない学内を楽しそうに見学していました。

閉講式ではタイムトライアルレース上位5名に表彰状と、受講生全員に修了証書が授与されました。

本公開講座は、九州パワーアカデミー共催のもと、本校の電気電子工学科教員により開催しました。

 

指導教員によるサポート タイムトライアルレース
学内見学ツアー 修了証書授与の様子

<本件担当>
総務課総務係
0942-35-9304

本校後援会に校内美化へのご協力をいただきました

校内美化のために、後援会から屋外ベンチ(20台)の購入と、既存のベンチ板取替え(12台)のご援助を頂きました。また、校内の樹木伐採についてもご援助を頂いております。ベンチはメインストリートに設置していますが、学生がベンチを利用して談笑する姿も見られます。校内美化へのご協力、誠にありがとうございます。

新しいベンチと伐採した樹木の前での目録授与
(左から松吉後援会長、田中学生主事)
メインストリートの様子
板を取り換えたベンチ

<本件担当>
学生課学生生活支援係
電話:0942-35-9317

令和2年度卒業式・修了式を挙行しました

令和3年3月17日(水)、令和2年度卒業式・修了式を挙行しました。新型コロナウイルス感染症への対応のため、第1体育館に卒業生・修了生及び本校教職員のみを収容し、その式典状況を学内限定ライブ配信することにより、第2体育館およびD4講義室に保護者(学生1名につき1名)にご参列を頂く形式といたしました。
また、昨年度同様に、卒業証書・修了証書授与も、各学科、専攻の総代のみ氏名を読み上げる等、時間を短縮しての実施となりましたが、今年度においては本校専攻科の学生が高専機構理事長特別賞を受賞したことについての表彰式、さらにその後、卒業・修了を祝し、九大フィルハーモニーによる「ハイドン作曲 ディヴェルティメント 変ロ長調」の演奏が行われるなど、思い出に残る式典となりました。
なお、会場入口でのアルコール手指消毒、マスクの着用確認、会場の十分な換気等、感染防止についても徹底しました。

教職員が見守る中、所定の課程を収めた本科生184名、専攻科生44名が本校を巣立って行きました。

各学科総代への卒業証書授与 九大フィルによる演奏の様子

校長講話の内容については、こちら

 

<本件担当>
総務課総務係
0942-35-9304

専攻科2年生 根北さんが高専機構理事長特別表彰を受賞しました

本校専攻科物質工学専攻2年生の根北翔さんが令和2年度の高専機構理事長特別表彰に選ばれ、令和3年3月16日(火)11時から表彰式が執り行われました。
根北さんは、主に超極細ナノワイヤーの合成と、これをがん患者が発する生体ガス検知へ応用する世界トップレベルの研究を進め、その成果をアメリカ化学学会の査読付国際雑誌ACS Applied Nano Materials誌に発表して高い評価を得ています。
表彰式はオンラインで開催され、受賞者による簡単なプレゼンテーションの後、本庄校長先生から根北さんに表彰状を授与され、続けて谷口理事長から祝辞が述べられました。
根北さんは、本校専攻科修了後、大学院に進学して研究活動を続けていくそうです。根北さんの益々の活躍が期待されます。

プレゼンテーションをする根北さん 左から、田中学生主事、本庄校長先生、根北さん、
奥山専攻科主事

 

<本件担当>
学生課学生生活支援係
電話:0942-35-9317

第12回全国高専技術教育研究発表会in久留米をオンラインで開催しました

令和3年3月1日(月)、2日(火)に第12回全国高専技術教育研究発表会in久留米を本校教育研究支援センターが主催として開催しました。
この発表会は全国の高等専門学校の技術職員が日常業務で携わっている広範囲な技術的業務や教育研究支援活動並びに研究活動等について,発表および意見交換等により自らの資質向上と技術教育の充実を目的として毎年開催されています。
初の九州での開催に加えて、新型コロナウイルスの影響により初のオンラインでの開催となりました。また、北は北海道から南は沖縄まで、全国各地から127名の皆様にご参加頂きました。
会の冒頭では、高専機構の谷口功理事長と本校の本庄校長にご挨拶を頂き、高等専門学校の技術職員に対して熱いメッセージを頂きました。また、特別講演として、東京大学江崎浩教授には、「コロナ禍が再認識させた 高専への期待」の演題で、8つのキーワードを通じて高等専門学校の技術職員が社会からどのように必要とされ、社会に対してどのような役割を持っているのかについてご講演頂きました。さらに、北九州高専宮元章技術専門職員には、「DX時代における情報セキュリティ−すべての技術職員に求められる変革?−」の演題で、専門分野を問わず、すべての技術職員が情報セキュリティに対する意識を高めていかなければならないという意識改革に重点をおいた内容をご講演頂きました。
ご関係の皆様には、深く感謝申し上げます。ありがとうございました。

谷口功理事長 江崎浩教授 江崎浩教授のご講演の様子
宮元章様 宮元章様のご講演の様子

 

<本件担当>
久留米高専総務課総務係
電話:0942-35-9304

第22回九州工学教育協会賞を受賞しました

九州沖縄地区の国立高等専門学校によるサイバーセキュリティボランティア活動が、第22回九州工学教育協会賞を受賞し、本校の活動の中心となってくれた専攻科物質工学専攻1年の鬼木秋実さん、機械・電気システム工学専攻2年の江﨑喬祐さん、油布航一郎さん、本科制御情報工学科5年の坂口大征さんの4名と、本活動の担当教員である総合情報センター長の加藤教授が、本庄校長に受賞の報告をしました。

九州工学教育協会賞は、工学教育に関する新しい効果的な教育方法、手法を提案・実践して、工学教育の発展に尽くしたことなどに対して与えられる賞です。また、サイバーセキュリティボランティア活動は、独立行政法人国立高等専門学校機構サイバーセキュリティ人材育成事業(通称:K-SEC)の取り組みとして実施されているもので、高専生が講師となり、近隣の小中学校に通う子供たちにセキュリティ教育の講演をおこなっています。

鬼木さんたちは、令和元年12月12日及び令和2年12月10日に、いずれも佐賀市立城東中学校で、1年生に向けたセキュリティ教育の講演を実施し、大変好評でした。こうした鬼木さんたちの活躍がこの賞の受賞に繋がったものと思います。

本校では、今後も福岡や佐賀の小中学生に向けに「サイバーセキュリティボランティア」を実施してまいります。

【受賞報告の記念撮影
(前列左から江﨑さん、油布さん、鬼木さん、坂口さん)】
【城東中学校での講演の様子】

令和3年度久留米工業高等専門学校 入学者選抜試験合格者(受検番号)

このことについての詳細は、下記URLよりご覧ください。
なお、公開は3月1日(月)11時~となっております。
それまではページは表示されませんのでご了承ください。
また、公開直後はアクセスが集中し、ページの表示に時間がかかる場合がございます。
その際はしばらく時間を置いて再度アクセスをお願いいたします。

http://www.kurume-nct.ac.jp/ON/A-SAD/nyushi/R3goukaku.pdf

 

<本件担当>
学生課教務係
電話番号:0942-35-9316

機械工学科5年生・久保山さんが3次元CAD利用技術者試験に最高得点で合格しました

令和2年12月6日に本校L1教室で実施された、2020年度後期3次元CAD利用技術者試験1級(CAD利用技術者試験センター)に、機械工学科5年生の久保山徳聖さんが、大学・短大・高専部門(団体部門)に最高得点で合格し、表彰されました。
3次元CADは、3次元で図面を描くだけにとどまらず、最適化設計やシミュレーション、品質保証、また営業業務との連携など機能が進化しています。
3次元CAD利用技術者試験の1級は問題が複雑で、3Dモデル作成手順を一目で決めることができなければ、時間内に解くことはできません。
本校の学生で3次元CAD利用技術者試験1級を受験したのは久保山さんが初めてで、久保山さんはロボコン部で鍛えた力でこの難関を突破し、見事最高得点で合格しました。
今後も更なる活躍が期待されます。

最高得点者の表彰状を手にする久保山さん

 

<本件担当>
学生課学生生活支援係
電話:0942-35-9317

九州大学との連携教育プログラムに関する記者会見が行われました

2月18日の午前に行われた九州大学の定例記者会見で、九州・沖縄地区の9高専全てが参加する九州大学との連携教育プログラム(令和5年度実施)が報告されました。九大側からは石橋総長、村上広報担当理事、園田工学部長、渡辺新学科長(プログラムを実施する令和3年度発足の新学科の学科長)、中島総合理工学府長が出席し、高専側からは本学の本庄校長(プログラムの高専側まとめ役)、熊本高専荒木校長(九州・沖縄地区高専の主査)がオンライン参加しました。
記者会見では、高専本科卒業後に入学を認められたプログラム学生は九大工学部へ編入学(学部3年次)しますが、通常の編入学とは違い、編入学後も高専教員と九大工学部教員が連携して教育・研究指導を行うという、研究に重点を置いたプログラムの詳細が説明されました。プログラム学生は1年目に各高専で授業を受け、2年目は九大筑紫キャンパスの各研究室に配属されて研究指導を受けることになります。参加した報道機関は、朝日、日経、共同通信や地元のRKB毎日放送、FBS福岡放送、KBC九州朝日放送のテレビ各社も含めて10社です。質疑応答では、全国的にはこのような高専と大学の連携教育プログラムが実施・予定されていますが、九州・沖縄地区の全ての高専が参加してICT、VRなどのDX教材を活用することや修了後は修士・博士課程への大学院進学を意識した高度な実践的研究者・技術者の養成を目指していることがこのプログラムの特徴である旨の説明がなされました。

久留米高専 本庄校長 熊本高専 荒木校長
[参考]
久留米高専作成
連携教育プログラムリーフレット表紙

 

(本件連絡先)
学生課専攻科係
電話 0942-35-9315

オンデマンド方式による小中学生に向けたプログラミング体験講座を開講します (電気電子工学科)

久留米市内の5つの高等教育機関からなる「高等教育コンソーシアム久留米」では、例年、体験イベント「青少年のための サイエンスモール in くるめ」を実施してきました。

今年度はコロナの影響で2月15日~3月12日の期間、Web上でのオンデマンドで同企画を実施し、久留米高専からは電気電子工学科・越地研究室より、講座「micro:bitを使ってプログラミングを学ぼう」を提供/開講します。

同研究室は2019年より小郡市教育委員会と「小学生向けICT教育」の共同研究を開始し、2020年9月には小郡市立小学校で計4回、学生(同研究室卒研生及び同学科2年生)も企画立案、及び当日はティーチングアシスタントとして参画した出前授業を行いました(写真1)。

そこで得られたノウハウも活かして、イギリス発の教育用ワンチップマイコン「micro:bit」(写真2)を用いたオンデマンド講座を企画しました。このボードは実機でのプログラミングは勿論ですが、インターネットに接続したコンピューターがあればWeb上の仮想的なmicro:bitをホームページ上でプログラミング及びその結果を体験(シミュレーション)できることが特徴です。今回の講座ではmicro:bitの紹介と仮想的micro:bitを用いた初歩のプログラミングについて動画3本で解説しています(写真3)。

講座の詳細/申し込みは、高等教育コンソーシアム久留米(http://consortium-kurume.jp/)まで。

写真1 :小学校でのプログラミングの出前授業 写真2 :micro:bit外観
写真3:サイエンスモールのメニュー画面の一部

 

<本件担当>
久留米高専総務課総務係
電話:0942-35-9304