第4回熱処理コンテストにて特別賞を受賞しました

去る4月24日(木)に愛知県技術開発交流センターで行われた、「第4回熱処理コンテスト」において材料システム工学科3年生の東祐奈さんと山本千愛さん、機械工学科4年生の福田祐子さん、教育研究支援センター 吉利 用之氏(指導教員 材料システム工学科 佐々木大輔准教授)のグループが特別賞を受賞しました。
本コンテストは、ものづくりの根幹を支える熱処理技術の粋を競う熱処理のコンテストであり、構造用鋼「SCM440」の平板を素材に、自由な熱処理と三点曲げ試験による評価でその成果が競われました。評価基準は、最大荷重(kN)とクロスヘッドの最大変位(mm)の合計値という、技術者の創意工夫が試されるユニークな方式が採用されました。
参加者が経験豊富な企業や大学関係者である中、限られた経験や機材という状況のなか、見事特別賞を受賞しました。学生3人の熱意と、研ぎ澄まされた技術から生まれる独創的な発想は、審査員の心を強く捉えました。佐々木准教授は、受賞について「実績もさることながら、何事にも真摯に取り組み、ひたむきに頑張る学生3人の姿と技術職員の姿に、教員としてこの分野の明るい未来と希望を感じています」と語りました。

 

 

久留米高専参加者と日本熱処理技術教会の熱コン企画者

 

左から山本千愛さん、東祐奈さん、福田祐子さん

 

賞 状

 

副 賞

 

 

 

<本件担当>

学生課学生生活支援係

電話:0942-35-9443

後援会主催“未来社会の担い手×ムーンショット研究者”交流会が開催されました

令和7年3月10日(月)、本校において、後援会主催による「“未来社会の担い手×ムーンショット研究者”交流会」が開催されました。

内閣府の推進する研究プログラム「ムーンショット型研究開発制度」に携わる研究者との交流が目的で、低学年を中心とする約20名の学生が参加しました。

今回は「目標6 誤り耐性型汎用量子コンピュータ」として、九州大学副学長の井上弘士教授、大阪大学量子情報・量子生命研究センター長の北川勝浩特任教授、理化学研究所量子コンピュータ研究センター超伝導量子計算システム研究ユニットリーダーの田淵豊氏による3件の講演と、4名程度に分かれてのグループワークが行われました。事前に大阪大学量子情報・量子生命研究センター副センター長藤井啓祐教授の研究室に所属する本校卒業生からレクチャーを受けていたこともあり、参加学生は積極的に各講演やグループワークに取り組み、講師の先生方から「本質に迫る良い質問ですね」との意見もいただきました。

 

本交流会について、内閣府のページに報告書が掲載されましたので、ご紹介します。
“未来社会の担い手×ムーンショット研究者”交流会 報告書(内閣府ページにて公開)

 

内閣府ムーンショット型研究開発制度についてはこちら

 

<本件担当>
久留米高専総務課総務係
電話:0942-35-9304