「福岡よかもんひろば」において理科実験ワークショップを開催しました

8月1日(月)福岡県庁11階の「福岡よかもんひろば」において、本校教育研究支援センターの職員が講師となり、理科実験ワークショップを開催しました。

このワークショップでは、講師の指導のもと、午前中に「スーパーボールを作ろう」と「ワイヤレス充電器で光る工作置物を作ろう」が、また午後には「家電製品を分解してみよう」の3つ教室が開かれ、合わせて40名の子供たちが参加しました。

参加した子供たちは、講師から測定装置や工具の使い方を教わり、時には保護者・付き添いの方と協力しながら、楽しそうに工作・実験に取り組んでいました。また、地元テレビ局からの取材に対して満足気な表情で感想を述べるなど、夏休みの良い思い出となったようです。

 

「スーパーボールを作ろう」の様子 「ワイヤレス充電器で光る工作置物を作ろう」の様子
「家電製品を分解してみよう」の様子 地元のテレビ局も取材に訪れました

〈本件担当〉

総務課研究推進係

電話:0942-35-9333

 

小中学生向け公開講座を開催しました!

令和4年7月30日(土)に、久留米高専において小中学生向け公開講座「電子工作☓レジン手芸 ワイヤレス充電器で光る置物工作」を開催しました。

この工作講座では、ワイヤレス充電器が放出するエネルギーをキャッチして光るアクセサリーランプを製作しました。

 

講座の前半では、ワイヤレス給電を受ける電子回路を製作しました。

まずワイヤレス給電の仕組みについての説明が行われ、続いて半田づけによる電子回路の組み立てが行われました。完成した基板をスマートフォン用のワイヤレス充電器に乗せて光らせる実験を行い、充電器の機種ごとに動作特性が異なる様子を観察しました。

 

講座の後半では、完成した基板をレジンに封入しました。

まず紫外線とUVレジンの特性についての説明が行われ、続いてシリコン型と露光機を使用して基板をレジンに封入する工作作業が行われました。完成した基板を再度ワイヤレス充電器に乗せて光らせる実験を行い、部品や端子などの露出がなくても電力を受け取ることができるワイヤレス給電の特性を確認しました。

 

半田づけやレジン工作は初めてという参加者が多い中、先生のサポートを受けながら熱心に工作を行い、全員が自分の置物を完成させました。

参加者からは、「初めてだったけど楽しかった」「理科で習った内容を思い出して面白かった」「単純に見えるものでもいろいろな手順があることを実感した」「家でも同じような工作をしたい」などの感想が寄せられました。講座の最後には受講者全員に修了証書が授与されました。

 

ワイヤレス給電の仕組みについての解説 電子回路の組み立て(半田づけ)

<本件担当>

総務課研究推進係 0942-35-9347

 

タイからの特別聴講学生の修了証書授与式を開催しました

日本学生支援機構(JASSO)の海外留学支援制度(協定受入)を利用して、タイのキングモンクット工科大学ラカバン校から特別聴講学生6名が来日し、約1ヶ月間本校教員の指導のもと、研究活動に取り組みました。
学生6名は、所定のプログラムを修了し、7月29日(金)、本校松村校長より一人一人に修了証書が授与されました。修了証書が授与された後、松村校長より学生に向けて「タイに戻っても、本校での経験を活かして頑張ってください。そしてまた日本に戻ってきてください。」など、激励の言葉が述べられました。

 

修了式に臨む学生 修了証書を授与された学生
松村校長による挨拶 最後に出席者全員で記念撮影
※写真撮影時のみマスクを外しております。

〈本件担当〉
総務課総務係
電話:0942-35-9399

夏季一斉休業の実施について(お知らせ)

本校では、夏季一斉休業を実施しており、本年度は下記のとおり実施致しますのでお知らせ致します。
休業中は、業務を停止致しますので、ご用のある方は、休業期間以外の平日にご連絡をいただきますようお願い申し上げます。
ご不便をおかけ致しますが、ご理解、ご協力を賜りますようお願い致します。

 

              記

夏季一斉休業

令和4年8月12日(金)から令和4年8月15日(月)の4日間
緊急連絡先 :0942-35-9320(守衛室)

 

 

<本件問い合わせ先>
総務課総務係
0942-35-9399

「高専ワイヤレスIoTコンテスト2022」に本校学生のアイデアが採択されました

総務省主催の高専ワイヤレスIoTコンテスト2022(以下、WiCON2022)の「電波利用システム利活用部門」に、本校制御情報工学科4年の石川晴陽さん、石橋要さん、岡翼さん、吉良伊織さん、近藤碧さん、日高立登さんのチーム「WEP」が提案した「LPWAを使用したリアルタイム内水氾濫危険度可視化システム『WLCR』」が見事採択されました。本校としては初の採択実績となります。チームリーダーの近藤さんからは、「今までの高専生活で学んだ知識を総動員させて、久留米市の水害対策に貢献できるようなシステムを構築したい」との抱負が述べられました。今後、久留米市と株式会社久留米リサーチ・パークとの地域連携を通して、来年3月に開催される成果発表会に向けてさまざまな技術実証を行う予定です。

 

概要は以下のとおりです。

 

「暴れ川」としても有名な筑後川を擁する福岡県久留米市では、近年の異常気象によって、雨水が排水できずに溢れ出す内水氾濫が頻発し、様々な被害が発生しており、冠水地点を予測したり、道路冠水の状況を表示する防災システムの開発が求められている。本提案では、内水氾濫特化型の防災システム『WLCR』を開発し、久留米市協力の下、側溝網・ガードレール・電柱などの場所に水位計を設置し、LPWAの一種である「ELTRES」を使用して水位計・サーバー間の通信を行い、センサから得たデータを取得・解析して、道路冠水状況の表示や危険度の予測を行う。

 

チーム学生集合写真(前列左から石川さん、近藤さん、吉良さん、後列左から日高さん、石橋さん、岡さん)

WiCON2022採択案件一覧
https://kosen-iot-contest.jp/2022/saitaku-1-1

 

総務省>九州総合通信局>報道資料
https://www.soumu.go.jp/soutsu/kyushu/press/220708-1.html

 

<本件担当>

学生課学生生活支援係

電話:0942-35-9317

 

タイからの特別聴講学生を受け入れ

本校では、7月1日から日本学生支援機構(JASSO)の海外留学支援制度(協定受入)により、タイのキングモンクット工科大学ラカバン校の学生6名を特別聴講学生として受け入れております。
7月14日には、本校松村校長との懇談会が開催されました。自身の研究内容や日本での休日の過ごし方など、松村校長からの質問に対し、学生は身振り手振りを交えながら答えていました。
6名は8月2日まで指導教員の下で研究を行ないます。

 

松村校長からの質問に答える学生 懇談会の最後に全員で集合写真
※写真撮影時のみマスクを外しております。

〈本件担当〉
総務課総務係
電話:0942-35-9399

第59回九州沖縄地区高専体育大会サッカー競技で久留米高専が優勝しました

第59回九州沖縄地区高専体育大会サッカー競技で、本校サッカー部が見事優勝を成し遂げました。決勝戦では全国大会5連覇中で、九州大会では20年以上無敗の鹿児島高専と対戦しました。前半に幸先よく先制点を奪いましたが、前半終了間際に追いつかれ、そのまま延長戦に突入しました。一進一退の攻防の中、最後はキャプテン松田君の決勝ゴールで激闘を制しました。選手・マネージャー・サポートメンバーが一丸となり勝ち取った優勝です。本大会で大きく成長したチームが、全国大会で活躍する姿を期待します。

なお今大会において以下5名(学科:背番号)が優秀選手に選出されました。
松田弦己(4M:10番)、田中健翔(4E:9番)、久恒 康太(4A:14番)、守安颯(4A:2番)、坂井 徠紳(2E:19番)

 

決勝戦のスターティングメンバー
           決勝戦の様子
サッカー部一同

<本件担当>

学生課学生生活支援係

電話:0942-35-9317

令和4年度一日体験入学 参加者募集開始!

令和4年度一日体験入学を開催致します。

詳しい情報は以下『ポスター』または一日体験入学のHPよりご確認いただけます。

 

 

【一日体験入学HP】

https://www.kurume-nct.ac.jp/ON/A-SAD/opencampus/opencampus.html

受付期間:7/20~7/29

 

<本件担当>
学生課教務係
電話:0942-35- 9316,9439,9403,9315

 

令和4年度 第3回「高専ハカセ塾」を開催しました

7月9日(土)、久留米高専において、「高専ハカセ塾」第3回目の講座を開催しました。

 

今回は、第一段階の受講生は多様経験型プログラムを、第二段階の受講生は自主プロジェクト型プログラムを開催しました。

 

多様経験型プログラムでは、電気電子工学科の教員を講師に迎え、「手作りラジオで電波を受信してみよう」と題して、身の回りの電波について学習し、ラジオを製作しました。

電波についての学習では、例えば(AM/FM)ラジオ放送の電波の届き方の違いなど、身の回りで使われている製品と電波の役割について、学習しました。そのあと、はんだづけの基本動作がよく分かる動画を視聴しながら、はんだごての使い方や注意点などをしっかり学びました。

はんだづけの際は保護メガネを使用して、練習をしっかり行った後、抵抗やコンデンサ等の電子部品の役割をひとつひとつ確認しながら基板上ではんだづけし、ラジオの電子回路を作成しました。細かい作業が多く苦戦する受講生もいましたが、教員や学生メンターのサポートをうけながら全員が完成させ、電波を受信することができました。

最後に動作チェックをして、ラジオ放送が流れてきた時は、とても嬉しそうな様子で、大きな音量で聞いていました。

 

自主プロジェクト型プログラムでは、第二段階の受講生が、自分の研究テーマに必要なデータをパソコンで検索したり、図書室で資料を参考にしながら、まとめていきました。

 

教員による作業手順の説明 完成したラジオの動作確認
はんだづけをしながらラジオ製作するようす
自主プロジェクト型プログラム(第二段階受講生)

 

―「高専ハカセ塾」とは―

高い意欲や能力を有する小中学生を発掘し、次世代科学技術を担う傑出した人財を育成することを目的としたプログラムで、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)「ジュニアドクター育成塾」の採択事業として、有明高専・熊本高専・久留米高専の合同企画により実施しています。

公式HP:http://www.ie.ariake-nct.ac.jp/hakase/

〈本件担当〉

総務課研究推進係

電話:0942-35-9333

 

本校教員が「第24回九州工学教育協会賞」を受賞しました

本校一般科目(理科系)酒井教授を筆頭に、同じく一般科目(理科系)三木准教授、沖田准教授、中村助教のグループが実施した取組み「数学特別活動(数活)の設計とその展開」が第24回九州工学教育協会賞を受賞しました。本賞は“工学教育における功績を挙げた者又は工学教育の充実発展に寄与した者”を表彰するものです。本年度(第24回表彰)では、2件の取り組みが協会賞として表彰されました。
表彰を受けた取組は、学生をTA(ティーチングアシスタント)として効果的に活用した数学特別活動で、本取組に参加した学生の定期試験の得点率を大幅に向上させる成果をあげています。今後も、本取り組みを深化させ、教育の質の向上につなげていかれることを期待します。

 

副賞の贈呈を受ける酒井教授 受賞報告の記念写真
(前列:左から三木准教授、酒井教授、沖田准教授
後列:左から松村校長、中村助教)

〈本件担当〉
総務課総務係
電話:0942-35-9304