久留米高専学生寮で非常食シミュレーション及び防災避難訓練を実施しました

平成29年10月11日(水)、学生寮において、非常食シミュレーション及び防災避難訓練を実施しました。
まず、当日の昼食時に、学生寮の食堂業務を委託している株式会社魚国総本社九州支社の協力を得て、非常食を昼食とする非常食シミュレーションを行いました。
続いて、16時からは、河野消防隊長(機械工学科4年)の合図とともに、筑水寮2階補食室からの出火を想定し、防災避難訓練を実施しました。その後、久留米市消防署員の指導を受けながら、放水訓練及び消火器訓練を体験しました。
参加した寮生は、消防署員の話に熱心に耳を傾け、有事の際の個々の対応や全体的な動きに関しての助言をいただき、防災に対する意識がさらに高まりました。

11月3日(祝)に「高専を知ってくれん会」を実施します

久留米高専を知っていますか?
「高専ってどんな学校?」、「入学試験は?」
学生生活・入試・就職・大学進学など、ずばり答えます!
1,2年生の皆様も大歓迎です。

日時:平成29年11月3日(金)10時~16時
場所:久留米高専 D3教室
お問い合わせ:教務係 (0942)35-9315・9316

所在地とアクセス

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危機管理・防災研修を実施しました

久留米高専では、9月27日に国土交通省九州地方整備局九州技術事務所において、危機管理・防災研修を実施しました。
この研修には、校長、全主事及び各学科長等が参加し、同事務所の島本卓三所長他、防災関連の幹部スタッフから九州地方整備局災害対策本部のバックアップ機能、ドローン空撮動画や水位、レーダー雨量計の説明等河川防災に関する詳細な説明を受けました。久留米高専は、筑後川沿いに位置しており、九州北部豪雨に見られるような洪水等の災害から学生・教職員を守るための体制整備が日常的な課題となっており、その面から活発な質疑応答が行われました。
その後、ドローンの実物確認、自動制御バックホウ等の重機の操縦説明及び対策本部車への試乗等、災害対策用機械・機器の紹介を受けました。
最後に三川校長から、「本日の研修は、久留米高専における危機管理・防災体制の構築と防災意識をもった学生の育成の糧を得ることという2つの目的で実施しました。その双方において、余りある収穫がありました。とくに、危機管理・防災技術には、工業系のあらゆる分野の知と技術が統合的に活用されていることを改めて認識しました。貴重な研修の機会を提供していただいた九州技術事務所に感謝するとともに今後とも同事務所と連携・協力をはかっていきたい」との謝辞がありました。

島本所長による講義
災害対策用機械の見学
島本所長(中央右)、三川校長(中央左)及び参加者

テクノネット久留米より学生用図書が寄贈されました

去る8月29日(火)、久留米高専の図書館に対して、久留米高専技術振興会であるテクノネット久留米より学生用図書37冊が寄贈されました。

これはテクノネット久留米の活動目的である、久留米高専の教育研究活動の支援・充実を図るため、学生に対して図書の購入希望を募り寄贈されたもので、図書館には「テクノネット久留米文庫」と名付けられた専用のコーナーが設けられ、学生が希望した小説や専門書のほか郷土に関する書籍などが配架されました。

贈呈式において、石丸茂夫テクノネット久留米会長(日米ゴム株式会社社長)より目録を手渡された三川校長は、日頃よりの本校に対する支援に対して謝意を述べられました。

イノベーション・ジャパン2017に出展しました(松山生物応用化学科准教授)

科学技術振興機構(JST)と新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)主催のイノベーション・ジャパン2017~大学見本市~が、8月31日(木)、9月1日(金)の2日にわたり東京ビッグサイトにおいて開催されました。

このイベントは、今年で14年目を迎え、過去にも数多くの大学等の研究シーズが企業関係者に発表・展示されており、これを契機として共同研究や技術移転、ライセンス供与が行われています。

今年も、500を超えるベンチャー企業や大学等が参加し、ビジネスマッチングの促進を図るため、研究成果や開発技術の展示、プレゼンテーションやセミナー等の情報の発信を行いました。久留米高専からは、松山清准教授(生物応用化学科)が「超臨界流体を用いたナノ材料の微細加工技術の開発」と題して出展し、パネルやPCのスライドを利用した説明のほか、ショートプレゼンを行い、多くの来場者から熱心な質問を受けていました。

一般社団法人日本ゴム協会九州支部「第5回ゴムの実践技術講座(実習)」を開催しました

久留米高専では、一般社団法人日本ゴム協会九州支部と締結した連携・協力協定にかかる事業の一環として、平成29年8月28日(月)から8月31日(木)の4日間、「第5回ゴムの実践技術講座(実習)」を開催し、生物応用化学科渡邊勝宏准教授、権藤豊彦技術職員、神野拓也技術職員が講師を務めました。

本講座では、「ゴム技術のファーストステップ講座-基礎から実践までゴム材料の奥深さを知る」と題し、ゴム材料に関する基礎的概念の講義、配合組成の検討、ゴムコンパウンドの調製、加硫評価、各種物性評価に関する実習を受け、最終的に実習成果報告書を作成するという実習を行いました。

最終日には、実習を通して得た結果について、受講生が発表を行い、閉講式では、日本ゴム協会九州支部副支部長である渡邊准教授から一人ひとりに修了証書が手渡されました。最後に、協力校として三川校長、続いて渡邊副支部長から挨拶が行われ、4日間に渡る講座が終了しました。

昨年同様、今年も社会人だけでなく、九州大学の学生も受講し、受講生たちは講習の間、講師らと積極的に意見を交わしながら、実習を受けていました。

ゴムの実践技術講座の様子

生物応用化学科渡邊准教授がえーるピア親子科学教室で講師を務めました

平成29年7月26日(水)、久留米市の生涯学習センター施設「えーるピア久留米」において、小学生とその保護者を対象に
『親子科学教室 我が家は温泉プロジェクト 入浴剤を作ろう!』が昨年に引き続き開催され、今年も本校生物応用化学科の
渡邊勝宏准教授が講師を務めました。
教室では、初めに渡邊准教授から温泉の種類、炭酸泉などについて説明が行なわれ、その後同准教授の指導のもと、
小学生とその保護者が一緒になって、入浴剤(バスボム)づくりを体験しました。
バスボムの材料が、シュワシュワ~と音を立てて泡立つのを見て触れて、参加者たちは、歓声を上げていました。

入浴剤づくりの様子